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4.支配されたエルフの村、そして魔手は広がり続ける
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エルフの国「ノヴァポース」。はぐれた女エルフ、里から逃れたエルフ、様々な事情で元の住処から戻れなくなった彼女たちが集い築いた国は、その所帯も大きくなっていた。数百人の集うエルフの里は、小規模な国家に近い存在になっていた。しかし、彼女たちはその存在を他の国家、あるいは村とも認知されないよう、隠匿の魔術を張っている。同族しか入れないよう認識を書き換える魔力結界が、ノヴァポース全体に張られているのだ。
国は複数に分割され、村として管理されていた。村の一つである「ルーチェ」では農業や酪農が盛んに行われている。各村の食糧庫でもあり、綺麗な水源と豊かな土地の揃ったソコで国の大半を賄えるよう、ノヴァポースの建国時に女王とその臣下が懸命に配置を考えていたのだ。
「今日だっけ、村長のお話があるのって?」
「『定例報告』だって。他の村との取引を報告するのに必要みたいだけど、村のエルフ全員を呼ぶ必要なんてあるのかしらね?」
その日の正午の鐘が鳴るころ、毎月のようにルーチェ村を束ねる村長は、村同士の取引や農作物の生産量を勘定する、定例会議を行っていた。通常であれば村の重鎮だけが集まるような会議。しかし今日は珍しく、村中のエルフが一堂に集まる様に命令が下っていたのだ。
「うわぁ、こんなにたくさん……みんな入りきれるかしら?」
「ままー! あたしリズィちゃんとあそびたいー!」
「うふふ、ソフィアさんっていつもお綺麗ですね。今度美容の秘訣でも教えてもらおうかしら……」
めいめいと、エルフの女性たちは村の会議場に集まってあてもなく話をしている。大きな建屋であり百人程度は納まる広さではあったが、大勢が目的もなく集まれば適当な話ばかりが広がっていく。──突如、凛とした声が会議場に響き渡った。
「皆、静かにッ! 儂の声を聞けぃ!」
その声を聞くや否や、ざわついていた会話が収まる。会議室の前面、一段と高い、講壇に立ち上がったのは1人の少女。鴉の濡羽色をした、艶やかな黒髪をポニーテールにまとめた彼女は、ルーチェ村の村長であるアサミ。皆が静かになったのを確認して、登壇した彼女は響き渡る声で通達する。
「全員集まったな? それではルーチェ村の定例会議を開始する! 今回は特殊な事情のため、村の全員に集まってもらったが……」
そう言い、会議室の面々を見つめる。村としては大規模だが、お互いの顔は見知っている。それぞれの顔を確認し、納得したように彼女は頷いた。
「うむ、全員揃っているようだな! それでは────」
静まった会議室の中。ぐちゅり、と水音が響いた。村長アサミの右耳から触手状のスライムが生え、うねうねと蠢く。その出現に、誰も動じる事はなかった。村の皆の瞳は、既に水色に染まっていて。そして、アサミの黒色をしていた瞳も、混沌の水色に染まっていたから。
「今日を以て、『ルーチェ村』は『スライム』の手に堕ちた事を宣告するッ! 皆、互いを犯せ! 互いに犯されろ! 『オレ』をもっと増やし、もっと繁殖させるんだ!」
その宣言を聞いた瞬間。村の面々の瞳がぐりゅん、と回る。片目同士があらぬ方向に走り、ぷしゅと絶頂と共に潮を、スライムを放出させる。そして、一様に口元を歪めて。
「ぃいひひひひぃっ♡♡ これで毎日隠れて、おまんこくちゅくちゅしなくていいんだぁ♡♡♡ 公開オナニーも、公開セックスもできりゅっ♡♡♡♡」
「前からリズィちゃんのママを犯したいと思ってたんだよねぇぇっ♡♡ 一緒に二穴調教しようよっ♡♡♡」
「そっちの身体はどうよ、『オレ』? 最近はオトナの身体ばっかり渡り歩いてたから、ロリボディにも久々に入りたくてよぉ♡♡♡」
普段通りに話していた彼女たちが本性を現し、耳の穴から、あるいは口から、人によっては下の口から。粘液を露にして、うねらせる。数多の身体を乗っ取り続けたスライムはその性質も成長していた。一部のエルフたちにはその身体を変質させて、クリトリスを巨大化させるものや、乳房を大きくさせ母乳を放出させるように。
