闇堕ち女帝マリア・痴女皇帝建国譚

精液の一滴は血の一滴だ -鋳物師の島 νησί παραγωγής νομισμάτων ・5.3

（それにさ…ガキたちは確か晩飯の前には仕度やら当番やらで、四の半分の時から後は寮に戻ってるはずなんだよ…あの子たちの監督は寮寮母…福祉女官だから当番をサボったらしつこく探されるはずなんだよ…）

なるほど、夕食前の聖院学院寮では、順番で子どもらにも手伝いをさせているようです。

しかし…なんと、密かに滝壺を覗いている子どもがおるのです…。

一体この子たちはどこの、誰なのか。

それ以前に、まずは警務騎士役の百人卒女官。

この女、名前を貰わずに即成栽培装置経由で生まれたか、あるいは罪人か。

いずれにせよ、出家名が数字の時点で少し、格落ちなのは間違いないのです。

下手すれば、気の毒ですが百人卒女官として使い潰される立場かも知れません。

しかし、この罪人と警務騎士はどうやら、今日昨日の仲ではない上に、どういう訳か悪事を考える思考にあまり制限がないようなのです。

で…その警務罪人が言うにはですね。

（おいお前たち…門前町住宅のガキどもだろ…ここは夕方４の時…１６の時からあとは大人の遊び場でもあるんだぞ…だけどよ…）

（あたしたちの手伝いをしてくれるってんなら、覗きは咎めないわよ…そればかりかね…ふふふ）

ちょっと待て、それはロリヤ事案とやら、と血相を変えるイヌカイ。

（いえ…大丈夫です…ええと、犬飼葉子さん、ですよね。港町警備本部長の原田と申します…本当は別の部署なのですけど、幹部研修で痴女宮に呼ばれております…ええ、元来は東京支部の所属です…）

このハラダという女、以前にベラ子先生のトウキョウでのお仕事を邪魔する役目だったらしく、痴女皇国に捕えられた女らしいですね。

Julie Harada. 原田ジュリー Hundred thousand Suction. 十万卒 Slut Visual 痴女外観 White Rossy Kinght, Imperial of Temptress. 白薔薇騎士団 Priority placement, Security department, Port-town. 港町警備本部優先配置  

しかし、このハラダ。

なんと、痴女皇国の侵略の手先となることを承知しただけでなく、色仕掛けの生業を積極的に行い、ニホンにおける痴女皇国の活動に大いに、貢献しておったそうです。

で、トウキョウ支部においても、アルテローゼ支・部・長・の覚えめでたい女となって、たとえ向こうの掟では重罪となる悪事でも、痴女皇国の益となるならば躊躇ためらいなく働く女となったそうで。

ですが、ジョスリーヌ団長のように、色々な事を習い覚えなくては、いかに悪事も躊躇ちゅうちょなしという性格であっても、こちらのやらせたい事を行えないでしょう。

で、ハラダが港町警備本部に来てる理由、ベラ子先生経由ですが、なんとイケジリオオハシにお住まいの高木マリアンヌ様から、教えて頂けました。

（原田さんはプロダクション21トゥエンティワン所属のタレントさん扱いで、某・国営放送の子供向けコンテンツへの売り込みが狙われているのよ…。本体はこないだ起きた東日本地震をきっかけに、キャンギャルからボランディアに転身して子どもたちへの慰労をする人形劇お姉さんって設定で動き回ってもらってるんだけど…）

そう、痴女皇国にいるハラダ、分体を出してもろうておる立場のようです。

日本人と外国人の混血のようですが…。

しかし、その独特の美貌で人を惹きつけるばかりではなく、献身的に被災地の学び舎や人どもが逃げて身を寄せた場所を巡って子らと触れ合う姿、伊藤瞳・秘書課長のお父上が追いかけて取材とやらをしたことで世間の評判となっておる模様。

（ドキュメンタリー番組にもなったのよ…で、そんな殊勝な事をしてる人物ってことで、件の国営放送でも喋れるタレント、それも福祉活動の実績付きだからと今後は真面目な番組で起用したいって話になってるのよアフロさん…）

しかし、その本性は、芸能の世界の女王を目指すためには何をするにも躊躇ない、業深き女。

その性格を隠しておるようですね…。

で、ハラダがなぜ、聖母記念銀行本店がすぐ隣という重要拠点である港町警備本部に来ておるのか。

これは、ベラ子先生がご存知でした。

（淋の森から更に西側…つまり、門前町の西側には従来から市場関係者などが住む場所がありました。しかし、昨今はここを団地風にしているのです…）

つまり、門前町勤めの者たちばかりではなく、普通の家庭を持った還俗女官や元・罪人たちもここに住んで職を得ておるようなのです。

で、ここの子らは専用の学び舎に通っております。

つまり…この子らであれば、その家の父母の育成方針に左右されますので、滝壺に来ることもできるようなのです。

（で、なぜ、滝壺を覗けるのかですけど…還俗女官たちといえど、やはり老いるのは嫌でしょ…で、子どもたちの性教育の一環として、早熟化を持ちかけたんですよ…内々の女官扱い待遇と引き換えに…）

