猫目の伯爵令嬢は今日も今日とて労働に従事する(ФωФ)

てん

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第14話 心配をかけたくてかけている訳ではありません(ФωФ)

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「イテテ(ФωФ)

……流石高級店、絨毯もフカフカだ(ФωФ)」







エヴァは結局階段の一番下まで落っこちた。

すぐにアンナとハンスの警護のためについてきていた近衛騎士と、店員が慌ててエヴァに近寄ってきた。







「ん?(ФωФ)?

アンナ様とハンス様は!!?(ФωФ)!!?

お怪我は!!?(ФωФ)!!?」










「アンナ様とハンス様はご無事です!!」










アンナとハンスを保護した近衛騎士が叫んだ。

アンナとハンスは階段の踊り場で尻餅をついたまま腰を抜かしてしまい、近衛騎士達に保護された。






「あぁ、良かった(ФωФ)

ん?(ФωФ)?

何か目の前が赤い??(ФωФ)??」








一方アンナとハンスは近衛騎士に支えられるようにして階下に落ちたエヴァを見た。
















「「ギャーーーー!!!!!」」







階段の踊り場からエヴァの姿を見た双子は絶叫した。








エヴァは左側の額を切って顔面血だらけになっていた。







「ん?(ФωФ)?」







~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「………いつかはこんなことになるんじゃないかと思っていたが。」






アーノルドは病院のベッドに寝かされて、頭を包帯でぐるぐるまきにされているエヴァにそういうと深い深い溜め息をついた。






「さすがは兄上(ФωФ)

では『想定の範囲内』ということでご容赦いただければ………(ФωФ)」







「…………ご容赦できるわけないだろう。」







「………ですよねー(ФωФ)」








アンナとハンスは尻餅をついた際にかすり傷を負った程度ですんだ。

エヴァは階段に頭っから突っ込んで落ちたが、階下の高級店の毛足の長い絨毯がクッション代わりになり、本人的には大した痛みはなかったが、階段から落ちた際に左側の額を切って派手に顔面から出血してしまった。

血まみれになったエヴァを見たアンナとハンスは絶叫して気絶してしまい、近衛騎士達が慌てて王宮に連れて帰った。

一方エヴァは額から出血していたため、急遽貴族街にある病院に運び込まれ治療を受け、額の傷以外は軽い打撲がいくつかという診断を受け、入院させられてしまった。

その知らせを仕事中に受けたアーノルドは慌てて仕事を投げ出し、病院に駆け付け現在に至る。







「………兄上、やっぱりここの治療費とあのお店の絨毯の弁償代って凄いですか?(ФωФ)?」







「………お前、俺がそんなことで怒っていると本気で思っているのか?」







「…………自分の身を大切にせず、兄上にご心配をおかけして申し訳ありませんでした(ФωФ)」







「はぁ、近衛騎士の方から、お前が階段から落ちて大怪我をおって病院に運び込まれたと聞かされたとき、心臓が止まるかと思った。

ここにきて、お前の能天気な顔を見るまでの間、生きた心地がしなかった。」







「……ご心配をおかけしたのは申し訳ありませんでしたが、大怪我という程ではないかと(ФωФ)」







「充分大怪我だ。

嫁入前の娘が顔に怪我なんて。

先程医師の方に言われた。

『額の傷は残るだろう』と。」








「………前髪を下ろしていれば分からないですよ(ФωФ)

………それに私は嫁に行くつもりは元々ありませんから(ФωФ)」





そう言ってへらっと笑った妹を見て、生真面目な兄は眉間のシワを深くして深い深い溜め息をついた。
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