JOB CHANGE

サクタマ

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第1章 目覚め

19☆

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冒険者ギルドに戻った俺は執務室でエヴァンとルフルさんに怒られていた。

まさかゴブリンの本隊に向かうという無謀をするとは思ってもみなかったとのことだ。

「無事だったんだから良いじゃ……」

「「ない(わよ)」」

息の合ったことで……。

「で? マモル、ステータスはどうなったんだ? お前のことだから、職業LvがMaxになってんじゃないのか?」

エヴァンに言われ、ステータスプレートを確認する。

ーーー
[名前] 国城 護 [年齢] 29
[職業] 荷物持ちポーターLv10 Max
[スキル] 近距離武器Lv8 UP
      中距離武器Lv7 UP
      短剣術Lv6 UP
      弓術Lv5 UP
      投擲術Lv3 UP
      格闘術Lv8 UP
      全属性攻撃魔法Lv4 NEW
      回復魔法Lv5 UP
      生活魔法Lv7 UP
      魔力感知Lv10 Max
      魔力操作Lv10 Max
      身体強化Lv5 
      状態異常耐性Lv5
      気配察知Lv10 Max
      気配遮断Lv8 UP
      危険察知Lv5 UP
      鑑定Lv10 Max
      解体術Lv1 
      マッピングLv7 UP
[固有スキル] 言語理解
        時空間収納 NEW
        転職
[加護] 創造神の加護
[称号] 異世界人 ゴブリンスレイヤー 
ーーー

「そ、そだねー」

笑顔のまま固まるお2人。

目の前に現れた画面には選択可能な職業が表示されていた。


戦士ファイター

剣や斧が得意な物理職。自身の攻撃力を上げるスキルを覚える。

騎士ナイト

盾を持ち、槍や弓を得意とする物理職。敵を引き付けるスキルを覚える。

魔術師ウィザード

魔法が得意な職。複数の魔法を操るスキルを覚える。

僧侶プリースト

回復魔法が得意な職。他者に上昇効果のある魔法を覚える。

狩人アーチャー

弓や短剣が得意な職。広範囲の敵を見つけるスキルを覚える。


色々良いのがあるけど俺は最後にあった職業にすることにした。

強化術士エンハンサー

この職業だけはどんな武器も魔法も使えるようで、他者に上昇効果のある魔法や下降効果のある魔法を使えるそうだ。

色んな武器が使えるのだから視野を狭めないですむだろうということでエンハンサーに決めた。

エンハンサーになったことで、付与魔法を覚え、固有スキルに観察眼が増えた。

付与魔法は自身または他者に魔力を与える魔法で、魔力に属性を持たせることで様々な効果を発揮させる。

Lvが上がると上昇率や下降率が増幅したり、下降効果の成功率が上昇する。

観察眼は仲間や敵の情報が表示されるようで、鑑定系のスキルLvが高いほど表示される情報が多いそうだ。

他者の動きの予知が出来たり、ターゲットを指定して余所見をしても魔法が当てれるように出来るそうだ。

フレンドファイアしなくてすむ便利なスキルだ。

スキルLvがMaxになっていた魔力感知と魔力操作が統合されて魔術師となり、鑑定は解析になった。

魔術師には並列思考と短縮詠唱の効果があるようで、並列思考で異なる魔法を同時に扱え、短縮詠唱で魔法の詠唱を短縮しても扱えるようになる。

解析は相手の弱点なども見れるようになったらしい。

時空間収納はポーターがLvMaxになったから、収納空間から進化したようだ。

性能は収納できる個数に限界がなくなり、収納した物の時間を止めたり、進めたり出来るようだ。



「エ、エンハンサーか。……なら、仲間が必要だな」

エヴァンが言うには、エンハンサーとは他者を強化したり、弱体化させる後衛職で、守備の出来る前衛と火力のある魔法使い等が必要なんだそうだ。

俺の思っていたのと違う……。

「……奴隷を雇うか。幸いなことに報酬を貰っていて懐は暖かいだろ?」

奴隷なら主人の不利益になる事は他者に言えないらしい。

秘密にしなければいけないことが多く、今後も増えそうな俺が仲間を増やすにはギルドのPT募集より奴隷を買う方がいいとのことだ。

奴隷という言葉に抵抗はあるが、仕方がないことだと自分に言い聞かす。

クリス商会というなんでも手広く商売をしている商会を教えてもらった。

手広く商売をしているが常識があり、無闇に悪さをしない商会なんだそうだ。

奴隷商ではしっかりとした教育を行い、生きるために必要な知識を与えているそうだ。

生活環境にも注意を払っていて信用が出来る奴隷商らしい。

王都の東側に建物があるそうなので、早速行ってみることにしてみた。
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