もふもふ吸収スライム、冒険はじめます― 撫でられるほど強くなる ―

チャチャ

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第7話 灰鳩の喉元、線を断つ

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 翌朝。塔の“低”がまだ空に薄い線を引くうちに、俺たちは王都筋へ伸びる幹線路の宿場にいた。灰鳩商会――黒手袋に金を回す“喉”。切るなら、呼吸が乱れないように、でも確実に。
《作戦:喉帯》
「名前のセンスは置いといて、やることは単純」
「単純最高」
「きゅ」

 宿場の市は早い。荷車の車輪、塩の匂い、干し肉の香ばしさ、荷馬の汗。匂いが重なって、灰鳩の匂いが薄まるように見える――けれど、ある。甘苦い、紙と油の匂い。
《書類の匂い。帳場》
「まずは紙」

 灰鳩の支店は、表向きは“文具と薬種”。看板は地味、扉は重い。入ると、痩せぎすの店主が帳面から顔を上げた。丸い眼鏡、真っ直ぐな分け目。
「いらっしゃい」
「薄荷と、封蝋。それから、紙紐」
「かしこまりました」

 リナが店主に注文を滑らかに告げる間、俺は店の匂いを“読む”。棚、帳場、裏口。裏の階段は、古い油の匂い。二階は事務室。壁越しに、乾いた羽音――鳩小屋?
《灰鳩、名前は伊達じゃない》
「運びは鳩か」

 会計時、店主が言った。「紙紐は太いのと細いの、どちらに」
「細いほう。軽くて強いのがいい」
「では、この“灰撚り”を。灰鳩の自慢でね」
 紙紐から、微かな金属の匂い。多分、粉が混ぜてある。燃えにくく、切れにくい。輸送用。

 外へ出る。リナが小声。「裏、鳩。上に行きたい?」
「行きたい。でも今は“線”から」
《流通線=荷車→中継→王都。積み替え場を特定》



 積み替え場は、宿場の外れにある四角い広場。荷車が並び、印の異なる木箱が積まれ、札が打たれ、控えが箱に貼られる。そこに“灰鳩”印が点々。
「直送じゃない。混載に紛れて王都へ」
《箱の側面、指で押すと凹む薄板。“二重底”》
「中身、次の場所で差し替え」

「どうする?」
「箱じゃなくて“札”を追う」
 俺は吸着毛を針金にして、札の角を“つまむ”。札には小さな切り込みがあり、切り込みの形で行き先が暗号化されている。
《切り込み:下二、右一=“王三便”》
「王三」

 荷車に札が移され、手慣れた手が縄を締める。縄の結び目の位置が三指分ずれている。
《縄印。搬送人識別》
「この人たち、灰鳩と知らずに運んでる」
「なら、止め方は“札だけ替える”」

 俺は弾力毛で札の紙層を一枚だけ“めくり”、新しい切り込みを置いた。行き先が王都の“収用倉”に変わる。灰鳩の流れから外れ、保安の管理下へ。
《札改竄:十二》
「やりすぎると目立つ。五で打ち止め」
「五」

 作業の最中、広場の端に灰鳩の紋章を肩に縫い付けた若い書記が現れた。風に薄荷の匂い。……まさか、薄影? 違う。別人だ。小走りで帳合所へ駆け込み、控えの束を揃える。
「監視入った」
《撤退ルート、確保》

 俺たちは市の喧噪に戻り、薄い路地で合図を交わした。二短一長。クーが一長。
「鳩小屋、行ける?」
「行ける。昼の便の前に」
《弦毛:高、準備》



 支店の裏。樋を伝って上へ。屋根瓦は乾いていて、足音が返る。遮音毛を靴の縁に巻き、鳩の羽音に紛れる。
 小さな扉を押すと、むっとする羽と穀物の匂い。木の箱が並び、窓の隙間に細い管。管の先は、鳩の足環を通るように設計されている。
《足環=小型筒。紙“極薄”を差し、油で封》
「伝書と一緒に“匂い札”も?」
《あり得る》

 鳩番の老人がうとうとと座っている。帽子が斜め、鼻から寝息。
「起こさないように」
 俺は弦毛を“高”に合わせ、一羽の足環をそっと持ち上げ、封を弾く。中から極薄の紙。数字と鍵穴の絵、そして“灰鳩王三”。
「鍵穴……また音叉」
《王都の受け口は音で開く》

「盗る?」
「写す」
 俺は撥油毛を薄膜にして紙を抱き、一瞬で“転写”。元に戻す。老人はむにゃ、と寝返りを打っただけ。

 出口で、風が一度だけ巻いた。屋根の端に影。仮面――薄影。
「……来ると思った」
「来ている。君の弦毛の“高”は鳩にも優しいな」
「褒められた」
「事実だ。王都の“喉”は三つ。王都西の集散所、王都内の印刷所、そして“灰鳩の庭”」
「庭?」
「灰鳩が鳩を育てる場所。鍵も、札も、匂いも、そこで生まれる」

