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第45話「異世界ママ、涙のお弁当!?王女様の過去と、もう一度の約束」
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「セレスティア様、お弁当が完成しましたよ~」
私は蒸気の立ちのぼる木製の二段重をそっと王女の前に差し出した。異世界素材で作ったとは思えないほど、どこか懐かしい日本の“家庭弁当”のような見た目。黄金色の卵焼きに、こんがり焼いた肉団子、そして青菜の炒め物。彩りの配置までこだわった自信作だ。
「わぁ……」
セレスティア王女は、両手でそっとお弁当箱を受け取り、そのまましばらく黙って見つめていた。
「どうぞ、お口に合うといいんですが……」
そう言いながらも、私の方がドキドキしてしまう。
王宮の豪華な料理とは違う、家庭の味。しかも王女の“記憶”を頼りに私が想像した、曖昧な思い出の再現。
「……いただきます」
王女は小さな箸を手に取り、そっと卵焼きを口に運んだ。
もぐ、もぐ。
もぐもぐ、もぐ……。
「……っ!」
その瞬間、ぽろりと涙が王女の頬を伝った。
「セレスティア様!?」
慌てる私をよそに、王女は笑って、でも泣いていた。
「これ……この味……。そうです……、まさに……っ」
ぽろぽろと涙を流しながら、次は肉団子を、次は青菜の炒め物を。口に運ぶたびに、彼女の瞳は潤んでいく。
「……ごめんなさい、いきなり泣いてしまって。でも……私、本当に嬉しくて……」
その言葉に、私も思わず目頭が熱くなる。
誰かの大切な記憶の中にある“味”を、こうして再現できたこと。こんなにも喜んでもらえるなんて、料理人冥利に尽きる。
「乳母様が……とっても優しい方だったんです。私にいつも、“セレスティア様は世界でいちばん大切な子”って言ってくれて……でも……」
王女の声がかすれる。
「戦争が起きたとき、乳母様は……私を庇って……亡くなってしまったんです」
その場にいた誰もが、息を呑んだ。
「それ以来、あの味は……私の中で、心の奥底にしまわれた宝物でした」
私はそっと、王女の手に手を重ねる。
「きっと……乳母さんも、王女様がこうして立派に笑ってるのを、すごく喜んでると思います」
王女はコクリとうなずいた。
「……ありがとう、ハルリエッタさん」
その瞳にはもう、ただの涙ではなく、前を向く光が宿っていた。
「このお弁当……私、世界中の人に届けたい。家庭の味のあたたかさを、思い出の味の優しさを……もっとたくさんの人に」
その決意に、私は力強くうなずいた。
「じゃあ、私も協力します。王女様の“お弁当計画”、異世界ママが全力でサポートしますから!」
「はいっ!」
こうして――
思い出の味が、王女様の心に再び灯った瞬間。
異世界ママの次なる冒険が、またひとつ始まったのだった。
✳✳✳
「で、ですね! あの……実は……」
王女様は、お弁当箱を大事そうに抱えながら、少しモジモジとこちらを見た。
「……実は、このお弁当を使って、“王立学園”でちょっとした……その、イベントを……」
「イベント……?」
嫌な予感がするのは、きっと気のせいじゃない。
「“王女主催・友情弁当交換会”を開催することにしましたっ!」
……えっ、今なんて?
「お、お弁当……交換?」
「はいっ! 庶民の子も、貴族の子も、同じ“お弁当”を食べて交流するんです! “みんな同じ釜の飯を食う”作戦ですっ!」
……いや、それ、理想は素晴らしいけど、王宮からの予算とか、貴族からの圧力とか、いろいろヤバいことが想像できるんですけど!?
「も、もしかして、そのお弁当って……」
「もちろん、ハルリエッタさんに全面プロデュースをお願いしたく!」
……はい、来ました。
「う、うーん、なるほど~……って、えぇ!? 私!? 全部!? また異世界ママ、こき使われてない!?」
すると後ろから、ちょこちょこと走ってくる足音。
「ママーーー!! やっぱりこっち来てたー!」
振り返ると、陽太と琴音が異世界側のゲートから走ってきた!
「えっ!? 二人とも、どうやってここに!?」
「お姉ちゃんが、ちょっとだけゲート操作してみたら行けちゃった! ね、琴音!」
「うん、バッチリ! っていうか、ママまた無断で異世界出張してるし!」
「おみやげは!? お菓子ある!? あとドラゴンのうろこ欲しい!」
……もう! あんたたち、そんな簡単に異世界来ないでー!
