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第4章 死が二人を分断つとも
9 二つの任務
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「さて、それでは何からお話しましょうか」
二人の慣れないことへの驚きや興奮がひとしきり落ち着いてから、シオンさんは切り替えるようにそう言った。
その一言で少し緩んでいた空気が締まった気がした。
「まずは、あなたたちのことを。シオンさんとネネさんは五年前もこの街に来ていますよね? そこで、レイくんや善子さんと戦ってる……そうですよね?」
私の問いかけにシオンさんは少し驚いたように目を見開いた。
けれどすぐに穏やかな笑みを作って頷いた。
その表情も雰囲気も終始穏やかで、警戒が必要には感じられない。
けれど何だか不安が心の中に立ち込めて、私はテーブルの陰で氷室さんの手を握った。
「懐かしい話です。その名前には覚えがあります。確かに、私たちはその方々と五年前、この街で戦いました」
「あなたたちが何かを奪っていって、それを取り返すための戦いだったって聞いているんですけど、それは一体何なんですか?」
続く私の質問に、シオンさんは不思議そうな顔をした。
けれど飽くまで落ち着いて口を開こうとした時、ネネさんが口を挟んだ。
「ちょっとちょっと。アタシたちは何にも盗ってなんかいないんだからね。寧ろ逆。アイツらが私たちから奪おうとしてきたんだから!」
「こらこらネネ。はしたない。ちゃんと座りなさい」
身を乗り出して抗議の言葉を上げるネネさんをシオンさんが諌めた。
不満げに唇を尖らせながらも渋々腰を下ろすネネさんを見届けてから、シオンさんはゆっくりと口を開いた。
「アリス様。あなたがどういった経緯でそのことをお聞きになったのかはわかりませんが、その情報には誤りがありますね。私たちは五年前のあの日、ライト様より二つの任を受けこの街にやってきました。一つ目はあなたの護送。二つ目は鍵の封印」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
さらっと言われた言葉に私は口を挟まずにはいられなかった。
レイくん由来の情報が間違っていること自体は今更なんとも思わない。
レイくんがその何かを奪う側だったと言われても驚かない。
正しいことだと騙されて戦わされた善子さんは可哀想だけれど。
それよりも今シオンさんは何て言った?
「私の護送って一体……」
「言葉通りの意味だよ。『まほうつかいの国』からこっちに、アリス様を連れてきたのはアタシたちなの」
「…………!」
さらっと言ってのけるネネさんに、私は動揺を隠せなかった。
私をここに連れて帰ってきたのがこの人たちなら、もしかして私の記憶と力を封印したのも……。
「残念ながら、あなたの記憶と力を封印したのは私たちではありません。私たちは既にそれらが引き剥がされ封じられていたあなたを、主の命でこちらにお連れしただけです」
私の考えを見透かしたかのようにシオンさんが付け加えた。
ガクッと気落ちしてしまった。
この人たちがそれをした犯人なら、取り戻し方を聞き出せるかと思ったのに。
「でも、ということは、私から記憶と力を引き剥がしたのはあなたたちの主ってことですか?」
「それは私たちにもわかりません。私たちがあなたを託された時には、既に事は終わっていました。今に至っても、あなたの力を封じ込めたのが何者なのかは判明していないのです」
シオンさんは申し訳なさそうに首を横に振った。
「私たちはあなたの身を案じたライト様の命を受けたのみ。それ以前はわからないのです。しかしあなたの護送は秘密裏に行いましたので、私たちがお連れしたことを知る魔法使いはいません」
私を連れ帰ってきた人たちですら知らないのなら、もうその当人しか知らないのかもしれない。
その人がひょっこり名乗り出てくれることなんてあるのかなぁ。
でも少なくとも、私が帰ってきたのが五年前の夏という事はわかった。
十一歳。つまり小学六年生の頃。
その頃小学校生活を送っていた記憶はしっかりあるはずなんだけれど……でも今更疑っても仕方ない。
寧ろいつからいつまでの間私が向こうにいたのかが気になるけれど、それは私自身の記憶に関することだから聞いても無駄なんだろうなぁ。
「連れてくること自体はチョロかったよね。その後が大分面倒臭かったけど」
ネネさんがブスッと付け加えた。
それはきっと、レイくんたちとの戦いのことを言っているんだ。
