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穏やかな日
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クルス「1286・・・1287・・・」
クルスさんは腕立て伏せをやっている
「休憩しなくて大丈夫?」
僕はクルスさんの上に乗りながら聞いた
クルス「これが・・・終わったらな・・・」
汗がすごいんだけど・・・
クルス「1498・・・1499・・・1500!はぁ・・・」
そういい崩れるクルスさん
「うわっ!」
僕はそれに合わせて地面に転がる
「痛いな~・・・」
クルス「もう・・・腕が・・・」
クルスさんの毛並みが汗でぺったんこ・・・
「クルスさん?水分補給しよう?」
クルス「そうしたいんだが・・・」
クルスさんは地面に倒れたまま動けないみたいだ
「お水持ってくるね」
僕は工場に入りキッチンからお水を持って行った
「どうぞ?」
クルス「ああ。ありがとう」
そういいお水を勢いよく飲む
クルス「ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!・・・ぷはぁ!!うまいな!」
まるでお酒を飲んでいるお父さんのように見える
「フフフ!」
そう思ったが言わなかった
クルス「ふぅ・・・涼しい風だな~」
「そうだね~」
僕はクルスさんの隣に座った
クルスさんは少し離れた
「なんで離れるの?」
クルス「いや・・・俺、汗臭いから・・・」
僕はクルスさんにくっついた
クルス「臭いだろう?」
「そうだね。でも、嫌ではないよ?」
クルス「そ、そうか?」
そういいクルスさんは僕に寄りかかってきた
僕もクルスさんに寄りかかる
気持ちいい風が頬と髪を撫でる
クルス「今日は天気がいいな~」
「そうだね~」
ぽかぽかで温かく・・・
風が気持ちよくて・・・眠くなる・・・
僕は目を閉じた・・・
・・・クルス視点・・・
「・・・」
俺は空を見ていた
トレーニングでかいた汗が収まってきた
「さて、そろそろトレーニングを再開するかな・・・ん?」
ハルト「スーー・・・スーー・・・」
ハルトが俺に寄りかかりながら寝ていた
「・・・仕方ないな~」
俺は体制を変えてハルトに膝枕をした
ハルトは気持ちよさそうに寝ている
「かわいいな・・・」
俺はハルトの頭を優しくなでる
サラサラな髪・・・
とても触り心地がいい
「気持ちいい・・・」
長すぎず、短すぎず
でも・・・
「会った時より伸びたよな・・・」
そろそろ切らないとな・・・
「それは俺もだが・・・」
季節のない世界だからなのか、毛の生え変わりはないのだが、伸びてきている
「切らないとな・・・」
ハサミとかバリカンとかあるのか?
「・・・どんな髪型が似合うだろうか・・・」
俺はハルトの髪型を考えていた
短髪とかいいだろうな
でも、坊主はどうだろう・・・
「・・・まぁ、短髪一択かな!」
男は黙って短髪!
なんてもう古いか
「ハルトが決めるべきかな」
ハルトの髪型だ
ハルトが好きに決めるといい
「ふぅ・・・」
俺はハルトを撫でながら空を見上げる
「ホント天気いいな~」
こんな平和な日々がこれからも続けばいいのにな
そうすれば、ハルトを危険な目に合わせることもない
失う可能性もない
「・・・」
でも、現実は違う
こんな世界になったのは夢じゃない
すべて現実なんだ
「・・・なら、全力で守るまでだ」
俺はそう思い寝っ転がった
「・・・俺にもしてほしいな」
俺もハルトに膝枕してほしいな
ハルト「いいよ?」
「!?お、起きてたのか?」
ハルト「今起きたの!」
そういい俺に膝枕してくれた
「ありがとう!」
ハルト「うん!」
そういい俺の頭を撫でてくる
ハルト「甘えん坊の熊さんだね~」
「いいだろう?たまにはさ!」
ハルト「悪いとは言ってないじゃん?」
そういい笑顔を向けてくる
俺は笑顔でハルトの頬を撫でる
「少し生意気だぞ~?」
ハルト「そうかな~?」
そういい笑いあう
こういうのんびりした生活はいいな
愛してる相手と二人っきりで・・・
いつまでものんびりと・・・
「・・・」
ハルト「♪~♪~~」
ハルトは鼻歌を歌いながら空を見ていた
俺はその鼻歌を聞きながら空を見る
空はホントに青く・・・透き通っている
「ホントに核戦争があった後の世界か?」
そう思ってしまうほどだ
ハルト「ね。そう思っちゃうよね~」
でも、周りをみれば、嘘でも夢でもないと思い知らされる
「ハルト?」
ハルト「ん?」
「これからも俺の傍に居てくれよ?」
ハルト「それは僕のセリフだよ?スーパーの時みたいに自分を犠牲にするようなことは・・・もうやめてよ?」
「・・・ああ!わかった!」
ハルト「約束だよ?」
「ああ!」
俺たちは指切りをした
「・・・」
でも、俺はきっと同じような状況になったら迷わず同じことをするだろう
ハルトを生かすために・・・
ハルトのために・・・
ハルト「破ったら針千本だからね?」
「そんなに飲めないな~」
俺が約束を破る時・・・
その時はきっと・・・針を飲める状態じゃないだろうけどな・・・
