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「…ん、…」
カーテンの隙間から覗く光が眩しくて、体を動かす。
「…ん?」
確か、寝た時はまだ全然明るかったよな…
一気に意識が覚醒し体を起こす。
光の漏れた方を見て
「俺めっちゃ寝てんじゃん」
つい、声に出して言ってしまった。
とりあえずベットからおりて、窓に向かいカーテンを開くと
外は明るかったが、時計を見るとまだ8時頃で、さすがに昼まで寝てないことに安心した。
「とは、言っても寝すぎだよな…今後は体力の向上かなぁ。」
軽く伸びをしながら、辺りを見渡すと、扉の端で椅子に座って寝ているリュドが目に入った。
そういや、ドアの前にいてくれどーたらこーたら、言ってたな。あいつ律儀に待っててくれたのか。服とかも変わってるし、着替えさせてくれたんだろうな…リュドまじ良い奴
……あれ、服が変わっている。
あれれ、俺の体…見られた?
焦って服をめくる。
バカ兄共が沢山キスマやら噛み跡やら残していた気がしたが、そんな跡などめくった腹の上になどなく、逆に貧相な体を目の当たりにして心が折れそうになった。
目の前のガタイの良いリュドを見てまた心が折れる。
「…って俺は馬鹿か、従者の前で腹出してるなんて…いくら寝てるからってこんな変態みたいなことをやるべきではないよな。」
リュドを起こすべきなんだろうけど、椅子の割にはよく寝てるし、いつ寝たのかも分からないからもう少しだけ寝かせておこうと思い、毛布を取ってリュドにかけておく。
「少し汗かいてるし、風呂でも入ろうかな」
寝てるだけでも、汗かくもんだな。
そうと決まればお湯を沸かさなきゃだ。
この間見た時は、魔力?みたいなの流せば良さそうだったけど…
そんなのことを考えながら、バスルームに向かう。
予想は当たっていて壁に魔力を流すようなものがあってそれに魔力を流すイメージをしたら、お湯がわき始めた。すごい大きい浴槽だったけど5分くらいですぐいっぱいになって、見てて面白かった。
◢◥◢◥◢◥◢◥◢◥◢◥◢◥◢◥
「はぁぁぁぁ…気持ちぃぃ…」
ザブンザブンと、浴槽から水が溢れ出る。
こうして人の目も気にせずゆっくりするのは初めてかもな…使用人とかいるし…前世の記憶思い出してから大抵の事は1人でできるから1人でするようになったけどたまに強引にでも手伝おうとしてくれるやつもいるし、「仕事取らないでください!(><)」と言われても、パンツまで変えてもらうのはさすがに恥ずかしいしな。体を洗ってもらうなんで論外だ…。
でも頭を洗ってもらうのはいいかもな、なんて考える。
お湯につかってボケーッとしてたら
扉の奥から
ガタガタボトッ
「イタッ」
ドタドタ
ガチャッ!
