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本編
ロマンチックなひと時
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夕日が空を真っ赤に染め
海すら真っ赤に輝く
そんな砂浜を僕は最愛の人・・・白夜と手を繋ぎ歩く
白夜「・・・」
「・・・」
お互い言葉はなかった
ただ、手を繋ぎ砂浜を歩く
このひと時がとても幸せだった
言葉なんていらない
想いがちゃんと伝わってくるから
「・・・今日は楽しかったね!」
白夜「そうだな!でも、すまない・・・ボールをぶつけちゃって・・・」
「気にしないでってwもう鼻血も止まったんだからさw」
白夜「でも、あの威力のボールを受けてよく鼻血だけで済んだな・・・」
「まぁ自然と防衛本能が働いたというか・・・少しだけ避けた感じがしたからねwそれにそこまで固いボールじゃないしw」
そんな他愛もない話をして砂浜を歩く
特別なにかをするわけじゃないけど、すごく幸せを感じる
いや、特別なことだね
好きな人とこうして過ごしているのだから
白夜「でな!あの時焦ったよw光のやつがあんなにやる気なの初めて見たからさ!」
「すごかったよね!やっぱり獣人は力が強いんだね!」
白夜「まぁw俺よりも全然弱いけどな!光は!」
「フフフw」
そんな話をしていた時、白夜がいきなり僕の前に来て
「ん・・・」
キスをしてきた
白夜「愛してるよ・・・悠斗」
「僕も愛してるよ・・・白夜」
そして強く抱きしめあった
白夜の鼓動と体温を感じる
鼓動は早く、体温も少し高い気がする
それに合わせて僕の鼓動も早くなる
白夜「悠斗の鼓動・・・早いなw」
「白夜もじゃんw」
白夜「ああwお前と一緒だといつもこんな感じだよw」
それを聞き嬉しくなる
僕が特別な存在ってことになるから
それが嬉しかった
「ありがとうw僕は白夜の匂いが好きだよ」
白夜「匂い?」
「うん!シャンプーの匂いに交じって獣の匂いがする」
白夜「け、獣・・・」
「白夜独特の匂いだよ?w悪い意味じゃないよ?」
白夜「そ、そうかwそれは良かった!」
僕は白夜の胸に顔を当てた
匂いを思いっきり吸って白夜の匂いを堪能した
白夜も僕の頭に顔を当て匂いを吸っていた
白夜「悠斗は甘い匂いがする・・・ミルクのような匂いが・・・」
「子供みたいな匂いってこと?」
白夜「違うよw人間の匂いはミルクみたいな匂いだけど、悠斗特有の匂いがするんだよw」
「そっかw」
しばらく抱き合っていたが全く飽きない
ずっと抱き合っていたいと感じるほどだ
白夜「もう少し歩こう!」
「うん!」
僕たちはまた歩き出す
真っ白な・・・でも、夕日で赤く染まった砂浜を・・・
白夜「綺麗だな~」
「そうだね~」
海も空も・・・
すべてが真っ赤に染まっている
白夜の顔も・・・
それは夕日のせいなのか・・・僕にはわからない
でも、かっこよさが夕日により増している・・・気がする
「なんかかっこよく見えるね!」
白夜「ん?」
「夕日のおかげかな?かっこよく見える!」
白夜「なに言ってんだよw俺はいつでもかっこいいだろう?w」
と、眩しい笑顔を向けてくる
自分で言わなければな・・・
まぁ、事実だけどねw
白夜「もう少しで夕日が沈んじゃうな・・・」
夕日は海の彼方に消えかけていた
「ね・・・もう暗くなっちゃうね」
白夜「はぁ・・・ロマンチックなひと時が終わっちまうな・・・」
「でも、明日もあるし・・・いいじゃん?」
白夜「なに言ってんだよ!今日という日は今しかないんだぞ!」
「でも、時は止まってくれない。なら、未来を楽しく過ごすためにも進まないとねw思い出は作っていくものだからw」
白夜「まぁな・・・じゃあ、未来のために・・・」
そういうと薬指にツタでできた指輪をはめてきた
「ん?」
白夜「えへへwさっき作ってみたんだwいつか本物を贈るからな!それまではこれで我慢しててくれw」
「その頃にはなくなってると思うけどねw」
白夜「じゃあ、なくならないようにしっかり結んでおこう!」
そういいツタをきつく絞める
「痛いんだけど・・・」
白夜「なくならないためだ!」
あまり絞めると血流が・・・
白夜「これでよし!」
「はち切れそう・・・」
力を入れれば簡単に切れそうなんだけど・・・
バツンッ
その時、ツタでできた指輪がはじけ飛んだ
白夜「あ・・・」
「あらら・・・」
地面に落ちたツタを見つめる
白夜「・・・ハハハw」
「・・・フフフw」
なぜか笑いが出てしまった
白夜「やっぱダメかw」
「それはそうだよw」
白夜「ハハハwじゃあ、明日、店でなにかいい指輪でも探すか!」
「まだ早いよw」
白夜「そうか?w」
そんな話をしていたら豹谷さんに呼ばれて僕たちはホテルに戻った
