出会ったのは喫茶店

ジャム

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本編

冬休み・呼びたい・・・

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次の日
僕は早めに目を覚ました

「う~ん・・・ん?」

スマホで時間を確認すると二時間くらいしか寝てないみたいだ
動けない・・・?
それにすごく暖かい

「・・・フフフw」

僕はその理由がわかった

獅子丸「ZZZ」

いつの間にか先輩が僕の布団に入ってきていたみたいだ

「先輩は暖かいなw」

僕は先輩を抱きしめた
先輩も抱きしめ返してくる

校長「フフフw」

声が聞こえ、そちらを見ると校長先生が飲み物を飲みながらこちらを見ていた
僕は起き上がり

「お、おはようございます・・・」

小声で挨拶をした

校長「おはようございますw仲がいいですね~w」

僕は顔が熱くなる

校長「君たちもですが、この子たちも・・・w」

と、校長先生は視線を向ける
僕はその視線を追うと・・・

「え・・・そういう関係・・・だったんだw」

そこには犬橋が熊下の背中に抱き着いて寝ている姿があった
熊下は寝苦しそうにしている

校長「青春っていいですね~w」

そして寮長は布団がはだけて大の字になっていた
僕は布団をかけたあげた
風邪を引いたらかわいそうだし

校長「陽翔くんもなにか飲むかい?」

「はい。いただきます!」

そしてお茶を貰った
まだ外は少し暗く霧が出ていた

校長「今日もいい天気になりそうですね~」

「そうなんですか?」

校長「ええ。霧が出てる時は天気がいい時が多いんですよw」

「そうなんですね!」

獅子丸「ん・・・陽翔・・・?」

「先輩?」

獅子丸「起きてたのか?」

校長「おはようございますw」

獅子丸「おはようございます!早いですねw」

校長「歳をとると夜と朝が早いんですよw」

「そんなに歳でもないですよね?」

校長「おや?wお世辞ですか?w何か欲しい物でもあるんですか?w」

と、嬉しそうにしている
そして朝日が部屋に差し込んだ頃、次々と起きてきた

熊下「暑い・・・え・・・犬橋!?離れろ!!」

犬橋「んあっ?朝ご飯?」

熊下「お前!なんで俺の布団にいるんだよ!」
犬橋「え?熊下がなんで俺の布団にいるの?」

二人は一斉に言っていた

校長「本当に仲がいいんですね~」

「熊下と犬橋って付き合ってたんだね!」

獅子丸「そうなのか!?」

寮長「兄ちゃん・・・知らなかった・・・」

熊下「違うから!付き合ってないから!」

犬橋「酷い!あの日の言葉は嘘だったの!?」

熊下「誤解を招く言い方はやめろ!」

獅子丸「なんだw付き合ってないのかw」

熊下「当たり前ですよ!」

犬橋「まぁw俺もこんな冷酷熊とは付き合いたくないな~w」

それを聞き熊下は犬橋にプロレスの技?をした

犬橋「いだだだだ!!痛い!死ぬ!」

熊下「このぐらいじゃ死なないよ!」

そういい更に力を強くしたみたい
犬橋が悲鳴を上げている

寮長「佐助、もういいだろう?飯いこう」

熊下「そうだねw行こうかw」

そういうと犬橋は解放された

犬橋「死ぬかと思った・・・」

「・・・で?」

犬橋「ん?」

「本当はどうなの?」

犬橋「付き合ってないよw」

「そうなの?仲いいのに?」

熊下「ホントに付き合ってないから・・・」

校長「お似合いだと思うんですがねw」

