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結婚式
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更に数日後・・・
クルス「準備はいいか?」
「うん!大丈夫だよ!」
今日は僕とクルスさんの結婚式だ
この日のため、僕を自宅謹慎にして準備を進めていたクルスさん
だから、どんな式になるのかも僕は知らない
「久しぶりの外出が結婚式ってなんかすごいな~」
クルス「結婚式が終わっても外出は禁止だぞ?」
「え!?なんで!?」
クルス「当たり前だろう?これからお腹はどんどん大きくなっていくんだから」
ジェット「そうですよ!坊ちゃんはもう少しご自分の状態を考えてください!」
「・・・はい」
クルス「まぁ・・・どうしても外出していなら俺が連れて行ってやるよ」
「ありがとう!」
クルス「じゃあ、行くぞ!」
「うん!ジェットも準備はいい?」
ジェット「はい!ターボエンジンに異常はありません!バイクのスピードにもついていけます!」
クルス「よし!じゃあ行くぞ!」
そういいバイクにエンジンをかけクリスタルシティに向かった
道中、久しぶりの景色を楽しみながらいろんな話をしていた
クルス「子供の名前、どうすかな・・・」
「クルスさんが決めたい?」
クルス「ああ。父親としての第一歩だからな!」
「じゃあ、任せようかな!」
クルス「う~ん・・・」
クルスさんは本気で考え込んでいる
「!前見てよ!」
クルスさんは前を見ず考えていた
そして僕たちはクリスタルシティに到着した
「久しぶりのクリスタルシティだ~!!」
門の前にはガイアとミミアとネピーさんがいた
ガイア「ハルト!」
ミミア「ハルト~!」
「久しぶり!」
ガイア「結婚&妊娠おめでとう!」
「ありがとう!」
ミミア「ハルトが結婚・・・まだ15歳なのに・・・早すぎると思うんだよね~」
ガイア「こう言ってるけどすごく喜んでるんだぞ?」
ミミア「えへへ!喜ばないわけないじゃん!」
「フフフ!ありがとう!」
ネピー「さぁ!式の準備はできてるよ!」
そして僕たちは式場に向かった
「うわ~!すごい!」
目の前には教会がありいろんな物で飾り付けがされていた
クルス「ケーキとかは用意でなかったからな・・・こういう飾り付けぐらいはな!」
そういい僕の手を自分の腕に乗せた
クルス「さ!入ろう!」
そして教会の扉が開いた
中にはキャリーさんはもちろん、市長さんや先生、街の人たちもいた
そして・・・
カリム「二人とも!おめでとう!!」
「え!?カリムさん!?」
その中にはカリムさんもいた
カリムさんだけじゃない
マナ「おめでとう!」
マナさんもいた
「これ・・・大丈夫なの?」
教会の中に、街の人、無法者、犯罪者・・・
カオス・・・というのかな?
クルス「今回は特別にな!市長の許可ももらってる!」
「そ、そうなんだ!」
それなら安心・・・かな?
そして・・・牧師は先生がやってくださるらしい
先生「ゴホン!え~恐れながら私が牧師をやらせていただきます」
そういい本を開いた
先生「えっと・・・汝ら、死が二人を分かつまで愛し合うことを誓いますか?」
クルス「はい。誓います」
「はい!誓います!」
先生「では、お二人を夫婦と認めます。おめでとう!」
『おめでとう!!!』
周りから声が上がる
カリム「ぴゅ~~~!!!おめでとう!!」
マナ「おめでとう!!!」
キャリー「おめでとう!!」
みんなが祝福してくれる
「みんな!ありがとう!!」
結婚式・・・
そういうには色々足りない
ケーキもないし、豪華な食事もない
あるのは、飾り付けと祝福してくれる人たちだけ・・・
でも、僕はそれだけでよかった
すごく嬉しかった
みんなが祝福してくれる
