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第七章 フィー 幻想世界開幕篇《第二部》
第88話「思惑」
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キャルロット・アルトリウス。胡散臭い純粋な獣人だ。
「生きてたのか」
「生きてたのか、とは酷いね君。まさかこの僕が民を見捨てて僕だけ逃げるとでも? そんなわけないじゃないか」
こいつは初めて会った時から胡散臭い野郎だった。それは今も変わらない。しかし、逃げようと思えばあの『虎車』を使えば一人で逃げれたはず。なのにそれをしなかったという事は、民を大事にしているのは本当なんだろう。
「俺が前に出る。お前たちは俺の後に付いてこい。いいな? 絶対離れるなよ?」
「ああ承知したよ」
俺の言葉をフォレスティアの王であるキャルロットが獣人達に伝える。
「……うん、これでどうかな?」
「流石王だな」
「おや? 君とは初めて会ったと思うが……どこかであったかな?」
「まぁな……つってもただのモブだよお前なんて」
「モブ? なんだいそれは」
俺は走り、後ろにはフォレスティアの獣人達が後を付いてくる。
「ちっ、また火が」
「フィー、我もなにか手伝おうか?」
「大丈夫だ、ありがとうマキナ。愛してる」
「あ、ああ……我もだ」
「ヒューヒューお熱いね~君たち」
いやほんとに熱いからそういうこと言うのまじでやめてくれ。
俺は集中する。
”今、俺の手には剣がある。そしてそれは塞がれた道を切り開く”
――『一閃』
火は俺の一太刀で消え、なんとか通れるくらいの道が出来た。
「よし、進むぞ。時間が無いみんな走れ!」
「いや~君凄いね。あの剣さばきには思わず僕も見蕩れてしまったよ」
「そりゃどうも。無駄口はいいから前見て走れ」
「つれないな~。ほらみんなーー! 僕に着いてきてねー!」
幼稚園の先生かよ。獣人達はハーイと声を上げ俺たちに着いてくる。
「ねぇ君たち名前は?」
「……フィーだ」
「マキナ」
「そうかいそうかい! いい名前だね、うん。ところで――」
「もういいだろ。話してないで早く歩け」
「……僕が本気を出したら君たちを追い越してしまうからね。これくらいの雑談をしながらじゃないと一人で森を抜けてしまう。そうなれば獣人達を置いてけぼりにしてしまうだろう?」
この意味の無い会話にも一応意味があったのか。
そういえば、このキャルロット……かなりの実力者だったと記憶している。きっと一人で森を抜けることも出来たハズだ。
「キャルロット王」
「なんだい?」
「あんたは何故民を見捨てなかった?」
俺は走りながら問う。
「……当たり前だろう。王は民を見捨てない」
「一度息子を見捨てたからか?」
「…………どこでそれを」
「おい! 急に止まるな!」
キャルロットが足を止めた。
「どこで聞いたのかと聞いているフィー殿」
「………お前からだ」
「僕は君に初めて会った。それはありえない」
「いや、俺はお前から聞いた。それはもう確実にな」
「……………そうかい。違う世界線があるとしたら、その可能性もあるのかな」
「……だな」
こいつやけにするどいな。息子の件、気になるな。
だが、これ以上話題に出すのは良くなさそうだ。
俺たちが足を止めたことにより、獣人達は不安気になっている。
「さぁ走るぞ」
「さぁいこう! みんなーー! 僕についてこい!」
全く、こいつは分からねーんだよな。初めて会った時のエルザのようだ。
俺達は燃え盛る森を抜け、エルフの集落の石門の前に来た。
また開けることになるのか。
「まぁ慣れたもんだがなああああああああああ!」
ギィィィ
集落の炎はさらに激しさを増していた。火の海と言っても過言じゃない。
「まずいなコレ」
「ああ。我もここまでとなると力になれない」
俺の『一閃』でも直ぐにまた炎の壁が迫ってくるだろう。
さて、どうしたものか。
「僕に任せたまえ」
「キャルロットなにをする気だ」
「なに、君と同じことをするのさ」
木々が燃える炎の壁で、何処が帰り道か分からないそんなところで、キャルロットは剣を構える。
「………………ここだ!」
キャルロットの見えない一太刀により、出口が見えた。
「あそこだよ、フィー殿」
「結局俺か……だがよくやったキャルロット」
キャルロットはこの森の王。この森に誰よりも詳しい。
そんな彼は炎の壁に包まれた状態でも最適なルートを見つけ出した。俺はそこに目掛けて――
――『一閃』
「さすがだねフィー殿。僕の考えは正しかったろ?」
「ああ、認めるしかないな」
俺とキャルロットはハイタッチをしていた。思いのほか肉球は柔らかいものだった。
「行くぞ! みんな!」
俺達は炎の道を行く。キャルロットが導き出した最適なルートを通ったお陰で何とか最短で出ることが出来そうだ。
……
…………
………………
「はぁ……やっと出られた」
「お疲れ様フィー。よく頑張ったな」
「ああ……正直死ぬかと思った」
「でも我はフィーならやると思っていた」
「おいあまり俺を褒めるな。抱きしめたくなるだろ」
と俺が言うとキス待ちの顔になるマキナ。流石にこんな人がいっぱい居るところではやらないけどな。
「いやぁ今回は助かったよ、フィー殿、それにマキナ殿。君たちが来てくれなければ皆死んでいたところだ。本当にありがとう」
「礼はいい。……それより何があった? あの火の上がり方普通じゃなかったぞ」
事故で発生したとは思えない。炎はフォレスティアからじゃないく、森の外から発生したものだった。
「ああ、それだね……実は賊がやって来てね」
「賊……?」
俺は賊という言葉で嫌な予感がした。その言葉にいい思い出がない。
「そいつらの名は」
「『ゼウスを信仰する者』と。彼らはそう名乗っていたよ」
「……やっぱりこの世界にも居るのか」
奴らは未だ素性が知れない。元冒険者でその身の『呪い』は伝染することは分かった。
しかし、なぜゼウスを信仰しているんだ……?
