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外の世界
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散策を続けてわかったことは・・・
何かが起きてシステムがプロトコルを起動させたこと
何かが起きて武器を使わなくてはならない状況になったこと
外の世界で核が使われ戦争が起こったこと・・・
クルス「・・・ここに居てもしょうがない・・・外に出るか・・・」
「いいんですか?」
クルス「たぶんな・・・日記にも書いてあったが核戦争が起こってもう300年だ。放射能とかももう大丈夫だろう」
「・・・そうだといいんですが・・・」
そういい僕たちは出口に向かった
出口は厳重にロックされていた
近くにパソコンがありクルスさんが操作する
クルス「開かないな・・・」
苦戦しているみたいだ
「こういうの苦手なんですか?」
クルス「ああ。細かい作業は苦手なんだ・・・」
「でも、さっきは使えてたじゃないですか」
クルス「調べるだけならできるが、こういう・・・やつは・・・」
「・・・ちょっと貸してください」
僕はパソコンを操作した
クルス「すごいな!」
「お父さんに教わりました・・・これで・・・開きますよ」
そして大きな扉が音を立てて開いて行く
何百年も動かなかったのだろう
ところどころギシギシ聞こえる
クルス「動いてよかった・・・」
「ですね」
そして大きなエレベーターが現れた
「これ・・・大丈夫なんでしょうか?」
クルス「・・・わからない」
動いても落ちたら怖いし・・・何より、死ぬ・・・
クルス「・・・乗ってみよう!じゃないとわからない!」
「そうですね・・・」
そして僕達はエレベーターに乗りスイッチを押した
その瞬間エレベーターは大きな音を立てて上がり始めた
僕は怖くなりクルスさんの身体にしがみ付いた
クルスさんは僕の肩に手を置いてくれた
そして・・・
クルス「!?」
「!?」
眩しくて目を開けていられない状態になった
しばらくして慣れてきて目を開けたら
クルス「!?」
「!?」
目の前に広がっていたのは枯れた草木と崩壊した家や荒れ果てた大地だった
クルス「酷いな・・・」
「・・・」
周りを見渡してわかったことは300年経っても植物が育たない世界になったってことくらいだ
クルス「!?」
クルスさんは何かを見つけて走って行った
僕もクルスさんの後を追いかけた
そこには白骨化したボロボロの軍服を着た死体があった
白骨死体の首にはタグがぶら下がっていた
ドッグタグ?ってやつかな
クルス「ウクタス・・・」
「この人・・・僕達がシェルターに入る前にクルスさんが話していた人ですよね・・・」
クルス「ああ・・・生き残れなかったか・・・300年も経ってるから会えるとは思ってなかったが・・・せめて、ちゃんとした死に方をしてほしかったな・・・」
「・・・」
僕はそのウクタスさんに手を合わせた
クルス「ハルト・・・ありがとう・・・」
「・・・埋めてあげませんか?」
クルス「・・・そうだな」
そして近くの地面を掘ってウクタスさんを埋めてあげた
クルス「遅くなったが・・・安らかにな・・・」
僕ももう一度手を合わせて祈る
「そのドックタグはどうするんですか?」
クルス「本来なら家族の元に持っていくんだが・・・300年も経ってるからな・・・」
「クルスさんが持っててあげればいいじゃないですか。きっとウクタスさんも喜びますよ」
クルス「・・・そうだな・・・ありがとな」
そういい頭を撫でてくる
そして僕たちはどこに向かうか相談した
クルス「どこに向かうか・・・」
「・・・」
クルス「軍・・・はもうダメだろうし・・・」
「僕、家が気になります」
クルス「行っても誰もいないだろう?」
「でも・・・」
クルス「・・・わかった。行こう。他に行くところないしな」
そして僕たちは僕の家に向かった
でも、ここから徒歩で1時間はかかりそうだ
それに道も変わっている可能性がある
「たどり着けるかな?」
クルス「なにもなければいいんだけどな」
そして変わり果てた世界を見ながら進んだ
その時、人がいた
クルス「お?人がいるじゃないか!あの~すみません!」
人「・・・」
クルス「ん?聞こえないのか?あの~・・・!?」
