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173章 フランク・シナトラを リスペクトする 川口信也
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173章 フランク・シナトラを リスペクトする 川口信也
12月25日 金曜日の 夕暮れの 6時ころ。
会社の帰りに、川口信也と 森川純、岡林明、高田翔太の4人は、
老舗の ラーメン店『 珉 亭(みんてい)』に 入った。
4人は、大学も同じなら、勤める会社も、外食産業の大手のモリカワと同じで、
4人とも この 下北沢にある モリカワの本部の 課長職であり、
大学から続けている ロックバンド・クラッシュビートの メンバー4人という、
同じことが いくつも 重なるほど 気の合う 仲(なか)だ。
川口信也。1990年2月23日生まれ。30歳。
クラッシュビートの 作詞 作曲のほとんどをしている。
ギターリスト、ヴォーカル。
森川純。1989年4月3日生まれ。31歳。
ドラマー、ヴォーカル。
岡林明。1989年4月4日生まれ。31歳。
ギターリスト、ヴォーカル。
高田翔太。1989年12月6日生まれ。30歳。
ベーシスト、ヴォーカル。
一軒家 レストランの『 珉 亭(みんてい)』は
下北沢駅から 歩いて3分で、モリカワ本社からも
歩いて 3分と近くて便利な 味も評判の 老舗の ラーメン店だ。
店は 自動ドアの入り口で 大きな 白い 暖簾(のれん)が 揺(ゆ)れている。
暖簾には 赤く 大きな 字で『珉 亭(みんてい)』と、
その上には『 味で勝負!』と黒字で 書いてある。
4人は 予約した 2階の座敷で寛(くつろ)いだ。
店内は 60席ある。10席ほどの カウンター席や テーブル席も
2階の 座敷も下北ならではの 若い男女や 家族連れとかで 賑(にぎ)わっている。
店員の接客や サービスも 感じが良い。
チャーシューの食紅が由来といわれる『赤い色の チャーハン』や
ボリュームのある『餃子(ぎょうざ)』とかは 話題になるくらいに 評判だ。
すぐに お通しの 小皿のキムチも来て、4人は ビールや 日本酒で 乾杯した。
「メリー クリスマス! お疲れさま!」
「フランク・シナトラは、いいよ。しんちゃん」
と 森川純は 川口信也に 言った。
純の 父親は、モリカワの社長の森川誠(まこと)だ。
大学の卒業後も、バンドをやりながら 仕事も一緒にやろうと、
純は メンバー全員に よく話して 説得して 納得させた。
「おれも フランク・シナトラは 歌い手として最高だと思うよ」
高田翔太も そう言った。
「おれもだなあ。フランク・シナトラは 20世紀最高の
エンターティナーで 超かっこいいと思うね」
と 岡林明も 言った。
「おれが フランク・シナトラの DVDを見ていて すごく感心するのは、
たとえば、ソング・ライターの ジミー・ウェッブっていう人も言っているけど、
フランク・シナトラは、 大型 ロケットのような ビッグバンドを
伴奏にして 歌っても、全然 負けてないってとこかな。
それを ジミー・ウェッブは『シナトラは、人類が 到達したことのない場所に行くことを
できた人だとか 知っていた人だ』とか言っているけどね」
と 川口信也は 言う。
「なるほどね。マイクがあるとは言っても、オーケストラのようなビッグバンドを
伴奏に歌を唄うというのは、なかなかできることじゃないよね。
フランク・シナトラは、無理のない 自然体の 歌唱法で
それを 軽々と やってのけているもんね。すごい ジャズ・シンガーだね」
森川純が そう言って 笑った。
「おれたちも ジャズ的な スイングや グルーヴ感を
もっと 取り入れて行きましょう!」
高田翔太も そう言って 笑った。