「あぁあ゛っ♡♡♡ エルフまんこ気持ちいぃ゛っ♡♡♡♡ クリチンポがきゅうきゅう絞まるっ♡♡♡♡」
「ひゃぅう゛っ♡♡♡ おっぱい搾るのイイっ♡♡♡ ほら、もっと呑んでよッ♡♡♡♡」
「んほぉお゛ぉっ♡♡♡♡ ぉお゛っ♡♡♡♡ お゛んっ♡♡♡♡」
乱交現場を目下にして、村長であるアサミは満足げに頷いていた。彼女の耳からうねるスライムの先端からは『瞳』が現れる。それは、スライム体である『彼』がエルフの身体を模倣する事に成功しつつある証拠だった。体の改造、そして複製。もはや、村の小娘を乗っ取った時の弱弱しいスライムではない。エルフの魔力を吸い取った、凶暴なスライムと化していた。
「アサミ様。会議室を監視している他のエルフなども居ません。今この場で完全にスライム体同士を混ぜ合う事で、より強力な魔力を練り上げる事が出来るかと」
壇上のアサミに近づいたのは、村の重鎮であり村長の補佐を務めるユカリ。銀色のロングヘアに紫の瞳、メガネをかけていた彼女。村の経理を務める彼女は、スライムに乗っ取られてしまってからは同様に水色の瞳に染まっていた。いつも通りのユカリのように、冷静に村長に進言する。
「うむ。儂の小さなカラダでオヌシのクリチンポを受け入れられるかは分からぬが……まぁ、やってみるがよい」
「──アサミ様。犯されるときは、それ相応の言葉遣いをするべきかと」
スライムに乗っ取られる前と同じように、冷静沈着な言葉で。しかし、ユカリの身体に生えた凶悪な程に太いクリチンポ。エルフの村長という相当の権力者であるアサミは、講壇に手を置き、ユカリのペニスを誘うように自分のワレメをくぱぁ、と開く。
「そうじゃの。……ワシのロリマンコに、そのぶっといチンポを挿入れて下さい、ご主人様♡♡♡ ワシはスライム様に乗っ取られて頭を全部書き換えられてっ♡♡♡♡ みんなのおチンポケースになってしまいましたっ♡♡♡♡」
「──フゥぅ゛っ♡♡♡♡」
一瞬で、ユカリの肉棒に血が集結する。ギン、と勃起したペニスを無遠慮にアサミの小柄な身体に挿入した。
「ぃぎぃ゛っ♡♡ んぉお゛っ♡♡♡ こひゅっ♡♡♡♡」
「このっ゛♡♡♡ ロリエルフがっ♡♡♡♡ ひとのチンポイライラさせやがってっ♡♡♡♡」
ぱちゅん、ぱちゅんと腰と腰のぶつかり合う音が壇上に響く。尊敬していた上司を、乱暴に犯す。学習した個体差こそあれ、元は同じスライム。人格は本来同じだが、元の身体の人格を模倣して、犯し犯される『演技』をすることが、快楽を感じるためにより『効率が良い』事をスライムは学習していた。
「私っ♡♡ 雄のエルフって嫌いでしたっ♡♡♡ いつも私達女の事を厭らしい目で見るし、高圧的だしっ♡♡♡ でも──雄としてメスエルフを犯すのってこんなに気持ちいいんですねぇっ゛♡♡♡♡」
「お゛んっ♡♡♡ ふ、ぉお゛っ♡♡♡♡」
「部下の私に犯されてっ♡♡♡ どうですかっ♡♡♡♡ 悔しいですか、悲しいですかぁっ♡♡♡」
「ひゅごくっ♡♡ 嬉ひぃでひゅぅっ♡♡♡ ごりゅごりゅ突かれて、おまんこ乱暴にされて気持ちいいでひゅっ♡♡♡♡ 村長なんて肩書捨ててっ♡♡♡ 雌として犯されるのイイ゛でしゅっ♡♡♡♡」
ルーチェ村のトップも、その組織全体も。全てが粘液に支配され、操られて。スライムの本能のまま、エルフたちは乱れ交わう。狂宴は、他の村からの交易商人がやってくる時間までしばらく続いていた。
ノヴァポース国内では、その村の境界も堅牢な壁を築いている。万が一認識阻害の結界が破れ、国内に侵入者や軍勢が襲い掛かったとしても、壁を厳重に固めれば侵略者の攻勢は一時的に一つの村で止まる。その隙に、周囲の村から多方面作戦を繰り広げられるよう、防衛策も練られていた。そのため、村同士で物資をやり取りする『交易』も、王国中央を守備する騎士団がそのやり取りを厳重に管理している。
「ほれ、儂らじゃ。門を開けてくれんかの、クリス」
「……来たか、アサミ」
村長と共に、キャラバンのように農作物を積んだ荷車が何台も連なっていた。農作物を輸出し、他の村の工芸品である服や道具などを購入する。村同士でもその経費計上はしっかり行う事になっており、その経理チェックに関わっていたのは国の中央騎士団員でもあるクリスだった。彼女の金髪サイドテールが揺れ、アサミたちを通そうとした──その時。何か、違和感を覚える。
