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無邪気な生命
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次の日
「お邪魔します!」
クルス「お邪魔します」
キャリー「いらっしゃい!」
僕たちはキャリーさんの家に来た
クルト「アブ~」
キャリー「あらあら。どうしたの?」
クルト君がハイハイしてこっちに来た
「かわいい~!!」
その姿は本当にかわいかった
プニプニしてて、無邪気な笑顔・・・
かわいいの言葉以外思いつかない
クルス「しばらく見ない間に大きくなったな~」
キャリー「フフフ。子供はあっという間に大きくなるからね。それにこの子よくミルクを飲むからね~」
クルス「仕事の間、子供はどうしてるんだ?」
キャリー「ネピーさんが預かってくれてる!夜泣きとかしないから預けるのも心配ないし」
クルス「そうか」
キャリー「本当・・・色々助けられてるよ」
「・・・うわっ」
クルト「バ~ブ~!」
クルトくんが僕の足を掴んで昇ってきた
「ちょ・・・危ないよ!」
僕は座った
その上にクルトくんが乗ってきた
「はぁ・・・びっくりした~・・・」
クルス「ハハハ!人気者だな!」
キャリー「きっとハルトくんのこと好きなのよ!」
「そ、そうかな?」
クルトくんは僕の上でご機嫌そうに身体を揺らしている
「あ!・・・おっと!・・・」
僕はクルトくんの動きに翻弄されていた
しばらく僕の上で遊んだ後、クルスさんのところに向かって行った
クルス「お?俺と遊ぶか~?」
そういいクルトくんを抱きかかえると高い高いをした
クルト「キャッキャッ」
クルトくんは楽しそうだ
「ふぅ~・・・」
僕は一安心した
キャリー「どうだった?」
「ハラハラしっぱなしでした・・・」
キャリー「子供ってそういうものよ。好奇心旺盛で少し目を離したらどこかに行っちゃうし」
「危ないですね・・・」
キャリー「そうね・・・母親や父親がしっかり見てないと危ないね」
「キャリーさんはそれを一人でやってるんですよね・・・すごいですね」
キャリー「父親がわからないからね・・・でも、後悔してないし、産んでよかったと思ってるよ」
「そうなんですか?」
キャリー「ええ。産むときは不安だらけだったよ?産んでも取り上げられるだろうし、こんな世の中で子供なんて邪魔になる・・・この子を不幸にしてしまう・・・そう思ったもの」
「・・・」
キャリー「でも、産んでみたらそんな不安吹き飛んじゃった!」
「そう・・・なんですか?」
キャリー「ええ。クルトを産んでからなんかすごく無敵な気がしたのよ。この子のためなら何でもできる!って。それで逃げ出すことができたの。きっと産まなかったらいつまでもあいつらのおもちゃとして生きてたと思う」
「・・・」
キャリー「なんの計画もなく逃げ出したから結局、餓死寸前だったけどね・・・」
「・・・」
キャリー「でも、ハルトくんたちに出会えてよかった・・・本当に・・・」
「・・・」
キャリー「あの時、どうしたらいいかわからなかったのよね・・・もういっその事・・・この子と・・・。でも、そんなこともできなくて・・・」
キャリーさんは目に涙を浮かべていた
キャリー「フフフ。ごめんなさい。もう過去のことはいいわよね!」
「・・・お聞きしていいですか?」
キャリー「ん?」
「子供ができたってわかった時・・・どうでしたか?」
キャリー「どう・・・って?」
「不安だったり・・・怖かったり・・・」
キャリー「そうね・・・絶望・・・に近い気持ちだったわね」
「絶望・・・」
キャリー「誰の子かわからない。あんな奴らの誰かの子供だと思うと・・・絶望でしかなかったな・・・」
「それでも産む決断をしたんですね」
キャリー「うん。最初は堕ろそうと思った。でも、お腹が大きくなるにつれて愛しくなってね。結局産むことにしたの」
「・・・」
キャリー「なんで聞くの?」
「なんとなく・・・僕もいつか産むときがくると思うと・・・怖くて・・・」
キャリー「・・・」
「こんな世界で子育てなんて・・・できるわけ・・・ないよ・・・」