「そうだよね。これからは ロックだとか ジャンルとかに こだわらないで行こうよ。
ジャズ的な 要素を もっと 積極的に取り入れれば、
きっと 音楽を もっと 無限大に楽しめるよね!」
と 岡林明も 言って 笑った。
「音楽には ジャンルわけするとかの理屈は 無用だよね。
何よりも 自由に 楽しんで 元気になれることが 最優先だからね。
よかったよ。反対意見なんかでたら、どうしようかって、少し悩んだんだ」
川口信也はそう言って 笑った。
「そんな心配は無用だよ。みんなジャズは大好きさ。
あらためて、乾杯しよう!かんぱーい!」
森川純がそう言った。みんなは笑顔で日本酒やビールを楽しんだ。
川口信也は フランク・シナトラに リスペクトを こめて 歌を作った。
『美しさは 愛の世界がある 証(あかし)☆フランク・シナトラに捧げる』
きみの その美しさを
歌にして みたいと いつも 思う
最高の エンターテイナーの
フランク・シナトラ なら
どんなに 美しい バラードを 作るのだろう
フランク・シナトラは 20世紀 最高の
ラヴ・ソング や バラード の
ジャズ・ミュージシャン だった
朝の 目覚(めざ)めの 太陽の 輝きも
朝の 澄(す)みきった 新鮮な 空気も
一日が 終わる 夜の 心地よい 静けさや
安らか 眠りの 中で 見る 夢 さえも
もし きみが いないのだとしたなら
すべては 無意味なものに なるだろう
この世界の すべてのものは
物質で できていると 感じるけれど
そんなことは ないとも 感じるよ
目には 見えない 愛の 世界は あるから
※ きみの 美しさは … 世界の美しさは …
永遠の 愛の世界が あるという 証(あかし)※
※ から ※ くりかえし
☆参考文献☆
<1>
美しさは愛の世界がある証(あかし)
☆ フランク・シナトラに捧ぐ
オリジナル第11作 乙黒一平 ☆字幕付☆
https://youtu.be/se0LlDHfFHc
≪ つづく ≫ --- 173章 おわり ---
12月25日 金曜日の 夕暮れの 6時ころ。
会社の帰りに、川口信也と 森川純、岡林明、高田翔太の4人は、
老舗の ラーメン店『 珉 亭(みんてい)』に 入った。
4人は、大学も同じなら、勤める会社も、外食産業の大手のモリカワと同じで、
4人とも この 下北沢にある モリカワの本部の 課長職であり、
大学から続けている ロックバンド・クラッシュビートの メンバー4人という、
同じことが いくつも 重なるほど 気の合う 仲(なか)だ。
川口信也。1990年2月23日生まれ。30歳。
クラッシュビートの 作詞 作曲のほとんどをしている。
ギターリスト、ヴォーカル。
森川純。1989年4月3日生まれ。31歳。
ドラマー、ヴォーカル。
岡林明。1989年4月4日生まれ。31歳。
ギターリスト、ヴォーカル。
高田翔太。1989年12月6日生まれ。30歳。
ベーシスト、ヴォーカル。
一軒家 レストランの『 珉 亭(みんてい)』は
下北沢駅から 歩いて3分で、モリカワ本社からも
歩いて 3分と近くて便利な 味も評判の 老舗の ラーメン店だ。
店は 自動ドアの入り口で 大きな 白い 暖簾(のれん)が 揺(ゆ)れている。
暖簾には 赤く 大きな 字で『珉 亭(みんてい)』と、
その上には『 味で勝負!』と黒字で 書いてある。
4人は 予約した 2階の座敷で寛(くつろ)いだ。
店内は 60席ある。10席ほどの カウンター席や テーブル席も
2階の 座敷も下北ならではの 若い男女や 家族連れとかで 賑(にぎ)わっている。
店員の接客や サービスも 感じが良い。
チャーシューの食紅が由来といわれる『赤い色の チャーハン』や
ボリュームのある『餃子(ぎょうざ)』とかは 話題になるくらいに 評判だ。
