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関係性
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夜中・・・
「はぁはぁはぁ」
白井「はぁはぁはぁ」
僕たちはやりまくって息を切らしていた
熊助「ハハハ!」
いきなり笑い始めた白井さん
「い、いきなりどうしたんですか?」
白井「いやw嬉しくって・・・ついw」
そういうと僕を抱き締めてきた
僕はモフモフの身体に抱きしめられた
白井「俺たち・・・恋人・・・だよな?」
「はい。僕は・・・そう思っています」
白井「よかった!」
といい更に強く抱きしめてくる
「く、苦しいですよ!白井さん!」
白井「名前で呼んでくれたら放すよ?」
「わ、わかりました!熊助さん!」
そういうと手を緩めてくれた
熊助「恋人なんだ。名前で呼び合おうな!」
「はい・・・」
熊助「あと、敬語はやめないか?」
「いいんですか?」
熊助「恋人なのに敬語はおかしいだろう?」
「そう・・・だよね」
熊助「だからこれからは名前とタメグチで!」
「うん!」
熊助「・・・遥斗・・・」
「ん?」
熊助「愛してるぞ!」
「僕も愛してる!」
そういいキスをする
熊助さんの口からはオメガの甘い液の味がした
「甘い・・・」
熊助「それは遥斗の液だからな!世界で一番の甘味だな!」
「オメガならみんな同じだと思うけど・・・」
熊助「・・・」
「いっ!」
熊助はいきなり僕の首を噛んできた
「いっ!な、なに!?」
熊助「遥斗は世界に一人しかいないだろう?」
「うん」
熊助「て、ことはこの甘い液もお前だけの液ってことだろう?」
「そうだね」
熊助「そんなこの世に二つとしてない遥斗に噛み跡を残す!」
「え?どういう意味?」
熊助「お前はこの世に一人しかいなくて、そのお前は俺だけのもんになったってことだ!」
僕はその言葉を聞いて涙が出てきた
熊助さんは僕の頭を撫でながら
熊助「可愛い奴だ・・・もう一人じゃないぞ?俺がいる。だからもう寂しくないぞ?」
「うん・・・!」
そしてしばらく泣いたあと
熊助「腹減った・・・」
「何か作るよ?」
熊助「おお!助かる!こんな田舎だとこの時間やってないんだよな・・・」
そういい僕たちは一階に行き食事を食べた
その時、熊助さんの携帯が鳴った
熊助「はい・・・ああ・・・いま、遥斗・・・九十九さんの家・・・ああ・・・わかった・・・うるせぇよ!」
といい電話を切った
「誰?」
熊助「父さんだよ。帰りが遅いから連絡してきたらしい」
「なんて言ってた?」
熊助「・・・・・・む、結ばれてよかったなって・・・」
「知ってたの?」
熊助「ああ。教えたんだ。運命の人に会ったって、そしたらさっさと告白しろとか色々言われた」
「そうなんだ。やっぱりいいお父さんだね」
熊助「いい父親だとは思うけど、ちょっとデリカシーがないんだよな・・・」
「でも、豪快そうでいいじゃん?」
熊助「・・・豪快のほうが・・・好きか?」
熊助さんは少し悲しそうな顔をしていた
「そんなことないよ?僕は無愛想で、でも、本のことを語ってるときとか寝てるときは子供みたいな熊助さんが好き。僕だけに見せる獣の熊助さんもね?」
熊助「遥斗・・・好き!」
と抱き着いて来た
「うわっ!」
そして僕たちは寝室に行きまた何度も身体を重ねて朝を迎えた
・・・朝・・・
熊助「行きたくねぇ・・・」
「でも、お仕事なんだから・・・」
熊助「遥斗の発情期の間だけでも休ませてほしい・・・」
「寝不足だし、休みたいのはわかるけど・・・僕もお仕事あるし・・・」
熊助「仕事終わったら来ていいか?」
「いいよ!断るわけないじゃん!」
熊助「じゃあ、頑張ってくるかな・・・ん!」
「ん?」
熊助「行ってらっしゃいのキスだよ!」
「フフフ。行ってらっしゃい!」
といいキスをした
熊助「よし!充電完了!行ってくる!」
「行ってらっしゃい!」
