84 / 100
84:アルバードVSトリスタン(アルバード)
しおりを挟む
戦闘中ではあったんだけどね。ライザとシエラ嬢の会話は聞こえていた。うん。そりゃ目が赤くなるとか不思議だよな。それも滅多とはならないんだけど、今回は俺もガチでムカついてるからか、思い切り出てしまっていた。シエラ嬢とは結婚をするつもりだし、本当は自分の口から、出生の事は話すつもりではあったんだけど、多分今モヤモヤしてるだろうしなぁと思い、ライザに託した。それに出生の出所を知ったところで、シエラ嬢が俺に対して見る目が変わるとかはないだろうと、むしろ受け止めてくれると確信もあったのだ。だって、あの王様の娘だからな。
「き、貴様まさか!」
トリスタンも、ライザとシエラ嬢の会話は聞こえていたっぽかった。
「俺ね、ハーフなんだよ。魔女と人間の。」
「ば、馬鹿な!!!魔女の子は魔女!つまりは女だ!男が生まれるなんて、そんなことがあるはずがない!!!」
「んなこと言われても、事実俺がいるんだし。」
俺だって、理由なんざ知らねーよ。
「ま、今はそんなことどうでもいい。俺は相当ムカついてるからな。」
「!」
トリスタンは身構えまえた。
「俺、ホントのところは身体動かす方が好きなんだけど、お前の土俵でやってやるよ。魔法だろ?いいよ、やってみなよ。」
「この‼舐めやがって!!!」
トリスタンはキャラがさっきと違うような?まぁこっちが素なのかもな。
「《炎獄の颶風》!!」
あー高位魔法の火と風の合わせ技だな。かなりの高さになった火柱が、竜巻の渦と合わさり、炎を纏っていた。
「炎に焼かれながら、竜巻に撒かれるがいい!!」
トリスタンが嬉々として放った魔法は、目前に迫っていたが・・・
いや、普通に嫌だし。
「じゃ、俺も似たようなのお見舞いしてやるよ。《流水泉の旋風》」
トリスタンが放った魔法の応用編。つまりは俺の放った魔法は水と風の合わせ技。竜巻の渦と合わさったものは、水を纏っていた。
「なにぃ!!」
トリスタンと俺が放った魔法は相性で言うならば、火は水に弱い。という訳で、竜巻のぶつかり合いは当然、水が勝つ。そういうわけで、ぶつかった竜巻は、火は水によって消火されてしまい、蒸発してしまった。あとは、風の威力のぶつかり合いになるが、二つの大きな竜巻ゆえ、周囲にも影響を放っていた。
「きゃあ!」
「うわっ!」
みんな風圧に飛ばされそうだ。だが、俺は心配はしていなかった。
「はいは~い♪みんなこっちに固まってね~」
イライザはみんなを一か所に固めて、結界を張った。
「アルトー、あとは好きにやんなさい!」
ライザは、こういうことはちゃんとしてくれるのをわかってたからな!
ん?シエラ嬢が心配そうな顔をしているが、
「シエラ!すぐ終わるから待っててくれ。コレが終わったらユーナさんのところに帰ろう。」
俺がそう言うと、シエラはすっかり泣き止んでいたようで
「うん、待ってる!!」
・・・・・うわめっちゃいい笑顔で返事されて、俺もドキっとしたよ。
結局、魔法で放った竜巻は相殺され、消えてしまった。
「さすがSランクといったところか、俺と同レベルの魔法を放つことができるとはな。」
「てかさ、とっとと終わらせるわ。俺、お前と付き合ってるほど暇じゃねぇし、時間が勿体ないからな。」
「な、なんだと!!せっかくこの俺が、お前もイライザ同様、ライバルと認めてやろうとしてやってるのに!」
トリスタンは憤慨してる。思った以上に単純な奴だな。ま、こっちはやり易くて助かるが。それになんだ、その意味不な上から目線は?そりゃライザも嫌になるよな。
「いや、心底別にどうでもいいし。」
「あんた、さっきから見たところ、火の魔法が得意そうだから、ソレでケリをつけてやるよ。」
「ま、まさか貴様まさか3属性扱えるのか?!」
個々に持っている属性は、大抵は一つだが、中には2つや3つなど、複数の属性を持っているやつもいる。そして俺は・・・・
「残念。3つじゃない。光を除いた、5属性扱えるんだよ、俺。」
アルバードはそういうと不敵に笑った。
「き、貴様まさか!」
トリスタンも、ライザとシエラ嬢の会話は聞こえていたっぽかった。
「俺ね、ハーフなんだよ。魔女と人間の。」
「ば、馬鹿な!!!魔女の子は魔女!つまりは女だ!男が生まれるなんて、そんなことがあるはずがない!!!」
「んなこと言われても、事実俺がいるんだし。」
俺だって、理由なんざ知らねーよ。
「ま、今はそんなことどうでもいい。俺は相当ムカついてるからな。」
「!」
トリスタンは身構えまえた。
「俺、ホントのところは身体動かす方が好きなんだけど、お前の土俵でやってやるよ。魔法だろ?いいよ、やってみなよ。」
「この‼舐めやがって!!!」
トリスタンはキャラがさっきと違うような?まぁこっちが素なのかもな。
「《炎獄の颶風》!!」
あー高位魔法の火と風の合わせ技だな。かなりの高さになった火柱が、竜巻の渦と合わさり、炎を纏っていた。