「ちょっと待て、皆。少し、アサミと話がしたい」
門の守衛警備隊長を任されているクリスは、他のエルフたちを制する。何かが引っ掛かると思い……彼女たちの積んでいる荷物の中に、何か魔力の反応がある事を感じ取る。
「ほう。何か問題でもあったかの?」
「少し待たせることになるが、守衛室で話がしたい。いや、いい。ワタシと彼女の2人だけでいい」
石造りの堅牢な門。その一部には、警備隊の詰め所でもあるスペースがある。そこにアサミ村長を連れて、クリスは扉を閉じる。他に、誰かが聞いていない事を確認して。
「アサミ、一体何を考えている? 『密輸』は固く禁じられている、その事はお前が一番理解していたはずだ」
「密輸、じゃと? はて、そんな物が積み荷にあったかのぉ」
「とぼけても無駄だ。あの積み荷の中には異常な魔力が込められた『何か』がある。今すぐにでも警備隊が貨物の押収と、お前たちの捕縛を行っても構わないんだぞ」
アサミの黒髪がふわっと靡いて、クリスに笑いかける。
「ならば、なぜそうせぬ?」
「それは……分からないからだ。不正を最も嫌い、元のエルフの里で不正を暴いたからこそ他のエルフの不興を買った結果、里を追われた貴女が、なぜそんな事をするのかが」
「ふむ、なるほどのぉ……では、こう言えば分かるかの?」
────刹那。アサミはその小柄な体躯を急にクリスに寄せ、抱き着くようにキスをする。
「ふ、むぅうっ?!」
「ふ、ふふ……柄にもなく恥ずかしいのぉ♡ でも、もっと……」
舌を絡め合わせ、唾液を混ぜ合うように。互いの息を吸い込むかのように、目を開けばすぐに相手の顔がある。それを、クリスは振りほどけなかった。
「む、はむぅっ……! あ、アサミっ……!? 一体どうして!」
「知っておったのじゃよ、クリス。 同じ里に居た儂たちじゃが、お主が儂の事を気にかけて……いや、それ以上に強い感情を持っていたことを」
「な、なぁっ……!?」
クリスとアサミは同じエルフの里出身であった。クリスにとって、上官であったアサミは内政を正し、不正を徹底的に暴く公明正大な人物で。そんな彼女を疎んだ他のエルフは、政治工作を行い、アサミを失脚させた。身を隠したはずのアサミに再び出会う事が出来たクリスは、かつての尊敬の念をより強く抱き、そして性別を超えて、エルフとして惹かれるようになってしまっていて。
「だからといって色仕掛けなどっ……! 以前の貴女であればもっと行うはずのない行為だッ!」
「おや、そうじゃったのぉ。儂はかつての儂とは確かに違う。なぜならば」
アサミの黒目がぎゅる、と回り。左目と右目が逆の方向を向いた瞬間。彼女の口から、にゅるりと水色の粘液が飛び出してきた。ぎょっとしたクリス、しかし素早く一歩引き、装備していた剣を鞘から抜く。
「き……キサマっ! アサミではないなっ!? アサミの姿になり替わったモンスターか!?」
「ぎひ、ひひひっ……♡♡ ソウだなァ……オマエはまんまと本物のアサミと信じていたが、その中身はそっくりそのまま入れ替わった『オレ』でしたぁ~!」
アサミの虚ろな瞳からわずかに涙がこぼれる。不出来な操り人形のようにだらんと垂れたアサミの身体をわざとひらひらと揺らし、『怪物』はごぼごぼと笑いをこぼす。
「すぐに警備隊に連絡を────」
「駄目だぜぇ? コイツの身体を操っているのはこの『オレ』だ。もしもオレの機嫌を損ねるようなことがあったらぁ……コイツの頭を瞬時に吹き飛ばせるぜ?」
「な、に……!?」
その言葉を聞いた瞬間、クリスの足が思わず止まる。冷や汗がつう、と自分の身体を伝う感覚。彼女の身体は人質。彼女を魔物に、むざむざ殺されるわけにはいかない。
「ならば……お前の要求は何だッ!?」
「ケヒャっ、物分かりが良くて助かるぜェ。まずは……このカラダを、お主の手で元に戻らなくなるまで犯せ」
「っ……!」
光のない瞳で、身体をだらんと垂らしながら。アサミの身体を操る何者かは、彼女のスカートを彼女自身の手でたくし上げさせる。下着を着けていない彼女の身体からは、つぅぅ、と糸を引くように体液が垂れていた。