「お、王女様! す、すみません、この子たち、うちの……」
「まあ! ハルリエッタさんのお子様たちですか!? かわいい……!」
セレスティア様が目を輝かせて駆け寄ってくる。
「えっと、私は王女のセレスティアです。あなたたちは?」
「琴音、中一! こっちは末っ子の陽太、小三!」
「ドラゴンのうろこ、ある?」
「こら陽太!」
王女様はくすっと笑って、陽太の頭を撫でた。
「また来てくださいね。お弁当、一緒に食べましょう!」
「えっ、お弁当? ママの? やったー!!」
まさかの家族ぐるみで王都イベントに巻き込まれそうな予感しかしない――。
でも、悪くないかも。
思い出の味をきっかけに、王女の心がほどけていく。
そして、家族と共に作る新しい未来。
異世界ママ、また一つ、大きなプロジェクトに巻き込まれました。
✳✳✳
翌日――。
私は王宮の厨房に、再び立っていた。
「ふぅ……さて、今日も張り切ってお弁当作りますか!」
子どもたちは地球に戻してきたけど、陽太が「お弁当楽しみ~! お菓子多めで!」と無茶ぶりしてたのが耳に残ってる。
「……でも、まずは王女様のお弁当からよね」
ノートに書き込んだレシピは、あの“曖昧な思い出”を元にした再現レシピ。
甘めの卵焼き、しょっぱい肉団子、青菜の炒めもの。
それに、小さなおにぎりと、デザートにりんごの蜜煮。
「うん、愛情は詰めすぎってくらい入ってるはず!」
ふんわり包んで仕上げたお弁当を持ち、王女様の私室へ。
「お待たせしました、王女様。できあがりました!」
差し出すと、セレスティア様の目がパッと輝く。
「わあ……!」
丁寧に開いた包みの中身を見て、手を胸に当てて小さく息をのむ。
「この感じ……おぼえてます。この色、この香り……」
そっと一口、卵焼きを口に運ぶ。
――しゃくっ。
噛んだ瞬間、目に涙が浮かんでいた。
「おいしい……懐かしい……」
王女様はその場にぽつんと座り込み、まるであの頃の自分に戻ったように、静かに涙を流しながら食べ続けていた。
「ハルリエッタさん、本当に……ありがとうございます」
「いえ……私もね、子どもたちが小さいころ、こうやってお弁当作ってたから。気持ち、ちょっとだけわかるんです」
「“家庭の味”って、本当にあるんですね……」
王女様がポツリとつぶやいた。
「私、ずっと“王女”としてふるまってきたけど……本当は、ただの女の子なんです。たまには、甘えたいし、泣きたい。こんなお弁当で、全部ふっとびますね……」
私はそっと王女様の肩に手を置いた。
「だったらこれからも、いっぱい作りますよ。おかわり、いつでも言ってください」
「……はい!」
まるで本当の娘のように、王女様は笑った。
その笑顔に、私の胸もじんわりと温かくなる。
お弁当が、誰かの心を救うなんて――やっぱり料理ってすごい。
異世界ママ、今回もちゃんとお役目、果たせたみたいです。
---
私は蒸気の立ちのぼる木製の二段重をそっと王女の前に差し出した。異世界素材で作ったとは思えないほど、どこか懐かしい日本の“家庭弁当”のような見た目。黄金色の卵焼きに、こんがり焼いた肉団子、そして青菜の炒め物。彩りの配置までこだわった自信作だ。
「わぁ……」
セレスティア王女は、両手でそっとお弁当箱を受け取り、そのまましばらく黙って見つめていた。
「どうぞ、お口に合うといいんですが……」
そう言いながらも、私の方がドキドキしてしまう。
王宮の豪華な料理とは違う、家庭の味。しかも王女の“記憶”を頼りに私が想像した、曖昧な思い出の再現。
「……いただきます」
王女は小さな箸を手に取り、そっと卵焼きを口に運んだ。
もぐ、もぐ。
もぐもぐ、もぐ……。
「……っ!」
その瞬間、ぽろりと涙が王女の頬を伝った。
「セレスティア様!?」
慌てる私をよそに、王女は笑って、でも泣いていた。
「これ……この味……。そうです……、まさに……っ」
ぽろぽろと涙を流しながら、次は肉団子を、次は青菜の炒め物を。口に運ぶたびに、彼女の瞳は潤んでいく。
「……ごめんなさい、いきなり泣いてしまって。でも……私、本当に嬉しくて……」
その言葉に、私も思わず目頭が熱くなる。
誰かの大切な記憶の中にある“味”を、こうして再現できたこと。こんなにも喜んでもらえるなんて、料理人冥利に尽きる。
「乳母様が……とっても優しい方だったんです。私にいつも、“セレスティア様は世界でいちばん大切な子”って言ってくれて……でも……」
王女の声がかすれる。
「戦争が起きたとき、乳母様は……私を庇って……亡くなってしまったんです」
その場にいた誰もが、息を呑んだ。
「それ以来、あの味は……私の中で、心の奥底にしまわれた宝物でした」
私はそっと、王女の手に手を重ねる。
「きっと……乳母さんも、王女様がこうして立派に笑ってるのを、すごく喜んでると思います」
王女はコクリとうなずいた。
「……ありがとう、ハルリエッタさん」
その瞳にはもう、ただの涙ではなく、前を向く光が宿っていた。
「このお弁当……私、世界中の人に届けたい。家庭の味のあたたかさを、思い出の味の優しさを……もっとたくさんの人に」
その決意に、私は力強くうなずいた。
「じゃあ、私も協力します。王女様の“お弁当計画”、異世界ママが全力でサポートしますから!」
「はいっ!」
こうして――
思い出の味が、王女様の心に再び灯った瞬間。
異世界ママの次なる冒険が、またひとつ始まったのだった。
✳✳✳
「で、ですね! あの……実は……」
王女様は、お弁当箱を大事そうに抱えながら、少しモジモジとこちらを見た。
「……実は、このお弁当を使って、“王立学園”でちょっとした……その、イベントを……」
「イベント……?」
嫌な予感がするのは、きっと気のせいじゃない。
「“王女主催・友情弁当交換会”を開催することにしましたっ!」
……えっ、今なんて?