それが何よりも大事なんだと思う
ケーキや食事なんておまけでしかないのだから
クルス「結婚は人生の墓場・・・そんな言葉があるけど・・・」
「ん?」
クルス「俺は結婚は始まりだと思ってる。幸せへのな!」
「うん!」
お祝いもひとしきり終わり、僕たちは家に帰ることになった
ガイア「次会えるのは子供を産んだあとか?」
「多分、そうだと思う」
ミミア「じゃあ、その時まで楽しみにまってるね!」
「うん!」
先生「お二人とも!お幸せに!」
「ありがとうございます!」
クルス「ああ!」
そしてバイクに乗り家に向かった
クルス「そんなに贈り物をもらってよかったな!」
「うん!」
僕の腕の中にはみんなからもらった贈り物でいっぱいだった
ぬいぐるみやガラガラ、絵本とか子供用品が多かった
そして家に着いた時
ゼッタ「おう!おかえり!」
ゼッタさんが工場の前にいた
クルス「招待したのにいないと思ったらこんなところに・・・」
ゼッタ「式場はここだろう?」
クルス「そんなわけないだろう・・・」
ゼッタ「ハハハ!冗談だ!ゴホン!ご結婚おめでとうございます!」
「ありがとうございます!」
クルス「ああ」
ゼッタ「あと、お客さんが中にいるぞ」
「ん?お客さん?」
クルス「???」
工場に勝手に入ることなんてできないはず・・・
僕たちは警戒しながら中に入った
ディカルド「やぁ!結婚おめでとう!」
工場の中には椅子に座ってお茶を飲んでいるディカルドさんがいた
クルス「お前!?なんで!?どうやって入った!」
ディカルド「それは・・・これのおかげかな?」
そういい変な板状の装置を出してきた
「な、なんですか?それ」
ディカルド「これは・・・そうだね・・・機械から逃れる・・・というのか・・・透明になるというのか・・・そういう機械だよ」
クルス「それで警備ロボットを欺いて入ったと・・・」
ディカルド「ああ!」
ジェット「あの・・・お二人とも?お疲れなんでしょうか?」
「え?」
ジェット「誰かとお話しているように見えますが・・・」
ディカルド「そのロボットにも私は見えていない。いや、認識できていないって言うのが正しいかな?」
クルス「何が目的だ?まさかハルトを捕まえに来たのか?」
ディカルド「まさか!私はただ、お祝いに来ただけだよ?」
クルス「信じろと?」
ディカルド「信じてほしいね~。こうやって危険を覚悟で来ているわけだし、武器も持たずに」
クルス「・・・わかった」
「・・・」
ディカルド「よかった!では、少し話そうか?どうぞ座って?」
僕たちは椅子に座った
なんで僕たちがお客さんみたいになってるんだろう・・・
ディカルド「まずは・・・ご結婚おめでとう。次は出産だね!」
クルス「産んでもお前たちのは渡さないからな」
ディカルド「ああ。それでいい。その方が好都合だ」
クルス「・・・」
ディカルド「ハルトくんとお腹の子供が地上にいる限り、兵器は使われない。その方が私の計画をゆっくり確実に進められるからね」
「前にもお聞きしましたが、あなたの計画ってなんですか?」
ディカルド「・・・今はまだ言えない。いや、今後も言うつもりはないんだよね。実は」
クルス「じゃあ、なんで来た?お祝いだけならゼッタに伝言を頼めばいいだろう?」
ディカルド「お祝いの言葉は直接言うのが一番だからね!」
そういいお茶を飲むディカルドさん
ディカルド「今後も地上で生活をしていてほしい。それだけは言いたかった。では、私は帰るとしようかな」
そういい席を立つ
クルス「お前の目的がどうあれ、俺は・・・俺たちは自分の決めた道を進む。お前たちに指図される覚えはないからな」
ディカルド「それでいい。それこそが私も計画なのだから」
そう言い残すと工場を出て行った
クルス「・・・チッ!」
「・・・」
僕たちが自分の道を歩むことが・・・ディカルドさんの計画?