「馬鹿な事を言うなっ! 私がアサミの事を、その、慰めるなどとっ……!」
「できないならどうなるか、分かってるンだろぅなァ?」
「ぐっ……!」
「────違うぞ、クリス」
今までとは違う声。ぐりゅん、とアサミの口から飛び出していたスライムが彼女の喉元に戻り、ごくりと腹に納まる。虚ろな瞳だった彼女が、ゆっくりと目を開けて。その瞳は黒色で、クリスを見据えていた。
「今までのはぜーんぶ演技じゃ。これは単に儂が恥ずかしかったからやっただけでの……♡♡ だからその、儂の事をクリスの手で愛してほしいのじゃよ♡♡♡」
満面の笑みで、アサミはそう言う。そんな訳がない。そんな筈がない。アサミは、私にはそんな風に笑いかけない。そう、分かっているのに。
「お願いじゃ、クリス♡ 儂のちっちゃなおまんこをぐちゅぐちゅってしてほしいのじゃ♡♡♡ お主にしか頼めぬ……いや、お主じゃなきゃ嫌なのじゃ♡♡♡」
「ぁ……あ……あぁ……」
クリスの理性が、感情が崩れ落ちる。目の前の大好きな人が、私を求めてくれる。目の前の怨敵が、私に要求を迫っている。────彼女は、震える手で。アサミの女性器を愛撫し始めた。
「んぅっ……♡♡ はんっ……♡♡ アはぁっ、好きな人に触られるの、こんな感じなのじゃの……♡♡♡」
「アサミ……さま……っ……わたし、は……」
溶けついた理性と感情。そこに、『誰か』の声が響く。────【このメスを犯せ】。【徹底的に屈服させろ】。【助けたいのならば犯さなければ】。
「アサミさま……ぁ、お゛っ……じゅるるぅっ♡♡♡ あむっ、ふぅぅっ♡♡♡」
「やんっ♡♡♡ 急にソコを舐めるのはやめるのじゃぁっ♡♡♡」
アサミを救うためには、彼女を犯さなければならない。アサミに求められているのだから、彼女を愛してあげなければならない。────そうだ、何も矛盾していない。正しい事をしている。クリスはそう思考していた。それが『書き換えられた』ものだとは理解できず。
「キヒヒ……『本来のお主』であれば……んぅう゛っ♡♡♡ たとえ恋人であろうと、儂ごと『粘液』を処分してただろうなァ……ひう゛っ♡♡♡」
何かを言っているアサミ。その声を理解する事は、もはやクリスには不可能だった。ただ、彼女には一つの使命感しかない。この化物を、この愛しい人を、絶頂させなければ。
「だが、初めにキスしたときに微量に『オレ』を混ぜてやったから……今のお前は感情も、理性も、何もかもオレが支配できるんだぜェ♡♡」
アサミの身体を床に組み伏せる。クリトリスを、マンスジを舐める。自分のおまんこを、アサミが舐めやすいようにして。シックスナインの状態で、彼女たちは愛し合っていた。
「アサミひゃまっ♡♡♡ もっとぉお゛っ♡♡♡ もっと貴方を感じさせてっ゛♡♡♡♡ もっと、ワタシを愛してっ♡♡♡♡」
「言われなくてもそのつもりじゃよ……♡♡♡ オヌシはワシたちの愛奴隷になるのじゃからのぉ♡♡♡♡♡♡」
快楽に身体を震わせ。2人の身体は、これ以上ないほどに密着し抱きしめ合って。そして、お互いの身体の弱いところを弄り合って。アサミを犯しているのに、何かに冒されていく。だけど、それをクリスは受け入れるしかなかった。
「もう゛っ♡♡♡ むりでひゅ゛っ♡♡♡♡ アサミしゃまぁ♡♡♡」
「そうじゃなぁっ♡♡♡♡ イくときはいっしょ、に……♡♡♡」
ぎゅう、と身体を抱きしめ合った瞬間。これまで彼女たちが堪えてきたものが爆発するかのように。
「ぃ、イっ────♡♡♡♡♡♡♡」
「はぁ、あ゛っ────♡♡♡♡♡♡♡」
冷たい石床のもと、彼女たちは絶頂を迎えて。そして。アサミのワレメから、スライムがどくどくと溢れだし。そして、クリスの膣内を満たす。膣壁も、子宮も、全てスライムに埋め尽くされて────
「検分は終わった、門を開けっ!」
ルーチェ村の村長アサミとの面談が終わるや否や、警備隊長のクリスは開門を宣告する。慌てて警備隊員が開門作業に入る。アサミは平然とした顔で、村のキャラバンの方へと戻っていた。警備隊員のひとりが、クリスに話しかける。
「クリス隊長。村長とどのような話をなされたのですか?」
「……あの人とは旧知の仲でな。すこし世間話をしただけだ」