熊下「やめてくださいよ・・・」
犬橋「やめてくださいよ~」

息ぴったりなのに・・・

校長「フフフwでは、食事に行きますかw」

そして食事のため大食堂に向かった

犬橋「朝から豪華だ!」

熊下「確かに・・・食いきれるか・・・?」

校長「これは・・・」

そこにはお刺身から天ぷら、鍋に焼き魚と一人分には多すぎる程の料理が並んでいた

獅子丸「朝からこの量は無理がある・・・」

「でも、おいしそうですよ!」

そして僕達は食べ始めた

「ん!天ぷらおいしい!」

犬橋「お刺身うまい!」

校長「そうですね~新鮮でおいしいですねw」

獅子丸「陽翔!これあげる!」

そういい天ぷらをくれた

「ありがとうございます!」

獅子丸「いいんだよw食べきれそうにないから・・・」

そして・・・

犬橋「腹いっぱい・・・」

みんな頷く

校長「私も歳を本当に考えないといけませんね・・・」

獅子丸「この量は歳とか関係ないですよ・・・」

「おいしかった♪」

寮長「糸色だけ平気そうだな・・・」

「そうでもないですよwかなり辛いです・・・」

虎「ハハハwさすがに歳だな!」

その時、昨日の虎獣人が話しかけてきた

校長「いや~wお互い考えないといけないねw」

虎「そうだな・・・俺も昔みたいに食べられないもんな・・・はぁ・・・怖い怖い・・・」

二人は嘆いていた

「で、でも、まだ若そうですしw」

虎「陽翔くん・・・君はいい子だな~」

と抱きしめてくる

「う・・・苦しい・・・」

虎「こんなおじさんをまだ若いと言ってくれるなんて・・・」

校長「離してあげてよw苦しそうだからw」

虎「おっとwこれは失礼!」

そういい離してくれた
そして僕たちはお部屋に戻り横になった

犬橋「う・・・ここまで来るのも一苦労だった・・・」

熊下「途中・・・逆流してくるかと思った・・・」

寮長「ああ・・・」

獅子丸「お昼はいらないかもしれないな・・・」

犬橋「お昼は欲しい・・・」

熊下「お前な・・・」

校長「犬橋くんは逞しいですねw」

しばらくお部屋で寝っ転がりながら話をしていた

犬橋「でさ~w俺、提出が遅れてさw」

熊下「そのせいで俺も被害受けてるんだけどな・・・」

寮長「そういえば・・・獅子丸もそんなことが・・・」

獅子丸「そうだったか?」

「フフフw」

校長「フフフwさて!そろそろ行きましょうか!」

そして僕達は観光をした
みんなでいろんなところに行って写真を撮ったりした

「・・・」

獅子丸「どうした?」

「い、いえw」

獅子丸「???」

「・・・」

名前を・・・呼びたい・・・
まだ呼んだことないし・・・恋人なんだから・・・そろそろ・・・ね

「あ、あの・・・」

獅子丸「ん?」

「か・・・」

獅子丸「か?」

「かず・・・」

獅子丸「かず???」

「数の子って知ってますか?」

獅子丸「知ってるけど・・・朝食にも出てたし・・・」

「ですよね~w」

言えない・・・
なんか・・・恥ずかしい・・・

獅子丸「???」

「・・・」

しばらく歩き景色のいいところに来た

獅子丸「お~いい景色!」

「ですね~」

犬橋「うまい!」

熊下「お前は・・・」

犬橋はさっき買ったお菓子を食べていた

校長「花より団子ですねw」

寮長「俺にもくれ」

熊下「兄ちゃんまで・・・」

獅子丸「ハハハw」

「・・・か・・・かず・・・」

今なら先輩だけに聞こえる
だから・・・言うんだ・・・

「かず・・・き・・・」

言えた・・・かな・・・?