人「ウ~~~」
「!?」
その人は全身の皮がただれてまるで生きる屍・・・ゾンビだ
ゾンビ「う~~~」
ゾンビはこちらに近づいてくる
クルスさんは僕を自分の後ろにやり
クルス「動くな!」
とピストルをゾンビに向ける
しかしゾンビは止まらない
クルス「さ、最後の警告だ!!動くな!!」
それでも近づいてくるゾンビ
クルス「!!クソ!」
クルスさんはゾンビの心臓に一発発砲した
ゾンビは一瞬怯んだが、歩みを止めることはなかった
クルス「!?」
クルスさんはもう一発撃つ
でも同じだった
クルス「なんで死なない!」
「・・・!頭を撃ってください!」
クルスさんは頭を撃ったそしたらゾンビは倒れて動かなくなった
クルス「ここで待て・・・見てくる」
そう言うとクルスさんはゾンビに近づき足でゾンビを軽く蹴る
クルス「・・・死んだ・・・か?」
死んだことを確認して僕を呼んだ
クルス「よく弱点わかったな」
「昔みた映画で弱点が頭部って言ってたので・・・」
クルス「映画・・・?フッハハハハ」
「な、なんですか?」
クルス「特に確証があったわけではなく、映画の知識だとは・・・ハハハ」
と言いながら笑うクルスさん
ひとしきり笑い
クルス「は~笑った!」
「笑いすぎです」
クルス「すまん。でも、助かった!」
そう言うと息を整え
クルス「こんなのがそこら中にいるのか?」
「わかりませんが・・・この人だけのわけはないと思います」
クルスさんは弾を確認する
クルス「残り二発・・・集団で来られたらやばいな・・・」
「・・・できるだけ避けて行きましょう」
クルス「ああ」
家に向かう最中、色んなところにゾンビが居たが見つからないようにしながら自宅に着いた
クルス「ここか?」
「はい・・・ボロボロですが・・・間違いないです」
クルス「いい家だったんだな」
そこにはボロボロで屋根がないところもあり、壁もなかったり・・・
廃墟・・・と言ってもいいくらいの自宅があった
「・・・入りましょう」
クルス「俺が先に行く」
そういうとゆっくり扉を開ける
その時
ウィーーーン
とチェンソーの音が聞こえそれをクルスさんはギリギリ避けた
ロボット「ここは所有地です!侵入者を排除します!」
「ジェット!!」
ジェット「その声は・・・坊ちゃんですか!?」
「そうだよ!ジェット!よかった・・・まだ動いてたんだね!」
ジェット「それはこちらのセリフです!生きてられたんですね!」
「うん!なんとかね!」
ジェット「しかし・・・失礼になるかもしれませんが、人の寿命は80年ほど・・・坊ちゃんはお姿も変わらず・・・なぜですか?」
「それはね・・・」
僕は冷凍保存されていたことや両親のことを伝えた
ジェット「そんな・・・坊ちゃん・・・お辛かったでしょう・・・」
「うん・・・でも、クルスさんがいたから大丈夫だったよ!」
ジェット「侵入者だと思ったもので・・・申し訳ありません」
クルス「いや、良いんだ。ナニーは家庭を守るように設計されているはずだからな」
ジェット「はい。私はナニーの試作機です!」
クルス「試作機?それって初めて作られた機体ってことだよな?」
ジェット「はい!旦那様や奥様がメンテナンスや改造をくわえてくださったおかげで破棄されずにいられます!」
クルス「そうなのか・・・そもそもナニー自体が珍しいからな・・・ソルジャーは大量生産されたが・・・」
「軍事用ロボットは最優先で作られましたからね・・・そして軍事用から家庭用に試作機が作られて、それがジェットなんです」
クルス「なるほど・・・だからチェンソーと火炎放射器がついてるのか・・・」
ジェット「これは防犯用です!これで家庭を守れます!」
クルス「それは防犯用ってレベルではないだろうけどな・・・」
そして僕は寝室に向かった
「・・・綺麗に整えられてる」
ジェット「ええ。坊ちゃんのために毎日欠かさずお掃除をしておりました。私の命令事項にありますので」
「そっか・・・ありがとう・・・」
ジェット「そのようなお言葉・・・このような機械にはもったいないです」
「ジェットはただのロボットじゃないよ!家族だよ!」
ジェット「坊ちゃん・・・ありがとうございます!嬉しく思います!」
そして夜
ジェット「久しぶりのお料理でうまくできたかわかりませんが、どうぞ!」