「はぁ、そうですか」
一瞬違和感を覚えるも、彼女もすぐに他の作業に忙殺されてその違和感を指摘する事は無かった。
────村と村を束ねる警備隊、そして騎士団。その内側に食い込んだスライムは、その魔の手を徐々に、だが確実にエルフの国へと浸蝕させていった。
国は複数に分割され、村として管理されていた。村の一つである「ルーチェ」では農業や酪農が盛んに行われている。各村の食糧庫でもあり、綺麗な水源と豊かな土地の揃ったソコで国の大半を賄えるよう、ノヴァポースの建国時に女王とその臣下が懸命に配置を考えていたのだ。
「今日だっけ、村長のお話があるのって?」
「『定例報告』だって。他の村との取引を報告するのに必要みたいだけど、村のエルフ全員を呼ぶ必要なんてあるのかしらね?」
その日の正午の鐘が鳴るころ、毎月のようにルーチェ村を束ねる村長は、村同士の取引や農作物の生産量を勘定する、定例会議を行っていた。通常であれば村の重鎮だけが集まるような会議。しかし今日は珍しく、村中のエルフが一堂に集まる様に命令が下っていたのだ。
「うわぁ、こんなにたくさん……みんな入りきれるかしら?」
「ままー! あたしリズィちゃんとあそびたいー!」
「うふふ、ソフィアさんっていつもお綺麗ですね。今度美容の秘訣でも教えてもらおうかしら……」
めいめいと、エルフの女性たちは村の会議場に集まってあてもなく話をしている。大きな建屋であり百人程度は納まる広さではあったが、大勢が目的もなく集まれば適当な話ばかりが広がっていく。──突如、凛とした声が会議場に響き渡った。
「皆、静かにッ! 儂の声を聞けぃ!」
その声を聞くや否や、ざわついていた会話が収まる。会議室の前面、一段と高い、講壇に立ち上がったのは1人の少女。鴉の濡羽色をした、艶やかな黒髪をポニーテールにまとめた彼女は、ルーチェ村の村長であるアサミ。皆が静かになったのを確認して、登壇した彼女は響き渡る声で通達する。
「全員集まったな? それではルーチェ村の定例会議を開始する! 今回は特殊な事情のため、村の全員に集まってもらったが……」
そう言い、会議室の面々を見つめる。村としては大規模だが、お互いの顔は見知っている。それぞれの顔を確認し、納得したように彼女は頷いた。
「うむ、全員揃っているようだな! それでは────」
静まった会議室の中。ぐちゅり、と水音が響いた。村長アサミの右耳から触手状のスライムが生え、うねうねと蠢く。その出現に、誰も動じる事はなかった。村の皆の瞳は、既に水色に染まっていて。そして、アサミの黒色をしていた瞳も、混沌の水色に染まっていたから。
「今日を以て、『ルーチェ村』は『スライム』の手に堕ちた事を宣告するッ! 皆、互いを犯せ! 互いに犯されろ! 『オレ』をもっと増やし、もっと繁殖させるんだ!」
その宣言を聞いた瞬間。村の面々の瞳がぐりゅん、と回る。片目同士があらぬ方向に走り、ぷしゅと絶頂と共に潮を、スライムを放出させる。そして、一様に口元を歪めて。
「ぃいひひひひぃっ♡♡ これで毎日隠れて、おまんこくちゅくちゅしなくていいんだぁ♡♡♡ 公開オナニーも、公開セックスもできりゅっ♡♡♡♡」
「前からリズィちゃんのママを犯したいと思ってたんだよねぇぇっ♡♡ 一緒に二穴調教しようよっ♡♡♡」
「そっちの身体はどうよ、『オレ』? 最近はオトナの身体ばっかり渡り歩いてたから、ロリボディにも久々に入りたくてよぉ♡♡♡」
普段通りに話していた彼女たちが本性を現し、耳の穴から、あるいは口から、人によっては下の口から。粘液を露にして、うねらせる。数多の身体を乗っ取り続けたスライムはその性質も成長していた。一部のエルフたちにはその身体を変質させて、クリトリスを巨大化させるものや、乳房を大きくさせ母乳を放出させるように。
「あぁあ゛っ♡♡♡ エルフまんこ気持ちいぃ゛っ♡♡♡♡ クリチンポがきゅうきゅう絞まるっ♡♡♡♡」
「ひゃぅう゛っ♡♡♡ おっぱい搾るのイイっ♡♡♡ ほら、もっと呑んでよッ♡♡♡♡」
「んほぉお゛ぉっ♡♡♡♡ ぉお゛っ♡♡♡♡ お゛んっ♡♡♡♡」