僕はうずくまり泣いた
キャリーさんは僕の背中をさすってくれる
キャリー「そうよね・・・不安よね・・・。子供を抱えてこの世界を動き回るのは命取りになるかもしれない・・・そう思うよね」
「はい・・・」
キャリー「私もクルトを抱えて逃げたとき大変だったもの。運がいいのか敵に遭遇しても泣かなかったから助かったけど・・・もし泣いてたら・・・きっと生きてないと思う」
「うぅ・・・」
キャリー「でも、もしハルトくんの子供ができても大丈夫よ!」
「なんで・・・そう言えるんですか?」
キャリー「だって、見てみてよ」
僕は顔を上げ目の前をみた
クルス「いてて・・・髭はやめてくれ・・・」
そこにはクルトくんがクルスさんのお髭を引っ張って遊んでいる姿があった
キャリー「あなたは一人じゃない。クルスさんがいる。もちろん私もいるよ!」
「・・・」
クルト「あ~う~」
クルトくんが僕のところに来た
「どうしたの?」
クルト「ば~」
クルトくんは僕の頬を触る
そして僕の涙を拭った
キャリー「フフフ。泣かないでって言ってるよ?」
「クルトくん・・・」
僕はクルトくんを抱きしめた
「うぅ・・・」
クルト「あ~ぶ~う~」
「しっかりしないとね・・・」
クルト「キャッ!キャッ!」
クルトくんは嬉しそうにしている
クルス「ハルト・・・」
「・・・よし!」
なんか元気が出た
僕はクルトくんを持ち上げた
「ありがとう!君は優しいね!」
クルト「キャッ!キャッ!」
「フフフ」
しっかりしないと
僕もいつか親になる
その時、クヨクヨしてる親にはなりたくない
クルス「さて、そろそろ行くか」
「うん!」
キャリー「もう帰るの?」
クルス「ああ。その前にちょっと用事を済ませたらな!じゃ、またな!」
「お邪魔しました!」
キャリー「うん!また来てね!」
そして僕たちはキャリーさんの家を後にした
クルス「少しはすっきりしたか?」
「うん!」
悩みは尽きないけど、少しは参考になった気がする
産むかどうか・・・それはまだ決められない
でも、覚悟は・・・しておきたい
それに、妊娠したかなんてわからないし
そして僕たちは留置所に向かった・・・
「お邪魔します!」
クルス「お邪魔します」
キャリー「いらっしゃい!」
僕たちはキャリーさんの家に来た
クルト「アブ~」
キャリー「あらあら。どうしたの?」
クルト君がハイハイしてこっちに来た
「かわいい~!!」
その姿は本当にかわいかった
プニプニしてて、無邪気な笑顔・・・
かわいいの言葉以外思いつかない
クルス「しばらく見ない間に大きくなったな~」
キャリー「フフフ。子供はあっという間に大きくなるからね。それにこの子よくミルクを飲むからね~」
クルス「仕事の間、子供はどうしてるんだ?」
キャリー「ネピーさんが預かってくれてる!夜泣きとかしないから預けるのも心配ないし」
クルス「そうか」
キャリー「本当・・・色々助けられてるよ」
「・・・うわっ」
クルト「バ~ブ~!」
クルトくんが僕の足を掴んで昇ってきた
「ちょ・・・危ないよ!」
僕は座った
その上にクルトくんが乗ってきた
「はぁ・・・びっくりした~・・・」
クルス「ハハハ!人気者だな!」
キャリー「きっとハルトくんのこと好きなのよ!」
「そ、そうかな?」
クルトくんは僕の上でご機嫌そうに身体を揺らしている
「あ!・・・おっと!・・・」
僕はクルトくんの動きに翻弄されていた
しばらく僕の上で遊んだ後、クルスさんのところに向かって行った
クルス「お?俺と遊ぶか~?」
そういいクルトくんを抱きかかえると高い高いをした
クルト「キャッキャッ」
クルトくんは楽しそうだ
「ふぅ~・・・」
僕は一安心した
キャリー「どうだった?」
「ハラハラしっぱなしでした・・・」
キャリー「子供ってそういうものよ。好奇心旺盛で少し目を離したらどこかに行っちゃうし」
「危ないですね・・・」
キャリー「そうね・・・母親や父親がしっかり見てないと危ないね」
「キャリーさんはそれを一人でやってるんですよね・・・すごいですね」
キャリー「父親がわからないからね・・・でも、後悔してないし、産んでよかったと思ってるよ」
「そうなんですか?」