「ジル!お前!」
めっちゃ焦った顔のリュドが風呂に入ってきた。
「えっ、リュド…ちょっ
「見張ってたつもりが寝ちゃったし、起きたらジルいないし、めっちゃ焦ったんだぞ!」
お、おう…寝てたからもう少し寝かせてから起こそうかなって…すまん」
「はぁ…あいつらに襲われたのかと思ったじゃねぇか…(ボソッ」
「?すまん、大きい声で言ってくれ。あと俺今裸なんだ。もう出るから外で待っててくれないか?」
こんな貧相な体を見せたくないしな。
もうちょい鍛えてから見せてやるぜ☆
くだらないことを考えながら
リュドに背向けて外に出るよう促す。
「…あ、ああ、すまない。邪魔したな。」
焦ってきた割にはすんなりと戻って行った。
だからお湯から出てる俺の後ろ姿を見てリュドがどんな顔していたのか
首から背中にかけて噛み跡やキスマが沢山ついてたことに俺は気づかない。
_____________
エロが足りない(切実)
カーテンの隙間から覗く光が眩しくて、体を動かす。
「…ん?」
確か、寝た時はまだ全然明るかったよな…
一気に意識が覚醒し体を起こす。
光の漏れた方を見て
「俺めっちゃ寝てんじゃん」
つい、声に出して言ってしまった。
とりあえずベットからおりて、窓に向かいカーテンを開くと
外は明るかったが、時計を見るとまだ8時頃で、さすがに昼まで寝てないことに安心した。
「とは、言っても寝すぎだよな…今後は体力の向上かなぁ。」
軽く伸びをしながら、辺りを見渡すと、扉の端で椅子に座って寝ているリュドが目に入った。
そういや、ドアの前にいてくれどーたらこーたら、言ってたな。あいつ律儀に待っててくれたのか。服とかも変わってるし、着替えさせてくれたんだろうな…リュドまじ良い奴
……あれ、服が変わっている。
あれれ、俺の体…見られた?
焦って服をめくる。
バカ兄共が沢山キスマやら噛み跡やら残していた気がしたが、そんな跡などめくった腹の上になどなく、逆に貧相な体を目の当たりにして心が折れそうになった。
目の前のガタイの良いリュドを見てまた心が折れる。
「…って俺は馬鹿か、従者の前で腹出してるなんて…いくら寝てるからってこんな変態みたいなことをやるべきではないよな。」
リュドを起こすべきなんだろうけど、椅子の割にはよく寝てるし、いつ寝たのかも分からないからもう少しだけ寝かせておこうと思い、毛布を取ってリュドにかけておく。
「少し汗かいてるし、風呂でも入ろうかな」
寝てるだけでも、汗かくもんだな。
そうと決まればお湯を沸かさなきゃだ。
この間見た時は、魔力?みたいなの流せば良さそうだったけど…
そんなのことを考えながら、バスルームに向かう。
予想は当たっていて壁に魔力を流すようなものがあってそれに魔力を流すイメージをしたら、お湯がわき始めた。すごい大きい浴槽だったけど5分くらいですぐいっぱいになって、見てて面白かった。
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「はぁぁぁぁ…気持ちぃぃ…」
ザブンザブンと、浴槽から水が溢れ出る。
こうして人の目も気にせずゆっくりするのは初めてかもな…使用人とかいるし…前世の記憶思い出してから大抵の事は1人でできるから1人でするようになったけどたまに強引にでも手伝おうとしてくれるやつもいるし、「仕事取らないでください!(><)」と言われても、パンツまで変えてもらうのはさすがに恥ずかしいしな。体を洗ってもらうなんで論外だ…。
でも頭を洗ってもらうのはいいかもな、なんて考える。
お湯につかってボケーッとしてたら
扉の奥から
ガタガタボトッ
「イタッ」
ドタドタ
ガチャッ!
「ジル!お前!」
めっちゃ焦った顔のリュドが風呂に入ってきた。
「えっ、リュド…ちょっ
「見張ってたつもりが寝ちゃったし、起きたらジルいないし、めっちゃ焦ったんだぞ!」
お、おう…寝てたからもう少し寝かせてから起こそうかなって…すまん」
「はぁ…あいつらに襲われたのかと思ったじゃねぇか…(ボソッ」
「?すまん、大きい声で言ってくれ。あと俺今裸なんだ。もう出るから外で待っててくれないか?」
こんな貧相な体を見せたくないしな。
もうちょい鍛えてから見せてやるぜ☆
くだらないことを考えながら
リュドに背向けて外に出るよう促す。
「…あ、ああ、すまない。邪魔したな。」
焦ってきた割にはすんなりと戻って行った。
だからお湯から出てる俺の後ろ姿を見てリュドがどんな顔していたのか
首から背中にかけて噛み跡やキスマが沢山ついてたことに俺は気づかない。
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エロが足りない(切実)
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