八百屋の白熊さん

ジャム

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オメガの発情期

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一週間後・・・

ピンポーン

インターホンが鳴る
モニターを見ると白井さんだ

『はい。こんにちは』

白井『こんにちは。今日も来ちゃいました」

『すみません・・・今日はちょっと・・・』

白井『具合悪いんですか?』

『はい。少し・・・なので・・・』

白井『そうですか・・・しっかり休んでくださいね?』

そういうと白井さんは帰って行った
僕は今絶賛発情期中・・・
それも一か月早い発情・・・
今、白井さんに会ったら確実に欲しくなる
モニター越しに顔を見ても欲しいって思ってしまうくらいだ
直接会ったら・・・
それに、白井さんにも迷惑がかかる・・・
僕は薬を飲んで寝室のベッドに寝っ転がった・・・

~白井視点~
「大丈夫かな・・・」

家に帰りながら九十九さんのことを考えていた
その時

安達「あ」

「あ」

偶然一週間前に会った狼獣人の安達さんと会った
安達さんはご家族?と一緒だ

安達「こんにちは!」

「こ、こんにちは・・・」

安達「遥斗のところに行かないんですか?」

「なんか具合悪いみたいなので、帰ってきました」

安達「あ、そうか!昨日からか・・・」

昨日から?
昨日から具合が悪いの?

「昨日から具合悪いんですか?」

安達「えっと・・・」

安達奥さん「あなた。私、この子を連れて先に公園にいってるわね?」

安達「ああ。すまないな」

そういうと奥さんは子供の手を繋いで公園に向かった

安達「少し話しましょう」

「え、はい」

そして俺たちは近くのベンチに座った

「・・・」

安達「・・・」

「なんの話を?」

安達「回りくどいことは抜きにしますね。遥斗はオメガです」

「え!?」

安達「昨日から発情期なんですよ」

「そ、そうだったんだ・・・」

安達「今回は一か月早い発情です」

「・・・」

安達「オメガ個体は発情期がわからないって言われてます。でも、大体の把握はできます。でも、今回は早く来た。それってどういうことかわかりますか?」

「・・・」

安達「・・・遥斗に会いに行ってください」

そういうと俺に鍵を渡してきた

「これは?」

安達「遥斗の家の合鍵です」

「なんで君が?」

安達「この間の引っ越しの時に受け取りました。自分はずっと一人だからなにかあったらって」

「一人・・・」

安達「遥斗は運命を信じていなかったのかもしれないです。でも、あなたに会った。運命の相手にあったんです。なら、その鍵は俺じゃなくてあなたが持つべき物です」

「・・・」

安達「どうするかは白井さんが決めることです。では」

といい安達さんは公園に向かった

「・・・」

俺は遥斗の家に向かった
そして合鍵で家に入った
家の中は誘惑香の甘い香りが漂っていた
俺はその匂いで発情しそうになる
35の俺でもここまでなんだ
若い奴なんていちころだろう
そして俺は匂いを辿り寝室にたどり着いた
扉を開けるとそこには九十九さんが枕に顔を埋めて肩で息していた
きっと苦しいんだろう

