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あなたの正しい時間になりたい
再会
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「高山さん、私と澁澤でお手伝いいたします」
「柏木さん!ありがとうございます!一番上の奥に手が届く人間がいなくて…!うっかりしてました」
「じゃあそこから運びますね」
必死な高山に断ってから柏木が澪緒をエスコートしながら壇上に上がる。
背の高い柏木は軽々と上の段から順にワインを取り出し隣にスタンバイした澪緒に渡す。澪緒は受け取ったワインを袋に入れて高山や広報社員に渡す。広報社員が招待客に渡す。
バケツリレーのようにそれを繰り返しあっという間にワインがはけた。
招待客がワインに夢中になっている間、壇上で並ぶ柏木と澪緒は会場を見渡す。
会場の隅から隅まで真っ白な花が咲いたような、本当に美しい光景だった。
早速袋から取り出されたワイン。それがテーブルの上で一輪の薔薇のように輝く。
手にした人々が目をキラキラさせてワインを見ている。
飲むより前に、thank youというメッセージを心に刻んでくれいている。
自分のしたことが正しいのかどうかは分からない。でも会場にいる人たちの目の輝きや笑顔は本物だった。
「成功だな」
「…うん!」
横で喜んでくれている柏木の気持ちも、本物だった。
自分の作ったものがこんなにもたくさんの人に届いてるのは初めて目にする光景だった。
澪緒はこの光景をスマホのカメラにおさめたかったが、外部業者はすぐ撤収しなければならない。目に、心にしっかりこの光景を焼き付けてから柏木と壇上から降りる。
「突然失礼しました」
席に戻る途中、ワインを配り終わってホッとしている高山に柏木が声をかける。
「助かりました!お二人がペアルックで結婚式にのようでした…!」
「は?」
「我が人生に悔いなしです。柏木さんと澁澤さんの席にもワイン置きましたので、どうぞご覧になってください」
「あっ、ですね!ありがとうございます」
席に戻るとレース柄がくっきりと浮き出た紙袋。手にとって眺める。
新作発表会に相応しい純白だった。その中からいよいよワインを取り出す。透明なミニボトルに貼ってあるラベルのレースと花を組み合わせた模様。それが半透明になってかすかに白ワインの色が透けて見えた。
そして中央のThank youの文字がこちらの心に響いく。
「綺麗…」
素直に感想が出た。
「大成功だな」
「ほんと?」
「本心だ。本当に綺麗だ。デザインってこういう形で作っていくんだな。これはもらったら嬉しい」
柏木もワインを縦にしたり横にしたりしながら、あらゆる方向から見ていた。
思わずそいういう風にじっくり見てしまう綺麗なワインボトルに仕上がっていた。
紙の質感も風合いがあっていい。これが冷蔵庫に入っていたらちょっと嬉しいだろうなと自負できる。ラベルのテーマのひとつだった、『このワインを自宅の冷蔵庫から取り出す時、MINAXISの新作発表会を思い出すようなものにする』。
それも十分達成できたと思う。
「皆様、ワインボトルだけではなく冷蔵庫にも注目していただければと思います」
壇上の司会者の冗談で会場に笑いが起きる。
ワインクーラーの説明が始まる。冷却温度にこだわったこと、インテリアに馴染むよう内部のデザインにもこだわったこと。
「澪緒」
「ん?」
「乾杯」
柏木がワインを開けてかざした。
「ぐふふふふふ。乾杯、理緋都」
ひかえめにコン、とボトルをぶつける。
最高の形で、この日を迎えられた。
無事新作発表会が終わって次々と会場から人が出ていく。西脇からメッセージが来ていた。
「隣の女性と意気投合してこれから飲みに行くんだって」
「仕事ができる男は違うな」
柏木はもはやSPのように澪緒を守り副島夫妻に挨拶へ行く。妻の手前、副島も仮面をかぶって柏木と澪緒を迎える。
「奥様初めまして、柏木と申します。本日は壇上での調理お疲れ様でした」
「まぁ、ご丁寧にありがとうございます。招待客のみなさん上機嫌だったからリラックスして調理できました。これも澁澤さんのおかげね」
「とっ、とんでもないです!配信の視聴者数すごかったです!大成功ですね」
「ホントひと安心。二人は、これから帰るの?」
「いいえ、このホテルの1205号室に部屋を取ってありますので、澪緒と私で泊まっていきます」
この発言には澪緒の方が驚いた。
泊まる?部屋を取ってる?別にいいけど、聞いてなかった。
それに初対面の副島の妻の前で、澪緒と呼び捨てなんて。
今までずっと上下関係に忠実だった柏木の意外すぎる言動だった。
「あらあらあら。お二人はもしかして…いや、こんなこと聞くのは野暮ね。若いっていいわね。楽しんでね」
「ありがとうございます。心ゆくまで癒し合います」
「ふふふ」
この発言も澪緒は驚いた。こんなあからさまな発言、柏木らしくなかったからだ。
「行くぞ澪緒」
「う、うん」
「では失礼致します」
柏木は礼儀正しく一礼する。澪緒も慌ててそれに続く。
人がまばらになったエントランスを横切ってエレベーターに向かう。先ほど終始無言だった副島の視線が背中に突き刺さる。
柏木が懐からカードキーを出す。本当に部屋を予約しているようだ。
急に自分の都合のいい展開になって澪緒は逆に不安を感じるくらいだった。
「理緋都」
エレベーターから都心の夜景が一望できた。
「澪緒…こんな俺を許してくれ」
夜景を背景に佇む柏木はこの世のものとは思えないほど美しかった。