そういうと元気よく家を出て行った
普通に豪快じゃん・・・
親譲り・・・なのかな・・・
「さて・・・僕もお仕事しよう」
そういい執筆部屋に入りパソコンを起動させた
でも、眠気が酷くてそのまま近くのソファで寝てしまった
お昼ぐらいに電話が鳴って目が覚めた
「ん?誰だろう・・・」
僕は電話にでた
相手は熊助さんだった
熊助『よう!仕事は終わったか?」
『ね、寝てた・・・』
熊助『大丈夫なのか?』
『多分・・・』
熊助『無理はするなよ?・・・そんな状態じゃ、悪いよな?』
『なにかあったの?』
熊助『いや、父さんが挨拶をしたいって・・・』
『別にいいよ?』
熊助『いいのか?』
『うん。何時に行けばいい?』
熊助『いや、俺たちが向かうよ』
『え、でも、家の中誘惑香がするんだけど・・・』
熊助『それも言ったんだが・・・どうしてもって・・・』
『まぁ熊助さんのお父さんがいいなら・・・』
熊助『じゃあ、20時くらいにそっちに行くから・・・』
『うん。待ってる』
そういい電話を切った
僕はスーツを出し、家中の換気をして19時まで執筆をした
・・・19時50分ごろ・・・
ピンポーン
インターホンが鳴った
僕はモニターで確認してから扉を開けて門に向かった
熊助「ごめんな・・・」
「大丈夫だよ。どうぞ?」
と客間に通した
白井父「この度はこのような状態なのに私のわがままを聞いていただきありがとうございます」
「え、いえ・・・大丈夫です」
やっぱり親子だな・・・
そっくり・・・
顔立ちとか・・・
やばい誘惑香が周りに・・・
熊助「遥斗!?」
僕は少しふらついた
それを熊助さんが支えてくれた
「大丈夫・・・ありがとう」
白井父「本当に申し訳ありません・・・」
「いえ、大丈夫です」
白井父「今回挨拶に伺ったのは、息子の運命の相手と伺ったので・・・」
「はい。僕も運命だと思っています」
白井父「そうですか・・・」
そういうと立ち上がり頭を下げた
白井父「どうか息子をよろしくお願いいたします」
「頭を上げてください!」
白井父「息子は無愛想で何を考えてるかわからない奴ですが根はとても優しい子なんです。5年前に妻を亡くし、心配で大企業をやめてこんな小さな八百屋なんかの後を継いでくれるいい子なんです・・・」
と泣きながら話してくれた
白井父「だから・・・どうか、息子をよろしくお願いします!!」
熊助「父さん・・・」
「・・・はい!こちらこそ、よろしくお願いします!」
僕も頭を下げた
「僕はオメガです。周りからはよく淫乱とか獣たらしと言われます・・・こんな僕でよければ・・・」
白井父「私はオメガに対して偏見はありません。ある人の本を見てオメガの苦しさを理解しています。なのでそのことは気にしないで、息子と末永く・・・どうか・・・」
お互いが頭を下げている状態だった
熊助「二人とも・・・もういいだろう・・・」
そう言われ僕と熊助のお父さんは頭を上げた
そして三人で笑った
白井父「ガハハ!慣れないことはするもんじゃないな!」
熊助「いきなりスーツなんて驚いたよ・・・」
白井父「挨拶なんだから当然の服装だろう?お前もスーツで来るべきだったんだよ」
熊助「今さらだろう・・・」
「そんなに気にしなくてよかったんですよ?」
白井父「挨拶の時はスーツってのが礼儀だから・・・それなのに・・・お前は・・・九十九さんだってスーツ着てるっていうのに・・・」
熊助「う・・・だって急だったから・・・」
「まぁ僕は全然気にしてないので!」
そしてお父さんは帰って行った
残させた僕と熊助さん・・・
二人きりになれば・・・当たり前だけどやりますよ
発情期の僕が目の前にいるんだから
熊助「はぁはぁ」
「ん・・・あ・・・待ってよ・・・スーツ脱がせて・・・」
僕は上だけスーツをきて前をはだけている
熊助「スーツ姿見たときすげぇムラってなったんだよ・・・いいだろう?」
耳元で甘い声で囁く・・・
逆らえるはずがない・・・
「う、うん・・・」
