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4章 記録 (アーカイヴ) 編・前半
第24話 風鳴く丘の地下祠、風が閉じた扉
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夜が明ける前に、俺たちは地下湖を後にした。
桟橋の板は冷たく湿っていて、靴底から体温を吸い取っていく。薄い霧はまだ残り、鈴の余韻が耳の奥で時おり鳴る。
「転移先は三候補。書庫の都、灰の鉱山都市、そして――風鳴く丘の地下祠」
セリューナが水晶板を掲げ、最後の文字列に指を添えた。
「位相の乱れ方は三つとも一致してる。でも、霧を立てた術式は“風”寄り。まず丘に賭けるのが筋だと思う」
「異議なし」
ロゥナが頷く。「丘はあなたと風の縁が強い。痕跡を引ける」
「決まりだ。日の出と同時に動く」
地上へ出ると、東の雲が淡く白んでいた。冷気が肺を刺す。
俺は短く伸びをして気合を入れ、二人と並んで走り出した。
◇
午前。丘の斜面に足を踏み入れると、空気の密度が変わった。
草の葉先がさざめき、音もなく向きを揃える。風が、確かにここで「何か」を覚えている。
「ここだわ」
セリューナが杖の先で地面を軽く叩く。乾いた音が返り、その直後、地表の砂が円を描いて外側へ散った。
風に吹かれたのではない。下から“押し上げられた”のだ。
円の中心に、古い石板。渦巻く文様と、見慣れた三つの環。
アーカイヴの焼き印に、風の精霊語が重ね書きされている。
「重ね封印……?」
ロゥナがしゃがみ込み、指先で埃を払う。「風の祠の術式に、記録の封鎖術を上書きした痕。悪趣味ね」
「開けられるか」
「風側の承認が要る。けど、代わりに“風の鍵片”でも通るはず」
鍵片。聞き覚えのある言葉だ。以前、風鳴く丘の試練で束ねた小さな流れ――。
胸の内で、そのときの感覚を思い出す。抜けるような冷気、身を洗うみたいな軽さ。
「試す」
俺は石板の前に膝をつき、静かに息を整えた。風の音に自分の呼吸を重ねる。
セリューナが後ろで小さく囁く。「心拍、落として。風は静かな方が好き」
ロゥナがもう一言。「地面から足先へ、余計な力を逃がして」
意識が澄む。耳鳴りの裏で、透明な何かがきらめく気配。
掌を石板へ――
《スキルログ:〈流転制御〉派生 “風の鍵片(フラグメント)”検出》
《位相照合中……一致率 62%/閾値 60% 承認》
石板の渦がほどけ、風が一筋の糸になって足元へ潜り込んだ。
砂がさらりと落ち、黒い穴が口を開ける。吹き上げる風は冷たく、どこか懐かしい匂いがした。
「降りる」
俺たちは順に縄梯子を下りた。硬い岩の匂いと、古い油の匂いが混じる。足場の石は磨かれて滑りやすい。
最初の広間は円形で、壁面に無数の溝が刻まれていた。溝のあいだに、細い青白い光。
風の通り道だ。ここは生きている。
「……聞こえる?」
セリューナが耳を澄ます。
確かに、かすかな笛の音が混じっている。規則性のある、短い音列。
「合図だ。踏む場所の順番」
俺は溝に沿って、靴先で床を軽く叩いた。三歩、二歩、一歩。
笛の音が一瞬止まり、次に鳴ったとき、その調子は半音だけ上がっていた。
「次は逆順、右へ回して」
セリューナの指示。ロゥナは壁へ掌をあて、風の圧を読む。
「右二、前一、左三。今」
息を合わせ、指定した石目を踏む。
笛の音が合格を告げるように高く跳ね、対面の扉に走っていた風の糸が解けた。
石の扉が横へ滑り、奥の回廊が現れる。
「罠は……まだある」
ロゥナの声は硬い。
「アーカイヴが重ねた“封鈴”の配置。音が鳴らなくても、感覚を削るタイプ」
「なら、先に鈴を止める」
俺は腰の袋から小さな針金の輪と紙片を取り出し、耳栓の代わりにこめかみに貼る。
セリューナが短く詠唱し、水の薄膜を耳と喉に回した。「聴覚の過敏を抑える。喉も保護、呼吸が乱されにくくなる」
回廊へ一歩。空気が重くなる。
風が指で首筋を撫でるみたいに冷たい。鈴は鳴らないのに、胸骨の奥で微かな振動。
足裏に集中し、歩幅を一定に保つ。十歩、十五歩――
