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孤独な錬金術師
第一話 山奥の錬金術師
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「これからお前の姉妹を創造するからな、しっかり協力してくれよ」
俺がそういうと、わかっていますと言わんばかりに、俺のズボンを下す。
俺のチンポは既に怒張しており、亀頭がパンツにひっかかり、変な感覚を覚える。
「大きいです♡ ご主人様、こんなに興奮なさってくださるのですね♡」
目の前の彼女、レームは嬉しそうに顔の側に近づける。
薄いピンク色の長い髪で真っ白な肌をした美女だ。
ちょっとした衝撃で揺れる大きな胸は煽情的で、いつも俺の思考を邪魔する。
おっとりとした性格で、非常に従順である。
じゅぷ……♡ じゅるる♡ にゅるっにゅるっ♡
レームの熱いほどの口内で、俺のチンポは少しずつ制御を失い始める。
長い舌が絡みつき、絞り出すようにチンポを刺激する。
真っ白な肌は髪の色と同じような赤みを帯びてきていた。
発情してきているのだということは手に取るようにわかる。
なにせそのように創ったのだから。
「ん♡ んぐ♡」
今レームにフェラチオをさせているのは、何も性欲だけが目的ではない。
半分そのような意図があるのは事実だが、これから俺の精液が必要になるからだ。
人造人間────
錬金術が生む奇跡の一つ。
材料には様々なものが必要だが、重要なのは精液と血液、俺の遺伝子情報だ。
それらを使用することで、しっかりとした人間の形状を整える。
人造人間の製造は元々はそれほど興味がなかった技術の一つだ。
俺の目的は『賢者の石』だった。
錬金術の最終目標であり、奇跡の結晶。
様々な名前、形態を持つそれは、ありとあらゆる錬金術師が挑み、敗北してきた歴史を持つ。
だが俺はその精製に成功した。
俺の作った賢者の石は、液体とも石ともいえない、何とも不思議な感触のものである。
手のひらに収まるほど小さく、その感触は硬くて柔らかいというよくわからないものだ。
石は俺に知識を与えた。望む知識、技術。それはまさしく『万能の石』だった。
今の俺にできないことは殆どない。物理的に難しいものは勿論できないが。
石を手にした俺が一番最初に叶えたことは、不老不死だった。
元々は不老不死になって知識の探求に明け暮れようと思っていたのだが、単純な話、賢者の石を持っている俺には関係のない事だった。
そして次は若返りだ。山奥でずっと研究をしていた俺は年を取りすぎていた。
老人といってもいい。もし賢者の石を完成させることができていなかったら、人知れずこの山奥で一生を終えていただろう。
最初のうちは石から与えられる知識に酔い、ひたすらにその再現をしていた。
金など山のように作ったし、水に賢者の石を漬けておくだけで、その水は万能薬エリクサーとなる。
だが、飽きてしまった。
元々『賢者の石』という万能の存在にあこがれていて、それがあればできないことはないと思っていた。
だが逆を言えば、賢者の石でできないことは確実にできないのだ。
研究しても無駄だし、逆に石の中に知識が存在するものはできるに決まっているのだ。
今になって少し後悔していた。
永劫の命を持つこの体は、病とも疲れとも無縁だ。
ただただ長い暇をつぶし続けるしかない。
そして俺は人造人間を創った。
永劫の命を持つ俺とともにいてくれる、そんな存在を。
俺がそういうと、わかっていますと言わんばかりに、俺のズボンを下す。
俺のチンポは既に怒張しており、亀頭がパンツにひっかかり、変な感覚を覚える。
「大きいです♡ ご主人様、こんなに興奮なさってくださるのですね♡」
目の前の彼女、レームは嬉しそうに顔の側に近づける。
薄いピンク色の長い髪で真っ白な肌をした美女だ。
ちょっとした衝撃で揺れる大きな胸は煽情的で、いつも俺の思考を邪魔する。
おっとりとした性格で、非常に従順である。
じゅぷ……♡ じゅるる♡ にゅるっにゅるっ♡
レームの熱いほどの口内で、俺のチンポは少しずつ制御を失い始める。
長い舌が絡みつき、絞り出すようにチンポを刺激する。
真っ白な肌は髪の色と同じような赤みを帯びてきていた。
発情してきているのだということは手に取るようにわかる。
なにせそのように創ったのだから。
「ん♡ んぐ♡」
今レームにフェラチオをさせているのは、何も性欲だけが目的ではない。
半分そのような意図があるのは事実だが、これから俺の精液が必要になるからだ。
人造人間────
錬金術が生む奇跡の一つ。
材料には様々なものが必要だが、重要なのは精液と血液、俺の遺伝子情報だ。
それらを使用することで、しっかりとした人間の形状を整える。
人造人間の製造は元々はそれほど興味がなかった技術の一つだ。
俺の目的は『賢者の石』だった。
錬金術の最終目標であり、奇跡の結晶。
様々な名前、形態を持つそれは、ありとあらゆる錬金術師が挑み、敗北してきた歴史を持つ。
だが俺はその精製に成功した。
俺の作った賢者の石は、液体とも石ともいえない、何とも不思議な感触のものである。
手のひらに収まるほど小さく、その感触は硬くて柔らかいというよくわからないものだ。
石は俺に知識を与えた。望む知識、技術。それはまさしく『万能の石』だった。
今の俺にできないことは殆どない。物理的に難しいものは勿論できないが。
石を手にした俺が一番最初に叶えたことは、不老不死だった。
元々は不老不死になって知識の探求に明け暮れようと思っていたのだが、単純な話、賢者の石を持っている俺には関係のない事だった。
そして次は若返りだ。山奥でずっと研究をしていた俺は年を取りすぎていた。
老人といってもいい。もし賢者の石を完成させることができていなかったら、人知れずこの山奥で一生を終えていただろう。
最初のうちは石から与えられる知識に酔い、ひたすらにその再現をしていた。
金など山のように作ったし、水に賢者の石を漬けておくだけで、その水は万能薬エリクサーとなる。
だが、飽きてしまった。
元々『賢者の石』という万能の存在にあこがれていて、それがあればできないことはないと思っていた。
だが逆を言えば、賢者の石でできないことは確実にできないのだ。
研究しても無駄だし、逆に石の中に知識が存在するものはできるに決まっているのだ。
今になって少し後悔していた。
永劫の命を持つこの体は、病とも疲れとも無縁だ。
ただただ長い暇をつぶし続けるしかない。
そして俺は人造人間を創った。
永劫の命を持つ俺とともにいてくれる、そんな存在を。
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