そして僕のスーツはクリーニングに出すこともできないほどになってしまった・・・
「はぁはぁはぁ」
白井「はぁはぁはぁ」
僕たちはやりまくって息を切らしていた
熊助「ハハハ!」
いきなり笑い始めた白井さん
「い、いきなりどうしたんですか?」
白井「いやw嬉しくって・・・ついw」
そういうと僕を抱き締めてきた
僕はモフモフの身体に抱きしめられた
白井「俺たち・・・恋人・・・だよな?」
「はい。僕は・・・そう思っています」
白井「よかった!」
といい更に強く抱きしめてくる
「く、苦しいですよ!白井さん!」
白井「名前で呼んでくれたら放すよ?」
「わ、わかりました!熊助さん!」
そういうと手を緩めてくれた
熊助「恋人なんだ。名前で呼び合おうな!」
「はい・・・」
熊助「あと、敬語はやめないか?」
「いいんですか?」
熊助「恋人なのに敬語はおかしいだろう?」
「そう・・・だよね」
熊助「だからこれからは名前とタメグチで!」
「うん!」
熊助「・・・遥斗・・・」
「ん?」
熊助「愛してるぞ!」
「僕も愛してる!」
そういいキスをする
熊助さんの口からはオメガの甘い液の味がした
「甘い・・・」
熊助「それは遥斗の液だからな!世界で一番の甘味だな!」
「オメガならみんな同じだと思うけど・・・」
熊助「・・・」
「いっ!」
熊助はいきなり僕の首を噛んできた
「いっ!な、なに!?」
熊助「遥斗は世界に一人しかいないだろう?」
「うん」
熊助「て、ことはこの甘い液もお前だけの液ってことだろう?」
「そうだね」
熊助「そんなこの世に二つとしてない遥斗に噛み跡を残す!」
「え?どういう意味?」
熊助「お前はこの世に一人しかいなくて、そのお前は俺だけのもんになったってことだ!」
僕はその言葉を聞いて涙が出てきた
熊助さんは僕の頭を撫でながら
熊助「可愛い奴だ・・・もう一人じゃないぞ?俺がいる。だからもう寂しくないぞ?」
「うん・・・!」
そしてしばらく泣いたあと
熊助「腹減った・・・」
「何か作るよ?」
熊助「おお!助かる!こんな田舎だとこの時間やってないんだよな・・・」
そういい僕たちは一階に行き食事を食べた
その時、熊助さんの携帯が鳴った
熊助「はい・・・ああ・・・いま、遥斗・・・九十九さんの家・・・ああ・・・わかった・・・うるせぇよ!」
といい電話を切った
「誰?」
熊助「父さんだよ。帰りが遅いから連絡してきたらしい」
「なんて言ってた?」
熊助「・・・・・・む、結ばれてよかったなって・・・」
「知ってたの?」
熊助「ああ。教えたんだ。運命の人に会ったって、そしたらさっさと告白しろとか色々言われた」
「そうなんだ。やっぱりいいお父さんだね」
熊助「いい父親だとは思うけど、ちょっとデリカシーがないんだよな・・・」
「でも、豪快そうでいいじゃん?」
熊助「・・・豪快のほうが・・・好きか?」
熊助さんは少し悲しそうな顔をしていた
「そんなことないよ?僕は無愛想で、でも、本のことを語ってるときとか寝てるときは子供みたいな熊助さんが好き。僕だけに見せる獣の熊助さんもね?」
熊助「遥斗・・・好き!」
と抱き着いて来た
「うわっ!」
そして僕たちは寝室に行きまた何度も身体を重ねて朝を迎えた
・・・朝・・・
熊助「行きたくねぇ・・・」
「でも、お仕事なんだから・・・」
熊助「遥斗の発情期の間だけでも休ませてほしい・・・」
「寝不足だし、休みたいのはわかるけど・・・僕もお仕事あるし・・・」
熊助「仕事終わったら来ていいか?」
「いいよ!断るわけないじゃん!」
熊助「じゃあ、頑張ってくるかな・・・ん!」
「ん?」
熊助「行ってらっしゃいのキスだよ!」
「フフフ。行ってらっしゃい!」
といいキスをした
熊助「よし!充電完了!行ってくる!」
「行ってらっしゃい!」
そういうと元気よく家を出て行った
普通に豪快じゃん・・・
親譲り・・・なのかな・・・
「さて・・・僕もお仕事しよう」
そういい執筆部屋に入りパソコンを起動させた
