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贄の神子の誕生
一
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ここは全能なる太陽の大神が統べる神と人が隣り合って生きる世界。現世には神々の住む天空と人が住む大地があり、常世には死や病を司る神々と死せるものが住む。大きく二つに分けられた世界の秩序を大神により生み出された様々な神が守り、人々は神の恵みに感謝を捧げて慎ましく生きている。大神の世界は小さな小競り合いはありつつも概ね平和に、穏やかに回っていた。
昔々、そんな世界を揺るがす大きな戦いが起きた。常世の底に住む混沌の神が世界の覇権を握らんと太陽の神に戦いを挑んだのだ。
穢れの力を持つ混沌の神の軍勢は強く、彼らの手によって大地は穢れ、浄化の力を持つ神々は大地の穢れを祓う中で次々と倒れていく。その戦いの余波は生きとし生けるもの全てを巻き込み、現世に死を蔓延させた。
一進一退の攻防が続いて数十年。長い間息を潜めて嵐が過ぎ去るのを待っていただけの人間の中に大神の苦境を救わんと立ち上がる者たちが現れた。
「大神よ、どうか我らにその尊きご加護をお授けください。さすれば我々はあなた様の剣となり盾となり、共に我らが生きるこの世を守ってみせましょう」
その呼びかけに大神は応え、人々に加護を与える。剛力、剣聖、防護、先見、癒し、贄。様々な神の力を分け与えられた人々は神子と呼ばれ神々と共に混沌の神の軍勢と戦った。そうして人々の助力を得た大神の軍勢は威勢を取り戻し、遂に混沌の神とその軍勢を常世の奥底に押し戻すことに成功したのだ。
大神は荒れ果てた大地を生き残った神々と共に整えた後、数を減らした神を再び生み出すために天空の奥に姿を隠す。その間、生き残った神子たちは脈々とその血と力を受け継ぎながら陰日向に大地の秩序を守るために尽くした。大戦から千年近く経った今もなお、僅かに残ったその血脈は神と人を繋ぐ者として人々から崇められる存在となっている。
だが一つだけ、長い時の中で人々の欲望に歪められ、命を散らしていった神子の血族がある。
その血族が大神から与えられし権能は『贄』。人の身に降りかかる災いの身代わりとなる一族である。
皓月がその子供と出会ったのは、凍てつく様な冬の夜だった。
神聖な、凛とした空気が漂う広い神殿の中皓月は膝をつき静かに首を垂れている。
その耳に入るのは穏やかな息遣い。まだ赤子と言っても過言ではない子供の穏やかな寝息だけが静かな空間に響いている。
皓月はその子に見えるためにこの荘厳な神殿に訪れていた。
柔らかな、一見して上質なものと分かる布に包まれた子はとてもとても美しい人に抱き抱えられている。
美しい人はほっそりとした女性とも男性ともつかぬ見目を持ち、肩で切り揃えた白髪に真白い肌をしていた。薄紫の着物を纏ったその人は”ひと”のような姿をしているが、頭上には髪色と同じ獣の耳があり、大きな一本の尾をゆったりと揺らめかせている。
美しい人は、神格を持つ狐の長であった。
司るのは冬。故にその姿は新雪のように真白く美しい。白い睫毛から覗く瞳は南天のように赤く一際目を惹いていた。その冬の神は音を吸い込む積雪のように静かに佇み、一つ高いところから皓月を見下ろしている。
そして皓月は、その狐の長に仕える銀狐だ。
主人と趣を異にする短い銀鼠色の髪をした皓月にも、狐の耳と尾が存在する。白い狩衣を纏った長身の肢体から伸びた尾の数は三本で、一本一本はやや小ぶりだ。皓月という名を持つこの男も神の一柱であり、司るは月光。故に彼の纏う空気は冴え冴えとし、切れ長で黄金色の瞳は闇夜に浮かぶ月のようであった。
主は母のように優しく子を腕に抱き、優しげな眼差しで子と皓月をゆったりと見つめる。
「よく来てくれたね」
そして、主は首を垂れている皓月に向かってこう言った。
「皓月、今日から君はこの子の守護者だ」
主はゆっくりと皓月の元へ歩み寄り、目の前で膝を折りその子をそっと差し出した。そこで初めて、皓月は子の顔をしっかりと目にする。
子は玉のように愛らしい子だった。
年の頃は、ようやっと一つになったばかりだろう頃合いだ。外の雪に似合いの、真白い肌に赤子特有の紅潮した頬。濡場玉の髪に何もかも小さな姿形。夢を見ているのか、母の乳を求めているのか、もぐもぐと動く唇は愛らしさを誘う。
主から子を差し出された皓月は、その姿に目を奪われただ見つめることしかできなかった。
「皓月」
「は、はいっ」
