オタクな俺が異世界転生モニターに?!

近衛ミケ

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一章

この世界限定の女神1

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異世界に来たのはいいけど、…俺、これからどうなんの?
まさか、ずっと向こうに帰れないのか?
そしたら、来週発売の“萌えきゅん、らぶらばーず!”のキャラソンアルバム買えないじゃん…。
はあ…。

「田富舞杜様!」

「ひぃっ、は、はいぃ!」

また男に大きな声で名前を呼ばれて返事をしてしまった。

「ちょっと!いきなり呼ばないで下さいよ!ていうか、早く説明をしてくだs」

「わかってますよ!えっと、とりあえず貴方は女神の計画、人類全部こっちに連れてきて地球乗っ取り計画!!…の、実験モニターに選ばれたんですよ。まあ、後は直接女神から聞いてください。」

あらそうなの、女神が地球乗っ取りになられるの…。ってはぁぁ?此の世界の女神様は何考えてるんだよ。

「えと、あのー、女神って、この世界の神なんでしょ?
なんでわざわざ地球を乗っ取る必要g」

「そんなの私には分かりませんよ!でも、一つ言えるとしたら、女神は神家の子供の三人兄妹の末っ子で、その力は家族の中では一番弱い、ということですね。」

ほうほう、だから自分一人で支配できる世界が欲しいと…。
うわー、とんでもなく迷惑ー。

「はぁ、それは是非とも止めてもらいt」

「とりあえず!女神は貴方のことを首を長くして待っています!この先の女神の別荘です!早くいきましょう!」

「えーへぇーー、はぁぁい。」

俺は言われるがまま男についていき、その別荘に辿り着いた。
そこは、東京ドームが一つ余裕で入ってしまうほど広い土地、目の前には豪邸がそびえ立っていた。

「うお、…広いな。」

神家って、日本で言う天皇様みたいなものなのか?
勝手に呼び出したお詫びとして百万位むしりとってやろうかな。
…流石にしないけど。
男が、何かパネルみたいなのに手を当てると、門が開いた。
それと同時に、玄関の扉が開き、中から若い女の人が出てきた。

「おかえりーー!ラトー!…と、田富くんー!」

俺は男を肘でつついて質問した。

「あれが女神なんですか?」

「はい、あれがこの世界の女神、アレシア・ミルスフィアでございm」

女神は、スタイルもよくてとても美人だった。
…しかし、最も女神のイメージとかけ離れた点がある。
頭に巻かれたはちまき、そこにはメルシアラブ❤とかかれている。
服はロングTシャツを着ていて、そこには、アニメ命。と書かれている。
そして、何故か手には剣を持っている。
…これはまさしく、

「女神オタクじゃん!」

「へ、オタクって、なんですか?田富くん?」

俺が選ばれた理由がなんとなく分かった。
そんな気がする…。
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