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〜特別章〜
Special ep.7777777777777……
しおりを挟む「おいおいどういう事だよ」
『どういう事とは?』
「お前……なぜ生きている」
『……なぜ生きている? 何を言っているのか分かりませんネェ』
「エーーーーーーーーーシル!!!!」
……
…………
………………
「エーーーーシル!!」
「どうしたフィー!!」
「…………夢……か」
「悪い夢でも見たのか?」
「…………ああ。最悪な夢だ……マキナ、起こして悪かったな」
「いい。フィー、なにかあるなら我に相談しろ」
マキナは優しく俺の頭を撫でる。
「……ありがとうマキナ。これは相談するものじゃない……そんな気がする」
「そうか……エーシルと言っていたが誰だ?」
「……分からない。ただ憎い……そんな気分だ」
誰だエーシルって。なぜこんなにも憎いんだ。分からない……。
俺は……何をしたいんだ?
「フィー。我にはフィー程大事なものは無い」
「……それは俺も同じだマキナ」
「だから今から言うことを聞いて嫌いにならないで欲しい」
嫌いになんてなるわけが無い。俺は世界で一番マキナを愛してる。
「フィーは今、後悔していないか? 後悔しているなら前に進め。後悔を引きずっていても仕方がない」
「なにを言ってる……マキナ」
「我は恐らく長くは生きられないだろう。だから、フィー。我という『呪い』にこだわるな。好きな者がいるならそいつを愛せ」
「……は? 何言ってんだよマキナ。俺はお前が一番好きだし、世界一愛してる」
「その気持ちは凄く嬉しい。本当だ……今にも幸せで涙が出そうだ。だけど、フィー。今は立ち止まる時じゃない」
おい……なんだよそれ。
意味わかんねぇこと言うなよ。エルブレイドもマキナも……お前ら何が言いたいのか分かんねぇよ!!
「――分かりませんか?」
「分からないようだよ、ルクス」
お前ら。なんでこんな所に。俺たちの部屋だぞ……それも今は夜だ。
「俺たちの部屋に何をしに来たんだ、早くお前らの部屋に戻れ」
「…………ありませんよ。……ええ、ありません。そんなものはもう」
「お前もかルクス…………お前らは俺に何が言いたいんだよ!!!! どいつもこいつも俺をからかってんのか!!!」
「…………レイラ」
「レイ……ラ」
なんだ……この心地のいい名前は。聞いたことがある?
いや、知っている。俺はその名前を知っている。
「本当のアスフィはレイラと一緒にこの城に来ました。でも今のアスフィを見てください。隣に居るのは私です。レイラではありません」
「…………レイラ」
「いい加減目を覚ましてください。あなたが見ているのは幻想です」
「げん……そう…………これが? マキナと旅をしてベッドで一緒に寝て……これが幻想?」
何を言って…………嫌だ。分かりたくない。やめてくれ。やめてくれ!! 俺をそんな目で見るな! もう放っておいてくれ……。
「はぁ……僕に任せてルクス」
「いいんですか? アスフィ」
「……こうなったら仕方ないでしょ。僕にしか出来ないからさ。……ねぇ、フィー。君は僕をどう思っている? 申し訳ないとそう思っているんだろ? アスフィ・シーネットという人間の人生を自分が潰したと、そう思っているんだろ」
「……何を言って――」
「いいかい、僕はまだ死んじゃいない。僕の大好きなレイラはどうなるの? 君が愛した子でもあるんだよ? 他にもエルザだってね。フィー……いや、須藤 剣一。君にはまだやることがあるはずだ。実際の君はエルブレイドさんに鍛えて貰って剣の腕はエルザより上だ。剣一の名は偽りか?」
『立て、剣一。我はお前の目覚めを待っている』
「……俺はどうしたらいい」
「自分で考えなよ。僕にそこまでしてやる義理はないよ」
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