「炎に焼かれながら、竜巻に撒かれるがいい!!」
トリスタンが嬉々として放った魔法は、目前に迫っていたが・・・
いや、普通に嫌だし。
「じゃ、俺も似たようなのお見舞いしてやるよ。《流水泉の旋風》」
トリスタンが放った魔法の応用編。つまりは俺の放った魔法は水と風の合わせ技。竜巻の渦と合わさったものは、水を纏っていた。
「なにぃ!!」
トリスタンと俺が放った魔法は相性で言うならば、火は水に弱い。という訳で、竜巻のぶつかり合いは当然、水が勝つ。そういうわけで、ぶつかった竜巻は、火は水によって消火されてしまい、蒸発してしまった。あとは、風の威力のぶつかり合いになるが、二つの大きな竜巻ゆえ、周囲にも影響を放っていた。
「きゃあ!」
「うわっ!」
みんな風圧に飛ばされそうだ。だが、俺は心配はしていなかった。
「はいは~い♪みんなこっちに固まってね~」
イライザはみんなを一か所に固めて、結界を張った。
「アルトー、あとは好きにやんなさい!」
ライザは、こういうことはちゃんとしてくれるのをわかってたからな!
ん?シエラ嬢が心配そうな顔をしているが、
「シエラ!すぐ終わるから待っててくれ。コレが終わったらユーナさんのところに帰ろう。」
俺がそう言うと、シエラはすっかり泣き止んでいたようで
「うん、待ってる!!」
・・・・・うわめっちゃいい笑顔で返事されて、俺もドキっとしたよ。
結局、魔法で放った竜巻は相殺され、消えてしまった。
「さすがSランクといったところか、俺と同レベルの魔法を放つことができるとはな。」
「てかさ、とっとと終わらせるわ。俺、お前と付き合ってるほど暇じゃねぇし、時間が勿体ないからな。」
「な、なんだと!!せっかくこの俺が、お前もイライザ同様、ライバルと認めてやろうとしてやってるのに!」
トリスタンは憤慨してる。思った以上に単純な奴だな。ま、こっちはやり易くて助かるが。それになんだ、その意味不な上から目線は?そりゃライザも嫌になるよな。
「いや、心底別にどうでもいいし。」
「あんた、さっきから見たところ、火の魔法が得意そうだから、ソレでケリをつけてやるよ。」
「ま、まさか貴様まさか3属性扱えるのか?!」
個々に持っている属性は、大抵は一つだが、中には2つや3つなど、複数の属性を持っているやつもいる。そして俺は・・・・
「残念。3つじゃない。光を除いた、5属性扱えるんだよ、俺。」
アルバードはそういうと不敵に笑った。
0
あなたにおすすめの小説
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
将来を誓い合った王子様は聖女と結ばれるそうです
きぬがやあきら
恋愛
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」
5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。
その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?
【完結】離縁王妃アデリアは故郷で聖姫と崇められています ~冤罪で捨てられた王妃、地元に戻ったら領民に愛され「聖姫」と呼ばれていました~
猫燕
恋愛
「――そなたとの婚姻を破棄する。即刻、王宮を去れ」
王妃としての5年間、私はただ国を支えていただけだった。
王妃アデリアは、側妃ラウラの嘘と王の独断により、「毒を盛った」という冤罪で突然の離縁を言い渡された。「ただちに城を去れ」と宣告されたアデリアは静かに王宮を去り、生まれ故郷・ターヴァへと向かう。
しかし、領地の国境を越えた彼女を待っていたのは、驚くべき光景だった。
迎えに来たのは何百もの領民、兄、彼女の帰還に歓喜する侍女たち。
かつて王宮で軽んじられ続けたアデリアの政策は、故郷では“奇跡”として受け継がれ、領地を繁栄へ導いていたのだ。実際は薬学・医療・農政・内政の天才で、治癒魔法まで操る超有能王妃だった。
故郷の温かさに癒やされ、彼女の有能さが改めて証明されると、その評判は瞬く間に近隣諸国へ広がり──
“冷徹の皇帝”と恐れられる隣国の若き皇帝・カリオンが現れる。
皇帝は彼女の才覚と優しさに心を奪われ、「私はあなたを守りたい」と静かに誓う。
冷徹と恐れられる彼が、なぜかターヴァ領に何度も通うようになり――「君の価値を、誰よりも私が知っている」「アデリア・ターヴァ。君の全てを、私のものにしたい」
一方その頃――アデリアを失った王国は急速に荒れ、疫病、飢饉、魔物被害が連鎖し、内政は崩壊。国王はようやく“失ったものの価値”を理解し始めるが、もう遅い。
追放された王妃は、故郷で神と崇められ、最強の溺愛皇帝に娶られる!「あなたが望むなら、帝国も全部君のものだ」――これは、誰からも理解されなかった“本物の聖女”が、
ようやく正当に愛され、報われる物語。
※「小説家になろう」にも投稿しています