「伏せて!」
ロゥナが地面を叩く。石が盛り上がり、膝の高さの壁になる。直後、前方で見えない刃が床を這い、石壁に火花を散らした。
「風刃……!」
「封鈴と連動してる。踏み線を外したら斬られる仕組み」
焦りは禁物だ。
俺は目を閉じ、風の芯を探した。通路を満たす冷気の中に、糸のような濃さの違いが三本。
刃は外側の二本に沿って発生している。なら、中央の薄い道が「生きている道」だ。
「真ん中、一本通す。三十歩先で右に折れる」
「了解」
呼吸と歩幅を揃え、中央の糸を踏み外さないように進む。二十、二十五、三十。
右へ。風がわずかに柔らかくなる。刃の気配が遠のいた。
曲がり角を抜けると、小さな礼拝室のような空間に出た。
中央の台座に、薄い輪が立っている。転移環――だが、砕かれている。外周の半分が欠け、核の水晶も抜かれていた。
「ここが“出口”だったのね」
セリューナの声が低い。「昨夜の舟と同じ系列。傷の入り方も一致。あなたが入れた傷よ、レク」
台座の縁に、灰色の粉。鈴の破片。
アーカイヴはここへ一度抜け、そして次の環へ。核片はさらに先へ運ばれたのだ。
「手詰まりか?」
「いいえ」
ロゥナが台座の下に指を差し入れ、薄い板を引き出した。
風紋が刻まれた金属板だ。角に小さな欠け。そこに、セリューナの水晶板から伸ばした光の糸を当てる。
瞬間、板の表面に線が走り、淡い地図が浮き上がる。
道は二つ。ひとつは“書庫の都”の地下、もうひとつは“灰の鉱山都市”の坑道群。
どちらにも、三つの環の印が脈打っている。
「分岐か……」
「でも、風は残してくれてる」
セリューナが板の端を示す。小さな切り欠きに、風の精霊語で細い一文。
「“鍵片を携えし者、北壁を押せ”」
俺は礼拝室の北側、装飾もない灰色の壁へ手を置いた。
呼吸を整え、丘で合わせたときと同じように“風の鍵片”を呼ぶ。
掌の下で石が軽く震え、内側で何かが緩む感触。
壁が静かに沈み、狭い隙間が開いた。奥は暗い。しかし、冷気は澄んでいる。
念のため、先に小石を投げる。音は二度、三度と跳ねて消えた。罠は――薄い。
「行こう」
通路は短い階段になっており、十数段下りたところで終わった。
小部屋。中央に低い石台、上に薄い巻物――いや、風で編まれた“帯”だ。
帯には微細な文字が並んでいる。読めない。けれど、見覚えがあった。セフィアが一度だけ口にした、風の真名の断片。
「……“音のない名”」
セリューナがそっと帯を持ち上げる。「これ、セフィアの領域から切り離された名の欠片よ。アーカイヴがここを通った理由、分かったわ。転移環の“鍵”にするため」
「なら、先に取り返す」
俺は帯を両手で受け取り、胸に当てた。風が一瞬だけひやりと冷たくなり、次に、夏の高原みたいな軽さが内側に満ちる。
《スキルログ:補助装備“風名の帯”同調》
《効果:風属性術式の位相安定/封鈴耐性・小/転移環追跡時の誤差低減》
「追跡の誤差、減らせる。次の環でもう逃がさない」
言い切った先で、石室の天井が微かに鳴った。粉が落ちる。
回廊のどこかで、封鈴の系が組み直されている――誰かが外から再び術式を上書きした。
「戻るわよ。長居は危険」
セリューナが踵を返し、ロゥナが殿に回る。
礼拝室へ戻る直前、風の糸が一度だけ強く震えた。耳の奥で、懐かしい囁き。
――来なさい。風はまだ、あなたを試したい。
セフィアの声。いや、声ではなく、風の調子。
背中が熱くなる。振り返るか一瞬迷い、首を横に振った。
「今は追跡だ。名は、必ず持ち帰る」
礼拝室に出た瞬間、通路の灯りが一つ、二つと消えた。封鈴の再起動だ。
俺たちは中央の細い“生きている道”へ再び足を合わせ、音のない刃の間を駆け抜ける。
地上の風が、穴の上で渦を作って待っている気配がした。
「次は書庫の都ね」
セリューナが息を整え、帯を胸に押し当てる。
「転移環の残滓とこの帯があれば、支部の“扉”を引ける」
「灰の鉱山は?」
「後で潰す。一つずつ確実に」
ロゥナの声は低く、土のように安定していた。
縄梯子を上がり、斜面の草へ手を掛けたとき、丘の風がふっと強まった。
