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第0.5章 まほうつかいの国のアリス
24 もう一つの世界7
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「うん、よろしく……!」
目の前に伸ばされた手を握ると、ぐいっと勢いよく引き上げられた。
わたしをひっぱり上げたアリアだけれど、勢いあまって後ろによろよろしてしまって、その背中をレオが支えてあげていた。
「アリアちゃんに、レオくん、だね。よろしく」
「別に呼び捨てでいいよ。わたしもあなたのこと、アリスって呼ぶから」
「うん、わかった!」
わたしの手を放したアリアは、とっても『きさく』に笑ってそう言った。
それからすぐに、不思議そうな顔でわたしのことをじっくりと見てくる。
「それでアリス。あなたはどこから来たの? どうしてこんなところで一人なの?」
「う、うーんと……じ、実は迷子になっちゃって。どこから来たのかもよくわからないの。おうちに、帰りたいんだけど……」
わたしはもじもじしながら、なんとなーくの説明をする。
別にウソは言っていないし、悪いことじゃないはず。
どこからどうやってこの国にきたのかはわからないわけだし、おうちに帰りたのも本当。
ただやっぱり、『魔女の森』から来たってことは言いにくかった。
「迷子? それにしたってこんなところにいるのは変じゃないか? しかも一人で。お前みたいなちびっこが」
「迷子なんだからしかたないでしょ。それに、この子わたしたちとあんまり年変わらなさそうだよ? そしたらアンタもちびっこになるんだから」
まだまだわたしのことを怪しんでいるレオに、アリアがすぐに言い返した。
レオはそれにうーんと不機嫌そうに口をとんがらせた。
「帰り道がわからないんだね。それは大変! きっとお父さんとかお母さんが心配してるよ。おうちはどこにあるかわかる?」
「ううん、わかんない。でもね、とりあえず西にあるお花畑に行きなさいって教えてくれた人がいて、わたしそこに行ってみようかなって思えてるの」
「に、西のお花畑!?」
わたしが質問に答えると、アリアは握っていたわたしの手をビクッと放して驚いた。
隣のレオもギョッとした顔をして、わたしのことをまじまじと見てくる。
わたしだけが一人キョトンと二人を見返した。
「お前、西の花畑が何か知って言ってのか?」
「えっと、ううん? ただそこに行けば何とかなるって言われたから、行ってみようかと……」
「そんなこと言いやがったのがどこのどいつだか知んねーけど、あそこは誰も行っちゃいけねー場所だ。あそこは『禁域』なんだ」
「きんいき……?」
レオがこわい顔で言うから、急になんだか悪いことをしちゃった気分になった。
わたしは夜子さんに言われた通りにしようと思っただけなんだけどなぁ。
だって他にどうしていいかもわかんないし。
レオの『けんまく』にビクッとしたわたしに、アリアがあわてて間に入ってくる。
「ちょっとレオ。アリスが怖がってるでしょ!? アンタただでさえ怖い顔してるんだから」
「で、でもコイツが────」
「でもじゃない!」
男の子のレオの方がおっきいのに、女の子のアリアの方がとっても押していた。
アリアにキッとにらまれたレオは、バツのわるそうな顔をして一歩後ろにさがった。
そんなレオにふんと鼻をならしてから、アリアはわたしにとっても心配そうな顔を向けてきた。
「あのね、アリス。西にあるお花畑は、誰も行っちゃいけないところなの。そこに何があるかはわかんないんだけど、でも大人も子供も絶対行っちゃいけないの。それは、誰でも知ってるはずなんだけど……」
アリアは優しくそう言いながら、でも不思議そうにわたしを覗き込んできた。
そんな、行っちゃいけない場所だなんて知らなかった。
しかもだれでも知ってる『じょーしき』みたいなものだったなんて!
夜子さんはどうしてそんなところに行けばいいなんて言ったんだろう。
夜子さんのせいでわたし、すっかり変な子だよ……。
けどそもそもこの世界は、『まほうつかいの国』にはわたしにとってはヘンテコなことばっかりで。
でもそれってつまり、この世界の人たちにとってはわたしの方がヘンテコだったりするのかもしれない。
だったらちゃんと違う世界から来たんだってことを言えば、わたしの『じじょう』をわかってもらえるかもしれない。
変な子なんじゃなくて、この世界のことを何にも知らないんだって。
「えっと、あのね。わたし、こことはちがう世界から来たみたいで、ここのことぜんぜんわからないの。だから、そこに行っちゃいけないことも知らなくて。それに、おうちへの帰り道もわからなくて……」
勇気を出して言ってみると、二人はキョトンと顔を見合わせた。
もしかして、もっと変な子だと思われちゃったのかな。
レイくんや夜子さんが言ってたことって、もしかしてウソ?