乱交現場を目下にして、村長であるアサミは満足げに頷いていた。彼女の耳からうねるスライムの先端からは『瞳』が現れる。それは、スライム体である『彼』がエルフの身体を模倣する事に成功しつつある証拠だった。体の改造、そして複製。もはや、村の小娘を乗っ取った時の弱弱しいスライムではない。エルフの魔力を吸い取った、凶暴なスライムと化していた。
「アサミ様。会議室を監視している他のエルフなども居ません。今この場で完全にスライム体同士を混ぜ合う事で、より強力な魔力を練り上げる事が出来るかと」
壇上のアサミに近づいたのは、村の重鎮であり村長の補佐を務めるユカリ。銀色のロングヘアに紫の瞳、メガネをかけていた彼女。村の経理を務める彼女は、スライムに乗っ取られてしまってからは同様に水色の瞳に染まっていた。いつも通りのユカリのように、冷静に村長に進言する。
「うむ。儂の小さなカラダでオヌシのクリチンポを受け入れられるかは分からぬが……まぁ、やってみるがよい」
「──アサミ様。犯されるときは、それ相応の言葉遣いをするべきかと」
スライムに乗っ取られる前と同じように、冷静沈着な言葉で。しかし、ユカリの身体に生えた凶悪な程に太いクリチンポ。エルフの村長という相当の権力者であるアサミは、講壇に手を置き、ユカリのペニスを誘うように自分のワレメをくぱぁ、と開く。
「そうじゃの。……ワシのロリマンコに、そのぶっといチンポを挿入れて下さい、ご主人様♡♡♡ ワシはスライム様に乗っ取られて頭を全部書き換えられてっ♡♡♡♡ みんなのおチンポケースになってしまいましたっ♡♡♡♡」
「──フゥぅ゛っ♡♡♡♡」
一瞬で、ユカリの肉棒に血が集結する。ギン、と勃起したペニスを無遠慮にアサミの小柄な身体に挿入した。
「ぃぎぃ゛っ♡♡ んぉお゛っ♡♡♡ こひゅっ♡♡♡♡」
「このっ゛♡♡♡ ロリエルフがっ♡♡♡♡ ひとのチンポイライラさせやがってっ♡♡♡♡」
ぱちゅん、ぱちゅんと腰と腰のぶつかり合う音が壇上に響く。尊敬していた上司を、乱暴に犯す。学習した個体差こそあれ、元は同じスライム。人格は本来同じだが、元の身体の人格を模倣して、犯し犯される『演技』をすることが、快楽を感じるためにより『効率が良い』事をスライムは学習していた。
「私っ♡♡ 雄のエルフって嫌いでしたっ♡♡♡ いつも私達女の事を厭らしい目で見るし、高圧的だしっ♡♡♡ でも──雄としてメスエルフを犯すのってこんなに気持ちいいんですねぇっ゛♡♡♡♡」
「お゛んっ♡♡♡ ふ、ぉお゛っ♡♡♡♡」
「部下の私に犯されてっ♡♡♡ どうですかっ♡♡♡♡ 悔しいですか、悲しいですかぁっ♡♡♡」
「ひゅごくっ♡♡ 嬉ひぃでひゅぅっ♡♡♡ ごりゅごりゅ突かれて、おまんこ乱暴にされて気持ちいいでひゅっ♡♡♡♡ 村長なんて肩書捨ててっ♡♡♡ 雌として犯されるのイイ゛でしゅっ♡♡♡♡」
ルーチェ村のトップも、その組織全体も。全てが粘液に支配され、操られて。スライムの本能のまま、エルフたちは乱れ交わう。狂宴は、他の村からの交易商人がやってくる時間までしばらく続いていた。
ノヴァポース国内では、その村の境界も堅牢な壁を築いている。万が一認識阻害の結界が破れ、国内に侵入者や軍勢が襲い掛かったとしても、壁を厳重に固めれば侵略者の攻勢は一時的に一つの村で止まる。その隙に、周囲の村から多方面作戦を繰り広げられるよう、防衛策も練られていた。そのため、村同士で物資をやり取りする『交易』も、王国中央を守備する騎士団がそのやり取りを厳重に管理している。
「ほれ、儂らじゃ。門を開けてくれんかの、クリス」
「……来たか、アサミ」
村長と共に、キャラバンのように農作物を積んだ荷車が何台も連なっていた。農作物を輸出し、他の村の工芸品である服や道具などを購入する。村同士でもその経費計上はしっかり行う事になっており、その経理チェックに関わっていたのは国の中央騎士団員でもあるクリスだった。彼女の金髪サイドテールが揺れ、アサミたちを通そうとした──その時。何か、違和感を覚える。
「ちょっと待て、皆。少し、アサミと話がしたい」
門の守衛警備隊長を任されているクリスは、他のエルフたちを制する。何かが引っ掛かると思い……彼女たちの積んでいる荷物の中に、何か魔力の反応がある事を感じ取る。
「ほう。何か問題でもあったかの?」