潮の匂いは、もうない。あるのは、乾いた石と、刈りたての草の匂い。
俺は帯を巻き直し、二人と目を合わせた。
「行こう。記録を、取り戻す」
桟橋の板は冷たく湿っていて、靴底から体温を吸い取っていく。薄い霧はまだ残り、鈴の余韻が耳の奥で時おり鳴る。
「転移先は三候補。書庫の都、灰の鉱山都市、そして――風鳴く丘の地下祠」
セリューナが水晶板を掲げ、最後の文字列に指を添えた。
「位相の乱れ方は三つとも一致してる。でも、霧を立てた術式は“風”寄り。まず丘に賭けるのが筋だと思う」
「異議なし」
ロゥナが頷く。「丘はあなたと風の縁が強い。痕跡を引ける」
「決まりだ。日の出と同時に動く」
地上へ出ると、東の雲が淡く白んでいた。冷気が肺を刺す。
俺は短く伸びをして気合を入れ、二人と並んで走り出した。
◇
午前。丘の斜面に足を踏み入れると、空気の密度が変わった。
草の葉先がさざめき、音もなく向きを揃える。風が、確かにここで「何か」を覚えている。
「ここだわ」
セリューナが杖の先で地面を軽く叩く。乾いた音が返り、その直後、地表の砂が円を描いて外側へ散った。
風に吹かれたのではない。下から“押し上げられた”のだ。
円の中心に、古い石板。渦巻く文様と、見慣れた三つの環。
アーカイヴの焼き印に、風の精霊語が重ね書きされている。
「重ね封印……?」
ロゥナがしゃがみ込み、指先で埃を払う。「風の祠の術式に、記録の封鎖術を上書きした痕。悪趣味ね」
「開けられるか」
「風側の承認が要る。けど、代わりに“風の鍵片”でも通るはず」
鍵片。聞き覚えのある言葉だ。以前、風鳴く丘の試練で束ねた小さな流れ――。
胸の内で、そのときの感覚を思い出す。抜けるような冷気、身を洗うみたいな軽さ。
「試す」
俺は石板の前に膝をつき、静かに息を整えた。風の音に自分の呼吸を重ねる。
セリューナが後ろで小さく囁く。「心拍、落として。風は静かな方が好き」
ロゥナがもう一言。「地面から足先へ、余計な力を逃がして」
意識が澄む。耳鳴りの裏で、透明な何かがきらめく気配。
掌を石板へ――
《スキルログ:〈流転制御〉派生 “風の鍵片(フラグメント)”検出》
《位相照合中……一致率 62%/閾値 60% 承認》
石板の渦がほどけ、風が一筋の糸になって足元へ潜り込んだ。
砂がさらりと落ち、黒い穴が口を開ける。吹き上げる風は冷たく、どこか懐かしい匂いがした。
「降りる」
俺たちは順に縄梯子を下りた。硬い岩の匂いと、古い油の匂いが混じる。足場の石は磨かれて滑りやすい。
最初の広間は円形で、壁面に無数の溝が刻まれていた。溝のあいだに、細い青白い光。
風の通り道だ。ここは生きている。
「……聞こえる?」
セリューナが耳を澄ます。
確かに、かすかな笛の音が混じっている。規則性のある、短い音列。
「合図だ。踏む場所の順番」
俺は溝に沿って、靴先で床を軽く叩いた。三歩、二歩、一歩。
笛の音が一瞬止まり、次に鳴ったとき、その調子は半音だけ上がっていた。
「次は逆順、右へ回して」
セリューナの指示。ロゥナは壁へ掌をあて、風の圧を読む。
「右二、前一、左三。今」
息を合わせ、指定した石目を踏む。
笛の音が合格を告げるように高く跳ね、対面の扉に走っていた風の糸が解けた。
石の扉が横へ滑り、奥の回廊が現れる。
「罠は……まだある」
ロゥナの声は硬い。
「アーカイヴが重ねた“封鈴”の配置。音が鳴らなくても、感覚を削るタイプ」
「なら、先に鈴を止める」
俺は腰の袋から小さな針金の輪と紙片を取り出し、耳栓の代わりにこめかみに貼る。
セリューナが短く詠唱し、水の薄膜を耳と喉に回した。「聴覚の過敏を抑える。喉も保護、呼吸が乱されにくくなる」
回廊へ一歩。空気が重くなる。
風が指で首筋を撫でるみたいに冷たい。鈴は鳴らないのに、胸骨の奥で微かな振動。
足裏に集中し、歩幅を一定に保つ。十歩、十五歩――
「伏せて!」
ロゥナが地面を叩く。石が盛り上がり、膝の高さの壁になる。直後、前方で見えない刃が床を這い、石壁に火花を散らした。
「風刃……!」
「封鈴と連動してる。踏み線を外したら斬られる仕組み」
焦りは禁物だ。