テーブルにはろうそくが一本ありそして食事が置かれた
クルス「うまそうだな!」
そういい食べ始める僕達
「うん!相変わらずおいしいよ!」
クルス「うん!うまい!」
ジェット「それは何よりです。火をしっかり通さないと汚染物質が残ったままになってしまいますのでしっかり焼きましたよ!」
「やっぱりそうだよね・・・」
クルス「・・・水とかも一度沸騰させないとな」
ジェット「私がある程度やっておきますので、お二人はお食事をなさっててください!」
そういうとジェットは外へ行った
クルス「話には聞いてたが、優秀なロボットだな」
「はい。ジェットは昔から気が利くロボットでした。僕のためにいつも色々やってくれましたし」
クルス「そうか」
そして
ジェット「片付けはやっておきますので、どうぞお休みください」
「わかった。じゃあ、お願いね」
そういい僕は寝室に、クルスさんは客室に向かった
ベッドに横になりながら変わっていない部屋を見ていた
「ここまで綺麗にしてくれてたんだ・・・」
もう帰ってこない人のために働くロボット・・・
それを考えると悲しくなる・・・
その時、扉がノックされた
「はい」
クルス「入っていいか?」
「はい。どうぞ」
クルスさんが入ってきた
クルス「その・・・寝れなくてな」
「僕もです・・・」
そういうとベッドに腰を降ろすクルスさん
クルス「・・・この部屋・・・随分綺麗にされてるな」
「設定で僕を優先するようにされてるんです。両親はいつも家にいなかったので・・・」
クルス「そうか・・・」
「客室はどうですか?」
クルス「屋根がなくて夜空が見える!」
「それは・・・フフフ。仕方ないですね!」
クルス「雨が降らなければいい夜空だけどな!」
「修繕しないといけませんね」
クルス「ここを拠点にするなら・・・そうだな・・・」
「クルスさんはどこか行きたいところとかないんですか?」
クルス「・・・300年経ってるからな・・・家族はいないしな・・・」
そう言いながら考え込むクルスさん
クルス「そうだな・・・ここを拠点にするか!」
そしてクルスさんは部屋を出た
僕はベッドで目を閉じ耳をすませた
風が流れる音、川の流れる音、枯れ枝が折れる音・・・
それを聞きながら眠りについた・・・
何かが起きてシステムがプロトコルを起動させたこと
何かが起きて武器を使わなくてはならない状況になったこと
外の世界で核が使われ戦争が起こったこと・・・
クルス「・・・ここに居てもしょうがない・・・外に出るか・・・」
「いいんですか?」
クルス「たぶんな・・・日記にも書いてあったが核戦争が起こってもう300年だ。放射能とかももう大丈夫だろう」
「・・・そうだといいんですが・・・」
そういい僕たちは出口に向かった
出口は厳重にロックされていた
近くにパソコンがありクルスさんが操作する
クルス「開かないな・・・」
苦戦しているみたいだ
「こういうの苦手なんですか?」
クルス「ああ。細かい作業は苦手なんだ・・・」
「でも、さっきは使えてたじゃないですか」
クルス「調べるだけならできるが、こういう・・・やつは・・・」
「・・・ちょっと貸してください」
僕はパソコンを操作した
クルス「すごいな!」
「お父さんに教わりました・・・これで・・・開きますよ」
そして大きな扉が音を立てて開いて行く
何百年も動かなかったのだろう
ところどころギシギシ聞こえる
クルス「動いてよかった・・・」
「ですね」
そして大きなエレベーターが現れた
「これ・・・大丈夫なんでしょうか?」
クルス「・・・わからない」
動いても落ちたら怖いし・・・何より、死ぬ・・・
クルス「・・・乗ってみよう!じゃないとわからない!」
「そうですね・・・」
そして僕達はエレベーターに乗りスイッチを押した
その瞬間エレベーターは大きな音を立てて上がり始めた
僕は怖くなりクルスさんの身体にしがみ付いた
クルスさんは僕の肩に手を置いてくれた
そして・・・
クルス「!?」
「!?」
眩しくて目を開けていられない状態になった
しばらくして慣れてきて目を開けたら
クルス「!?」
「!?」
目の前に広がっていたのは枯れた草木と崩壊した家や荒れ果てた大地だった
クルス「酷いな・・・」
「・・・」
周りを見渡してわかったことは300年経っても植物が育たない世界になったってことくらいだ