でも、たしかにここに来てからヘンテコなことだらけだし……。
不安になってそわそわしていると、レオが難しい顔をしながらうーんとうなった。
こわい顔は『あいかわらず』だけど、でもわたしのことを変に思っているような感じには見えなかった。
「ちがう世界、か。たしか、父さんからちょっと聞いたことがあるぞ。こことは全く法則がちがう世界があるとかなんとか」
「わたしも聞いたことある。魔法がなくて『さびれた』世界だって。もしかしてアリスは、そこから来たの?」
「う、うん。たぶん……?」
わたしの心配とはちがって、二人はあっさりとわたしの言うことを信じてくれたみたいだった。
やっぱりここは、わたしが住んでいたところとはちがう世界でまちがいないんだ。
そうだよね。だって、わたしは今まで魔法なんて見たことがないし、ここで見たヘンテコなものも何にも知らなかったもん。
「こことはちがう、もう一つの世界。そこからの迷子か……まぁそういうことなら、お前のいろんな変なことも納得できるな」
「そうだね。どうしてこんなとこに一人でいることとか、西のお花畑のことを知らないこととかも、ちがう世界の子だっていうのならちょっと納得。ここのこと、何にも知らないんだもんね」
レオとアリアはなんだか二人の間で『なっとく』し合っている。
よくわかんないけど、でもわたしの『じじょう』をわかってくれたみたいでよかった。
「それでね、わたしおうちに帰りたいの。西にあるお花畑に行けばいいって言われたから、とりあえず行ってみようとおもったんだけど……」
「うーん。あそこには何があるかわからないから、もしかしたらアリスの世界への帰り道があるかもしれないけど……。でも、あそこに行かせるのもなぁ」
「わたし、どうしたらいいかなぁ?」
レオもアリアも、困った顔で首をひねってしまった。
夜子さんの言う通りに西のお花畑にいっちゃダメなんだとしたら、それじゃあわたしはどうすればいいんだろう。
「オレたちじゃ手に負えないな。街に連れてって、父さんたちに聞いてみるか?」
「そうだね。わたしたちの知識じゃ、アリスを元の世界に返してあげる方法はわからないし。そうしてあげるのが一番かもね」
『けっきょく』どうすればいいんだろうと困っていると、レオがそう切り出した。
アリアもうんうんとそれにうなずいて、わたしに向かってぱぁっと笑顔を向ける。
「それじゃあわたしたちの街に行こう。大人に聞けば何かわかるかもしれないし」
「いいの?」
「もちろん! せっかくこうやって会ったんだし、困った時はお互い様。わたしたちに頼っていいよ」
「ありがとう! アリア、レオ」
優しい顔でうなずくアリアと、その隣でしょーがないなという顔をするレオ。
神殿を飛び出してからずっと心細かったわたしは、飛び上がりそうなほどうれしくなった。
だって、やっとどうにかなるかもしれないんだから。
「ほうきに乗ればひとっ飛びだよ。あ、でもアリスの前でほうき大丈夫かな?」
「ちがう世界から来たってやつに、今更『しんぴ』の『ひとく』もクソもないだろ。それにさっき飛んできたとこ見られてるしな」
「あ、それもそっかー」
アリアとレオはまたむずかしい話をしてる。
わたしと同い年くらいなのに、二人の方がよっぽど大人に見える。
そんな二人の話を聞いて、わたしは二人がさっき竹ぼうきで飛んできたことを思い出した。
物語に出てくる魔法使いみたいに、ほうきに自転車みたいにまたがって、空を飛んでた。
それって魔法だよね。ってことはつまり……。
「アリアとレオってもしかして、魔法使いなの……?」
「そうだよ。わたしもレオも魔法使い。まだまだ勉強中なんだけどね。本当は魔法使いじゃない人の前で魔法を使わない方がいいんだけど、アリスならたぶん大丈夫。ほうきでびゅーんって街まで行こう!」
おそるおそる聞いてみると、アリアは元気よくうなずいた。
わたしはそれを聞いて思わずビクッとしてしまった。
だってずっとレイくんたちといたから、やっぱり魔法使いってなんだかこわいイメージになっちゃって。
