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本編
秘密の買い物
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次の日の放課後・・・
獅子丸「陽翔!寮まで送るよ!」
「いえ、この後ちょっと買い物に行きたいので」
獅子丸「買い物?」
「はい。欲しい物がありまして」
獅子丸「じゃあ、俺も・・・って言いたいが部活があるからな・・・」
「大丈夫ですよ。すぐそこなので」
獅子丸「もしなにかあったらすぐに連絡しろよ?いいな?」
「はいw」
そして僕は買い物に向かった
向かった先は・・・本屋さんだ
(ここならあるはず・・・多分・・・)
そして・・・
「あった!」
僕はある雑誌を手に取った
『特集!スポーツ界の新星!『獅子丸一輝』!!』
というスポーツ誌だ
「これが欲しかったんだよね。あとは・・・」
と先輩の載っている雑誌を買って寮に戻った
僕は椅子に座り古い順番に読んでいった
「・・・」
中学二年で大会初出場して圧勝・・・
過去に『獅子丸誠』選手がいて、その人は先輩のおじいちゃん・・・
その人も無敗の王者・・・
「遺伝・・・なのかな?」
『獅子丸誠』選手は今は現役を引退・・・
その後、コーチとしてハイワード学園高等学校などに来ている・・・と・・・
「引退宣言はファンを驚かせ、ファンからの復活の声が上がっていた・・・か・・・」
それだけすごい人だったんだな・・・
「そして、『獅子丸誠』選手は最後に『私の意思を継いでくれる子がいます!その子に期待したいと思っています!』と言い残した・・・これって・・・先輩のことかな?」
『獅子丸誠』選手の孫にあたる先輩ならきっと・・・
それに大会にたくさん出ているし、テレビの取材も受けるぐらいだ
きっと将来はプロになるんだろう
「・・・かっこいいな・・・」
僕はプロになって戦っている先輩を想像していた
勝った時は多分、すごい笑顔だろう
それを誇らしく思う僕がいる
「・・・なんてねw僕なんかが先輩の傍に・・・」
いてほしいと言われた・・・
だから・・・いや、言われたからじゃない
傍にいたいからいる。それだけだ
「先輩の活躍を傍で見ていられるのは・・・いいかも・・・」
そして雑誌を見終わり最新号に手を伸ばした
「・・・!?」
『衝撃!!『獅子丸一輝』電撃結婚になるか!!』
と書いてあった
「・・・〇月〇〇日に行われた春の大会で『獅子丸一輝』選手が運命のつがいに出会い、お付き合いしていることを発表した。お相手は一般男性でオメガの『糸色陽翔』さん。『獅子丸一輝』選手は『本気で交際しています!手放すつもりはありません!』と述べた・・・」
そんなことを言ったんだ・・・
そして下の方に写真があった
僕が先輩に肩を抱かれている写真だった
「・・・」
嫌とかそういう感じはしない
でも、目立つのは・・・ちょっと・・・
「・・・」
しばらく読んでいると
ガラガラガラ
獅子丸「よう!」
とまた窓から先輩が入ってきた
「入口から入ってきてください・・・」
獅子丸「窓からの方が早いし誰にも見つからなくていいんだよw」
「誰かに見つかるとまずいんですか?」
獅子丸「この時間になると校門のところにマスコミがいるんだよ・・・捕まると30分は動けない・・・」
「そうなんですね・・・」
獅子丸「寮に来るにも校門から見えるからすぐ捕まるし・・・」
まぁこれだけ有名ならそうだよね・・・
恋人がいるって言う大スクープもあるわけだし・・・
獅子丸「お?俺の載ってる雑誌じゃん」
「え、あ、その・・・」
獅子丸「なるほど・・・これを買いに行っていたと?」
「・・・はい」
獅子丸「言ってくれれば家から持ってきたのにw」
「いえ、自分の手で手に入れてみたかったので・・・」
獅子丸「そうかwどう?感想は?」
「そうですね・・・先輩のおじいさんも無敗の王者だったのは驚きました」
獅子丸「じいちゃんは俺の師匠だからな!」
「そうなんですね」
獅子丸「あとは?」
「最新号に載っていた・・・先輩のコメント・・・」
獅子丸「うんうん!」
「恥ずかしいですが・・・うれしかったです・・・」
獅子丸「そうか!」
そういい抱きしめてくる
そういえば・・・
「なんであんなことをしたんですか?」
獅子丸「あんなこと?」
「わざわざテレビに僕を出して・・・」
獅子丸「・・・秘密!」
「・・・」
獅子丸「まぁ、そのうち結果が出るよw」
「???」
結果?
なにかあるの?
「教えては・・・くれないんですね・・・」
獅子丸「今はねw」
「・・・わかりました」
聞いても答えないのであれば聞かない方がいいと思う
そして
「っ!」
先輩にキスをされた
獅子丸「安心しろ・・・俺が守るから・・・」
「はい・・・」
そして・・・
ドクンッ!
「!?」
ドクンッ!ドクンッ!