すぐに お通しの 小皿のキムチも来て、4人は ビールや 日本酒で 乾杯した。
「メリー クリスマス! お疲れさま!」
「フランク・シナトラは、いいよ。しんちゃん」
と 森川純は 川口信也に 言った。
純の 父親は、モリカワの社長の森川誠(まこと)だ。
大学の卒業後も、バンドをやりながら 仕事も一緒にやろうと、
純は メンバー全員に よく話して 説得して 納得させた。
「おれも フランク・シナトラは 歌い手として最高だと思うよ」
高田翔太も そう言った。
「おれもだなあ。フランク・シナトラは 20世紀最高の
エンターティナーで 超かっこいいと思うね」
と 岡林明も 言った。
「おれが フランク・シナトラの DVDを見ていて すごく感心するのは、
たとえば、ソング・ライターの ジミー・ウェッブっていう人も言っているけど、
フランク・シナトラは、 大型 ロケットのような ビッグバンドを
伴奏にして 歌っても、全然 負けてないってとこかな。
それを ジミー・ウェッブは『シナトラは、人類が 到達したことのない場所に行くことを
できた人だとか 知っていた人だ』とか言っているけどね」
と 川口信也は 言う。
「なるほどね。マイクがあるとは言っても、オーケストラのようなビッグバンドを
伴奏に歌を唄うというのは、なかなかできることじゃないよね。
フランク・シナトラは、無理のない 自然体の 歌唱法で
それを 軽々と やってのけているもんね。すごい ジャズ・シンガーだね」
森川純が そう言って 笑った。
「おれたちも ジャズ的な スイングや グルーヴ感を
もっと 取り入れて行きましょう!」
高田翔太も そう言って 笑った。
「そうだよね。これからは ロックだとか ジャンルとかに こだわらないで行こうよ。
ジャズ的な 要素を もっと 積極的に取り入れれば、
きっと 音楽を もっと 無限大に楽しめるよね!」
と 岡林明も 言って 笑った。
「音楽には ジャンルわけするとかの理屈は 無用だよね。
何よりも 自由に 楽しんで 元気になれることが 最優先だからね。
よかったよ。反対意見なんかでたら、どうしようかって、少し悩んだんだ」
川口信也はそう言って 笑った。
「そんな心配は無用だよ。みんなジャズは大好きさ。
あらためて、乾杯しよう!かんぱーい!」
森川純がそう言った。みんなは笑顔で日本酒やビールを楽しんだ。
川口信也は フランク・シナトラに リスペクトを こめて 歌を作った。
『美しさは 愛の世界がある 証(あかし)☆フランク・シナトラに捧げる』
きみの その美しさを
歌にして みたいと いつも 思う
最高の エンターテイナーの
フランク・シナトラ なら
どんなに 美しい バラードを 作るのだろう
フランク・シナトラは 20世紀 最高の
ラヴ・ソング や バラード の
ジャズ・ミュージシャン だった
朝の 目覚(めざ)めの 太陽の 輝きも
朝の 澄(す)みきった 新鮮な 空気も
一日が 終わる 夜の 心地よい 静けさや
安らか 眠りの 中で 見る 夢 さえも
もし きみが いないのだとしたなら
すべては 無意味なものに なるだろう
この世界の すべてのものは
物質で できていると 感じるけれど
そんなことは ないとも 感じるよ
目には 見えない 愛の 世界は あるから
※ きみの 美しさは … 世界の美しさは …
永遠の 愛の世界が あるという 証(あかし)※
※ から ※ くりかえし
☆参考文献☆
<1>
美しさは愛の世界がある証(あかし)
☆ フランク・シナトラに捧ぐ
オリジナル第11作 乙黒一平 ☆字幕付☆
https://youtu.be/se0LlDHfFHc
≪ つづく ≫ --- 173章 おわり ---
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