九十九「虎狼?今来ちゃダメっていったじゃん・・・帰って・・・」

「・・・」

九十九「虎狼まで失いたくない」

「・・・」

九十九「お願い・・・」

「俺です」

九十九さんは驚きこちらを見た

九十九「え・・・なんで・・・?」

「勝手に入ってすみません・・・安達さんから合鍵を受け取りました」

九十九「帰ってください・・・」

「・・・」

九十九「お願いです・・・」

「俺、九十九さんが好きです」

九十九「それはこの匂いのせいですよ」

「違います。初めて会ったときから運命だと感じてました」

九十九「そ、そうなんですか?」

「はい。ここに通ってたのは本が目当てよりも九十九さんに会いに来てたんです」

九十九「・・・」

「もちろん、本も目的でしたけど、それより九十九さんに会うのが目的でした」

九十九「・・・」

「九十九さんの気持ちを知りたいです」

九十九「・・・」

「俺と会ったとき運命を感じましたか?」

九十九「・・・」

「俺と会っていてどうでしたか?」

九十九「・・・」

「俺と一緒でたの・・・っ!」

その時俺の言葉を遮り九十九さんが抱き着いて来た
俺は九十九さんを抱き締め返した
すごく熱くてそして甘い匂いがした・・・


~遥斗視点~
白井さんの匂い・・・
僕は白井さんから気持ちを言われてすごく嬉しかった
僕と同じだったとわかって嬉しかった
運命があって嬉しかった

白井「俺と付き合ってください。もっと早く言えればよかったですが、勇気がなくて・・・」

「嬉しいです!白井さんと同じ気持ちで・・・」

そして白井さんは僕にキスをしてきた
少し震えていた

白井「九十九さんを傷つけてしまうかもしれない・・・それでもいいですか?」

「白井さんは僕を傷つけたいですか?」

白井「そんな!傷つけたくないです!」

「なら、大丈夫です。白井さんはとても優しい人ですから。信じてますから」

そしてまた顔が近づいてくる
今度は震えていなかった

白井「九十九さんを傷つけません。絶対に・・・」

そして舌が口に入ってきた
すごく優しいキス
腰が抜けてしまうほどの

白井「避妊具はありますか?」

僕は首を横に振る

白井「買いに行っている余裕がない・・・いいですか?生で」

「白井さんの欲しいです・・・」

そういうと白井さんは僕を持ち上げてベッドにそっと降ろした
そして服を脱ぎ、僕も脱いだ

白井「辛かったら言ってください・・・」

そして白井さんは乳首を舐めてきた
ねっとりとした舌で舐めてくる
すごく気持ちいい・・・

「いっ・・・」

白井さんが乳首を甘噛みしてきた
僕は敏感になりすぎて痛かった

白井「敏感になりすぎですね・・・でも、気持ちよかったんじゃないですか?」

たしかに気持ちよかった・・・

「はい・・・」

そういうと白井さんはまた甘噛みしてきた
痛いけど気持ちいい・・・

「あ、ん・・・」

白井「素直になってきましたね?」

舐めながら言う白井さん
僕は涙が出てきた

白井「!?ご、ごめんなさい・・・」

「違うんです・・・気持ちよくて・・・嬉しくて・・・」

それを聞いた白井さんは微笑んで

白井「そうですか・・・大丈夫ですよ。もうやめることはできませんが、傷つけないだけの理性はまだあります。だから、泣かないでください」

そういうと白井さんの舌は徐々に下に向かってきた
そして

「ん!」

白井さんは僕のお尻を舐めてきた

白井「甘い・・・すごく甘い・・・舐めるのやめられない・・・」

そう言いながら舐めてくる
オメガ特有の液を音を立てながら舐め回す

白井「俺甘いの大好物だから、もっと舐めたい」

「はい・・・もっと舐めてください」

そして白井さんはひたすら舐め続けた
僕は自分のを触っていた

白井「すごい・・・たくさん液が出てくる・・・うまい・・・」

「僕・・・イキそう・・・」

そういうと僕はイってしまった
イった液を白井さんは舐める
僕のも一緒に

「ん、あ、まって・・・」

白井「まだですよ?」

そういうと白井さんは僕の顔の前に白井さんのを出してきた
僕はそれを舐めた
これが中に入ってきて精液が僕の中に・・・それで受精する・・・
そう考えると中に欲しくて仕方なくなった
でも、舐めたいとも思う
両方は不可能・・・

白井「気持ちいい・・・これ以上は出ちゃうから・・・」

と腰を引いて僕のお尻に擦り付けた
白井さんのが行ったり来たりを繰り返す
焦らされてる・・・

白井「俺、ずっと乙女みたいなことを考えてたんだ・・・」

「乙女・・・?」

白井「ああ。初めては運命の相手がいいって・・・」

「・・・」

白井「九十九さんは?」

「僕は・・・中学生の時に・・・その、発情して・・・無理やり・・・」

白井「そうか・・・その時はどうだった?」

「すごく・・・辛かったです・・・」

僕は思い出して泣いた

白井「今は?辛い?」

「いえ!今はすごく嬉しいです!」

白井さんはキスをしてきて

白井「なら、それでいいんだよ。それに・・・」

と言いながら中に入れてきた

「!!」

白井「その時のことなんてすべて忘れさせてやるよ・・・俺が全部・・・」

そういうと腰が動き出す
ゆっくりゆっくり・・・

白井「俺のことだけを考えてくれ!俺だけを求めてくれ!遥斗!!!」

そういうと白井さんのが更に大きくなる
そして中が暖かくなる

「はぁはぁ」

白井「はぁ、はぁ・・・まだ・・・まだだ!」

そういうとまた腰が動き始める
今度もゆっくりと

「熊助さん・・・」

白井「そんな可愛い顔で名前読んでくれるのか?嬉しい・・・」

とキスしてくる

「熊助さん・・・もっと・・・」

白井「もっと?」

「もっと・・・激しく・・・」

白井「でも、傷つけてしまうかも・・・」

「大丈夫・・・もっと熊助さんを感じたい・・・」

白井「わかった。後悔しても知らないぞ?」

僕が顔を縦に振ると腰の動きが早くなる
お腹の中を白井さんのが動き回る
すごく気持ちいいし嬉しい・・・
そしてまた暖かいのを感じた

白井「くっ!はぁ!・・・はぁはぁ・・・」

「暖かい・・・」

白井「俺の特製愛の詰め合わせ・・・だからな?w」

「フフフw嬉しいw」

そして夜まで何度も中に出された・・・
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