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78:いわゆる、ワンコ系?(シエラ)
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「・・・まぁ、そうだったのね。」
今思うと、私が魔力無しと発覚しても、ライル王子が婚約を解消しなかったのは、そういった背景だったからなんだわ。結局は解消しちゃったけどね!っていうか、お話聞いて、ウルっとしちゃったわよ!
「俺の身の上話までお話してしまいましたが、そう言うわけですので、俺が連れだす事にはなっているのですが・・・先ほど、あぁ言ってしまった手前、すぐに部屋から出るのもアレなんで・・・申し訳ありませんが、しばしお待ちいただけますか?」
先ほど??あ!
「そう言えば、私娼婦の設定でしたものね。確かに今出ていったらおかしいですわよね。」
別に何もないけど、恥ずかしいのは何故?!
「す、すみません!仕方がないとはいえ、王女に娼婦など!後で、お叱りは受けますから!」
・・・やだ、ランスロット王子ってば、すごくいい人ね。
「大丈夫ですよ。それに、今は元に戻っていますが、明け方くらいなら私もまた身体が小さくなりますので。」
「その時は抱っこして差し上げますね!」
「恥ずかしいですけど、きっとその方が早いのでしょうね。」
「はい!それに役得ですし!」
とってもいい笑顔でランスロット王子は言ってのけた。
うっ!役得って、さっきから、こっちが恥ずかしくなることを!
「お、お願いします。」
「お任せください!」
何故かしら?ランスロット王子にあるはずのない、犬のような耳とブンブンと振ってる尻尾が見えるような気がするわ。
「後は・・・私がいなくなっていることがバレてなければいいのですが。」
「仰る通りです。すみませんが、一応いつでも逃げ出す準備だけはお願いします。」
「えぇ、わかりましたわ。」
といっても着の身着のままだから、特に何もなかったりするのだけど。
私は窓の方を見た。真っ暗な暗闇の中にポツンと浮かぶお月さま。アルバード、きっとかなり心配かけちゃってるんだろうな・・・。
「・・・アルバード卿のことをお考えですか?」
「!な、なんでわかったんですか?」
顔に出てたのかしら??顔が熱い、きっと真っ赤になってるわね!
「あぁ、本当にそうでしたか!ただ何となくカマかけただけなんですが。」
「カマって!」
いい人って思ったのに、意外にちょい悪?
「・・・本当に羨ましいです。」
「う、羨ましいって、そんな。」
う~ランスロット王子ったらどうしたのかしら?まともにお話したのは今日が初めてなのに、やたらと・・・ま、まさか一目惚れとか??・・・ダメダメ!自意識過剰な女は痛いわよ!シエラ!
「だって、アルバード卿のこと、好いておられるのでしょう?」
「・・・はい。片思いですけどね」
恥ずかしいけれど、嘘は付きたくなかったから正直に答えてしまった。
「え?片思い?」
ん?なんでそんなに驚かれるのかしら?
「えぇ、恥ずかしながら。」
嫌でもわかるわよ!だって呪いが解けていませんからね!
「・・・そうだったんですか、俺はてっきり、両想いかと。」
「そうだったら、良かったんですけどね。ほら呪いが解けてませんから。」
「あ!そう言えば・・・解呪は両想いでしたね。」
「はい。嫌でもわかっちゃうでしょ?」
「・・・お辛くはないですか?」
心配そうに聞いてくれている。ランスロット王子は本当に優しい人となりなのね。
「ふふ、こればっかりは仕方ありませんわ。」
我ながら、ちょっと悲しくなっちゃったけど、私はできるだけ笑顔で応えるよう気を付けた。
「そうですか、片思い・・・」
そういうと、ランスロット王子は何かを考えこんでしまった。?どうかしたのかしら?
今思うと、私が魔力無しと発覚しても、ライル王子が婚約を解消しなかったのは、そういった背景だったからなんだわ。結局は解消しちゃったけどね!っていうか、お話聞いて、ウルっとしちゃったわよ!
「俺の身の上話までお話してしまいましたが、そう言うわけですので、俺が連れだす事にはなっているのですが・・・先ほど、あぁ言ってしまった手前、すぐに部屋から出るのもアレなんで・・・申し訳ありませんが、しばしお待ちいただけますか?」
先ほど??あ!
「そう言えば、私娼婦の設定でしたものね。確かに今出ていったらおかしいですわよね。」
別に何もないけど、恥ずかしいのは何故?!
「す、すみません!仕方がないとはいえ、王女に娼婦など!後で、お叱りは受けますから!」
・・・やだ、ランスロット王子ってば、すごくいい人ね。
「大丈夫ですよ。それに、今は元に戻っていますが、明け方くらいなら私もまた身体が小さくなりますので。」
「その時は抱っこして差し上げますね!」
「恥ずかしいですけど、きっとその方が早いのでしょうね。」
「はい!それに役得ですし!」
とってもいい笑顔でランスロット王子は言ってのけた。
うっ!役得って、さっきから、こっちが恥ずかしくなることを!
「お、お願いします。」
「お任せください!」
何故かしら?ランスロット王子にあるはずのない、犬のような耳とブンブンと振ってる尻尾が見えるような気がするわ。
「後は・・・私がいなくなっていることがバレてなければいいのですが。」
「仰る通りです。すみませんが、一応いつでも逃げ出す準備だけはお願いします。」
「えぇ、わかりましたわ。」
といっても着の身着のままだから、特に何もなかったりするのだけど。
私は窓の方を見た。真っ暗な暗闇の中にポツンと浮かぶお月さま。アルバード、きっとかなり心配かけちゃってるんだろうな・・・。
「・・・アルバード卿のことをお考えですか?」
「!な、なんでわかったんですか?」
顔に出てたのかしら??顔が熱い、きっと真っ赤になってるわね!
「あぁ、本当にそうでしたか!ただ何となくカマかけただけなんですが。」
「カマって!」
いい人って思ったのに、意外にちょい悪?
「・・・本当に羨ましいです。」
「う、羨ましいって、そんな。」
う~ランスロット王子ったらどうしたのかしら?まともにお話したのは今日が初めてなのに、やたらと・・・ま、まさか一目惚れとか??・・・ダメダメ!自意識過剰な女は痛いわよ!シエラ!
「だって、アルバード卿のこと、好いておられるのでしょう?」
「・・・はい。片思いですけどね」
恥ずかしいけれど、嘘は付きたくなかったから正直に答えてしまった。
「え?片思い?」
ん?なんでそんなに驚かれるのかしら?
「えぇ、恥ずかしながら。」
嫌でもわかるわよ!だって呪いが解けていませんからね!
「・・・そうだったんですか、俺はてっきり、両想いかと。」
「そうだったら、良かったんですけどね。ほら呪いが解けてませんから。」
「あ!そう言えば・・・解呪は両想いでしたね。」
「はい。嫌でもわかっちゃうでしょ?」
「・・・お辛くはないですか?」
心配そうに聞いてくれている。ランスロット王子は本当に優しい人となりなのね。
「ふふ、こればっかりは仕方ありませんわ。」
我ながら、ちょっと悲しくなっちゃったけど、私はできるだけ笑顔で応えるよう気を付けた。
「そうですか、片思い・・・」
そういうと、ランスロット王子は何かを考えこんでしまった。?どうかしたのかしら?
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