獅子丸「ん?なんて?」

「え・・・その・・・」

先輩は僕を見つめる

「か・・・一輝・・・」

獅子丸「よく言えたな!」

そういい抱きしめてくる

犬橋「やっとか~」

熊下「いつ言うのかと思ったよw」

寮長「やっとw」

「みんな、気づいてたの?」

熊下「それは気づくだろうw」

犬橋「今日ずっと言いたそうにしてたもんな!」

寮長「糸色はわかりやすいw」

「・・・」

僕は恥ずかしくなった

獅子丸「やっと言ってくれたな!ありがとな!」

校長「フフフw」

そして・・・お昼・・・

校長「なに食べましょうか?」

熊下「まだ・・・いいです・・・」

みんな頷く

校長「そうですか?では、お茶だけでもw」

そういい近くのお店に入った

犬橋「デザート!」

熊下「まだ食うのか!?」

犬橋「デザートは別腹!」

「僕も食べたいw」

獅子丸「じゃあ、俺と半分個しよう?」

「はい!」

そして僕と先輩はパフェを半分個ずつ食べ、犬橋は大きなビックパフェを食べていた

校長「見てるだけで・・・お腹いっぱいになりそうですねw」

熊下「お腹壊しても知らないからな・・・」

犬橋「フフンwこのくらいで腹壊したりしないもん!」

と、大きなパフェを平らげた
そしてお店を出て旅館に戻った

獅子丸「温泉行くか?」

「そうですね!身体冷えましたし!」

みんなで温泉に入りに行った

「あれ?犬橋は?」

熊下「部屋にいるよw」

「なんで?」

寮長「腹壊したみたい」

「あららw」

あれだけ食べればそうなるよねw

獅子丸「いい湯だな~」

「先輩!」

獅子丸「・・・」

「先輩?」

獅子丸「・・・」

「か、一輝・・・?」

獅子丸「なんだ?w」

「・・・背中・・・流しますよw」

獅子丸「ああ!頼む!」

僕は先輩の背中を洗った

獅子丸「気持ちいいな~」

「そうですか?w」

獅子丸「ああ!最愛の嫁に背中を流してもらって・・・気持ちいいし嬉しいw」

「そうですかw」

しばらく背中を洗っていた

(一輝の背中・・・広いな・・・)

一輝の背中はとても頼りになる「男」って感じの背中だった

獅子丸「よし!交代だ!」

「え・・・いいですよw」

獅子丸「いいから!ほら!」

そういい先輩は僕を椅子に座らせて背中を洗ってくれた
きっと傷が痛々しく残っている背中を洗うなんて・・・
僕なら、遠慮するというか・・・多分、洗わない・・・
傷口が開くとかの心配ではないけれど・・・洗いずらい・・・

獅子丸「♪~♪~~」

一輝は僕の背中を洗いながら鼻歌を歌っている

「ご機嫌ですねw」

獅子丸「まぁなw」

そして僕の背中をそっと指でなぞってきた

「どうしたんですか?」

獅子丸「・・・」

「せ・・・一輝?」

獅子丸「何でもないw」

「・・・」

一輝がなにを思って僕の背中をなぞったのか・・・僕にはわからなかった・・・
そして夜になり・・・

犬橋「夕ご飯も豪華だ!」

「うわっ!?う、動いた!?」

校長「これは生け作りって言うやつですねwとても新鮮な証拠ですね!」

お皿の上ではイカが動いてた

獅子丸「魚の生け作りは食べたことがあるが、イカは初めてだ!」

熊下「なんか・・・すごいな・・・」

寮長「・・・食って・・・平気なのか?」

犬橋「んっ!うまい!口の中で動きまわるのが少し違和感あるけど、うまいよ!」

僕はそれを聞き食べてみた

「・・・確かにおいしい!」

獅子丸「ホントだ!」

みんなで食べながら色々な話をし、部屋に帰ってきた

犬橋「明日には帰るのか・・・」

熊下「あっという間だったな・・・」

校長「あ!忘れてることがあった!」

そういうと校長先生は姿勢を正した

校長「ゴホン!明けましておめでとうございます!今年も君たちと楽しく過ごしていきたいと思っています!」

寮長「あ、そうか・・・もう年明けしたのか・・・」

犬橋「すっかり忘れてた~!」

獅子丸「陽翔!」

「は、はい!」

獅子丸「今年もよろしくな!」

「はい!こちらこそ!よろしくお願いします!」

そして僕は布団に入った
しばらくすると一輝が入ってきた

「一輝?」

獅子丸「今年初の添い寝だ!いいスタートだな!」

「そうですねw」

獅子丸「去年は・・・色々あったな・・・」

「・・・そうですね・・・」

獅子丸「一番の思い出は陽翔と出会えたことだな!」

「そう・・・ですか?」

獅子丸「ああ!今年は・・・できる限り一緒にいる・・・それが目標だ!」

そうか・・・今年は・・・一輝は・・・

「・・・」

獅子丸「・・・」

一輝はなにも言わずただ抱きしめてくれた
僕は一輝の胸に顔を押し付けた
今年で一輝は卒業
僕は一輝と会う機会が減ってしまう
それは仕方ない事だと思う
でも・・・やっぱり・・・一緒に居たいと思ってしまう

「・・・一輝?」

獅子丸「ん?」

「今後、会う機会が減ると思います。それでも・・・会える時は会いに来てくれますか?」

獅子丸「その答えは知ってるだろう?w」

こんな質問、必要なかったよねw
そして僕たちは抱き合いながら眠りについた・・・
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