声に僅かな呆れを滲ませて主は皓月を呼ぶ。慌てて頭を上げると主は優しげに笑っていた。なよやかな手つきで皓月の手を取り、小さな小さな子の頬に触れさせる。
「六花様……!」
「ふふ、そう簡単に傷付きはしないよ。大丈夫」
柔らかく滑らかな頬に触れて皓月は慌てた。このように柔らかな生き物に大柄な己が触れては、壊してしまうのではないかと緊張が走る。
「さぁ、抱いてあげて」
だがそんな皓月の動揺も意に介さず、六花と呼ばれた人は子を抱くように促す。皓月は怯えた様子で小さく首を横に振った。触れるだけでも恐る恐るで、抱き抱えるなどとてもできない。然し六花は皓月の困惑を理解していてそれに緩く首を振った。
今からこの子を守る腕は目の前の皓月となるのだ。抱き抱えることを恐れては話が進まない。
「皓月、これは君の役目だよ」
そう促されてやっと皓月は子を六花の腕から己の腕へと移動させる。子は抱き抱える腕が変わっても身動ぎ一つせず静かに眠っていた。小さな体は軽く、だがしっかりとした命の重みを有している。
「あぁ……」
安心しきって己の腕の中で穏やかに眠る命。その命を守護する者に選ばれたことに、皓月は己の心が歓喜するのを感じた。
湧き上がる喜びをどう言葉にすればいいのか分からない。
「六花様、この子の名は、何と」
子から視線を逸らすこともできず、じっとその姿を見つめたまま皓月は六花に問うた。主へのその態度は無礼と取られても致し方ない行動だったが六花は咎めなかった。
子に心奪われる皓月に対し、優しくその子の名を紡いでやる。
「その子の名は、すばる。大神から授かりし冠位は星だ」
「すばる……」
良い名だ、と小さく皓月は子に呼びかける。その顔はもうすっかり守護者としての顔だ。その様子に六花も微笑ましい思いがする。ほっそりとした白い掌を伸ばし、眠るすばるの艶やかな黒髪を梳いてやった。
「人の世で生きるにはこの子の力は強すぎる。大神から加護を頂き、守護者を置き、神子として生きるのが最善の道だろう」
すばるがこの世に生を受けた時、大神の慈悲に従い神の世へ召し上げたのは六花だった。そのおかげか、六花は瞬きよりも短い時しか過ごしていないすばるへ親にも似た思いを抱いている。
「この子が命を全うするその時まで、守護は任せたよ」
今この時よりすばるは六花の手を離れる。それを名残惜しむように六花はすばるの髪を梳き続けた。
一抹の寂しさを感じるが、不安はない。すばるをしっかりと抱き抱える皓月の存在が六花に安堵を与えていたからだ。
「この皓月、命に代えてもそのお役目を果たしてみせましょう」
皓月ならばこの幼子の命数尽きるその時まで守り共に添ってくれるだろう。そう六花は確信して美しい微笑を浮かべた。
昔々、そんな世界を揺るがす大きな戦いが起きた。常世の底に住む混沌の神が世界の覇権を握らんと太陽の神に戦いを挑んだのだ。
穢れの力を持つ混沌の神の軍勢は強く、彼らの手によって大地は穢れ、浄化の力を持つ神々は大地の穢れを祓う中で次々と倒れていく。その戦いの余波は生きとし生けるもの全てを巻き込み、現世に死を蔓延させた。
一進一退の攻防が続いて数十年。長い間息を潜めて嵐が過ぎ去るのを待っていただけの人間の中に大神の苦境を救わんと立ち上がる者たちが現れた。
「大神よ、どうか我らにその尊きご加護をお授けください。さすれば我々はあなた様の剣となり盾となり、共に我らが生きるこの世を守ってみせましょう」
その呼びかけに大神は応え、人々に加護を与える。剛力、剣聖、防護、先見、癒し、贄。様々な神の力を分け与えられた人々は神子と呼ばれ神々と共に混沌の神の軍勢と戦った。そうして人々の助力を得た大神の軍勢は威勢を取り戻し、遂に混沌の神とその軍勢を常世の奥底に押し戻すことに成功したのだ。
大神は荒れ果てた大地を生き残った神々と共に整えた後、数を減らした神を再び生み出すために天空の奥に姿を隠す。その間、生き残った神子たちは脈々とその血と力を受け継ぎながら陰日向に大地の秩序を守るために尽くした。大戦から千年近く経った今もなお、僅かに残ったその血脈は神と人を繋ぐ者として人々から崇められる存在となっている。
だが一つだけ、長い時の中で人々の欲望に歪められ、命を散らしていった神子の血族がある。
その血族が大神から与えられし権能は『贄』。人の身に降りかかる災いの身代わりとなる一族である。
皓月がその子供と出会ったのは、凍てつく様な冬の夜だった。
神聖な、凛とした空気が漂う広い神殿の中皓月は膝をつき静かに首を垂れている。
その耳に入るのは穏やかな息遣い。まだ赤子と言っても過言ではない子供の穏やかな寝息だけが静かな空間に響いている。
