攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)

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第二章 ヒーラー 王国篇 《第一部》

第29話「おめでとう──ニヤニヤ親子の洗礼」

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次の日の朝。

俺は、いつものように朝食を食べに部屋を出ようとした――
……が、扉を開けた瞬間、地獄の光景が広がっていた。

「おめでとうアスフィ」

「おめでとう!アスフィ!!」

――エルザ親子が、満面の笑みで俺を祝福してきた。

なぜだ。なぜ、こいつらがここにいるんだ……?
しかもエルザに至っては、謎の付け髭までつけている。

「……一体いつからそこに?」

俺は戦慄しながら尋ねた。

――まさか、ずっとドアの前で聞き耳を立てていたんじゃないだろうな!?
エルザとエルフォードは、互いに顔を見合わせてから、悪びれる様子もなく答えた。

「さて、いつからだと思う?」

「フフフ、それは君の想像にお任せしよう」

――黒だ。完全にクロだ。

俺は言葉を失いながら、この親子をじっと見つめる。
そして、改めて思った。

――相変わらずよく似ている親子だ。

……
…………
………………

朝食中、エルザ親子は終始ニヤニヤしていた。

その顔が、もう……。めちゃくちゃ腹が立つ顔だ。

すごく殴りたい。殴ってやりたい。いや、殴らせろ。しかし、相手はこの国の女王と、その父親である。ここで感情のままに拳を振るえば、間違いなく俺の首は吹っ飛ぶ。

耐えろ……俺……!!!

「……くっ……!!!」

俺は拳を握りしめ、必死に耐えた。今怒りに任せて手を出したら、確実に後悔する。

――落ち着け、俺。

ここで冷静になれなかったら、俺はまたレイラに呆れられるぞ……!!

「あ、あの――」

「どうしたんだい?アスフィ」

「食べにくいのであんまりそのニヤケヅラで見ないで貰えますか?」

「……いやぁ、だって……ねぇ?」

「ねぇ~?パパ」

うっぜーーーーーー!!本当にこの親子腹が立つ。
一発殴ってやろうか。と後ろを見ると、メイドが微笑ましい顔でこっちを見ていた。どうやら俺とレイラのやりとりは全部筒抜けだったらしい。昨夜エルザは城中に響き渡る声で叫んでいたんだ。筒抜けなのも仕方ない。

もうヤダ……城に居ずらい。その間レイラはというと……

「アスフィ、口汚れてるよ」

「あ、ああ……ありがと」

レイラがハンカチで俺の口元を拭いてくれた。

……ん? 俺、汚れてたか?

食べ方には気をつけろと、母さんから厳しく言われていたから、いつも注意していたはずなんだけど……。

ちらりとエルザ親子を見ると、ニヤニヤ度がさらに増している。

こいつら……。俺の心を弄ぶのも大概にしろ!!!

レイラは、俺のすぐ隣にぴったりとくっついている。
いや、もうくっついていると言ってもいいレベルだ。

嫌ではない。むしろ、嬉しい。
でも、こうやって公衆の面前で堂々とやられると、さすがに恥ずかしい……。
まあ、もう城の人間には完全に周知の事実なんだけどな……。

「ねぇ、レイラ?」

「なに?アスフィ」

「もう少しだけ離れてくれない?」

「アスフィはレイラが嫌いなの?」

「そんなことはないよ?……でもほら、あの親子の顔を見てごらんよ。今にも殴りたくなる顔をしているだろ?だから――」

「レイラは気にしてないよ」

「……僕が気にするんだよ……」

レイラは俺の言葉を聞いて、少しだけ不満そうな顔をしながらも、しぶしぶと距離を取ってくれた。

俺の肩から温もりが離れていく。なんだろう……ちょっと寂しい。
いやいや、違う違う。これでいいんだ。

あの親子の視線が鬱陶しくなければ、もっとくっついていたかもしれないが……。

……さて、これからどうしようか。

この空気、居心地が悪すぎる。城に居づらいなぁ……。

***

朝食を終えると、次は剣術の時間だ。

今日の師範は――エルザ。

それは、あの食べにくい朝食の最中に発表された。

『じゃじゃーん!今日は私が師範だ!嬉しいだろう!』

――全然嬉しくない。

むしろ、地獄の宣告に等しい。

どうせ剣術の最中も、ニヤニヤしながら俺をからかうつもりなのだろう。

俺は内心でため息をつきながら、道場へと向かった。

「どうしたレイラ!もっと私を楽しませろ!」

「うるさい!今やってる!!」

「ハッハッハ!アスフィ!君も回復したのならかかってこい!」

――あれ?

思っていたのと違う。エルザは、全然ニヤニヤなどしていなかった。むしろ、いつもの鬼副団長モードだった。手加減なし、躊躇なし、本気のエルザがそこにいた。

……そうだよな。こいつは、戦いになると真剣になるやつだった。

切り替えができるたちの悪いやつだった……。
少しでも油断するかもしれないと期待していた自分を、全力で殴りたい。

……
…………
………………

そして昼。

ルクスとの魔法勉強会の時間だ。

いつも俺の部屋――いや、厳密には俺とレイラの部屋で行っている。

俺は道場から戻り、部屋のドアを開ける。

すると――

なんで俺のベッドの上で寝転がってるの……?