「一つ目の任はつつがなく終えることができましたが、二つ目の任には妨害がありました。それがあなたの知るレイという魔女の強襲です」
「鍵の封印、でしたっけ? その鍵っていうのは一体……」
「アリス様の記憶と力を引き剥がし、封じ込めた魔法を解除するための鍵だと、私たちは聞きました。何故ライト様がそれをお持ちになっていたのかはわかりませんが」
「……! それは、どこにあるんですか!?」
私は思わず立ち上がってしまった。
シオンさんとネネさんはそんな私を少し驚いた表情で見上げる。
そんな二人を見て自分のやっていることが恥ずかしくなって、私は慌てて腰を下ろした。
「……すいません」
「いいえ。アリス様が気になさるのも無理はないでしょう。しかし残念ながら、私たちもその行方を知らないのです」
「まさか、レイくんに奪われてしまったんじゃ……!」
「まっさか。私たちがあんな魔女に奪われるわけないでしょ?」
ニヤっと自信たっぷりの笑みを浮かべてネネさんは言った。
頬杖をつきながらもしっかりと私に目を向けてくる。
「どこでその情報を得たのかはわかりませんが、あのレイという魔女は私たちがその鍵を持っていることを知り、それを奪いに現れました。私たちの任務は魔法も神秘も存在しない、言ってしまえば私たちにとって寂れた世界であるこの地に、人知れず鍵を封じること。それを物の見事に邪魔されました」
シオンさんは努めて平静の顔を保とうとしながらも、けれど苦々しさが見て取れた。
「鍵を守りながらとはいえ、魔女の相手などと最初は油断をしていました。しかしその力は私たち魔法使いの常識を遥かに凌駕していました。私たちは負けこそしませんでしたが、しかし打ち倒すことも叶わず、戦いは長期化してしまいました」
「結局見るに見かねたライト様が自らやってきて、鍵も託さざるを得なかったってわけ。だからその後ライト様が鍵をどこへやったのかはアタシたちにもわかんないの」
シオンさんに比べてネネさんはあまり気にしていなさそうだった。
ただ面倒臭かったと辟易しているようには見える。
やっぱり、レイくんが大切なものと言っていたものは私にまつわるもの。
それどころか私が記憶と力を取り戻すために必要なものだ。
それにお姫様を信奉するレイくんたちにとっては、それを奪い取って私を元に戻そうとするのは正しい行いだし、そっちの視点から見ればこの二人は悪者に見えるんだろうな。
主の命を受けて私を『まほうつかいの国』から連れ出したこの人たちのことは、他の魔法使いたちから見れば悪い行いに見えるはず。けれどその主だという人は私の身を案じての指示だというし。
絶対的に正しくて、絶対的に悪いことなんてものは存在しない。
それは立場や事情で大きく変わるものだって私はもう学んだ。
五年前の戦いでどちらが正義でどちらが悪かなんて、そんなわかりやすいものはきっと存在しない。
「邪魔立てはされましたが、最終的に私たちは目的を果たせています。ですのでアリス様のご友人と争ったのは事実ですが、今現在はただの魔女という以上の敵意は私たちにはありませんので、その点はご安心を。あなたが望まないのではあれば、不用意に手を出すこともしませんよ。まぁ明確な敵意を示されれば話は別ですが」
レイくんや善子さんと戦った悪い魔女、そしてその実は魔女狩り、という先入観があったからどうしてもそこが入り口になって警戒をせざるを得なかった。
結局はこの人たちの言葉をどれくらい信じるのか、ということになるけれど、嘘をついているようには見えなかった。
それに、今の話に嘘をつく要素も意味も感じられない。
一応確認を取るように横を向くと、氷室さんはその静かな瞳を私にまっすぐ向けてそっと頷いた。
氷室さんの目から見ても、二人から嘘は見て取れなかったようだった。
「……あなたたちのことは、わかりました。あなたたちが五年前何のためにここへ来て、その結果が今の私に繋がっていることも、一応は。少しは信用しても良さそうだってことも」
今まで私が関わってきた魔法使いはカノンさんを除いて危険な人たちばかりだったけれど、この人たちからはそういったものは感じない。
昔私をここへ連れ帰って来てくれたということもあるかもしれないけれど、やっぱりこの人たちからはどうしようもなく敵意を感じない。
仲良しこよしになれるかは別だとしても、だからといって必要以上に距離を取る必要はないように思えた。
「そう言って頂けて嬉しいですよ、アリス様」
「でも、まだわからないこともあります。私を見守りに来たっていうのは、どういうことですか?」
言葉通り嬉しそうに微笑んだシオンさんに、私は続けて尋ねた。
今このタイミングで私のところに来る意味って一体なんなんだろう。
