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プロローグ
元陰キャな彼と付き合うまで⑵
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陸から唐揚げを貰った次の日お昼の時間に陸は来なかった。
まぁ昨日あんなこと言ったし来ないか...
別に寂しいとかは無いんだけどなんか物足りないな位は感じてた
きっと唐揚げを食べたかったんだと自分に言い聞かし
私は最近ハマってるネット小説を読んでた。
投稿サイト『小説家になれるかな?』ココには毎日色んな人が思い思いの作品を投稿してる。
最初は暇つぶし程度にと読んでたけど、とても面白く中にはなんでコレ書籍化してないんだろ?って不思議に思う作品もあった
私は特に気に入ってる作品を読んでたら
聞き慣れた声が聞こえてきた
「よっ!」
「来るなって言ったよね?」
「ん?来るなは来てって意味では?」
「はぁ...なんでそうなるのよ...」
「まあまあなんかよくわからないけど気にしなくていいんじゃない?」
「陸のせいだからね!?」
陸の奴本当になんなのよ!
急に馴れ馴れしくしてくるし...
「それより甘いの欲しくね?」
「あいにく今カフェオレ飲んでるから」
「ふーん..マカロン?買ってきたんだけど?マカロンって知ってる?」
「あなたにだけは言われたくないわよ!!」
「少しは素直に喜んでくれたらいいのに...ピスタチオとフランボワーズどっちがいい?」
「...フランボワーズ..」
「はいどうぞ」
「あ...ありがとう..」
私は陸から赤いフランボワーズのマカロンを受け取り半分だけ口に含んだ
甘酸っぱいマカロンに私の頬がキューッとなった。
「美味しい..痛たっ!...」
「大丈夫!?看護師さん呼んでくるよ!」
「違う違う!久々に甘いの食べたら頬が痛くなる時あるでしょ?アレよ」
「アレか~脅かさないでくれよ」
「ごめん...」
そう言って残りのマカロンも食べた
やっぱりまだ少し痛いや...
「そう言えば陸今日はなんでこんな時間に?」
「なんとなく甘い物の方がいいかなとそう考えておやつの時間と言えば3時だからそれに合わせて来れるようにしてたんだよ」
「そこまでしなくても良いのに...」
「まぁ好きだから仕方ないじゃん?」
はい?いきなり何言ってんの?
「ん?マカロンが好きなの?」
「え?なんでそうなるのかな?」
「あっ!おやつが好きなのね」
「なぁ!わざとだろその態度」
「やっぱりそうゆうことなのね」
「つまりそうゆうことなんだよ」
えっと...状況を整理すると...陸は私が好きで..だから毎日見舞いに来てると...
なにそれ!?全く気づいてなかったんだけど!
「えっと...ちなみになんだけど...何時から?」
「何時からだろ....さっき?」
「はぁ!?なにそれ!!」
「だって今ふと思ったんだから仕方ないだろ!?」
「ふざけてるなら他でやってよ!」
「ふざけてないよ?」
「そんなので私が喜ぶと思ってる訳?」
「そんな事は思ってないけど伝えときたかったから」
「だから!...あぁーもう!どこに今の流れで惚れるところがあったのよ!もしかしてアレかな?事故して入院して弱ってるし少し優しくしたら簡単に靡くとかチョロインとか思われてるのかな!?」
「そんなつもりで言ったんじゃないってさっきから言ってるじゃないか?」
「ならなんで今な訳?なんで今好きになるのよ?どう考えても有り得ないでしょ?いくらなんでも酷すぎでしょ!バカにしないで!!もういいから帰ってよ!」
「ごめん海里そんなつもりじゃないんだ」
「うるさい!早く帰って!二度と顔見せるな!!」
「と..とりあえずまた明日来るからまた話そう」
「面会拒否だし!」
陸は慌てて退室した
私はまだ怒りが収まらずイライラしていた
そもそもおかしいでしょ?なんで今なわけ?仮にそうだとしても、もう少し言い方とかあると思うけど?
それこそ嘘でもいいから昔からとか同じ職場になってとか言ってくれたらまだ良かったのに...
なんでこんな姿の時に言うのよ...
せめて退院後に言ってきてくれたら....
って!なんでそう考えるのよ私!
陸と付き合う?ないない!!
確かに今はマシだけどあの背後霊と付き合うとか有り得ないんだけど?
もし...明日も来て好きって言われたら...
と...とりあえず私が納得できる理由じゃ無いと認めないんだから!!
むしゃくしゃする!!
こんな時は心を落ち着かせるためにも小説読むしかない!
私はスマホをいじってお気に入りリストを見た
大好きな恋愛作品が更新されてる
私はそれを読んだ
読み終わった頃には怒ってた気持ちもどこかにいってた。
そして落ち着いた気持ちで先程マカロンを食べて痛くなってた頬に手を当て
陸の事を考えた...
まぁ...明日来たら落ち着いてちゃんと話し合うとするか...
付き合うとかは別としてこのままじゃ流石に嫌だし...仕方ないよね?
私はそう思い明日が来るが待ち遠しかった
なんでどこか嬉しいく思えるのかは触れないでいた
次の日昼になっても3時になっても陸が病室に来ることは無かった....