でも、眠気が酷くてそのまま近くのソファで寝てしまった
お昼ぐらいに電話が鳴って目が覚めた
「ん?誰だろう・・・」
僕は電話にでた
相手は熊助さんだった
熊助『よう!仕事は終わったか?」
『ね、寝てた・・・』
熊助『大丈夫なのか?』
『多分・・・』
熊助『無理はするなよ?・・・そんな状態じゃ、悪いよな?』
『なにかあったの?』
熊助『いや、父さんが挨拶をしたいって・・・』
『別にいいよ?』
熊助『いいのか?』
『うん。何時に行けばいい?』
熊助『いや、俺たちが向かうよ』
『え、でも、家の中誘惑香がするんだけど・・・』
熊助『それも言ったんだが・・・どうしてもって・・・』
『まぁ熊助さんのお父さんがいいなら・・・』
熊助『じゃあ、20時くらいにそっちに行くから・・・』
『うん。待ってる』
そういい電話を切った
僕はスーツを出し、家中の換気をして19時まで執筆をした
・・・19時50分ごろ・・・
ピンポーン
インターホンが鳴った
僕はモニターで確認してから扉を開けて門に向かった
熊助「ごめんな・・・」
「大丈夫だよ。どうぞ?」
と客間に通した
白井父「この度はこのような状態なのに私のわがままを聞いていただきありがとうございます」
「え、いえ・・・大丈夫です」
やっぱり親子だな・・・
そっくり・・・
顔立ちとか・・・
やばい誘惑香が周りに・・・
熊助「遥斗!?」
僕は少しふらついた
それを熊助さんが支えてくれた
「大丈夫・・・ありがとう」
白井父「本当に申し訳ありません・・・」
「いえ、大丈夫です」
白井父「今回挨拶に伺ったのは、息子の運命の相手と伺ったので・・・」
「はい。僕も運命だと思っています」
白井父「そうですか・・・」
そういうと立ち上がり頭を下げた
白井父「どうか息子をよろしくお願いいたします」
「頭を上げてください!」
白井父「息子は無愛想で何を考えてるかわからない奴ですが根はとても優しい子なんです。5年前に妻を亡くし、心配で大企業をやめてこんな小さな八百屋なんかの後を継いでくれるいい子なんです・・・」
と泣きながら話してくれた
白井父「だから・・・どうか、息子をよろしくお願いします!!」
熊助「父さん・・・」
「・・・はい!こちらこそ、よろしくお願いします!」
僕も頭を下げた
「僕はオメガです。周りからはよく淫乱とか獣たらしと言われます・・・こんな僕でよければ・・・」
白井父「私はオメガに対して偏見はありません。ある人の本を見てオメガの苦しさを理解しています。なのでそのことは気にしないで、息子と末永く・・・どうか・・・」
お互いが頭を下げている状態だった
熊助「二人とも・・・もういいだろう・・・」
そう言われ僕と熊助のお父さんは頭を上げた
そして三人で笑った
白井父「ガハハ!慣れないことはするもんじゃないな!」
熊助「いきなりスーツなんて驚いたよ・・・」
白井父「挨拶なんだから当然の服装だろう?お前もスーツで来るべきだったんだよ」
熊助「今さらだろう・・・」
「そんなに気にしなくてよかったんですよ?」
白井父「挨拶の時はスーツってのが礼儀だから・・・それなのに・・・お前は・・・九十九さんだってスーツ着てるっていうのに・・・」
熊助「う・・・だって急だったから・・・」
「まぁ僕は全然気にしてないので!」
そしてお父さんは帰って行った
残させた僕と熊助さん・・・
二人きりになれば・・・当たり前だけどやりますよ
発情期の僕が目の前にいるんだから
熊助「はぁはぁ」
「ん・・・あ・・・待ってよ・・・スーツ脱がせて・・・」
僕は上だけスーツをきて前をはだけている
熊助「スーツ姿見たときすげぇムラってなったんだよ・・・いいだろう?」
耳元で甘い声で囁く・・・
逆らえるはずがない・・・
「う、うん・・・」
そして僕のスーツはクリーニングに出すこともできないほどになってしまった・・・
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