私を連れ帰ったり、襲いかかる脅威から守ろうとしたりしてくれるわけじゃなく、この人たちは見守りに来たと言った。
その言葉の真意が、まだ私には計り知れなかった。
二人の慣れないことへの驚きや興奮がひとしきり落ち着いてから、シオンさんは切り替えるようにそう言った。
その一言で少し緩んでいた空気が締まった気がした。
「まずは、あなたたちのことを。シオンさんとネネさんは五年前もこの街に来ていますよね? そこで、レイくんや善子さんと戦ってる……そうですよね?」
私の問いかけにシオンさんは少し驚いたように目を見開いた。
けれどすぐに穏やかな笑みを作って頷いた。
その表情も雰囲気も終始穏やかで、警戒が必要には感じられない。
けれど何だか不安が心の中に立ち込めて、私はテーブルの陰で氷室さんの手を握った。
「懐かしい話です。その名前には覚えがあります。確かに、私たちはその方々と五年前、この街で戦いました」
「あなたたちが何かを奪っていって、それを取り返すための戦いだったって聞いているんですけど、それは一体何なんですか?」
続く私の質問に、シオンさんは不思議そうな顔をした。
けれど飽くまで落ち着いて口を開こうとした時、ネネさんが口を挟んだ。
「ちょっとちょっと。アタシたちは何にも盗ってなんかいないんだからね。寧ろ逆。アイツらが私たちから奪おうとしてきたんだから!」
「こらこらネネ。はしたない。ちゃんと座りなさい」
身を乗り出して抗議の言葉を上げるネネさんをシオンさんが諌めた。
不満げに唇を尖らせながらも渋々腰を下ろすネネさんを見届けてから、シオンさんはゆっくりと口を開いた。
「アリス様。あなたがどういった経緯でそのことをお聞きになったのかはわかりませんが、その情報には誤りがありますね。私たちは五年前のあの日、ライト様より二つの任を受けこの街にやってきました。一つ目はあなたの護送。二つ目は鍵の封印」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
さらっと言われた言葉に私は口を挟まずにはいられなかった。
レイくん由来の情報が間違っていること自体は今更なんとも思わない。
レイくんがその何かを奪う側だったと言われても驚かない。
正しいことだと騙されて戦わされた善子さんは可哀想だけれど。
それよりも今シオンさんは何て言った?
「私の護送って一体……」
「言葉通りの意味だよ。『まほうつかいの国』からこっちに、アリス様を連れてきたのはアタシたちなの」
「…………!」
さらっと言ってのけるネネさんに、私は動揺を隠せなかった。
私をここに連れて帰ってきたのがこの人たちなら、もしかして私の記憶と力を封印したのも……。
「残念ながら、あなたの記憶と力を封印したのは私たちではありません。私たちは既にそれらが引き剥がされ封じられていたあなたを、主の命でこちらにお連れしただけです」
私の考えを見透かしたかのようにシオンさんが付け加えた。
ガクッと気落ちしてしまった。
この人たちがそれをした犯人なら、取り戻し方を聞き出せるかと思ったのに。
「でも、ということは、私から記憶と力を引き剥がしたのはあなたたちの主ってことですか?」
「それは私たちにもわかりません。私たちがあなたを託された時には、既に事は終わっていました。今に至っても、あなたの力を封じ込めたのが何者なのかは判明していないのです」
シオンさんは申し訳なさそうに首を横に振った。
「私たちはあなたの身を案じたライト様の命を受けたのみ。それ以前はわからないのです。しかしあなたの護送は秘密裏に行いましたので、私たちがお連れしたことを知る魔法使いはいません」
私を連れ帰ってきた人たちですら知らないのなら、もうその当人しか知らないのかもしれない。
その人がひょっこり名乗り出てくれることなんてあるのかなぁ。
でも少なくとも、私が帰ってきたのが五年前の夏という事はわかった。
十一歳。つまり小学六年生の頃。
その頃小学校生活を送っていた記憶はしっかりあるはずなんだけれど……でも今更疑っても仕方ない。
寧ろいつからいつまでの間私が向こうにいたのかが気になるけれど、それは私自身の記憶に関することだから聞いても無駄なんだろうなぁ。
「連れてくること自体はチョロかったよね。その後が大分面倒臭かったけど」
ネネさんがブスッと付け加えた。
それはきっと、レイくんたちとの戦いのことを言っているんだ。
「一つ目の任はつつがなく終えることができましたが、二つ目の任には妨害がありました。それがあなたの知るレイという魔女の強襲です」
「鍵の封印、でしたっけ? その鍵っていうのは一体……」
