出会ったのは喫茶店

ジャム

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本編

獅子丸の思い

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「・・・」

俺は陽翔の薬と鞄を焼却炉に投げ込んだ
鞄と薬が燃えていく

「・・・」

俺は許せなかった・・・
俺の・・・大切な陽翔にあんな苦しみを植え付けたあいつの親を・・・

「・・・マジで・・・許せねぇ・・・」

俺は拳に力を入れる

???「何してるんだ?」

「!?なんだ熊下か・・・」

そこには俺の同級生で寮長の『熊下 大輔』がいた

熊下「ご挨拶だな・・・」

そういうと俺の隣に来た

熊下「これ・・・糸色の・・・じゃないのか?」

「ああ」

熊下「なんでこんなことを?」

「あいつは親から酷い虐待を受けていたんだ」

熊下「・・・」

「あいつは今でもそれに苦しめられている」

熊下「それと鞄を燃やすことが関係あるのか?」

「ああ。これは親から渡された傷跡の一部だ」

熊下「・・・」

「だから全部消してやるんだ」

熊下「どんなに物を消しても心の傷は治せないぞ?」

「いや、いつかは治る。俺がその傷を治して見せる」

熊下「何年かかるかわからないんだぞ?」

「何年かかっても必ず治して見せる。あいつの笑顔のためなら・・・」

熊下「・・・お前がそこまで言うんだ。本気なんだろう?ならもう何も言わない」

そういい背を向けて歩き出した

「今日のお前はおしゃべりだな」

熊下「佐助が糸色の心配をしてたからな。犬橋も」

「そうか。今はあいつに近づけるな」

熊下「わかってる。発情期だろ?薬は?」

「二年前に製造が終了してるやつしか持ってなかった」

熊下「・・・ホントに酷い扱いを受けてきたんだな。叫び声も聞こえてきたし」

「ああ」

熊下「・・・お前が守ると決めたならそうすればいい。俺はなにもできない」

そういうと行ってしまった

「・・・守ってやる・・・どんな奴からでも・・・」

そして俺は校門に向かった
そこにはマスコミがたくさんいた

局員「獅子丸選手!」

「すみません!今日は急いでるので!」

そういい間をすり抜け走り出した
しばらく走り薬局にやってきた

「えっと・・・オメガの薬・・・あった」

この薬は最近新しくできた薬だ
誘惑香を抑える効果があるらしい
発情期をなくすわけではないが熱も下げる効果もあるらしい
雑誌で話題になっていた

「あと・・・これも・・・」

とある物も買った
そして次は・・・

「ただいま」

母「お帰り~遅かったね?」

俺は自宅に帰ってきた

「ああ。陽翔の所に行ってたから」

母「そうなんだ!あの子は元気にしてる?」

「ああ。すまないんだけどまたすぐに出かける」

母「え・・・ご飯は?そもそも、どこに行くの?」

「ご飯はいい。陽翔の所に行く」

母「あの子になにかあったの?」

「いま、発情期が来てるんだよ」

母「!?オメガだったっけ!?」

「ああ」

母「じゃあ、一輝が行っちゃダメだよ!」

「でも、俺は戻ると約束した。それだけは守る」

母「・・・わかった。まぁお母さんも高校生の時だったし・・・しっかり守るんだよ?」

母さんは察してくれたみたいだ

「わかってるよ」

そういい部屋から今はあまり使ってない鞄を持って家を出た
急ぎ足で学校に戻ると寮の前に熊下と熊下の弟と犬橋がいた

「どうしたんだ?」

熊下「いや・・・匂いが外に漏れてきててな・・・中に居られないんだ・・・」

犬橋「糸色・・・大丈夫かな~?」

熊下弟「わからない・・・でも、今時ここまで匂いが強いのも珍しい・・・」

「あと少ししたら匂いも落ち着くだろう。それまですまないが待っててくれ」

そういい俺は寮に入った
中は誘惑香の匂いで満たされていた

「扉が閉まっててこれか・・・あいつらよく耐えてくれたな・・・」

陽翔の部屋に進めば進むほど匂いが強くなっていく
俺の性欲も掻き立てられる

「フーフー・・・」

耐えろ・・・
本能のまま襲ったら陽翔を傷つける・・・
それだけはしてはいけない
しちゃいけないことだ・・・
そして陽翔の部屋の前に着いた

「・・・」

俺は覚悟を決めて中に入った
扉を開けた瞬間、誘惑香が勢いよく外に流れていく

陽翔「・・・先輩・・・?」

「ただいま・・・大丈夫か?」

陽翔は涙で濡れた瞳で俺を見つめてきた
それがとても可愛くて俺の理性を吹き飛ばしかけた

「これ、薬だ。誘惑香を抑えることができる」

そういうと陽翔は薬を飲んだ

「それと、お古で申し訳ないんだが・・・俺が使ってた鞄だ。今はあまり使ってないから遠慮しなくていい」

そういい鞄を渡すと鞄を抱きしめた
俺のブレザーも一緒に抱きしめている

陽翔「先輩の匂い・・・」

「・・・」

俺はそれを見て少しムカついた
目の前に俺がいるのに・・・
いや、これは嫉妬だな・・・

「こいよ」

そういい両手を広げた
陽翔はブレザーと鞄を放り投げると俺に飛びついてきた
身体は熱く、陽翔の匂いがする
俺は強く抱きしめた

陽翔「先輩!!」

「陽翔!」

犯したい!
陽翔を感じたい!

「なぁ・・・」

陽翔「はい?」

「・・・」

陽翔「???」

俺は無言で陽翔の制服に手を入れた

陽翔「んっ!」

俺の指先に陽翔の乳首が当たる

「いいか?このまま続けても・・・」

陽翔「でも・・・怖い・・・」

「怖がらないでくれ。優しくするから」

そういい制服のボタンを外していく

陽翔「こんな・・・僕で・・・いいの?」

「陽翔じゃなきゃ嫌なんだ」

そういい制服を脱がせた
陽翔はシャツとパンツ姿になった

「ゴクッ・・・」

俺はその姿に興奮して生唾を飲む

「嫌なら言ってくれ・・・」

陽翔「怖い・・・でも・・・嫌では・・・ないです」

「そんな怖さ、俺が忘れさせてやるから・・・だから俺に任せてくれないか?」

陽翔「・・・わかりました・・・」

それを聞き俺は陽翔を裸にした

「今まで経験は?」

陽翔「ないです」

「そうか!」

俺はそれを聞きすごく嬉しくなった
俺の色に・・・俺だけの色に染めることができる・・・
それが嬉しかった
そして・・・
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