夕ご飯を食べ僕たちは疲れもあってすぐに眠りについた・・・
海すら真っ赤に輝く
そんな砂浜を僕は最愛の人・・・白夜と手を繋ぎ歩く
白夜「・・・」
「・・・」
お互い言葉はなかった
ただ、手を繋ぎ砂浜を歩く
このひと時がとても幸せだった
言葉なんていらない
想いがちゃんと伝わってくるから
「・・・今日は楽しかったね!」
白夜「そうだな!でも、すまない・・・ボールをぶつけちゃって・・・」
「気にしないでってwもう鼻血も止まったんだからさw」
白夜「でも、あの威力のボールを受けてよく鼻血だけで済んだな・・・」
「まぁ自然と防衛本能が働いたというか・・・少しだけ避けた感じがしたからねwそれにそこまで固いボールじゃないしw」
そんな他愛もない話をして砂浜を歩く
特別なにかをするわけじゃないけど、すごく幸せを感じる
いや、特別なことだね
好きな人とこうして過ごしているのだから
白夜「でな!あの時焦ったよw光のやつがあんなにやる気なの初めて見たからさ!」
「すごかったよね!やっぱり獣人は力が強いんだね!」
白夜「まぁw俺よりも全然弱いけどな!光は!」
「フフフw」
そんな話をしていた時、白夜がいきなり僕の前に来て
「ん・・・」
キスをしてきた
白夜「愛してるよ・・・悠斗」
「僕も愛してるよ・・・白夜」
そして強く抱きしめあった
白夜の鼓動と体温を感じる
鼓動は早く、体温も少し高い気がする
それに合わせて僕の鼓動も早くなる
白夜「悠斗の鼓動・・・早いなw」
「白夜もじゃんw」
白夜「ああwお前と一緒だといつもこんな感じだよw」
それを聞き嬉しくなる
僕が特別な存在ってことになるから
それが嬉しかった
「ありがとうw僕は白夜の匂いが好きだよ」
白夜「匂い?」
「うん!シャンプーの匂いに交じって獣の匂いがする」
白夜「け、獣・・・」
「白夜独特の匂いだよ?w悪い意味じゃないよ?」
白夜「そ、そうかwそれは良かった!」
僕は白夜の胸に顔を当てた
匂いを思いっきり吸って白夜の匂いを堪能した
白夜も僕の頭に顔を当て匂いを吸っていた
白夜「悠斗は甘い匂いがする・・・ミルクのような匂いが・・・」
「子供みたいな匂いってこと?」
白夜「違うよw人間の匂いはミルクみたいな匂いだけど、悠斗特有の匂いがするんだよw」
「そっかw」
しばらく抱き合っていたが全く飽きない
ずっと抱き合っていたいと感じるほどだ
白夜「もう少し歩こう!」
「うん!」
僕たちはまた歩き出す
真っ白な・・・でも、夕日で赤く染まった砂浜を・・・
白夜「綺麗だな~」
「そうだね~」
海も空も・・・
すべてが真っ赤に染まっている
白夜の顔も・・・
それは夕日のせいなのか・・・僕にはわからない
でも、かっこよさが夕日により増している・・・気がする
「なんかかっこよく見えるね!」
白夜「ん?」
「夕日のおかげかな?かっこよく見える!」
白夜「なに言ってんだよw俺はいつでもかっこいいだろう?w」
と、眩しい笑顔を向けてくる
自分で言わなければな・・・
まぁ、事実だけどねw
白夜「もう少しで夕日が沈んじゃうな・・・」
夕日は海の彼方に消えかけていた
「ね・・・もう暗くなっちゃうね」
白夜「はぁ・・・ロマンチックなひと時が終わっちまうな・・・」
「でも、明日もあるし・・・いいじゃん?」
白夜「なに言ってんだよ!今日という日は今しかないんだぞ!」
「でも、時は止まってくれない。なら、未来を楽しく過ごすためにも進まないとねw思い出は作っていくものだからw」
白夜「まぁな・・・じゃあ、未来のために・・・」
そういうと薬指にツタでできた指輪をはめてきた
「ん?」
白夜「えへへwさっき作ってみたんだwいつか本物を贈るからな!それまではこれで我慢しててくれw」
「その頃にはなくなってると思うけどねw」
白夜「じゃあ、なくならないようにしっかり結んでおこう!」
そういいツタをきつく絞める
「痛いんだけど・・・」
白夜「なくならないためだ!」
あまり絞めると血流が・・・
白夜「これでよし!」
「はち切れそう・・・」
力を入れれば簡単に切れそうなんだけど・・・
バツンッ
その時、ツタでできた指輪がはじけ飛んだ
白夜「あ・・・」
「あらら・・・」
地面に落ちたツタを見つめる
白夜「・・・ハハハw」
「・・・フフフw」
なぜか笑いが出てしまった
白夜「やっぱダメかw」
「それはそうだよw」
白夜「ハハハwじゃあ、明日、店でなにかいい指輪でも探すか!」
「まだ早いよw」
白夜「そうか?w」
そんな話をしていたら豹谷さんに呼ばれて僕たちはホテルに戻った
夕ご飯を食べ僕たちは疲れもあってすぐに眠りについた・・・
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