それにやつらの目的はなんだ。レイラを殺したのも……誰の命令だ。俺が知っている「ゼウス」も『マキナ』もそんな事をするような奴じゃない。エーシルがまた関係しているのか……?
俺はエーシルのことばかり考えて『ゼウスを信仰する者』の存在をすっかり忘れていた。やつらこそレイラを殺した者達だというのに。
「知っているのかい? フィー殿」
「ああ、思い出したくもない連中だ。お前の息子もそいつらにやられたんだろ?」
「……ん? なんのことだ?」
「なに?」
「僕の息子は確かに戦死した。だけど、そんな訳の分からない賊とやり合って死んだんじゃない。ただ魔物と戦って負けた。それだけさ……僕はやめておけと言ったんだけどね」
ん? どういうことだ。話が違う。俺が向こうの世界で聞いたのは、息子は『ゼウスを信仰する者』にやられたとそう本人に聞いたぞ。だが、この反応嘘をついているようには見えない……ってことはあの時のキャルロットが嘘をついていた? なんの為に……? くそ! やはりなにか企んでやがったかあの猫……。
ここにいる猫じゃない、俺が眠っている世界のキャルロット。
お前は今、何を企んでる……!!!
***
【エルザ達の世界】
「……フフフ、エーシルは死んだ。次は僕がその座を引き継ぐ番だ。見ていてください、必ずや貴方のお役に立ってみせます」
「生きてたのか」
「生きてたのか、とは酷いね君。まさかこの僕が民を見捨てて僕だけ逃げるとでも? そんなわけないじゃないか」
こいつは初めて会った時から胡散臭い野郎だった。それは今も変わらない。しかし、逃げようと思えばあの『虎車』を使えば一人で逃げれたはず。なのにそれをしなかったという事は、民を大事にしているのは本当なんだろう。
「俺が前に出る。お前たちは俺の後に付いてこい。いいな? 絶対離れるなよ?」
「ああ承知したよ」
俺の言葉をフォレスティアの王であるキャルロットが獣人達に伝える。
「……うん、これでどうかな?」
「流石王だな」
「おや? 君とは初めて会ったと思うが……どこかであったかな?」
「まぁな……つってもただのモブだよお前なんて」
「モブ? なんだいそれは」
俺は走り、後ろにはフォレスティアの獣人達が後を付いてくる。
「ちっ、また火が」
「フィー、我もなにか手伝おうか?」
「大丈夫だ、ありがとうマキナ。愛してる」
「あ、ああ……我もだ」
「ヒューヒューお熱いね~君たち」
いやほんとに熱いからそういうこと言うのまじでやめてくれ。
俺は集中する。
”今、俺の手には剣がある。そしてそれは塞がれた道を切り開く”
――『一閃』
火は俺の一太刀で消え、なんとか通れるくらいの道が出来た。
「よし、進むぞ。時間が無いみんな走れ!」
「いや~君凄いね。あの剣さばきには思わず僕も見蕩れてしまったよ」
「そりゃどうも。無駄口はいいから前見て走れ」
「つれないな~。ほらみんなーー! 僕に着いてきてねー!」
幼稚園の先生かよ。獣人達はハーイと声を上げ俺たちに着いてくる。
「ねぇ君たち名前は?」
「……フィーだ」
「マキナ」
「そうかいそうかい! いい名前だね、うん。ところで――」
「もういいだろ。話してないで早く歩け」
「……僕が本気を出したら君たちを追い越してしまうからね。これくらいの雑談をしながらじゃないと一人で森を抜けてしまう。そうなれば獣人達を置いてけぼりにしてしまうだろう?」
この意味の無い会話にも一応意味があったのか。
そういえば、このキャルロット……かなりの実力者だったと記憶している。きっと一人で森を抜けることも出来たハズだ。
「キャルロット王」
「なんだい?」
「あんたは何故民を見捨てなかった?」
俺は走りながら問う。
「……当たり前だろう。王は民を見捨てない」
「一度息子を見捨てたからか?」
「…………どこでそれを」
「おい! 急に止まるな!」
キャルロットが足を止めた。
「どこで聞いたのかと聞いているフィー殿」
「………お前からだ」
「僕は君に初めて会った。それはありえない」
「いや、俺はお前から聞いた。それはもう確実にな」