【完結】王太子に婚約破棄され、父親に修道院行きを命じられた公爵令嬢、もふもふ聖獣に溺愛される〜王太子が謝罪したいと思ったときには手遅れでした
まほりろ
恋愛
【完結済み】
公爵令嬢のアリーゼ・バイスは一学年の終わりの進級パーティーで、六年間婚約していた王太子から婚約破棄される。
壇上に立つ王太子の腕の中には桃色の髪と瞳の|庇護《ひご》欲をそそる愛らしい少女、男爵令嬢のレニ・ミュルべがいた。
アリーゼは男爵令嬢をいじめた|冤罪《えんざい》を着せられ、男爵令嬢の取り巻きの令息たちにののしられ、卵やジュースを投げつけられ、屈辱を味わいながらパーティー会場をあとにした。
家に帰ったアリーゼは父親から、貴族社会に向いてないと言われ修道院行きを命じられる。
修道院には人懐っこい仔猫がいて……アリーゼは仔猫の愛らしさにメロメロになる。
しかし仔猫の正体は聖獣で……。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
・ざまぁ有り(死ネタ有り)・ざまぁ回には「ざまぁ」と明記します。
・婚約破棄、アホ王子、モフモフ、猫耳、聖獣、溺愛。
2021/11/27HOTランキング3位、28日HOTランキング2位に入りました! 読んで下さった皆様、ありがとうございます!
誤字報告ありがとうございます! 大変助かっております!!
アルファポリスに先行投稿しています。他サイトにもアップしています。
捨てられた聖女、自棄になって誘拐されてみたら、なぜか皇太子に溺愛されています
h.h
恋愛
「偽物の聖女であるお前に用はない!」婚約者である王子は、隣に新しい聖女だという女を侍らせてリゼットを睨みつけた。呆然として何も言えず、着の身着のまま放り出されたリゼットは、その夜、謎の男に誘拐される。
自棄なって自ら誘拐犯の青年についていくことを決めたリゼットだったが。連れて行かれたのは、隣国の帝国だった。
しかもなぜか誘拐犯はやけに慕われていて、そのまま皇帝の元へ連れて行かれ━━?
「おかえりなさいませ、皇太子殿下」
「は? 皇太子? 誰が?」
「俺と婚約してほしいんだが」
「はい?」
なぜか皇太子に溺愛されることなったリゼットの運命は……。
引きこもり聖女は祈らない
鷹 綾
恋愛
内容紹介
聖女ポーラ・スターは、引きこもっていた。
人と話すことができず、部屋から出ることもできず、
彼女の意思表示は、扉に貼られる小さなメモだけだった。
「西の街道でがけ崩れが起きます」
「今日は、クラムチャウダーが食べたいです」
祈らず、姿も見せず、奇跡を誇示することもない聖女。
その存在は次第に「役立たず」と見なされ、
王太子リチャードから一方的に婚約を破棄され、聖女の地位も解かれる。
──だが、その日を境に、王国は壊れ始めた。
天候不順、嵐、洪水、冷害。
新たに任命された聖女は奇跡を演じるが、世界は救われない。
誰もが気づかぬまま、
「何もしない聖女」が、実はすべてを支えていた事実だけが残されていた。
扉の向こうで静かに生きる少女と、
毎日声をかけ続ける精神科医フォージャー。
失われていく王国と、取り戻されていく一人の人生。
これは、
祈らない聖女が選んだ、
誰にも支配されない静かな結末の物語。
『引きこもり聖女は祈らない』
ざまぁは声高でなく、
救いは奇跡ではなく、
その扉の向こうに、確かにあった。
根暗令嬢の華麗なる転身
しろねこ。
恋愛
「来なきゃよかったな」
ミューズは茶会が嫌いだった。
茶会デビューを果たしたものの、人から不細工と言われたショックから笑顔になれず、しまいには根暗令嬢と陰で呼ばれるようになった。
公爵家の次女に産まれ、キレイな母と実直な父、優しい姉に囲まれ幸せに暮らしていた。
何不自由なく、暮らしていた。
家族からも愛されて育った。
それを壊したのは悪意ある言葉。
「あんな不細工な令嬢見たことない」
それなのに今回の茶会だけは断れなかった。
父から絶対に参加してほしいという言われた茶会は特別で、第一王子と第二王子が来るものだ。
婚約者選びのものとして。
国王直々の声掛けに娘思いの父も断れず…
応援して頂けると嬉しいです(*´ω`*)
ハピエン大好き、完全自己満、ご都合主義の作者による作品です。
同名主人公にてアナザーワールド的に別な作品も書いています。
立場や環境が違えども、幸せになって欲しいという思いで作品を書いています。
一部リンクしてるところもあり、他作品を見て頂ければよりキャラへの理解が深まって楽しいかと思います。
描写的なものに不安があるため、お気をつけ下さい。
ゆるりとお楽しみください。
こちら小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿させてもらっています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる