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99:いつまでも・・・(アルバード・シエラ)
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結婚式、お披露目会が終わったその日の深夜、
「シエラ様、お支度ができましたよ。」
「ありがとう。ユーナ」
「緊張されていますか?」
「う、うん。当たり前なんだけど、やっぱり初めてだし。」
シエラは初夜の為、薄手の少し透け感のある白のナイトドレスに着替えていたが、当たり前だがこういった恰好で殿方の前に出るのは初めてのことなので、シエラはかなり緊張していた。
「こういうことは、まずは殿方にお任せしておけばいいのですよ。」
「そ、そうね。だけど、やっぱり恥ずかしいし。」
「そういう恥じらいの気持ちは忘れないでおくといいですよ。」
「う~ずっと恥ずかしい気がするわ。」
「さ、シエラ様、寝室でアルバード様がお待ちです。あとはお二人でごゆっくりしてくださいな。」
「う、うん。」
シエラは真っ赤になっていた。
コンコン
「あ、アルバード。」
「あ、あぁ来たね。」
ん?もしや・・・
「アルバード緊張してる?」
「うん、恥ずかしながら実は。」
「だよね。私も緊張してるし、それに・・・」
「それに?」
「それにすごく恥ずかしい。」
そう言われ、アルバードはマジマジとシエラを見た。
確かに白の透け感のあるナイトドレスはアルバードにとってもかなり刺激的だった。
「そうだろうな。でもシエラに良く似合ってるし、俺はその、嬉しいよ。」
だが、アルバードは正直に思ったことを伝えた。
「み、見ないでよ。」
「それは無理な注文だな。」
「な、なによ、アルバードだって!」
人には見ないで言っときながら、シエラはアルバードをマジマジと見つめていた。
「・・・・・」
アルバードはガウンを羽織っていたのだが、その隙間から見える大胸筋や腹筋の鍛えられた肉体が、ある種の色気を放っていた。男の人相手でも目のやり場って困ることがあるのだと、シエラはこの時初めて知ったのだ。
「どうした?黙っちゃって?」
「え・・と、そのアルバードはやっぱりっていうか、鍛えてるんだなぁと。」
「ま、俺の場合は仕事を兼ねてるからな。」
そういうとアルバードはそのままシエラをベッドに押し倒した。
「きゃっ!」
アルバードはそのまま、シエラに上に覆いかぶさり、自身が羽織っていたガウンを脱ぎ捨てた。その仕草が妙に色っぽいのと、露わになるアルバードの上半身にシエラは真っ赤になり思わず生唾を飲んだ。
「シエラ・・・」
「・・・あ、アルバードの好きにしていいから。お、オマカセシマス。」
シエラは真っ赤になりながら、少しカタコトになってしまったが、思っていたことを告げた。
「!そんな可愛いことをいわれたら、手加減できなくなる。」
「・・・あ、でも痛いのは嫌かな。」
「そりゃそーだね。」
二人は顔を見合わせ、笑いあった。そして、アルバードはシエラの目をじっと見つめて、
「シエラ、愛してる。」
そしてシエラも、アルバードをじっと見つめて、
「アルバード、私もよ。愛してるわ。」
そうして、二人は深いキスをして、お互いの身体が重なりあった。
翌朝、
シエラはうっすらと目を開け目覚めはしたものの、ともかく身体はだるかった。
シエラはアルバードの腕枕で眠っていた。
びっくりした。知識は一応はあったが、まさかあんなことやこんなことまで。思い出しても恥ずかしすぎて、アルバードを顔をまともに見れないと思っていたのだが、
「シエラ、おはよう。」
思いも空しく、アルバードの顔は目の前にあった。
「あ、アルバード、お、おはよう。」
挨拶はしたものの、思い切り目を逸らしていた。
「もしかして、恥ずかしい?」
アルバードは察しっていたようだが、意地悪く言ってみた。
「あ、当たり前じゃない!あんなの、恥ずかしいわよ・・・」
最後の方は消え入りそうな声になっていた。
「あとさ、気付いてる?」
「え?何が?」
「今の時刻を見てご覧。」
壁にかけてある時計をみれば、もう昼前であった。
「や、やだ!寝すぎちゃってる!」
うん、流石にあんなことの後だから、疲れちゃったのね、私。
「うん、そうだね。も一つは?」
「え?他に何が・・・?」
アルバードは何のことをいっているのかと思ったが、シエラ自分の身体を見て、わかった。
「・・・幼女に・・・小さくなっていない!」
「うん、俺もビックリした。俺は先に起きてたから、ずっとシエラのこと見てたんだよ。何時頃かわるのかなって。だけど全然その気配がないからさ。もしやって。」
え?やだそれって寝顔をずっと見てたってこと?!
そう思うと、顔が赤くなったシエラが何を思ったのかアルバードは察したようで、
「うん、可愛かった。」
ただでさえ、赤くなっていたのにもう全身赤くなっていた。シエラはシーツに包まってしまった。
「アルバードのバカバカぁ!」
「はは、ごめん。でも、まだ油断はできない。もう少し様子は見よう。」
アルバードがそういうと、シエラはシーツから顔を出して、
「う、うん。戻れてると・・いいな。」
「そうだな。」
そしてアルバードはシエラを抱きしめた。
その日は大騒ぎだった。ユーナも泣いて喜び、侯爵も喜んでいた。確認のためにイライザに連絡をし、シエラを診てもらったのだ。
「うん、無くなってる。呪いは消えてるわ。おめでとう♪」
「「「「「!!!」」」」
「ひめ、じゃなくってシエラ様、ようございました!本当に!!」
ユーナは心の底から喜んでうれし涙で号泣していた。
「本当に?呪いは、もうないのね?」
「ふふ、大丈夫よ。これで安心して子作りできるわね♪」
「や、やだ!イライザさん」
シエラは真っ赤になっていた。そこへアルバードはシエラをいきなり抱きしめた。
「シエラ!本当に良かった!!」
だが、アルバードは泣いていた。
「アルト、泣いてるの?」
イライザの言葉にシエラは驚いた。
「あ、アルバードがなんで泣くのよ?」
シエラはよほど嬉しかったのかと思ったが、実際は少し違った。
「俺は、シエラの事を愛してると思ってるけど、呪いが解けていなかったから、俺のこの気持ちが偽物かと、勘違いしてるんじゃないかと怖かったんだ!」
シエラは悟った。アルバードは自分の気持ちが愛ではないのかと、シエラが解呪されていないことで自信がなかったのだと、アルバードはアルバードでずっと苦しんできたのだとわかったのだ。
「アルバード、ごめんね。ずっと気にしていたのね。だけど私はずっと信じてたわ。」
「シエラ!!」
アルバードはシエラをさらに抱きしめ、シエラもアルバードの背中に手を回した。
その様子をユーナもイライザもアーベンライン侯爵も温かく見守っていた。
その後は、シエラがアーベンラインの女侯爵として領地運営をし、アルバードはSランク冒険者として、ギルドの依頼をこなすのが日課となっていた。勿論約束通り、アルバードは必ずシエラの元に帰ってきていた。
アルバードとシエラはおしどり夫婦として知られ、いつまでもいつまでも夫婦仲睦まじく、幸せに暮らしたそうな。
「シエラ様、お支度ができましたよ。」
「ありがとう。ユーナ」
「緊張されていますか?」
「う、うん。当たり前なんだけど、やっぱり初めてだし。」
シエラは初夜の為、薄手の少し透け感のある白のナイトドレスに着替えていたが、当たり前だがこういった恰好で殿方の前に出るのは初めてのことなので、シエラはかなり緊張していた。
「こういうことは、まずは殿方にお任せしておけばいいのですよ。」
「そ、そうね。だけど、やっぱり恥ずかしいし。」
「そういう恥じらいの気持ちは忘れないでおくといいですよ。」
「う~ずっと恥ずかしい気がするわ。」
「さ、シエラ様、寝室でアルバード様がお待ちです。あとはお二人でごゆっくりしてくださいな。」
「う、うん。」
シエラは真っ赤になっていた。
コンコン
「あ、アルバード。」
「あ、あぁ来たね。」
ん?もしや・・・
「アルバード緊張してる?」
「うん、恥ずかしながら実は。」
「だよね。私も緊張してるし、それに・・・」
「それに?」
「それにすごく恥ずかしい。」
そう言われ、アルバードはマジマジとシエラを見た。
確かに白の透け感のあるナイトドレスはアルバードにとってもかなり刺激的だった。
「そうだろうな。でもシエラに良く似合ってるし、俺はその、嬉しいよ。」
だが、アルバードは正直に思ったことを伝えた。
「み、見ないでよ。」
「それは無理な注文だな。」
「な、なによ、アルバードだって!」
人には見ないで言っときながら、シエラはアルバードをマジマジと見つめていた。
「・・・・・」
アルバードはガウンを羽織っていたのだが、その隙間から見える大胸筋や腹筋の鍛えられた肉体が、ある種の色気を放っていた。男の人相手でも目のやり場って困ることがあるのだと、シエラはこの時初めて知ったのだ。
「どうした?黙っちゃって?」
「え・・と、そのアルバードはやっぱりっていうか、鍛えてるんだなぁと。」
「ま、俺の場合は仕事を兼ねてるからな。」
そういうとアルバードはそのままシエラをベッドに押し倒した。
「きゃっ!」
アルバードはそのまま、シエラに上に覆いかぶさり、自身が羽織っていたガウンを脱ぎ捨てた。その仕草が妙に色っぽいのと、露わになるアルバードの上半身にシエラは真っ赤になり思わず生唾を飲んだ。
「シエラ・・・」
「・・・あ、アルバードの好きにしていいから。お、オマカセシマス。」
シエラは真っ赤になりながら、少しカタコトになってしまったが、思っていたことを告げた。
「!そんな可愛いことをいわれたら、手加減できなくなる。」
「・・・あ、でも痛いのは嫌かな。」
「そりゃそーだね。」
二人は顔を見合わせ、笑いあった。そして、アルバードはシエラの目をじっと見つめて、
「シエラ、愛してる。」
そしてシエラも、アルバードをじっと見つめて、
「アルバード、私もよ。愛してるわ。」
そうして、二人は深いキスをして、お互いの身体が重なりあった。
翌朝、
シエラはうっすらと目を開け目覚めはしたものの、ともかく身体はだるかった。
シエラはアルバードの腕枕で眠っていた。
びっくりした。知識は一応はあったが、まさかあんなことやこんなことまで。思い出しても恥ずかしすぎて、アルバードを顔をまともに見れないと思っていたのだが、
「シエラ、おはよう。」
思いも空しく、アルバードの顔は目の前にあった。
「あ、アルバード、お、おはよう。」
挨拶はしたものの、思い切り目を逸らしていた。
「もしかして、恥ずかしい?」
アルバードは察しっていたようだが、意地悪く言ってみた。
「あ、当たり前じゃない!あんなの、恥ずかしいわよ・・・」
最後の方は消え入りそうな声になっていた。
「あとさ、気付いてる?」
「え?何が?」
「今の時刻を見てご覧。」
壁にかけてある時計をみれば、もう昼前であった。
「や、やだ!寝すぎちゃってる!」
うん、流石にあんなことの後だから、疲れちゃったのね、私。
「うん、そうだね。も一つは?」
「え?他に何が・・・?」
アルバードは何のことをいっているのかと思ったが、シエラ自分の身体を見て、わかった。
「・・・幼女に・・・小さくなっていない!」
「うん、俺もビックリした。俺は先に起きてたから、ずっとシエラのこと見てたんだよ。何時頃かわるのかなって。だけど全然その気配がないからさ。もしやって。」
え?やだそれって寝顔をずっと見てたってこと?!
そう思うと、顔が赤くなったシエラが何を思ったのかアルバードは察したようで、
「うん、可愛かった。」
ただでさえ、赤くなっていたのにもう全身赤くなっていた。シエラはシーツに包まってしまった。
「アルバードのバカバカぁ!」
「はは、ごめん。でも、まだ油断はできない。もう少し様子は見よう。」
アルバードがそういうと、シエラはシーツから顔を出して、
「う、うん。戻れてると・・いいな。」
「そうだな。」
そしてアルバードはシエラを抱きしめた。
その日は大騒ぎだった。ユーナも泣いて喜び、侯爵も喜んでいた。確認のためにイライザに連絡をし、シエラを診てもらったのだ。
「うん、無くなってる。呪いは消えてるわ。おめでとう♪」
「「「「「!!!」」」」
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だが、アルバードは泣いていた。
「アルト、泣いてるの?」
イライザの言葉にシエラは驚いた。
「あ、アルバードがなんで泣くのよ?」
シエラはよほど嬉しかったのかと思ったが、実際は少し違った。
「俺は、シエラの事を愛してると思ってるけど、呪いが解けていなかったから、俺のこの気持ちが偽物かと、勘違いしてるんじゃないかと怖かったんだ!」
シエラは悟った。アルバードは自分の気持ちが愛ではないのかと、シエラが解呪されていないことで自信がなかったのだと、アルバードはアルバードでずっと苦しんできたのだとわかったのだ。
「アルバード、ごめんね。ずっと気にしていたのね。だけど私はずっと信じてたわ。」
「シエラ!!」
アルバードはシエラをさらに抱きしめ、シエラもアルバードの背中に手を回した。
その様子をユーナもイライザもアーベンライン侯爵も温かく見守っていた。
その後は、シエラがアーベンラインの女侯爵として領地運営をし、アルバードはSランク冒険者として、ギルドの依頼をこなすのが日課となっていた。勿論約束通り、アルバードは必ずシエラの元に帰ってきていた。
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