「少し待たせることになるが、守衛室で話がしたい。いや、いい。ワタシと彼女の2人だけでいい」
石造りの堅牢な門。その一部には、警備隊の詰め所でもあるスペースがある。そこにアサミ村長を連れて、クリスは扉を閉じる。他に、誰かが聞いていない事を確認して。
「アサミ、一体何を考えている? 『密輸』は固く禁じられている、その事はお前が一番理解していたはずだ」
「密輸、じゃと? はて、そんな物が積み荷にあったかのぉ」
「とぼけても無駄だ。あの積み荷の中には異常な魔力が込められた『何か』がある。今すぐにでも警備隊が貨物の押収と、お前たちの捕縛を行っても構わないんだぞ」
アサミの黒髪がふわっと靡いて、クリスに笑いかける。
「ならば、なぜそうせぬ?」
「それは……分からないからだ。不正を最も嫌い、元のエルフの里で不正を暴いたからこそ他のエルフの不興を買った結果、里を追われた貴女が、なぜそんな事をするのかが」
「ふむ、なるほどのぉ……では、こう言えば分かるかの?」
────刹那。アサミはその小柄な体躯を急にクリスに寄せ、抱き着くようにキスをする。
「ふ、むぅうっ?!」
「ふ、ふふ……柄にもなく恥ずかしいのぉ♡ でも、もっと……」
舌を絡め合わせ、唾液を混ぜ合うように。互いの息を吸い込むかのように、目を開けばすぐに相手の顔がある。それを、クリスは振りほどけなかった。
「む、はむぅっ……! あ、アサミっ……!? 一体どうして!」
「知っておったのじゃよ、クリス。 同じ里に居た儂たちじゃが、お主が儂の事を気にかけて……いや、それ以上に強い感情を持っていたことを」
「な、なぁっ……!?」
クリスとアサミは同じエルフの里出身であった。クリスにとって、上官であったアサミは内政を正し、不正を徹底的に暴く公明正大な人物で。そんな彼女を疎んだ他のエルフは、政治工作を行い、アサミを失脚させた。身を隠したはずのアサミに再び出会う事が出来たクリスは、かつての尊敬の念をより強く抱き、そして性別を超えて、エルフとして惹かれるようになってしまっていて。
「だからといって色仕掛けなどっ……! 以前の貴女であればもっと行うはずのない行為だッ!」
「おや、そうじゃったのぉ。儂はかつての儂とは確かに違う。なぜならば」
アサミの黒目がぎゅる、と回り。左目と右目が逆の方向を向いた瞬間。彼女の口から、にゅるりと水色の粘液が飛び出してきた。ぎょっとしたクリス、しかし素早く一歩引き、装備していた剣を鞘から抜く。
「き……キサマっ! アサミではないなっ!? アサミの姿になり替わったモンスターか!?」
「ぎひ、ひひひっ……♡♡ ソウだなァ……オマエはまんまと本物のアサミと信じていたが、その中身はそっくりそのまま入れ替わった『オレ』でしたぁ~!」
アサミの虚ろな瞳からわずかに涙がこぼれる。不出来な操り人形のようにだらんと垂れたアサミの身体をわざとひらひらと揺らし、『怪物』はごぼごぼと笑いをこぼす。
「すぐに警備隊に連絡を────」
「駄目だぜぇ? コイツの身体を操っているのはこの『オレ』だ。もしもオレの機嫌を損ねるようなことがあったらぁ……コイツの頭を瞬時に吹き飛ばせるぜ?」
「な、に……!?」
その言葉を聞いた瞬間、クリスの足が思わず止まる。冷や汗がつう、と自分の身体を伝う感覚。彼女の身体は人質。彼女を魔物に、むざむざ殺されるわけにはいかない。
「ならば……お前の要求は何だッ!?」
「ケヒャっ、物分かりが良くて助かるぜェ。まずは……このカラダを、お主の手で元に戻らなくなるまで犯せ」
「っ……!」
光のない瞳で、身体をだらんと垂らしながら。アサミの身体を操る何者かは、彼女のスカートを彼女自身の手でたくし上げさせる。下着を着けていない彼女の身体からは、つぅぅ、と糸を引くように体液が垂れていた。
「馬鹿な事を言うなっ! 私がアサミの事を、その、慰めるなどとっ……!」
「できないならどうなるか、分かってるンだろぅなァ?」
「ぐっ……!」
「────違うぞ、クリス」
今までとは違う声。ぐりゅん、とアサミの口から飛び出していたスライムが彼女の喉元に戻り、ごくりと腹に納まる。虚ろな瞳だった彼女が、ゆっくりと目を開けて。その瞳は黒色で、クリスを見据えていた。