「お、お弁当……交換?」
「はいっ! 庶民の子も、貴族の子も、同じ“お弁当”を食べて交流するんです! “みんな同じ釜の飯を食う”作戦ですっ!」
……いや、それ、理想は素晴らしいけど、王宮からの予算とか、貴族からの圧力とか、いろいろヤバいことが想像できるんですけど!?
「も、もしかして、そのお弁当って……」
「もちろん、ハルリエッタさんに全面プロデュースをお願いしたく!」
……はい、来ました。
「う、うーん、なるほど~……って、えぇ!? 私!? 全部!? また異世界ママ、こき使われてない!?」
すると後ろから、ちょこちょこと走ってくる足音。
「ママーーー!! やっぱりこっち来てたー!」
振り返ると、陽太と琴音が異世界側のゲートから走ってきた!
「えっ!? 二人とも、どうやってここに!?」
「お姉ちゃんが、ちょっとだけゲート操作してみたら行けちゃった! ね、琴音!」
「うん、バッチリ! っていうか、ママまた無断で異世界出張してるし!」
「おみやげは!? お菓子ある!? あとドラゴンのうろこ欲しい!」
……もう! あんたたち、そんな簡単に異世界来ないでー!
「お、王女様! す、すみません、この子たち、うちの……」
「まあ! ハルリエッタさんのお子様たちですか!? かわいい……!」
セレスティア様が目を輝かせて駆け寄ってくる。
「えっと、私は王女のセレスティアです。あなたたちは?」
「琴音、中一! こっちは末っ子の陽太、小三!」
「ドラゴンのうろこ、ある?」
「こら陽太!」
王女様はくすっと笑って、陽太の頭を撫でた。
「また来てくださいね。お弁当、一緒に食べましょう!」
「えっ、お弁当? ママの? やったー!!」
まさかの家族ぐるみで王都イベントに巻き込まれそうな予感しかしない――。
でも、悪くないかも。
思い出の味をきっかけに、王女の心がほどけていく。
そして、家族と共に作る新しい未来。
異世界ママ、また一つ、大きなプロジェクトに巻き込まれました。
✳✳✳
翌日――。
私は王宮の厨房に、再び立っていた。
「ふぅ……さて、今日も張り切ってお弁当作りますか!」
子どもたちは地球に戻してきたけど、陽太が「お弁当楽しみ~! お菓子多めで!」と無茶ぶりしてたのが耳に残ってる。
「……でも、まずは王女様のお弁当からよね」
ノートに書き込んだレシピは、あの“曖昧な思い出”を元にした再現レシピ。
甘めの卵焼き、しょっぱい肉団子、青菜の炒めもの。
それに、小さなおにぎりと、デザートにりんごの蜜煮。
「うん、愛情は詰めすぎってくらい入ってるはず!」
ふんわり包んで仕上げたお弁当を持ち、王女様の私室へ。
「お待たせしました、王女様。できあがりました!」
差し出すと、セレスティア様の目がパッと輝く。
「わあ……!」
丁寧に開いた包みの中身を見て、手を胸に当てて小さく息をのむ。
「この感じ……おぼえてます。この色、この香り……」
そっと一口、卵焼きを口に運ぶ。
――しゃくっ。
噛んだ瞬間、目に涙が浮かんでいた。
「おいしい……懐かしい……」
王女様はその場にぽつんと座り込み、まるであの頃の自分に戻ったように、静かに涙を流しながら食べ続けていた。
「ハルリエッタさん、本当に……ありがとうございます」
「いえ……私もね、子どもたちが小さいころ、こうやってお弁当作ってたから。気持ち、ちょっとだけわかるんです」
「“家庭の味”って、本当にあるんですね……」
王女様がポツリとつぶやいた。
「私、ずっと“王女”としてふるまってきたけど……本当は、ただの女の子なんです。たまには、甘えたいし、泣きたい。こんなお弁当で、全部ふっとびますね……」
私はそっと王女様の肩に手を置いた。
「だったらこれからも、いっぱい作りますよ。おかわり、いつでも言ってください」
「……はい!」
まるで本当の娘のように、王女様は笑った。
その笑顔に、私の胸もじんわりと温かくなる。
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