キャリー「ええ。産むときは不安だらけだったよ?産んでも取り上げられるだろうし、こんな世の中で子供なんて邪魔になる・・・この子を不幸にしてしまう・・・そう思ったもの」
「・・・」
キャリー「でも、産んでみたらそんな不安吹き飛んじゃった!」
「そう・・・なんですか?」
キャリー「ええ。クルトを産んでからなんかすごく無敵な気がしたのよ。この子のためなら何でもできる!って。それで逃げ出すことができたの。きっと産まなかったらいつまでもあいつらのおもちゃとして生きてたと思う」
「・・・」
キャリー「なんの計画もなく逃げ出したから結局、餓死寸前だったけどね・・・」
「・・・」
キャリー「でも、ハルトくんたちに出会えてよかった・・・本当に・・・」
「・・・」
キャリー「あの時、どうしたらいいかわからなかったのよね・・・もういっその事・・・この子と・・・。でも、そんなこともできなくて・・・」
キャリーさんは目に涙を浮かべていた
キャリー「フフフ。ごめんなさい。もう過去のことはいいわよね!」
「・・・お聞きしていいですか?」
キャリー「ん?」
「子供ができたってわかった時・・・どうでしたか?」
キャリー「どう・・・って?」
「不安だったり・・・怖かったり・・・」
キャリー「そうね・・・絶望・・・に近い気持ちだったわね」
「絶望・・・」
キャリー「誰の子かわからない。あんな奴らの誰かの子供だと思うと・・・絶望でしかなかったな・・・」
「それでも産む決断をしたんですね」
キャリー「うん。最初は堕ろそうと思った。でも、お腹が大きくなるにつれて愛しくなってね。結局産むことにしたの」
「・・・」
キャリー「なんで聞くの?」
「なんとなく・・・僕もいつか産むときがくると思うと・・・怖くて・・・」
キャリー「・・・」
「こんな世界で子育てなんて・・・できるわけ・・・ないよ・・・」
僕はうずくまり泣いた
キャリーさんは僕の背中をさすってくれる
キャリー「そうよね・・・不安よね・・・。子供を抱えてこの世界を動き回るのは命取りになるかもしれない・・・そう思うよね」
「はい・・・」
キャリー「私もクルトを抱えて逃げたとき大変だったもの。運がいいのか敵に遭遇しても泣かなかったから助かったけど・・・もし泣いてたら・・・きっと生きてないと思う」
「うぅ・・・」
キャリー「でも、もしハルトくんの子供ができても大丈夫よ!」
「なんで・・・そう言えるんですか?」
キャリー「だって、見てみてよ」
僕は顔を上げ目の前をみた
クルス「いてて・・・髭はやめてくれ・・・」
そこにはクルトくんがクルスさんのお髭を引っ張って遊んでいる姿があった
キャリー「あなたは一人じゃない。クルスさんがいる。もちろん私もいるよ!」
「・・・」
クルト「あ~う~」
クルトくんが僕のところに来た
「どうしたの?」
クルト「ば~」
クルトくんは僕の頬を触る
そして僕の涙を拭った
キャリー「フフフ。泣かないでって言ってるよ?」
「クルトくん・・・」
僕はクルトくんを抱きしめた
「うぅ・・・」
クルト「あ~ぶ~う~」
「しっかりしないとね・・・」
クルト「キャッ!キャッ!」
クルトくんは嬉しそうにしている
クルス「ハルト・・・」
「・・・よし!」
なんか元気が出た
僕はクルトくんを持ち上げた
「ありがとう!君は優しいね!」
クルト「キャッ!キャッ!」
「フフフ」
しっかりしないと
僕もいつか親になる
その時、クヨクヨしてる親にはなりたくない
クルス「さて、そろそろ行くか」
「うん!」
キャリー「もう帰るの?」
クルス「ああ。その前にちょっと用事を済ませたらな!じゃ、またな!」
「お邪魔しました!」
キャリー「うん!また来てね!」
そして僕たちはキャリーさんの家を後にした
クルス「少しはすっきりしたか?」
「うん!」
悩みは尽きないけど、少しは参考になった気がする
産むかどうか・・・それはまだ決められない
でも、覚悟は・・・しておきたい
それに、妊娠したかなんてわからないし
そして僕たちは留置所に向かった・・・
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