周りに甘い香りが漂い始めた
「い、嫌・・・」
発情期が来てしまった・・・
獅子丸「陽翔!寮まで送るよ!」
「いえ、この後ちょっと買い物に行きたいので」
獅子丸「買い物?」
「はい。欲しい物がありまして」
獅子丸「じゃあ、俺も・・・って言いたいが部活があるからな・・・」
「大丈夫ですよ。すぐそこなので」
獅子丸「もしなにかあったらすぐに連絡しろよ?いいな?」
「はいw」
そして僕は買い物に向かった
向かった先は・・・本屋さんだ
(ここならあるはず・・・多分・・・)
そして・・・
「あった!」
僕はある雑誌を手に取った
『特集!スポーツ界の新星!『獅子丸一輝』!!』
というスポーツ誌だ
「これが欲しかったんだよね。あとは・・・」
と先輩の載っている雑誌を買って寮に戻った
僕は椅子に座り古い順番に読んでいった
「・・・」
中学二年で大会初出場して圧勝・・・
過去に『獅子丸誠』選手がいて、その人は先輩のおじいちゃん・・・
その人も無敗の王者・・・
「遺伝・・・なのかな?」
『獅子丸誠』選手は今は現役を引退・・・
その後、コーチとしてハイワード学園高等学校などに来ている・・・と・・・
「引退宣言はファンを驚かせ、ファンからの復活の声が上がっていた・・・か・・・」
それだけすごい人だったんだな・・・
「そして、『獅子丸誠』選手は最後に『私の意思を継いでくれる子がいます!その子に期待したいと思っています!』と言い残した・・・これって・・・先輩のことかな?」
『獅子丸誠』選手の孫にあたる先輩ならきっと・・・
それに大会にたくさん出ているし、テレビの取材も受けるぐらいだ
きっと将来はプロになるんだろう
「・・・かっこいいな・・・」
僕はプロになって戦っている先輩を想像していた
勝った時は多分、すごい笑顔だろう
それを誇らしく思う僕がいる
「・・・なんてねw僕なんかが先輩の傍に・・・」
いてほしいと言われた・・・
だから・・・いや、言われたからじゃない
傍にいたいからいる。それだけだ
「先輩の活躍を傍で見ていられるのは・・・いいかも・・・」
そして雑誌を見終わり最新号に手を伸ばした
「・・・!?」
『衝撃!!『獅子丸一輝』電撃結婚になるか!!』
と書いてあった
「・・・〇月〇〇日に行われた春の大会で『獅子丸一輝』選手が運命のつがいに出会い、お付き合いしていることを発表した。お相手は一般男性でオメガの『糸色陽翔』さん。『獅子丸一輝』選手は『本気で交際しています!手放すつもりはありません!』と述べた・・・」
そんなことを言ったんだ・・・
そして下の方に写真があった
僕が先輩に肩を抱かれている写真だった
「・・・」
嫌とかそういう感じはしない
でも、目立つのは・・・ちょっと・・・
「・・・」
しばらく読んでいると
ガラガラガラ
獅子丸「よう!」
とまた窓から先輩が入ってきた
「入口から入ってきてください・・・」
獅子丸「窓からの方が早いし誰にも見つからなくていいんだよw」
「誰かに見つかるとまずいんですか?」
獅子丸「この時間になると校門のところにマスコミがいるんだよ・・・捕まると30分は動けない・・・」
「そうなんですね・・・」
獅子丸「寮に来るにも校門から見えるからすぐ捕まるし・・・」
まぁこれだけ有名ならそうだよね・・・
恋人がいるって言う大スクープもあるわけだし・・・
獅子丸「お?俺の載ってる雑誌じゃん」
「え、あ、その・・・」
獅子丸「なるほど・・・これを買いに行っていたと?」
「・・・はい」
獅子丸「言ってくれれば家から持ってきたのにw」
「いえ、自分の手で手に入れてみたかったので・・・」
獅子丸「そうかwどう?感想は?」
「そうですね・・・先輩のおじいさんも無敗の王者だったのは驚きました」
獅子丸「じいちゃんは俺の師匠だからな!」
「そうなんですね」
獅子丸「あとは?」
「最新号に載っていた・・・先輩のコメント・・・」
獅子丸「うんうん!」
「恥ずかしいですが・・・うれしかったです・・・」
獅子丸「そうか!」
そういい抱きしめてくる
そういえば・・・
「なんであんなことをしたんですか?」
獅子丸「あんなこと?」
「わざわざテレビに僕を出して・・・」
獅子丸「・・・秘密!」
「・・・」
獅子丸「まぁ、そのうち結果が出るよw」
「???」
結果?
なにかあるの?
「教えては・・・くれないんですね・・・」
獅子丸「今はねw」
「・・・わかりました」
聞いても答えないのであれば聞かない方がいいと思う
そして
「っ!」
先輩にキスをされた
獅子丸「安心しろ・・・俺が守るから・・・」
「はい・・・」
そして・・・
ドクンッ!
「!?」
ドクンッ!ドクンッ!
周りに甘い香りが漂い始めた
「い、嫌・・・」
発情期が来てしまった・・・
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