俺は目を閉じ、風の芯を探した。通路を満たす冷気の中に、糸のような濃さの違いが三本。
刃は外側の二本に沿って発生している。なら、中央の薄い道が「生きている道」だ。
「真ん中、一本通す。三十歩先で右に折れる」
「了解」
呼吸と歩幅を揃え、中央の糸を踏み外さないように進む。二十、二十五、三十。
右へ。風がわずかに柔らかくなる。刃の気配が遠のいた。
曲がり角を抜けると、小さな礼拝室のような空間に出た。
中央の台座に、薄い輪が立っている。転移環――だが、砕かれている。外周の半分が欠け、核の水晶も抜かれていた。
「ここが“出口”だったのね」
セリューナの声が低い。「昨夜の舟と同じ系列。傷の入り方も一致。あなたが入れた傷よ、レク」
台座の縁に、灰色の粉。鈴の破片。
アーカイヴはここへ一度抜け、そして次の環へ。核片はさらに先へ運ばれたのだ。
「手詰まりか?」
「いいえ」
ロゥナが台座の下に指を差し入れ、薄い板を引き出した。
風紋が刻まれた金属板だ。角に小さな欠け。そこに、セリューナの水晶板から伸ばした光の糸を当てる。
瞬間、板の表面に線が走り、淡い地図が浮き上がる。
道は二つ。ひとつは“書庫の都”の地下、もうひとつは“灰の鉱山都市”の坑道群。
どちらにも、三つの環の印が脈打っている。
「分岐か……」
「でも、風は残してくれてる」
セリューナが板の端を示す。小さな切り欠きに、風の精霊語で細い一文。
「“鍵片を携えし者、北壁を押せ”」
俺は礼拝室の北側、装飾もない灰色の壁へ手を置いた。
呼吸を整え、丘で合わせたときと同じように“風の鍵片”を呼ぶ。
掌の下で石が軽く震え、内側で何かが緩む感触。
壁が静かに沈み、狭い隙間が開いた。奥は暗い。しかし、冷気は澄んでいる。
念のため、先に小石を投げる。音は二度、三度と跳ねて消えた。罠は――薄い。
「行こう」
通路は短い階段になっており、十数段下りたところで終わった。
小部屋。中央に低い石台、上に薄い巻物――いや、風で編まれた“帯”だ。
帯には微細な文字が並んでいる。読めない。けれど、見覚えがあった。セフィアが一度だけ口にした、風の真名の断片。
「……“音のない名”」
セリューナがそっと帯を持ち上げる。「これ、セフィアの領域から切り離された名の欠片よ。アーカイヴがここを通った理由、分かったわ。転移環の“鍵”にするため」
「なら、先に取り返す」
俺は帯を両手で受け取り、胸に当てた。風が一瞬だけひやりと冷たくなり、次に、夏の高原みたいな軽さが内側に満ちる。
《スキルログ:補助装備“風名の帯”同調》
《効果:風属性術式の位相安定/封鈴耐性・小/転移環追跡時の誤差低減》
「追跡の誤差、減らせる。次の環でもう逃がさない」
言い切った先で、石室の天井が微かに鳴った。粉が落ちる。
回廊のどこかで、封鈴の系が組み直されている――誰かが外から再び術式を上書きした。
「戻るわよ。長居は危険」
セリューナが踵を返し、ロゥナが殿に回る。
礼拝室へ戻る直前、風の糸が一度だけ強く震えた。耳の奥で、懐かしい囁き。
――来なさい。風はまだ、あなたを試したい。
セフィアの声。いや、声ではなく、風の調子。
背中が熱くなる。振り返るか一瞬迷い、首を横に振った。
「今は追跡だ。名は、必ず持ち帰る」
礼拝室に出た瞬間、通路の灯りが一つ、二つと消えた。封鈴の再起動だ。
俺たちは中央の細い“生きている道”へ再び足を合わせ、音のない刃の間を駆け抜ける。
地上の風が、穴の上で渦を作って待っている気配がした。
「次は書庫の都ね」
セリューナが息を整え、帯を胸に押し当てる。
「転移環の残滓とこの帯があれば、支部の“扉”を引ける」
「灰の鉱山は?」
「後で潰す。一つずつ確実に」
ロゥナの声は低く、土のように安定していた。
縄梯子を上がり、斜面の草へ手を掛けたとき、丘の風がふっと強まった。
潮の匂いは、もうない。あるのは、乾いた石と、刈りたての草の匂い。
俺は帯を巻き直し、二人と目を合わせた。
「行こう。記録を、取り戻す」
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