私が来るなって言ったから本当にもう来ないのかも...そう思いながらも面会時間ギリギリまでどこか来てくれると期待してる私が居た
まぁ昨日あんなこと言ったし来ないか...
別に寂しいとかは無いんだけどなんか物足りないな位は感じてた
きっと唐揚げを食べたかったんだと自分に言い聞かし
私は最近ハマってるネット小説を読んでた。
投稿サイト『小説家になれるかな?』ココには毎日色んな人が思い思いの作品を投稿してる。
最初は暇つぶし程度にと読んでたけど、とても面白く中にはなんでコレ書籍化してないんだろ?って不思議に思う作品もあった
私は特に気に入ってる作品を読んでたら
聞き慣れた声が聞こえてきた
「よっ!」
「来るなって言ったよね?」
「ん?来るなは来てって意味では?」
「はぁ...なんでそうなるのよ...」
「まあまあなんかよくわからないけど気にしなくていいんじゃない?」
「陸のせいだからね!?」
陸の奴本当になんなのよ!
急に馴れ馴れしくしてくるし...
「それより甘いの欲しくね?」
「あいにく今カフェオレ飲んでるから」
「ふーん..マカロン?買ってきたんだけど?マカロンって知ってる?」
「あなたにだけは言われたくないわよ!!」
「少しは素直に喜んでくれたらいいのに...ピスタチオとフランボワーズどっちがいい?」
「...フランボワーズ..」
「はいどうぞ」
「あ...ありがとう..」
私は陸から赤いフランボワーズのマカロンを受け取り半分だけ口に含んだ
甘酸っぱいマカロンに私の頬がキューッとなった。
「美味しい..痛たっ!...」
「大丈夫!?看護師さん呼んでくるよ!」
「違う違う!久々に甘いの食べたら頬が痛くなる時あるでしょ?アレよ」
「アレか~脅かさないでくれよ」
「ごめん...」
そう言って残りのマカロンも食べた
やっぱりまだ少し痛いや...
「そう言えば陸今日はなんでこんな時間に?」
「なんとなく甘い物の方がいいかなとそう考えておやつの時間と言えば3時だからそれに合わせて来れるようにしてたんだよ」
「そこまでしなくても良いのに...」
「まぁ好きだから仕方ないじゃん?」
はい?いきなり何言ってんの?
「ん?マカロンが好きなの?」
「え?なんでそうなるのかな?」
「あっ!おやつが好きなのね」
「なぁ!わざとだろその態度」
「やっぱりそうゆうことなのね」
「つまりそうゆうことなんだよ」
えっと...状況を整理すると...陸は私が好きで..だから毎日見舞いに来てると...
なにそれ!?全く気づいてなかったんだけど!
「えっと...ちなみになんだけど...何時から?」
「何時からだろ....さっき?」
「はぁ!?なにそれ!!」
「だって今ふと思ったんだから仕方ないだろ!?」
「ふざけてるなら他でやってよ!」
「ふざけてないよ?」
「そんなので私が喜ぶと思ってる訳?」
「そんな事は思ってないけど伝えときたかったから」
「だから!...あぁーもう!どこに今の流れで惚れるところがあったのよ!もしかしてアレかな?事故して入院して弱ってるし少し優しくしたら簡単に靡くとかチョロインとか思われてるのかな!?」
「そんなつもりで言ったんじゃないってさっきから言ってるじゃないか?」
「ならなんで今な訳?なんで今好きになるのよ?どう考えても有り得ないでしょ?いくらなんでも酷すぎでしょ!バカにしないで!!もういいから帰ってよ!」
「ごめん海里そんなつもりじゃないんだ」
「うるさい!早く帰って!二度と顔見せるな!!」
「と..とりあえずまた明日来るからまた話そう」
「面会拒否だし!」
陸は慌てて退室した
私はまだ怒りが収まらずイライラしていた
そもそもおかしいでしょ?なんで今なわけ?仮にそうだとしても、もう少し言い方とかあると思うけど?
それこそ嘘でもいいから昔からとか同じ職場になってとか言ってくれたらまだ良かったのに...
なんでこんな姿の時に言うのよ...
せめて退院後に言ってきてくれたら....
って!なんでそう考えるのよ私!
陸と付き合う?ないない!!
確かに今はマシだけどあの背後霊と付き合うとか有り得ないんだけど?
もし...明日も来て好きって言われたら...
と...とりあえず私が納得できる理由じゃ無いと認めないんだから!!
むしゃくしゃする!!
こんな時は心を落ち着かせるためにも小説読むしかない!
私はスマホをいじってお気に入りリストを見た
大好きな恋愛作品が更新されてる
私はそれを読んだ
読み終わった頃には怒ってた気持ちもどこかにいってた。
そして落ち着いた気持ちで先程マカロンを食べて痛くなってた頬に手を当て
陸の事を考えた...
まぁ...明日来たら落ち着いてちゃんと話し合うとするか...
付き合うとかは別としてこのままじゃ流石に嫌だし...仕方ないよね?
私はそう思い明日が来るが待ち遠しかった
なんでどこか嬉しいく思えるのかは触れないでいた
次の日昼になっても3時になっても陸が病室に来ることは無かった....
私が来るなって言ったから本当にもう来ないのかも...そう思いながらも面会時間ギリギリまでどこか来てくれると期待してる私が居た
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