皓月はその子に見えるためにこの荘厳な神殿に訪れていた。
柔らかな、一見して上質なものと分かる布に包まれた子はとてもとても美しい人に抱き抱えられている。
美しい人はほっそりとした女性とも男性ともつかぬ見目を持ち、肩で切り揃えた白髪に真白い肌をしていた。薄紫の着物を纏ったその人は”ひと”のような姿をしているが、頭上には髪色と同じ獣の耳があり、大きな一本の尾をゆったりと揺らめかせている。
美しい人は、神格を持つ狐の長であった。
司るのは冬。故にその姿は新雪のように真白く美しい。白い睫毛から覗く瞳は南天のように赤く一際目を惹いていた。その冬の神は音を吸い込む積雪のように静かに佇み、一つ高いところから皓月を見下ろしている。
そして皓月は、その狐の長に仕える銀狐だ。
主人と趣を異にする短い銀鼠色の髪をした皓月にも、狐の耳と尾が存在する。白い狩衣を纏った長身の肢体から伸びた尾の数は三本で、一本一本はやや小ぶりだ。皓月という名を持つこの男も神の一柱であり、司るは月光。故に彼の纏う空気は冴え冴えとし、切れ長で黄金色の瞳は闇夜に浮かぶ月のようであった。
主は母のように優しく子を腕に抱き、優しげな眼差しで子と皓月をゆったりと見つめる。
「よく来てくれたね」
そして、主は首を垂れている皓月に向かってこう言った。
「皓月、今日から君はこの子の守護者だ」
主はゆっくりと皓月の元へ歩み寄り、目の前で膝を折りその子をそっと差し出した。そこで初めて、皓月は子の顔をしっかりと目にする。
子は玉のように愛らしい子だった。
年の頃は、ようやっと一つになったばかりだろう頃合いだ。外の雪に似合いの、真白い肌に赤子特有の紅潮した頬。濡場玉の髪に何もかも小さな姿形。夢を見ているのか、母の乳を求めているのか、もぐもぐと動く唇は愛らしさを誘う。
主から子を差し出された皓月は、その姿に目を奪われただ見つめることしかできなかった。
「皓月」
「は、はいっ」
声に僅かな呆れを滲ませて主は皓月を呼ぶ。慌てて頭を上げると主は優しげに笑っていた。なよやかな手つきで皓月の手を取り、小さな小さな子の頬に触れさせる。
「六花様……!」
「ふふ、そう簡単に傷付きはしないよ。大丈夫」
柔らかく滑らかな頬に触れて皓月は慌てた。このように柔らかな生き物に大柄な己が触れては、壊してしまうのではないかと緊張が走る。
「さぁ、抱いてあげて」
だがそんな皓月の動揺も意に介さず、六花と呼ばれた人は子を抱くように促す。皓月は怯えた様子で小さく首を横に振った。触れるだけでも恐る恐るで、抱き抱えるなどとてもできない。然し六花は皓月の困惑を理解していてそれに緩く首を振った。
今からこの子を守る腕は目の前の皓月となるのだ。抱き抱えることを恐れては話が進まない。
「皓月、これは君の役目だよ」
そう促されてやっと皓月は子を六花の腕から己の腕へと移動させる。子は抱き抱える腕が変わっても身動ぎ一つせず静かに眠っていた。小さな体は軽く、だがしっかりとした命の重みを有している。
「あぁ……」
安心しきって己の腕の中で穏やかに眠る命。その命を守護する者に選ばれたことに、皓月は己の心が歓喜するのを感じた。
湧き上がる喜びをどう言葉にすればいいのか分からない。
「六花様、この子の名は、何と」
子から視線を逸らすこともできず、じっとその姿を見つめたまま皓月は六花に問うた。主へのその態度は無礼と取られても致し方ない行動だったが六花は咎めなかった。
子に心奪われる皓月に対し、優しくその子の名を紡いでやる。
「その子の名は、すばる。大神から授かりし冠位は星だ」
「すばる……」
良い名だ、と小さく皓月は子に呼びかける。その顔はもうすっかり守護者としての顔だ。その様子に六花も微笑ましい思いがする。ほっそりとした白い掌を伸ばし、眠るすばるの艶やかな黒髪を梳いてやった。
「人の世で生きるにはこの子の力は強すぎる。大神から加護を頂き、守護者を置き、神子として生きるのが最善の道だろう」
すばるがこの世に生を受けた時、大神の慈悲に従い神の世へ召し上げたのは六花だった。そのおかげか、六花は瞬きよりも短い時しか過ごしていないすばるへ親にも似た思いを抱いている。
「この子が命を全うするその時まで、守護は任せたよ」
今この時よりすばるは六花の手を離れる。それを名残惜しむように六花はすばるの髪を梳き続けた。
一抹の寂しさを感じるが、不安はない。すばるをしっかりと抱き抱える皓月の存在が六花に安堵を与えていたからだ。
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