ルクスが、まるで自分の部屋かのようにベッドの上で本を開き、リラックスしていた。

「……あ、帰ってきましたか。では始めましょう」

「う、うん」

さっきまで寝転がってたくせに、何事もなかったかのようにサラッと勉強会を始めようとするルクス。

そして次の瞬間――

「それと……お、おめでとうございます」

……あ?

……何のこと?

……って、絶対アレのことじゃん!!!!!

こいつも知ってるのか!?

間違いなく、あの親子の仕業だ。

ちくしょう……どれだけの人間に言いふらしてるんだ、あの二人……!!!

いつか絶対仕返ししてやる……!!!

……今やったら俺が負けるから、もっと強くなってからにしよう。

俺は怒りを押し殺しながら、魔法の勉強を始めることにした。

***

「今回は詠唱についての勉強です」

ルクスはそう言いながら、手元の本をパラパラとめくる。

「詠唱って、魔法を発動させるためのものだよね?」

「そうですね。ただし、正直、詠唱の内容はなんでもいいんです」

「え? じゃあ、あの長い詠唱って意味ないの?」

「いえ、重要なのは魔力の込め方と集中力です。詠唱はあくまで、それを補助するためのものなんですよ」

そう言いながら、ルクスは手のひらをかざした。

「たとえば、『炎よ、燃え盛れ!』でもいいですし、『ボンッ!』でも発動します」

「ボンッ!? それでいいの!?」

「ええ、問題ありません。ただし、詠唱を短くすると魔力のコントロールが難しくなるため、熟練者向けですね」

確かに、母さんも詠唱なしで魔法を使っていた。
つまり、強くなればなるほど、詠唱なしで発動できるようになるってことか……。

「じゃあ、ルクスが使ってたあの長い詠唱は、自分で考えたの?」

「いえ、違います」

ルクスは静かに首を振る。

「あれは『ある人』が使っていたものを真似しただけです」

「ある人?」

「レイモンド・セレスティア。勇者のメンバーです」

……セレスティア?

レイラと同じ名字……!?

「レイラと同じ名前だね」

「レイラ……さんは確か……」

「レイラ・セレスティアだよ」

「え!?」

ルクスの目が大きく見開かれる。明らかに動揺している。
俺は思わず、ルクスの反応をじっと見つめた。

「レイラ……さんに父親はいますか?」

「え?ああ、うん。いるよ。でも、ほとんど家に居なかったみたいだけどね」

俺が答えた瞬間――

ルクスの顔が、一気に青ざめた。

「ああ、そんな。私はなんてことを……」

「……どうしたの?」

俺がそう尋ねると、ルクスは俺の両肩を強く掴んできた。その力は、今まで感じたことのないほど強いものだった。

「よく聞いてください……恐らくレイラ……さんの父親は勇者のメンバーです」

「……ええ!???」

俺の脳が、一瞬でフリーズした。レイラの父親が……勇者のメンバー!?

そんな話、一度も聞いたことがない。

でも――もし、それが本当なら……。

レイラが今まで知らなかったことを考えると、これはとんでもない事実なんじゃないか……!?

「レイモンドさんはよく言っていました。『俺には娘がいる。だが、今は帰ることが出来ない』と」

俺は息を呑んだ。

レイラの父親……レイモンド・セレスティア。勇者のメンバー。
この情報が示すのは、ほぼ確実に――

レイラの父親が勇者の一員であるということだった。

「……ってことは、レイラの父親の確率高いじゃん!」

俺は驚きを隠せないまま、考え込んだ。どうする? これ……レイラに言うべきなのか?

レイラはずっと、父親に会ったことがほとんどないと言っていた。
彼女にとって、父親はいないも同然の存在だったはずだ。

そんな父親が、実は勇者のメンバーだったと知ったら――

レイラは、どう思うだろう?

「いいですかアスフィ、この事はレイラ……さんには内緒です」

「な、何で?」

「自分を放ったらかしにしていた父親が、勇者のメンバーだなんて聞いても、レイラさんは嬉しくないと思います」

ルクスの言葉に、俺は息を呑んだ。

確かに……レイラは、これを聞いて喜ぶだろうか?