「許すも何も…たとえ理緋都が身分詐称してても、企業スパイでも、犯罪者でも、俺はお前を愛し続ける」
柏木は見たこともないほど苦しそうな表情を浮かべ、全てを振り切るように澪緒にキスした。
「柏木さん!ありがとうございます!一番上の奥に手が届く人間がいなくて…!うっかりしてました」
「じゃあそこから運びますね」
必死な高山に断ってから柏木が澪緒をエスコートしながら壇上に上がる。
背の高い柏木は軽々と上の段から順にワインを取り出し隣にスタンバイした澪緒に渡す。澪緒は受け取ったワインを袋に入れて高山や広報社員に渡す。広報社員が招待客に渡す。
バケツリレーのようにそれを繰り返しあっという間にワインがはけた。
招待客がワインに夢中になっている間、壇上で並ぶ柏木と澪緒は会場を見渡す。
会場の隅から隅まで真っ白な花が咲いたような、本当に美しい光景だった。
早速袋から取り出されたワイン。それがテーブルの上で一輪の薔薇のように輝く。
手にした人々が目をキラキラさせてワインを見ている。
飲むより前に、thank youというメッセージを心に刻んでくれいている。
自分のしたことが正しいのかどうかは分からない。でも会場にいる人たちの目の輝きや笑顔は本物だった。
「成功だな」
「…うん!」
横で喜んでくれている柏木の気持ちも、本物だった。
自分の作ったものがこんなにもたくさんの人に届いてるのは初めて目にする光景だった。
澪緒はこの光景をスマホのカメラにおさめたかったが、外部業者はすぐ撤収しなければならない。目に、心にしっかりこの光景を焼き付けてから柏木と壇上から降りる。
「突然失礼しました」
席に戻る途中、ワインを配り終わってホッとしている高山に柏木が声をかける。
「助かりました!お二人がペアルックで結婚式にのようでした…!」
「は?」
「我が人生に悔いなしです。柏木さんと澁澤さんの席にもワイン置きましたので、どうぞご覧になってください」
「あっ、ですね!ありがとうございます」
席に戻るとレース柄がくっきりと浮き出た紙袋。手にとって眺める。
新作発表会に相応しい純白だった。その中からいよいよワインを取り出す。透明なミニボトルに貼ってあるラベルのレースと花を組み合わせた模様。それが半透明になってかすかに白ワインの色が透けて見えた。
そして中央のThank youの文字がこちらの心に響いく。
「綺麗…」
素直に感想が出た。
「大成功だな」
「ほんと?」
「本心だ。本当に綺麗だ。デザインってこういう形で作っていくんだな。これはもらったら嬉しい」
柏木もワインを縦にしたり横にしたりしながら、あらゆる方向から見ていた。
思わずそいういう風にじっくり見てしまう綺麗なワインボトルに仕上がっていた。
紙の質感も風合いがあっていい。これが冷蔵庫に入っていたらちょっと嬉しいだろうなと自負できる。ラベルのテーマのひとつだった、『このワインを自宅の冷蔵庫から取り出す時、MINAXISの新作発表会を思い出すようなものにする』。
それも十分達成できたと思う。
「皆様、ワインボトルだけではなく冷蔵庫にも注目していただければと思います」
壇上の司会者の冗談で会場に笑いが起きる。
ワインクーラーの説明が始まる。冷却温度にこだわったこと、インテリアに馴染むよう内部のデザインにもこだわったこと。
「澪緒」
「ん?」
「乾杯」
柏木がワインを開けてかざした。
「ぐふふふふふ。乾杯、理緋都」
ひかえめにコン、とボトルをぶつける。
最高の形で、この日を迎えられた。
無事新作発表会が終わって次々と会場から人が出ていく。西脇からメッセージが来ていた。
「隣の女性と意気投合してこれから飲みに行くんだって」
「仕事ができる男は違うな」
柏木はもはやSPのように澪緒を守り副島夫妻に挨拶へ行く。妻の手前、副島も仮面をかぶって柏木と澪緒を迎える。
「奥様初めまして、柏木と申します。本日は壇上での調理お疲れ様でした」
「まぁ、ご丁寧にありがとうございます。招待客のみなさん上機嫌だったからリラックスして調理できました。これも澁澤さんのおかげね」
「とっ、とんでもないです!配信の視聴者数すごかったです!大成功ですね」
「ホントひと安心。二人は、これから帰るの?」
「いいえ、このホテルの1205号室に部屋を取ってありますので、澪緒と私で泊まっていきます」
この発言には澪緒の方が驚いた。
泊まる?部屋を取ってる?別にいいけど、聞いてなかった。
それに初対面の副島の妻の前で、澪緒と呼び捨てなんて。
今までずっと上下関係に忠実だった柏木の意外すぎる言動だった。
「あらあらあら。お二人はもしかして…いや、こんなこと聞くのは野暮ね。若いっていいわね。楽しんでね」
「ありがとうございます。心ゆくまで癒し合います」
「ふふふ」
この発言も澪緒は驚いた。こんなあからさまな発言、柏木らしくなかったからだ。
「行くぞ澪緒」
「う、うん」
「では失礼致します」
柏木は礼儀正しく一礼する。澪緒も慌ててそれに続く。
人がまばらになったエントランスを横切ってエレベーターに向かう。先ほど終始無言だった副島の視線が背中に突き刺さる。
柏木が懐からカードキーを出す。本当に部屋を予約しているようだ。
急に自分の都合のいい展開になって澪緒は逆に不安を感じるくらいだった。
「理緋都」
エレベーターから都心の夜景が一望できた。
「澪緒…こんな俺を許してくれ」
夜景を背景に佇む柏木はこの世のものとは思えないほど美しかった。
「許すも何も…たとえ理緋都が身分詐称してても、企業スパイでも、犯罪者でも、俺はお前を愛し続ける」
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