「……………そうかい。違う世界線があるとしたら、その可能性もあるのかな」
「……だな」
こいつやけにするどいな。息子の件、気になるな。
だが、これ以上話題に出すのは良くなさそうだ。
俺たちが足を止めたことにより、獣人達は不安気になっている。
「さぁ走るぞ」
「さぁいこう! みんなーー! 僕についてこい!」
全く、こいつは分からねーんだよな。初めて会った時のエルザのようだ。
俺達は燃え盛る森を抜け、エルフの集落の石門の前に来た。
また開けることになるのか。
「まぁ慣れたもんだがなああああああああああ!」
ギィィィ
集落の炎はさらに激しさを増していた。火の海と言っても過言じゃない。
「まずいなコレ」
「ああ。我もここまでとなると力になれない」
俺の『一閃』でも直ぐにまた炎の壁が迫ってくるだろう。
さて、どうしたものか。
「僕に任せたまえ」
「キャルロットなにをする気だ」
「なに、君と同じことをするのさ」
木々が燃える炎の壁で、何処が帰り道か分からないそんなところで、キャルロットは剣を構える。
「………………ここだ!」
キャルロットの見えない一太刀により、出口が見えた。
「あそこだよ、フィー殿」
「結局俺か……だがよくやったキャルロット」
キャルロットはこの森の王。この森に誰よりも詳しい。
そんな彼は炎の壁に包まれた状態でも最適なルートを見つけ出した。俺はそこに目掛けて――
――『一閃』
「さすがだねフィー殿。僕の考えは正しかったろ?」
「ああ、認めるしかないな」
俺とキャルロットはハイタッチをしていた。思いのほか肉球は柔らかいものだった。
「行くぞ! みんな!」
俺達は炎の道を行く。キャルロットが導き出した最適なルートを通ったお陰で何とか最短で出ることが出来そうだ。
……
…………
………………
「はぁ……やっと出られた」
「お疲れ様フィー。よく頑張ったな」
「ああ……正直死ぬかと思った」
「でも我はフィーならやると思っていた」
「おいあまり俺を褒めるな。抱きしめたくなるだろ」
と俺が言うとキス待ちの顔になるマキナ。流石にこんな人がいっぱい居るところではやらないけどな。
「いやぁ今回は助かったよ、フィー殿、それにマキナ殿。君たちが来てくれなければ皆死んでいたところだ。本当にありがとう」
「礼はいい。……それより何があった? あの火の上がり方普通じゃなかったぞ」
事故で発生したとは思えない。炎はフォレスティアからじゃないく、森の外から発生したものだった。
「ああ、それだね……実は賊がやって来てね」
「賊……?」
俺は賊という言葉で嫌な予感がした。その言葉にいい思い出がない。
「そいつらの名は」
「『ゼウスを信仰する者』と。彼らはそう名乗っていたよ」
「……やっぱりこの世界にも居るのか」
奴らは未だ素性が知れない。元冒険者でその身の『呪い』は伝染することは分かった。
しかし、なぜゼウスを信仰しているんだ……?
それにやつらの目的はなんだ。レイラを殺したのも……誰の命令だ。俺が知っている「ゼウス」も『マキナ』もそんな事をするような奴じゃない。エーシルがまた関係しているのか……?
俺はエーシルのことばかり考えて『ゼウスを信仰する者』の存在をすっかり忘れていた。やつらこそレイラを殺した者達だというのに。
「知っているのかい? フィー殿」
「ああ、思い出したくもない連中だ。お前の息子もそいつらにやられたんだろ?」
「……ん? なんのことだ?」
「なに?」
「僕の息子は確かに戦死した。だけど、そんな訳の分からない賊とやり合って死んだんじゃない。ただ魔物と戦って負けた。それだけさ……僕はやめておけと言ったんだけどね」
ん? どういうことだ。話が違う。俺が向こうの世界で聞いたのは、息子は『ゼウスを信仰する者』にやられたとそう本人に聞いたぞ。だが、この反応嘘をついているようには見えない……ってことはあの時のキャルロットが嘘をついていた? なんの為に……? くそ! やはりなにか企んでやがったかあの猫……。
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