彼は一体・・・何を計画してるんだろう・・・
クルス「もういい。忘れよう」
「え?」
クルス「あいつのことは忘れる。あいつの計画なんて知らねぇ。俺はお前と子供と未来を生きる。それだけだ」
「そ、うだね」
ジェット「あの・・・」
ジェットは困惑しているみたいだ
「ごめんね。お茶の用意をお願いしていい?」
ジェット「かしこまりました!」
僕たちはジェットの用意したお茶を飲みながらため息をついた
クルス「・・・ひとまず、お前はお腹の子供のことだけを考えろ。いいな?」
「うん」
クルス「・・・あの装置・・・厄介だな・・・」
「・・・」
あの装置を地下の人全員が持ってるとしたら・・・
警備ロボットじゃ太刀打ちできない・・・
クルス「・・・考えても仕方ない。もう休もう」
「うん・・・」
そして僕たちは寝室に向かった・・・
クルス「準備はいいか?」
「うん!大丈夫だよ!」
今日は僕とクルスさんの結婚式だ
この日のため、僕を自宅謹慎にして準備を進めていたクルスさん
だから、どんな式になるのかも僕は知らない
「久しぶりの外出が結婚式ってなんかすごいな~」
クルス「結婚式が終わっても外出は禁止だぞ?」
「え!?なんで!?」
クルス「当たり前だろう?これからお腹はどんどん大きくなっていくんだから」
ジェット「そうですよ!坊ちゃんはもう少しご自分の状態を考えてください!」
「・・・はい」
クルス「まぁ・・・どうしても外出していなら俺が連れて行ってやるよ」
「ありがとう!」
クルス「じゃあ、行くぞ!」
「うん!ジェットも準備はいい?」
ジェット「はい!ターボエンジンに異常はありません!バイクのスピードにもついていけます!」
クルス「よし!じゃあ行くぞ!」
そういいバイクにエンジンをかけクリスタルシティに向かった
道中、久しぶりの景色を楽しみながらいろんな話をしていた
クルス「子供の名前、どうすかな・・・」
「クルスさんが決めたい?」
クルス「ああ。父親としての第一歩だからな!」
「じゃあ、任せようかな!」
クルス「う~ん・・・」
クルスさんは本気で考え込んでいる
「!前見てよ!」
クルスさんは前を見ず考えていた
そして僕たちはクリスタルシティに到着した
「久しぶりのクリスタルシティだ~!!」
門の前にはガイアとミミアとネピーさんがいた
ガイア「ハルト!」
ミミア「ハルト~!」
「久しぶり!」
ガイア「結婚&妊娠おめでとう!」
「ありがとう!」
ミミア「ハルトが結婚・・・まだ15歳なのに・・・早すぎると思うんだよね~」
ガイア「こう言ってるけどすごく喜んでるんだぞ?」
ミミア「えへへ!喜ばないわけないじゃん!」
「フフフ!ありがとう!」
ネピー「さぁ!式の準備はできてるよ!」
そして僕たちは式場に向かった
「うわ~!すごい!」
目の前には教会がありいろんな物で飾り付けがされていた
クルス「ケーキとかは用意でなかったからな・・・こういう飾り付けぐらいはな!」
そういい僕の手を自分の腕に乗せた
クルス「さ!入ろう!」
そして教会の扉が開いた
中にはキャリーさんはもちろん、市長さんや先生、街の人たちもいた
そして・・・
カリム「二人とも!おめでとう!!」
「え!?カリムさん!?」
その中にはカリムさんもいた
カリムさんだけじゃない
マナ「おめでとう!」
マナさんもいた
「これ・・・大丈夫なの?」
教会の中に、街の人、無法者、犯罪者・・・
カオス・・・というのかな?
クルス「今回は特別にな!市長の許可ももらってる!」
「そ、そうなんだ!」
それなら安心・・・かな?
そして・・・牧師は先生がやってくださるらしい
先生「ゴホン!え~恐れながら私が牧師をやらせていただきます」
そういい本を開いた
先生「えっと・・・汝ら、死が二人を分かつまで愛し合うことを誓いますか?」
クルス「はい。誓います」
「はい!誓います!」
先生「では、お二人を夫婦と認めます。おめでとう!」
『おめでとう!!!』
周りから声が上がる
カリム「ぴゅ~~~!!!おめでとう!!」
マナ「おめでとう!!!」
キャリー「おめでとう!!」
みんなが祝福してくれる
「みんな!ありがとう!!」
結婚式・・・
そういうには色々足りない
ケーキもないし、豪華な食事もない
あるのは、飾り付けと祝福してくれる人たちだけ・・・
でも、僕はそれだけでよかった
すごく嬉しかった
みんなが祝福してくれる
それが何よりも大事なんだと思う
ケーキや食事なんておまけでしかないのだから
クルス「結婚は人生の墓場・・・そんな言葉があるけど・・・」
「ん?」
クルス「俺は結婚は始まりだと思ってる。幸せへのな!」
「うん!」