「場所は?」
「まだ言わない。ただ、線を切るのは“庭”からだ」
「取引は?」
「情報と、君の“転写毛”。書式を写し取る能力は、こちらにも必要だ」
《交渉:成立条件=限定提供/期間一日》
「一日だけ」
「十分だ」
 薄影は鳩の翼を一羽分だけ撫で、瓦の影に溶けた。



 昼。荷車が王都へ向けて動き出す。改竄した五箱は保安の旗の下へ。残りは西門へ。俺たちは後を尾け……ない。尾ければ気づかれる。代わりに“鳩”を使う。
 鳩番へ戻り、薄影から受け取った“練習用鳩”に、俺の弦毛で微細な音の合図を教える。
《弦毛高=短点。二短一長で“止まれ”、一長二短で“戻れ”》
「鳩、賢い」
「撫では効かない?」
「効かない」
《動物倫理:尊重》

 夕刻。王都が遠くに霞むころ、道の先で dust が立つ。灰鳩の護衛が二騎、こちらに向かう。書記が馬から降り、広場で改竄した“札の形”を早口で確認している声が届く。
「バレた?」
《半分。五のうち二》
「十分」
 荷は二手に分かれ、王都西の集散所へ急ぐ組と、途中の“洗い替え所”へ寄る組に別れた。
《洗い替え所=札の再発行。そこに鍵穴》

「先に洗い替え」
「了解」
 道を外れ、低い土塀を越え、葡萄の畝の陰へ身を寄せる。洗い替え所は葡萄畑の中にある小屋で、屋根に小さな鐘。音叉鍵穴は軒下。
「鐘“高”で開くタイプ」
《弦毛:高を半音上げ→共鳴》

 俺は弦毛を鳴らし、鍵穴の中の小さな板を震わせる。かち、と開く。中は小さな机と印の札の原紙。匂いは新しい紙と鉄。
「札、押収」
《転写で十分。原紙は置く》
 その時、小屋の外で馬の鼻息。護衛が一人、巡回。
「来た」
《音:減》
 俺は遮音毛で弦毛を包み、リナが扉を半分だけ閉める。クーが足音に合わせて外で“砂を蹴る”。護衛の視線が砂へ落ち、扉の前を素通りした。



 日が落ち、王都の灯が近い金色に変わる頃、俺たちは西の集散所の外壁にいた。高い塀、見張り塔、門の前には鳩の紋章。
「正面は無理」
《側面の“送風孔”に音叉》
「また音」
《弦毛:中→高→低の順。三和音》

 息を合わせる。俺は弦毛を三本、指の間に挟み、順に鳴らす。金属が薄く歌い、格子の裏の爪が段階的に下がる。かち、かち、かち――開いた。
 中は大きなホール。箱の山、書記の机、鳩の止まり木。匂いは紙とインクと穀物。
「札台は?」
《中央机》

机の引き出しに、札の“書式”が並ぶ。切り込みの位置、油印の色、厚みの規格。俺は撥油毛に全部転写。横の棚の最下段に、見覚えの“柑金-73”の小瓶が二つ。

「ここでも混ぜてる」
《証拠:撮りたい》
「毛で写せる?」
《匂い写し:可》
 俺は柑金の匂い線を薄く吸い、紙に“逆相”でスタンプした。匂いだけの写し。

 足音。書記が戻る。リナが机の下に滑り、俺は止まり木の影へ丸まる。クーは……止まり木に混ざった。鳩のふりが上手い。
「きゅ(鳩)」
《うまい》
 書記は椅子に座って肩を回し、溜息を一つ。「明日は“庭”から新しい雛が来る」――庭。やはり要だ。

 書記が席を外した隙に、俺は机の端へ小さな“札”を一枚置いた。切り込みは“収用倉”。明日の一便分だけ、線を切る。過ぎれば痕跡は薄い。
《やりすぎない》



 塀を出たところで、薄影が待っていた。仮面の向こうの目が笑っている。
「庭へ行く準備は?」
「雛が来る明日、行く」
「いい返事だ。場所は王都東、古い巡礼路の外れ。鳩の輪が空に描く“円”の中心が、庭だ」
「詩的」
「鳩は詩を解さないが、空気の流れは読む。そこが“育つ風”だ」

「君は来る?」
「場合による。……君の“転写毛”、貸し出しは今日で終わりだ」
「返して」
 薄影は俺の毛を一筋、そっと返した。ほんの少し、緊張の匂いが混ざっていた。
「危険?」
「庭は、可愛いが、危険だ」

 薄影が去ったあと、夜風が鳩の輪を解き、星がぽつぽつ灯る。俺は弦毛を一度だけ鳴らし、リナの手に身体を預けた。
「撫で、お願いします」
「はいどうぞ」
《撫でログ:三》
「少ない」
《節約》

 明日、庭。鍵は音。札は紙。匂いは……たぶん、まだある。だけど、今夜は眠る。寝る前に、指で転写した書式と匂いのスタンプをもう一度確認して、毛を整える。
 喉を断つには、息の道筋を知ること。線の上で踊るには、音を外さないこと。撫では、呼吸。撫で一回ぶん、勇気が増える。



