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ドライパイン

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昨日まで

バス停にて

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ここ一ヶ月の書いている文章を振り替えるに、本当にとりとめのない話ばかりをしてにたように思う。こういう方針ではなかったのだ。もうちょっと、日常であった面白い風景やほんのすこし笑える小話でもしてみたいとおもって書いたというのに。

 ギリギリの境地として、だいたい皆やっているようなことは避けた。自作が憂き目を見るのはまあ当然だと割り切ってひたすら文字を打つのはなかなかに言葉にしがたい感情であった。そこを言葉にするのか物書きが本来あるべき姿だと主張されると風前の灯火である。

 風前の灯火といえば、家の線香をきちんと水掛けて処理したか気になっている。外出先で家になにかあったらどうしようというのは割と共感してもらえる話題だと思う。だが口にすると空気が重くなるのでよくよく言い切らない。悲しいかな小市民。

 ゴールデンウィークの谷間に書いているこの文章だが、実際に投稿するのは数日遅れてゴールデンウィーク中である。果たして、謳歌しているか、家でのんびりしているか、はたまた課題に終われているか。

 あらゆることの研究がしつくされたら、きっと未来を見る研究がなされるだろう。悲願のタイムマシンまでは行き着かないかもしれないが、因果関係を決めることぐらいはできるかもしれない。未来を決める研究。一歩間違えなくとも、危険な香りがする。
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