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第40話 シャルロット
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『シャルロット様!!!
その乗馬服、
ビックリするくらい似合わないわ!!
アーノルド様も貴女みたいな人が婚約者なんて可哀想……』
クスクスクスクスクスクスクスクスクスクス
「ごめんなさい!!!!!」
そう叫んで飛び起きたシャルロットは自室のベッドの上にいた。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、
夢か……………」
室内は暑くないのに、
シャルロットはびっしょり汗をかいて
思いっきり走った後のように息がしにくかった。
「ハァ、気持ち悪いな………」
シャルロットはそう呟いたが、
窓の外を見ると、
まだ深夜のようだった。
使用人を起こすのも悪いと思ったシャルロットは、
我慢しようと決めて、
布団の中に潜った。
『やっぱり乗馬服は要らないって言おうかな………』
シャルロットは思ったが、
楽しそうな母親を思い出すと、
胸がぎゅーっと苦しかった。
『最近は見ていなかったのに…………』
さっき見た悪夢を打ち消すように、
シャルロットは布団の中でフルフルと首をふって、
なんとか寝ようと頑張ったが、
その日は結局朝まで眠れなかった。
その乗馬服、
ビックリするくらい似合わないわ!!
アーノルド様も貴女みたいな人が婚約者なんて可哀想……』
クスクスクスクスクスクスクスクスクスクス
「ごめんなさい!!!!!」
そう叫んで飛び起きたシャルロットは自室のベッドの上にいた。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、
夢か……………」
室内は暑くないのに、
シャルロットはびっしょり汗をかいて
思いっきり走った後のように息がしにくかった。
「ハァ、気持ち悪いな………」
シャルロットはそう呟いたが、
窓の外を見ると、
まだ深夜のようだった。
使用人を起こすのも悪いと思ったシャルロットは、
我慢しようと決めて、
布団の中に潜った。
『やっぱり乗馬服は要らないって言おうかな………』
シャルロットは思ったが、
楽しそうな母親を思い出すと、
胸がぎゅーっと苦しかった。
『最近は見ていなかったのに…………』
さっき見た悪夢を打ち消すように、
シャルロットは布団の中でフルフルと首をふって、
なんとか寝ようと頑張ったが、
その日は結局朝まで眠れなかった。
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