「アリス様の記憶と力を引き剥がし、封じ込めた魔法を解除するための鍵だと、私たちは聞きました。何故ライト様がそれをお持ちになっていたのかはわかりませんが」
「……! それは、どこにあるんですか!?」
私は思わず立ち上がってしまった。
シオンさんとネネさんはそんな私を少し驚いた表情で見上げる。
そんな二人を見て自分のやっていることが恥ずかしくなって、私は慌てて腰を下ろした。
「……すいません」
「いいえ。アリス様が気になさるのも無理はないでしょう。しかし残念ながら、私たちもその行方を知らないのです」
「まさか、レイくんに奪われてしまったんじゃ……!」
「まっさか。私たちがあんな魔女に奪われるわけないでしょ?」
ニヤっと自信たっぷりの笑みを浮かべてネネさんは言った。
頬杖をつきながらもしっかりと私に目を向けてくる。
「どこでその情報を得たのかはわかりませんが、あのレイという魔女は私たちがその鍵を持っていることを知り、それを奪いに現れました。私たちの任務は魔法も神秘も存在しない、言ってしまえば私たちにとって寂れた世界であるこの地に、人知れず鍵を封じること。それを物の見事に邪魔されました」
シオンさんは努めて平静の顔を保とうとしながらも、けれど苦々しさが見て取れた。
「鍵を守りながらとはいえ、魔女の相手などと最初は油断をしていました。しかしその力は私たち魔法使いの常識を遥かに凌駕していました。私たちは負けこそしませんでしたが、しかし打ち倒すことも叶わず、戦いは長期化してしまいました」
「結局見るに見かねたライト様が自らやってきて、鍵も託さざるを得なかったってわけ。だからその後ライト様が鍵をどこへやったのかはアタシたちにもわかんないの」
シオンさんに比べてネネさんはあまり気にしていなさそうだった。
ただ面倒臭かったと辟易しているようには見える。
やっぱり、レイくんが大切なものと言っていたものは私にまつわるもの。
それどころか私が記憶と力を取り戻すために必要なものだ。
それにお姫様を信奉するレイくんたちにとっては、それを奪い取って私を元に戻そうとするのは正しい行いだし、そっちの視点から見ればこの二人は悪者に見えるんだろうな。
主の命を受けて私を『まほうつかいの国』から連れ出したこの人たちのことは、他の魔法使いたちから見れば悪い行いに見えるはず。けれどその主だという人は私の身を案じての指示だというし。
絶対的に正しくて、絶対的に悪いことなんてものは存在しない。
それは立場や事情で大きく変わるものだって私はもう学んだ。
五年前の戦いでどちらが正義でどちらが悪かなんて、そんなわかりやすいものはきっと存在しない。
「邪魔立てはされましたが、最終的に私たちは目的を果たせています。ですのでアリス様のご友人と争ったのは事実ですが、今現在はただの魔女という以上の敵意は私たちにはありませんので、その点はご安心を。あなたが望まないのではあれば、不用意に手を出すこともしませんよ。まぁ明確な敵意を示されれば話は別ですが」
レイくんや善子さんと戦った悪い魔女、そしてその実は魔女狩り、という先入観があったからどうしてもそこが入り口になって警戒をせざるを得なかった。
結局はこの人たちの言葉をどれくらい信じるのか、ということになるけれど、嘘をついているようには見えなかった。
それに、今の話に嘘をつく要素も意味も感じられない。
一応確認を取るように横を向くと、氷室さんはその静かな瞳を私にまっすぐ向けてそっと頷いた。
氷室さんの目から見ても、二人から嘘は見て取れなかったようだった。
「……あなたたちのことは、わかりました。あなたたちが五年前何のためにここへ来て、その結果が今の私に繋がっていることも、一応は。少しは信用しても良さそうだってことも」
今まで私が関わってきた魔法使いはカノンさんを除いて危険な人たちばかりだったけれど、この人たちからはそういったものは感じない。
昔私をここへ連れ帰って来てくれたということもあるかもしれないけれど、やっぱりこの人たちからはどうしようもなく敵意を感じない。
仲良しこよしになれるかは別だとしても、だからといって必要以上に距離を取る必要はないように思えた。
「そう言って頂けて嬉しいですよ、アリス様」
「でも、まだわからないこともあります。私を見守りに来たっていうのは、どういうことですか?」
言葉通り嬉しそうに微笑んだシオンさんに、私は続けて尋ねた。
今このタイミングで私のところに来る意味って一体なんなんだろう。
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