ああ、なんて悪辣あくらつな話。

言うなれば、元・女官の親は自らの美貌や快楽のために、我が子を差し出したようなものではないでしょうか。

しかし、考えてみれば聖院学院の子ら。

無理からに育てを早められ、おめこ可能な年かさにされておるのです。

学院福祉部の子らと、門前町の子らに何の違いがあるというのか。

というわけで、大人の階段を登ったり、密かな夜遊びをしておる子も少なくはないようなのですよ…。

（それに、子どもを狙った悪事なんて、この痴女島…わけても、門前町で姉が許すと思いますか、アフロちゃん…）

（ですねー…）

そう、次の世代の人どもを作るためにもと、マリアリーゼ陛下は子作り子育てには大変に熱心な部類。

そして、子どもらが大きうなった際には子作りをさせるためにも、早くからオメコの悦びを教えておく必要があるという方針のお方でもあります。

（その割にはあたしやスザンヌの即成栽培に消極的だった件）

（リーゼ姉がげんどう不一致なのはまちがいございませんわねっ）

（るせぇ…文句はあのおばはん…ジーナかーさんに言え…おめーらの痴女種化や大人化に一番難色を示してたの、あのおばはんだからな…）

（人の親やったら当然やろがぃっ。それにマリ公みたいな女、これ以上身内から出さしとうなかったんじゃっ）

（あたしは非行児童扱いなんかい…）

（痴女皇国を建国しよった時点で非行少女じゃあっ）

（飛行機は飛ばすことできるけどよ）

（ほんまに雅美さんとベラ子と三人で懲罰服を着さすぞ…）

タカギのお家の内輪もめはともかくですね。

この、早熟な小僧どもの暮らし向きや振る舞いやら。

実のところは、エロスの管轄でもあるのです。

大人の女と男のお楽しみを目撃させ、大人への憧れを芽生えさせたいというのが、エロスの希望なのです。

そして、色恋であれば、このアフロディーネとて、本来のアフロディーテとして見れば、大いに推奨させたいところ。

で、淋の森警備本部での出勤時に行われるしょうどく作業とやら。

実のところは、男を一時的に奉仕偽女種…少年の姿に固定してあるそうですが…に変える聖水を浴びせておるそうです。

その目的たるや、云うまでもないでしょう。

「うう、これ、やめさせてくれよ…」

「仕方ないじゃない…それに、あんたも嫌だろうけど、これをしないとさ、このあとのお楽しみにありつけないんでしょ？」

ええ、涙目の警務罪人男が、何を無理からにやらされとるのか。

なんと、警務騎士の股ぐらに生えたペーオス…ちんぽを咥えさせられておるのです。

「あたしが精をぶちまけないと、あんた、偽女種の姿になれないんだからさ…あたしもせんずりこいてあげるから…」

言いながら、その警務騎士の目、輝いてますよ。

ええ、明らかに、小僧となった相方の罪人に、こんな屈辱的な行為をやらせることに興奮しています。

更には、覗きの子どもらにも、自分や罪人のちんぽをいじらせたり、年かさの少女にはこの罪人とオメコしても良いなどとけしかけておりますよ…。

「いいかい…逸物をこうしていじるとさ、大人の体になったらこういう風に、子種汁が飛ぶんだよ…ほらっあっ出すっ出すっ気をやるっ」

ええ、警務騎士役の女官、百人卒未満ですが、淋の森当番…淋番の際には、こうしてちんぽを臨時に与えられるようなのです。

そして、この措置を取られているということは、千人卒への昇格を見据えた考課が出ているとみて間違いないでしょう。

どうやらこの女官は、警務騎士としての修練を積みながら、いずれは聖母教会なり慈母寺への配属が見込まれておる模様。

そして、聖母教会であればその管轄地の子らの教育を請け負う場合があります。

特に、小さい教会ならば。

つまり…子らの扱い、子どもあしらいを学ばせるためにも、この覗き小僧たちを手足のごとく扱って、淫行に加担させるのは良いとされているようなのです…。

（そりゃあ聖母教会があるからには、その周りの住民におめこさせまくる訳ですからね…離魔でもそうでした…うう、あたしはなんのために離魔に出張してたんやぁあああああああ！）

Sylphyriene シルフィリーネ Ten thousand Suction. 一万卒 Slut Visual 痴女外観 White Rossy Kinght, Imperial of Temptress. 白薔薇騎士団 Priority placement, Security department, Toriimaecho. 門前町警備本部優先配置

ええ、いつの間にか、私とイヌカイの前におるのは、ハラダと…門前町警備本部の長を任じられたシルフィリーネという女官です。

この方、別名をオシリフリーネだのシルモラシーネだの、とにかく好色淫蕩な振る舞いが目立った方のようですね。

ええ、女官長として、その経歴は存じております。

そして、ハラダともども私とイヌカイの前に来た理由。

申し上げるまでもなく、滝壺を覗く私たちの慰労のためなのです…。