クルス「!?」
クルスさんは何かを見つけて走って行った
僕もクルスさんの後を追いかけた
そこには白骨化したボロボロの軍服を着た死体があった
白骨死体の首にはタグがぶら下がっていた
ドッグタグ?ってやつかな
クルス「ウクタス・・・」
「この人・・・僕達がシェルターに入る前にクルスさんが話していた人ですよね・・・」
クルス「ああ・・・生き残れなかったか・・・300年も経ってるから会えるとは思ってなかったが・・・せめて、ちゃんとした死に方をしてほしかったな・・・」
「・・・」
僕はそのウクタスさんに手を合わせた
クルス「ハルト・・・ありがとう・・・」
「・・・埋めてあげませんか?」
クルス「・・・そうだな」
そして近くの地面を掘ってウクタスさんを埋めてあげた
クルス「遅くなったが・・・安らかにな・・・」
僕ももう一度手を合わせて祈る
「そのドックタグはどうするんですか?」
クルス「本来なら家族の元に持っていくんだが・・・300年も経ってるからな・・・」
「クルスさんが持っててあげればいいじゃないですか。きっとウクタスさんも喜びますよ」
クルス「・・・そうだな・・・ありがとな」
そういい頭を撫でてくる
そして僕たちはどこに向かうか相談した
クルス「どこに向かうか・・・」
「・・・」
クルス「軍・・・はもうダメだろうし・・・」
「僕、家が気になります」
クルス「行っても誰もいないだろう?」
「でも・・・」
クルス「・・・わかった。行こう。他に行くところないしな」
そして僕たちは僕の家に向かった
でも、ここから徒歩で1時間はかかりそうだ
それに道も変わっている可能性がある
「たどり着けるかな?」
クルス「なにもなければいいんだけどな」
そして変わり果てた世界を見ながら進んだ
その時、人がいた
クルス「お?人がいるじゃないか!あの~すみません!」
人「・・・」
クルス「ん?聞こえないのか?あの~・・・!?」
人「ウ~~~」
「!?」
その人は全身の皮がただれてまるで生きる屍・・・ゾンビだ
ゾンビ「う~~~」
ゾンビはこちらに近づいてくる
クルスさんは僕を自分の後ろにやり
クルス「動くな!」
とピストルをゾンビに向ける
しかしゾンビは止まらない
クルス「さ、最後の警告だ!!動くな!!」
それでも近づいてくるゾンビ
クルス「!!クソ!」
クルスさんはゾンビの心臓に一発発砲した
ゾンビは一瞬怯んだが、歩みを止めることはなかった
クルス「!?」
クルスさんはもう一発撃つ
でも同じだった
クルス「なんで死なない!」
「・・・!頭を撃ってください!」
クルスさんは頭を撃ったそしたらゾンビは倒れて動かなくなった
クルス「ここで待て・・・見てくる」
そう言うとクルスさんはゾンビに近づき足でゾンビを軽く蹴る
クルス「・・・死んだ・・・か?」
死んだことを確認して僕を呼んだ
クルス「よく弱点わかったな」
「昔みた映画で弱点が頭部って言ってたので・・・」
クルス「映画・・・?フッハハハハ」
「な、なんですか?」
クルス「特に確証があったわけではなく、映画の知識だとは・・・ハハハ」
と言いながら笑うクルスさん
ひとしきり笑い
クルス「は~笑った!」
「笑いすぎです」
クルス「すまん。でも、助かった!」
そう言うと息を整え
クルス「こんなのがそこら中にいるのか?」
「わかりませんが・・・この人だけのわけはないと思います」
クルスさんは弾を確認する
クルス「残り二発・・・集団で来られたらやばいな・・・」
「・・・できるだけ避けて行きましょう」
クルス「ああ」
家に向かう最中、色んなところにゾンビが居たが見つからないようにしながら自宅に着いた
クルス「ここか?」
「はい・・・ボロボロですが・・・間違いないです」
クルス「いい家だったんだな」
そこにはボロボロで屋根がないところもあり、壁もなかったり・・・
廃墟・・・と言ってもいいくらいの自宅があった
「・・・入りましょう」
クルス「俺が先に行く」
そういうとゆっくり扉を開ける
その時
ウィーーーン
とチェンソーの音が聞こえそれをクルスさんはギリギリ避けた
ロボット「ここは所有地です!侵入者を排除します!」
「ジェット!!」
ジェット「その声は・・・坊ちゃんですか!?」
「そうだよ!ジェット!よかった・・・まだ動いてたんだね!」
