メシマズの母秘密のレシピ

わこわぷわーぬ

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ウロコ鍋

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秋から冬にかけて、食卓では鍋が多くなる。
月火水木金土鍋なんて。
まさに鍋づくしの季節。

お鍋ならそんなにメシマズってほどではないのではないか?なんて思った方。
そんな簡単な話ではないのだ。

その代表とするのがウロコ鍋だ。
醤油ベースの出汁に、ささがきごぼう、だいこん、にんじん、きのこなどを加える。
出汁になる鯛の粗は先に入れておくのを忘れずに。
もちろん、鱗は取ってはいけない。

大根がほろほろ崩れかけたら長ネギを入れて出来上がり。
根菜がとろとろなので、お玉ですくってよそう。
一口食べればびっくり鱗だらけ。
このことから私は鯛の粗鍋をウロコ鍋と呼んでいる。
ご丁寧にも、鱗がついた根菜たちはクタクタに煮えているにも関わらず歯応えがある。

美味しい出汁は飲んではいけない。
最後に雑炊など、もっての他だ。

ちなみにこの恐怖のウロコ鍋、ワンシーズンで3~4回は合間見える母の得意料理だ。

いやしかし。
出汁は美味いのだよ。出汁は。

鱗の処理さえしていれば絶品のはずのこの料理。
面倒くさがりの母が毎日料理をしてくれることを思えば、鱗を取れとは言えないのだった。
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