ハルト「針・・・爪楊枝みたいのでもいいのかな?」
ハルトは本気で飲ませようとしているらしい・・・
クルスさんは腕立て伏せをやっている
「休憩しなくて大丈夫?」
僕はクルスさんの上に乗りながら聞いた
クルス「これが・・・終わったらな・・・」
汗がすごいんだけど・・・
クルス「1498・・・1499・・・1500!はぁ・・・」
そういい崩れるクルスさん
「うわっ!」
僕はそれに合わせて地面に転がる
「痛いな~・・・」
クルス「もう・・・腕が・・・」
クルスさんの毛並みが汗でぺったんこ・・・
「クルスさん?水分補給しよう?」
クルス「そうしたいんだが・・・」
クルスさんは地面に倒れたまま動けないみたいだ
「お水持ってくるね」
僕は工場に入りキッチンからお水を持って行った
「どうぞ?」
クルス「ああ。ありがとう」
そういいお水を勢いよく飲む
クルス「ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!・・・ぷはぁ!!うまいな!」
まるでお酒を飲んでいるお父さんのように見える
「フフフ!」
そう思ったが言わなかった
クルス「ふぅ・・・涼しい風だな~」
「そうだね~」
僕はクルスさんの隣に座った
クルスさんは少し離れた
「なんで離れるの?」
クルス「いや・・・俺、汗臭いから・・・」
僕はクルスさんにくっついた
クルス「臭いだろう?」
「そうだね。でも、嫌ではないよ?」
クルス「そ、そうか?」
そういいクルスさんは僕に寄りかかってきた
僕もクルスさんに寄りかかる
気持ちいい風が頬と髪を撫でる
クルス「今日は天気がいいな~」
「そうだね~」
ぽかぽかで温かく・・・
風が気持ちよくて・・・眠くなる・・・
僕は目を閉じた・・・
・・・クルス視点・・・
「・・・」
俺は空を見ていた
トレーニングでかいた汗が収まってきた
「さて、そろそろトレーニングを再開するかな・・・ん?」
ハルト「スーー・・・スーー・・・」
ハルトが俺に寄りかかりながら寝ていた
「・・・仕方ないな~」
俺は体制を変えてハルトに膝枕をした
ハルトは気持ちよさそうに寝ている
「かわいいな・・・」
俺はハルトの頭を優しくなでる
サラサラな髪・・・
とても触り心地がいい
「気持ちいい・・・」
長すぎず、短すぎず
でも・・・
「会った時より伸びたよな・・・」
そろそろ切らないとな・・・
「それは俺もだが・・・」
季節のない世界だからなのか、毛の生え変わりはないのだが、伸びてきている
「切らないとな・・・」
ハサミとかバリカンとかあるのか?
「・・・どんな髪型が似合うだろうか・・・」
俺はハルトの髪型を考えていた
短髪とかいいだろうな
でも、坊主はどうだろう・・・
「・・・まぁ、短髪一択かな!」
男は黙って短髪!
なんてもう古いか
「ハルトが決めるべきかな」
ハルトの髪型だ
ハルトが好きに決めるといい
「ふぅ・・・」
俺はハルトを撫でながら空を見上げる
「ホント天気いいな~」
こんな平和な日々がこれからも続けばいいのにな
そうすれば、ハルトを危険な目に合わせることもない
失う可能性もない
「・・・」
でも、現実は違う
こんな世界になったのは夢じゃない
すべて現実なんだ
「・・・なら、全力で守るまでだ」
俺はそう思い寝っ転がった
「・・・俺にもしてほしいな」
俺もハルトに膝枕してほしいな
ハルト「いいよ?」
「!?お、起きてたのか?」
ハルト「今起きたの!」
そういい俺に膝枕してくれた
「ありがとう!」
ハルト「うん!」
そういい俺の頭を撫でてくる
ハルト「甘えん坊の熊さんだね~」
「いいだろう?たまにはさ!」
ハルト「悪いとは言ってないじゃん?」
そういい笑顔を向けてくる
俺は笑顔でハルトの頬を撫でる
「少し生意気だぞ~?」
ハルト「そうかな~?」
そういい笑いあう
こういうのんびりした生活はいいな
愛してる相手と二人っきりで・・・
いつまでものんびりと・・・
「・・・」
ハルト「♪~♪~~」
ハルトは鼻歌を歌いながら空を見ていた
俺はその鼻歌を聞きながら空を見る
空はホントに青く・・・透き通っている
「ホントに核戦争があった後の世界か?」
そう思ってしまうほどだ
ハルト「ね。そう思っちゃうよね~」
でも、周りをみれば、嘘でも夢でもないと思い知らされる
「ハルト?」
ハルト「ん?」
「これからも俺の傍に居てくれよ?」
ハルト「それは僕のセリフだよ?スーパーの時みたいに自分を犠牲にするようなことは・・・もうやめてよ?」
「・・・ああ!わかった!」
ハルト「約束だよ?」
「ああ!」
俺たちは指切りをした
「・・・」
でも、俺はきっと同じような状況になったら迷わず同じことをするだろう
ハルトを生かすために・・・
ハルトのために・・・
ハルト「破ったら針千本だからね?」
「そんなに飲めないな~」
俺が約束を破る時・・・
その時はきっと・・・針を飲める状態じゃないだろうけどな・・・
ハルト「針・・・爪楊枝みたいのでもいいのかな?」
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