お祝いもひとしきり終わり、僕たちは家に帰ることになった
ガイア「次会えるのは子供を産んだあとか?」
「多分、そうだと思う」
ミミア「じゃあ、その時まで楽しみにまってるね!」
「うん!」
先生「お二人とも!お幸せに!」
「ありがとうございます!」
クルス「ああ!」
そしてバイクに乗り家に向かった
クルス「そんなに贈り物をもらってよかったな!」
「うん!」
僕の腕の中にはみんなからもらった贈り物でいっぱいだった
ぬいぐるみやガラガラ、絵本とか子供用品が多かった
そして家に着いた時
ゼッタ「おう!おかえり!」
ゼッタさんが工場の前にいた
クルス「招待したのにいないと思ったらこんなところに・・・」
ゼッタ「式場はここだろう?」
クルス「そんなわけないだろう・・・」
ゼッタ「ハハハ!冗談だ!ゴホン!ご結婚おめでとうございます!」
「ありがとうございます!」
クルス「ああ」
ゼッタ「あと、お客さんが中にいるぞ」
「ん?お客さん?」
クルス「???」
工場に勝手に入ることなんてできないはず・・・
僕たちは警戒しながら中に入った
ディカルド「やぁ!結婚おめでとう!」
工場の中には椅子に座ってお茶を飲んでいるディカルドさんがいた
クルス「お前!?なんで!?どうやって入った!」
ディカルド「それは・・・これのおかげかな?」
そういい変な板状の装置を出してきた
「な、なんですか?それ」
ディカルド「これは・・・そうだね・・・機械から逃れる・・・というのか・・・透明になるというのか・・・そういう機械だよ」
クルス「それで警備ロボットを欺いて入ったと・・・」
ディカルド「ああ!」
ジェット「あの・・・お二人とも?お疲れなんでしょうか?」
「え?」
ジェット「誰かとお話しているように見えますが・・・」
ディカルド「そのロボットにも私は見えていない。いや、認識できていないって言うのが正しいかな?」
クルス「何が目的だ?まさかハルトを捕まえに来たのか?」
ディカルド「まさか!私はただ、お祝いに来ただけだよ?」
クルス「信じろと?」
ディカルド「信じてほしいね~。こうやって危険を覚悟で来ているわけだし、武器も持たずに」
クルス「・・・わかった」
「・・・」
ディカルド「よかった!では、少し話そうか?どうぞ座って?」
僕たちは椅子に座った
なんで僕たちがお客さんみたいになってるんだろう・・・
ディカルド「まずは・・・ご結婚おめでとう。次は出産だね!」
クルス「産んでもお前たちのは渡さないからな」
ディカルド「ああ。それでいい。その方が好都合だ」
クルス「・・・」
ディカルド「ハルトくんとお腹の子供が地上にいる限り、兵器は使われない。その方が私の計画をゆっくり確実に進められるからね」
「前にもお聞きしましたが、あなたの計画ってなんですか?」
ディカルド「・・・今はまだ言えない。いや、今後も言うつもりはないんだよね。実は」
クルス「じゃあ、なんで来た?お祝いだけならゼッタに伝言を頼めばいいだろう?」
ディカルド「お祝いの言葉は直接言うのが一番だからね!」
そういいお茶を飲むディカルドさん
ディカルド「今後も地上で生活をしていてほしい。それだけは言いたかった。では、私は帰るとしようかな」
そういい席を立つ
クルス「お前の目的がどうあれ、俺は・・・俺たちは自分の決めた道を進む。お前たちに指図される覚えはないからな」
ディカルド「それでいい。それこそが私も計画なのだから」
そう言い残すと工場を出て行った
クルス「・・・チッ!」
「・・・」
僕たちが自分の道を歩むことが・・・ディカルドさんの計画?
彼は一体・・・何を計画してるんだろう・・・
クルス「もういい。忘れよう」
「え?」
クルス「あいつのことは忘れる。あいつの計画なんて知らねぇ。俺はお前と子供と未来を生きる。それだけだ」
「そ、うだね」
ジェット「あの・・・」
ジェットは困惑しているみたいだ
「ごめんね。お茶の用意をお願いしていい?」
ジェット「かしこまりました!」
僕たちはジェットの用意したお茶を飲みながらため息をついた
クルス「・・・ひとまず、お前はお腹の子供のことだけを考えろ。いいな?」
「うん」
クルス「・・・あの装置・・・厄介だな・・・」
「・・・」
あの装置を地下の人全員が持ってるとしたら・・・
警備ロボットじゃ太刀打ちできない・・・
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「うん・・・」
そして僕たちは寝室に向かった・・・
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