 王都手前の検問所は、昼と夜の境目にだけ“緩む”。鐘の“中”から“高”へ移る時、交代が重なり、列が伸びる。そこに“鳩便”の優先枠があり、灰鳩はそこへ滑り込む。
「優先枠を“詰まらせる”」
《合法:手続きで埋める。鳩の健康診断》
「健康診断?」
《規則にある。年一回の“羽根検”。今夜、臨時実施》
「ナビ、規則好き」
《ルールは撫でに似る。落ち着く》

 検問所の外で、俺は毛で小さな“検査札”を編んだ。灰色の紙に、鳩の図と日付。“羽根検:臨時”。リナが真顔で門番へ差し出す。
「鳩の健康診断をします。夜の便だけ、羽を少し」
「え、今?」
「今」
 門番は困った顔をして、上役を呼び、上役は規則帳を開き、渋い顔をしながらも頷いた。

 鳩小屋の前に小さな机が運ばれ、灯りが置かれ、羽根入れの箱が用意された。俺は弦毛を低く鳴らし、鳩を落ち着かせ、一本だけ羽を“引かないで抜く”。鳩は痛がらず、箱に羽根だけが増える。
 その間に、足環の封の写しを二つ、三つ。鍵穴の絵柄は微妙に違う。“庭”“西”“印刷”。
《三拠点、確定》
「明日の地図に載せる」

 検査の最後、俺は箱の中の羽根を、灰鳩の書記に手渡した。「戻す」
「処分して構わないのに」
「雛の枕にすると落ち着く」
 書記は少し驚いて、それから笑った。「君、鳩に優しいな」
「撫で以外にも、得意です」
《自己PR》



 宿に戻る途中、路地の壁に“灰鳩”の古い貼り紙が半分剥がれていた。鳩の輪と、麦の穂、そして短い文。「空を軽く」。
「軽く、ね」
《軽さは運ぶのに良いが、責任も軽くなる》
「明日は、重さを戻す」

 部屋に入ると、机の上に小包。差出はなし。中には薄い鍵板と短い文――“音は上下でなく、前後。弦毛を前へ送れ”。
「前へ?」
《音は空気の圧の差。毛の表面を“鰭”にすれば、前方へ押せる》
「鰭毛」
《命名:直球》

 俺は弦毛の片面だけに撥油毛を重ね、空気を前へ送る“鰭毛”を作る。鳴らすと、音が細く前に伸び、ろうそくの炎が少しだけ横へ揺れた。
「届く」
《明日の“庭”で必要》



 夜半。屋根に上がると、空に鳩の輪はなく、星が冷たく並んでいた。遠くの王都の灯は霞の向こうに広がり、手前の畑は黒い海のように静かだ。
「怖い?」
「少し」
《正常》
「でも、撫でがある」
 リナの手が、いつもよりゆっくり、俺の背を撫でた。毛の一本一本の根元に、小さな灯が灯るみたいに温かい。
《撫でログ:四十》
「盛ってない?」
《誤差》



 夜明け前。鳩が最初の輪を描くより前に、俺たちは王都西の堀沿いに出た。水は鈍い銀色で、工房群の煙突から白い蒸気が低く漂う。
「印刷所はこの先」
《匂い:インク+柑金 微》
「混ぜて刷ってる?」
《可能性:中》

 印刷所の裏手、紙を干す庭に、低い音叉鍵穴。朝の“低”で開く。俺は鰭毛で音を前へ送って鍵を震わせ、格子を押しやる。
 中には版木、ローラー、インク壺。版木の隅に小さく灰鳩の印。隣の棚に、薄い札の束。札の一枚に、細い粉が光った。
《粉:金属 微》
「匂い札だ。擦ると立つ」
 俺は札の束を指で“撫で”、粉の方向を変えた。匂い線は弱まり、代わりに薄荷が強くなる。紛らせられる。

 扉が軋み、印刷工が入ってきた。目の下に隈、手は速い。彼は俺を見ない。俺は丸まり、紙の影に溶ける。リナは梁の上。クーは紙の束の陰で丸くなる。
 工は版木をセットし、ローラーを回し、唇で鼻歌を歌った。驚くほど綺麗な音程。
《うまい》
「スカウト?」
《今はだめ》

 工が出た後、俺たちは版木の“隅”を一枚だけ写し取る。灰鳩の次の合図――“庭”。鳩と輪、音叉二つ。合図は“中→高”。鰭毛の試運転にはちょうどいい。 ◇

 東の空が薄く白む。俺は弦毛と鰭毛を指の間で弾き分け、音を前に、上に、斜めに送る練習をした。リナは腕を回し、クーは三回あくびをした。
「庭へ。鳩の円の真ん中へ」
《準備:弦毛(高・中・低)、鰭毛(前)、撥油毛(封)、吸着毛(転写)》
「撫では?」
「足りない分は、道すがら」
《了解》
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