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79:脱出!2(シエラ)
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あれから、動くのは皆が深夜寝静まってからと聞かされて、
「良かったら少しだけでも眠ってください。時間になれば起こしますから。その後は強行軍ですからね。」
と言われ、初めは一緒に起きているとお断りしたんだけど、
「美容の大敵は寝不足ですよ?」
とか、爽やかに言われて無理やりベッドに促されてしまった。一応ベッドにに入ったものの、当然眠れるわけないじゃない!
・・・・って思てったのに、
「シエラ王女、シエラ王女、起きてくださいますか?」
「え・・・あ!」
しっかり寝てしまったわよ!私ってば!拉致されてるくせに自分の緊張感のなさが信じられない・・・。うぅランスロット王子も呆れてるんじゃないかしら。
「すみません!!私寝っちゃってました・・・」
さすがにバツが悪くて、うつ向いてしまった。
どの口が眠れるわけないっとか言ってたのに!(心の中だけどさ。)しっかり睡眠とっちゃったわよ!
「いえいえ、少しでも体力温存の為には寝てもらったほうがいいですから。何だかんだとお疲れだったと思いますよ。それに俺としても、シエラ王女の寝顔を見られて役得でした!」
ってまたいい笑顔で言われたけど、流石にそれは恥ずかしいわーーー!
「では、そろそろ行動に移しますね。」
「は、はい。」
いよいよ脱出だわ!気を引き締めていかなくっちゃ!
まずは、ランスロット王子が部屋のドアを開けて、周りの様子を見ていた。作戦はこうだ。私が娼婦という設定を活かして、正面突破を計る、というもの。変にコソコソする方が不自然だから、堂々したほうがいいだろうとのことだ。設定理由は私が、早朝に来るお客の予約が入ってるいるから、ということでこの時間で娼館に帰る、というものだった。
「シエラ王女すみません。結局娼婦の設定をそのまま使うことになりましたが。」
「いいえ、今はそんなこと言ってる場合ではありませんもの。お気になさらないで。」
「そうですね。では、行きましょう。」
「はい。」
一応、私はフードを被らされた。顔はできるだけ隠している。私の元の姿を知っている人がいるかもしれないという配慮の為だ。
離宮の中は、さほど暗くはないけれど、さすがに活動時間ではないからシーンと静まり返っている。まぁ時間が時間だから当然よね。もう少ししたら夜が明ける時間だもの。
私達は上の階から階段を下りていた。堂々とその言葉のままに、恐らく中央階段を使ってるんだと思う。だって大きい階段だもの。そして1階に着くと正面の扉が見えた。外への出口だと思うと緊張する。
ランスロット王子をチラッと見たけど、うん平静を装ってはいるけど、緊張しているのは私も伝わってくる。すると目が合ってしまった。ランスロット王子は爽やかな笑顔を浮かべつつ小声で、
「大丈夫、もう少しです。」
と励ましの言葉をかけてくれた。私も頷いたけど、一瞬嫌な考えが脳裏に過った。こういう時って、扉を開けようとすると、誰かに見つかっちゃうっていう展開になったりするのよね!
シエラはうっかりフラグを立てた!
そして、ランスロットが正面扉に手をかかけたその時、
「おや?こんな時間にお出かけですか?」
「「!!」」
いやーーテンプレ通りの展開になっちゃった!!
「良かったら少しだけでも眠ってください。時間になれば起こしますから。その後は強行軍ですからね。」
と言われ、初めは一緒に起きているとお断りしたんだけど、
「美容の大敵は寝不足ですよ?」
とか、爽やかに言われて無理やりベッドに促されてしまった。一応ベッドにに入ったものの、当然眠れるわけないじゃない!
・・・・って思てったのに、
「シエラ王女、シエラ王女、起きてくださいますか?」
「え・・・あ!」
しっかり寝てしまったわよ!私ってば!拉致されてるくせに自分の緊張感のなさが信じられない・・・。うぅランスロット王子も呆れてるんじゃないかしら。
「すみません!!私寝っちゃってました・・・」
さすがにバツが悪くて、うつ向いてしまった。
どの口が眠れるわけないっとか言ってたのに!(心の中だけどさ。)しっかり睡眠とっちゃったわよ!
「いえいえ、少しでも体力温存の為には寝てもらったほうがいいですから。何だかんだとお疲れだったと思いますよ。それに俺としても、シエラ王女の寝顔を見られて役得でした!」
ってまたいい笑顔で言われたけど、流石にそれは恥ずかしいわーーー!
「では、そろそろ行動に移しますね。」
「は、はい。」
いよいよ脱出だわ!気を引き締めていかなくっちゃ!
まずは、ランスロット王子が部屋のドアを開けて、周りの様子を見ていた。作戦はこうだ。私が娼婦という設定を活かして、正面突破を計る、というもの。変にコソコソする方が不自然だから、堂々したほうがいいだろうとのことだ。設定理由は私が、早朝に来るお客の予約が入ってるいるから、ということでこの時間で娼館に帰る、というものだった。
「シエラ王女すみません。結局娼婦の設定をそのまま使うことになりましたが。」
「いいえ、今はそんなこと言ってる場合ではありませんもの。お気になさらないで。」
「そうですね。では、行きましょう。」
「はい。」
一応、私はフードを被らされた。顔はできるだけ隠している。私の元の姿を知っている人がいるかもしれないという配慮の為だ。
離宮の中は、さほど暗くはないけれど、さすがに活動時間ではないからシーンと静まり返っている。まぁ時間が時間だから当然よね。もう少ししたら夜が明ける時間だもの。
私達は上の階から階段を下りていた。堂々とその言葉のままに、恐らく中央階段を使ってるんだと思う。だって大きい階段だもの。そして1階に着くと正面の扉が見えた。外への出口だと思うと緊張する。
ランスロット王子をチラッと見たけど、うん平静を装ってはいるけど、緊張しているのは私も伝わってくる。すると目が合ってしまった。ランスロット王子は爽やかな笑顔を浮かべつつ小声で、
「大丈夫、もう少しです。」
と励ましの言葉をかけてくれた。私も頷いたけど、一瞬嫌な考えが脳裏に過った。こういう時って、扉を開けようとすると、誰かに見つかっちゃうっていう展開になったりするのよね!
シエラはうっかりフラグを立てた!
そして、ランスロットが正面扉に手をかかけたその時、
「おや?こんな時間にお出かけですか?」
「「!!」」
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