「でも、知っておいた方が良くない? 後々知ることになるより、今知っておく方がさ」

「……私はレイラ……さんとは仲が良くありませんので、その点はアスフィに任せます。ただ、私が言っていたとは言わない方が吉です。せっかく仲良くなったのに、私の名前を出すとまた喧嘩をすることになるでしょう」

俺はルクスの言葉を噛みしめる。
確かに、ルクスが言ったことをレイラに伝えたら、また二人の間に溝ができるかもしれない。
ただでさえ、あの模擬戦の件でレイラはルクスに対して険悪な態度を取っている。

今、俺が軽率に話してしまったら……

レイラはますます、ルクスを敵視することになるかもしれない。

「……確かに……」

俺は小さく息を吐いた。

ルクス本人から言わせるのは、俺でも少し心が痛む。

「分かったよ。考えておくよ」

「はい、お願いします。……では続けましょう」

ルクスは静かに頷き、再び魔法の勉強に戻ろうとした。

しかし、俺の頭の中には、レイラの父親が勇者のメンバーだったという衝撃が、未だに強く残っていた――。

***

「で、では私はこれで。遅くなると怒られてしまいますので」

「う、うん。ありがとうルクス。いつも悪いね」

「いえ。では失礼します」

ルクスは軽く頭を下げると、そのままそそくさと部屋を出ていった。

俺は、その後ろ姿を見送りながら、ふと思った。

……いつも気を遣わせてしまって申し訳ないなぁ。

ルクスは何も言わないが、きっとレイラとの関係が微妙なままなのを気にしている。
俺はどうにかして、この二人を仲直りさせたいんだけど……。

はぁ、難しいな……。俺はベッドに腰を下ろし、天井を見上げた。

それにしても――

ルクスってどこに泊まってるんだろう?
俺たちと同じ城にいるのは間違いない。でも、部屋の場所を聞いたことはなかった。
この城のどこかにはいるはずだけど……。ちょっと気になるな。

……
…………
………………

しばらくしても、レイラは全然帰ってこなかった。

恐らく、剣術の特訓が長引いているのだろう。

最近、こんなことが増えてきた。

レイラは剣の腕を磨くために、より一層修行に打ち込んでいる。
それ自体は良いことだが、俺としては少し寂しい。

……いや、そうじゃない。

今はそれよりも、気になっていることを確かめるべきだ。

ルクスって、どこに泊まってるんだ?

城に滞在しているのは確かだが、俺はその部屋の場所を聞いたことがなかった。

もしかして、かなり離れたところにいるんだろうか?
いや、魔法の勉強があるから、できるだけ近くにいるはず……。

気になった俺は、エルフォードがよくいる城の書庫へ向かった。

***

「ん? ルクスか?」

エルフォードはいつものように、分厚い本を開きながら、落ち着いた声で答えた。

「ルクスなら君たちのすぐ隣の部屋だが?」

「…………え?」

俺の脳が、完全にフリーズする。すぐ隣……!?いやいや、そんなバカな。

「え、待って、すぐ隣って……僕たちの部屋の?」

「そうだが?」

「……いや、いやいやいやいや!!」

頭の中で、いろんなことが繋がっていく。

まさか……まさか……。だから知っていたのか……。

だから、朝食のときに「おめでとうございます」なんて言ってきたのか……。
つまり、ルクスは俺たちの部屋の壁一枚向こう側にいたわけで――

……俺とレイラのやりとり、全部筒抜けだったんじゃね!?

「……なんてこった……」

これはもう、確認しに行くしかない。俺は足早に、ルクスの部屋へと向かった――。

「……まさか、本当にすぐ隣の部屋だったとは」

俺は呆然としながら、目の前のドアを見つめた。
ご丁寧にも、『セルロスフォカロ様』と書かれた名札がかかっている。

……長い。

「長いし覚えづらい!」

思わず声に出してしまった。
普段はルクスとしか呼んでいなかったから、フルネームを見てもすぐにピンとこなかった。

まさか、こんなに近くにいたなんて……。

俺は軽く息を整え、ドアの前に立つ。すぐ隣の部屋だったとは……本当に、まったく気づかなかった。なんで今まで気にしなかったんだろう。

いや、そもそもルクスがこんな近くにいたなら、昨夜のこととか、それどころかもっと前のやり取りも全部聞かれていた可能性が高い……。いや、別に変なことはしてないけど……!
最近まで喧嘩して禄に話せてなかったし。

だが、そう考えた瞬間、妙な汗がにじんできた。……いや、考えすぎか?

いや、むしろ考えすぎじゃないことを祈りたい。
俺は一度、深く息を吸い込むと、軽く拳を握りしめて、小さくノックした。

「はい? どうぞ」

ドアの向こうから、落ち着いた声が返ってくる。
……何の迷いもない、普段通りの声だった。

俺は、一瞬だけ足がすくむのを感じたが、意を決してドアを開ける。

「………ど、どうも」

中にいたルクスは、ベッドの上で本を開いていた。姿勢は崩していない。
ただ、俺が入ってきたのを見ると、静かに視線を上げる。

「……どうしました? アスフィ」

その穏やかな声に、俺は思わずごくりと唾を飲み込んだ。
魔法の勉強以外で、ルクスと二人きりになるのは初めてだった。

……妙に緊張する。

今までのルクスは、どこか距離を取っていたように思う。
いや、それはルクスだけじゃなくて、俺もだ。

レイラとの関係もあるし、俺自身、彼女をどう捉えていいのか分からない部分があった。

でも、今この瞬間――

俺は、ルクスという人間をもっと知りたいと思った。
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