ジェット「それはこちらのセリフです!生きてられたんですね!」
「うん!なんとかね!」
ジェット「しかし・・・失礼になるかもしれませんが、人の寿命は80年ほど・・・坊ちゃんはお姿も変わらず・・・なぜですか?」
「それはね・・・」
僕は冷凍保存されていたことや両親のことを伝えた
ジェット「そんな・・・坊ちゃん・・・お辛かったでしょう・・・」
「うん・・・でも、クルスさんがいたから大丈夫だったよ!」
ジェット「侵入者だと思ったもので・・・申し訳ありません」
クルス「いや、良いんだ。ナニーは家庭を守るように設計されているはずだからな」
ジェット「はい。私はナニーの試作機です!」
クルス「試作機?それって初めて作られた機体ってことだよな?」
ジェット「はい!旦那様や奥様がメンテナンスや改造をくわえてくださったおかげで破棄されずにいられます!」
クルス「そうなのか・・・そもそもナニー自体が珍しいからな・・・ソルジャーは大量生産されたが・・・」
「軍事用ロボットは最優先で作られましたからね・・・そして軍事用から家庭用に試作機が作られて、それがジェットなんです」
クルス「なるほど・・・だからチェンソーと火炎放射器がついてるのか・・・」
ジェット「これは防犯用です!これで家庭を守れます!」
クルス「それは防犯用ってレベルではないだろうけどな・・・」
そして僕は寝室に向かった
「・・・綺麗に整えられてる」
ジェット「ええ。坊ちゃんのために毎日欠かさずお掃除をしておりました。私の命令事項にありますので」
「そっか・・・ありがとう・・・」
ジェット「そのようなお言葉・・・このような機械にはもったいないです」
「ジェットはただのロボットじゃないよ!家族だよ!」
ジェット「坊ちゃん・・・ありがとうございます!嬉しく思います!」
そして夜
ジェット「久しぶりのお料理でうまくできたかわかりませんが、どうぞ!」
テーブルにはろうそくが一本ありそして食事が置かれた
クルス「うまそうだな!」
そういい食べ始める僕達
「うん!相変わらずおいしいよ!」
クルス「うん!うまい!」
ジェット「それは何よりです。火をしっかり通さないと汚染物質が残ったままになってしまいますのでしっかり焼きましたよ!」
「やっぱりそうだよね・・・」
クルス「・・・水とかも一度沸騰させないとな」
ジェット「私がある程度やっておきますので、お二人はお食事をなさっててください!」
そういうとジェットは外へ行った
クルス「話には聞いてたが、優秀なロボットだな」
「はい。ジェットは昔から気が利くロボットでした。僕のためにいつも色々やってくれましたし」
クルス「そうか」
そして
ジェット「片付けはやっておきますので、どうぞお休みください」
「わかった。じゃあ、お願いね」
そういい僕は寝室に、クルスさんは客室に向かった
ベッドに横になりながら変わっていない部屋を見ていた
「ここまで綺麗にしてくれてたんだ・・・」
もう帰ってこない人のために働くロボット・・・
それを考えると悲しくなる・・・
その時、扉がノックされた
「はい」
クルス「入っていいか?」
「はい。どうぞ」
クルスさんが入ってきた
クルス「その・・・寝れなくてな」
「僕もです・・・」
そういうとベッドに腰を降ろすクルスさん
クルス「・・・この部屋・・・随分綺麗にされてるな」
「設定で僕を優先するようにされてるんです。両親はいつも家にいなかったので・・・」
クルス「そうか・・・」
「客室はどうですか?」
クルス「屋根がなくて夜空が見える!」
「それは・・・フフフ。仕方ないですね!」
クルス「雨が降らなければいい夜空だけどな!」
「修繕しないといけませんね」
クルス「ここを拠点にするなら・・・そうだな・・・」
「クルスさんはどこか行きたいところとかないんですか?」
クルス「・・・300年経ってるからな・・・家族はいないしな・・・」
そう言いながら考え込むクルスさん
クルス「そうだな・・・ここを拠点にするか!」
そしてクルスさんは部屋を出た
僕はベッドで目を閉じ耳をすませた
風が流れる音、川の流れる音、枯れ枝が折れる音・・・
それを聞きながら眠りについた・・・
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