「今までのはぜーんぶ演技じゃ。これは単に儂が恥ずかしかったからやっただけでの……♡♡ だからその、儂の事をクリスの手で愛してほしいのじゃよ♡♡♡」
満面の笑みで、アサミはそう言う。そんな訳がない。そんな筈がない。アサミは、私にはそんな風に笑いかけない。そう、分かっているのに。
「お願いじゃ、クリス♡ 儂のちっちゃなおまんこをぐちゅぐちゅってしてほしいのじゃ♡♡♡ お主にしか頼めぬ……いや、お主じゃなきゃ嫌なのじゃ♡♡♡」
「ぁ……あ……あぁ……」
クリスの理性が、感情が崩れ落ちる。目の前の大好きな人が、私を求めてくれる。目の前の怨敵が、私に要求を迫っている。────彼女は、震える手で。アサミの女性器を愛撫し始めた。
「んぅっ……♡♡ はんっ……♡♡ アはぁっ、好きな人に触られるの、こんな感じなのじゃの……♡♡♡」
「アサミ……さま……っ……わたし、は……」
溶けついた理性と感情。そこに、『誰か』の声が響く。────【このメスを犯せ】。【徹底的に屈服させろ】。【助けたいのならば犯さなければ】。
「アサミさま……ぁ、お゛っ……じゅるるぅっ♡♡♡ あむっ、ふぅぅっ♡♡♡」
「やんっ♡♡♡ 急にソコを舐めるのはやめるのじゃぁっ♡♡♡」
アサミを救うためには、彼女を犯さなければならない。アサミに求められているのだから、彼女を愛してあげなければならない。────そうだ、何も矛盾していない。正しい事をしている。クリスはそう思考していた。それが『書き換えられた』ものだとは理解できず。
「キヒヒ……『本来のお主』であれば……んぅう゛っ♡♡♡ たとえ恋人であろうと、儂ごと『粘液』を処分してただろうなァ……ひう゛っ♡♡♡」
何かを言っているアサミ。その声を理解する事は、もはやクリスには不可能だった。ただ、彼女には一つの使命感しかない。この化物を、この愛しい人を、絶頂させなければ。
「だが、初めにキスしたときに微量に『オレ』を混ぜてやったから……今のお前は感情も、理性も、何もかもオレが支配できるんだぜェ♡♡」
アサミの身体を床に組み伏せる。クリトリスを、マンスジを舐める。自分のおまんこを、アサミが舐めやすいようにして。シックスナインの状態で、彼女たちは愛し合っていた。
「アサミひゃまっ♡♡♡ もっとぉお゛っ♡♡♡ もっと貴方を感じさせてっ゛♡♡♡♡ もっと、ワタシを愛してっ♡♡♡♡」
「言われなくてもそのつもりじゃよ……♡♡♡ オヌシはワシたちの愛奴隷になるのじゃからのぉ♡♡♡♡♡♡」
快楽に身体を震わせ。2人の身体は、これ以上ないほどに密着し抱きしめ合って。そして、お互いの身体の弱いところを弄り合って。アサミを犯しているのに、何かに冒されていく。だけど、それをクリスは受け入れるしかなかった。
「もう゛っ♡♡♡ むりでひゅ゛っ♡♡♡♡ アサミしゃまぁ♡♡♡」
「そうじゃなぁっ♡♡♡♡ イくときはいっしょ、に……♡♡♡」
ぎゅう、と身体を抱きしめ合った瞬間。これまで彼女たちが堪えてきたものが爆発するかのように。
「ぃ、イっ────♡♡♡♡♡♡♡」
「はぁ、あ゛っ────♡♡♡♡♡♡♡」
冷たい石床のもと、彼女たちは絶頂を迎えて。そして。アサミのワレメから、スライムがどくどくと溢れだし。そして、クリスの膣内を満たす。膣壁も、子宮も、全てスライムに埋め尽くされて────
「検分は終わった、門を開けっ!」
ルーチェ村の村長アサミとの面談が終わるや否や、警備隊長のクリスは開門を宣告する。慌てて警備隊員が開門作業に入る。アサミは平然とした顔で、村のキャラバンの方へと戻っていた。警備隊員のひとりが、クリスに話しかける。
「クリス隊長。村長とどのような話をなされたのですか?」
「……あの人とは旧知の仲でな。すこし世間話をしただけだ」
「はぁ、そうですか」
一瞬違和感を覚えるも、彼女もすぐに他の作業に忙殺されてその違和感を指摘する事は無かった。
────村と村を束ねる警備隊、そして騎士団。その内側に食い込んだスライムは、その魔の手を徐々に、だが確実にエルフの国へと浸蝕させていった。
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