でも二人はいい人そうだし、わたしのこと助けてくれようとしてるし。
だからわたしはビクッとしちゃったのをすぐにごまかして、二人についていくことにした。
空飛ぶほうき、乗ってみたいしね。
目の前に伸ばされた手を握ると、ぐいっと勢いよく引き上げられた。
わたしをひっぱり上げたアリアだけれど、勢いあまって後ろによろよろしてしまって、その背中をレオが支えてあげていた。
「アリアちゃんに、レオくん、だね。よろしく」
「別に呼び捨てでいいよ。わたしもあなたのこと、アリスって呼ぶから」
「うん、わかった!」
わたしの手を放したアリアは、とっても『きさく』に笑ってそう言った。
それからすぐに、不思議そうな顔でわたしのことをじっくりと見てくる。
「それでアリス。あなたはどこから来たの? どうしてこんなところで一人なの?」
「う、うーんと……じ、実は迷子になっちゃって。どこから来たのかもよくわからないの。おうちに、帰りたいんだけど……」
わたしはもじもじしながら、なんとなーくの説明をする。
別にウソは言っていないし、悪いことじゃないはず。
どこからどうやってこの国にきたのかはわからないわけだし、おうちに帰りたのも本当。
ただやっぱり、『魔女の森』から来たってことは言いにくかった。
「迷子? それにしたってこんなところにいるのは変じゃないか? しかも一人で。お前みたいなちびっこが」
「迷子なんだからしかたないでしょ。それに、この子わたしたちとあんまり年変わらなさそうだよ? そしたらアンタもちびっこになるんだから」
まだまだわたしのことを怪しんでいるレオに、アリアがすぐに言い返した。
レオはそれにうーんと不機嫌そうに口をとんがらせた。
「帰り道がわからないんだね。それは大変! きっとお父さんとかお母さんが心配してるよ。おうちはどこにあるかわかる?」
「ううん、わかんない。でもね、とりあえず西にあるお花畑に行きなさいって教えてくれた人がいて、わたしそこに行ってみようかなって思えてるの」
「に、西のお花畑!?」
わたしが質問に答えると、アリアは握っていたわたしの手をビクッと放して驚いた。
隣のレオもギョッとした顔をして、わたしのことをまじまじと見てくる。
わたしだけが一人キョトンと二人を見返した。
「お前、西の花畑が何か知って言ってのか?」
「えっと、ううん? ただそこに行けば何とかなるって言われたから、行ってみようかと……」
「そんなこと言いやがったのがどこのどいつだか知んねーけど、あそこは誰も行っちゃいけねー場所だ。あそこは『禁域』なんだ」
「きんいき……?」
レオがこわい顔で言うから、急になんだか悪いことをしちゃった気分になった。
わたしは夜子さんに言われた通りにしようと思っただけなんだけどなぁ。
だって他にどうしていいかもわかんないし。
レオの『けんまく』にビクッとしたわたしに、アリアがあわてて間に入ってくる。
「ちょっとレオ。アリスが怖がってるでしょ!? アンタただでさえ怖い顔してるんだから」
「で、でもコイツが────」
「でもじゃない!」
男の子のレオの方がおっきいのに、女の子のアリアの方がとっても押していた。
アリアにキッとにらまれたレオは、バツのわるそうな顔をして一歩後ろにさがった。
そんなレオにふんと鼻をならしてから、アリアはわたしにとっても心配そうな顔を向けてきた。
「あのね、アリス。西にあるお花畑は、誰も行っちゃいけないところなの。そこに何があるかはわかんないんだけど、でも大人も子供も絶対行っちゃいけないの。それは、誰でも知ってるはずなんだけど……」
アリアは優しくそう言いながら、でも不思議そうにわたしを覗き込んできた。
そんな、行っちゃいけない場所だなんて知らなかった。
しかもだれでも知ってる『じょーしき』みたいなものだったなんて!
夜子さんはどうしてそんなところに行けばいいなんて言ったんだろう。
夜子さんのせいでわたし、すっかり変な子だよ……。
けどそもそもこの世界は、『まほうつかいの国』にはわたしにとってはヘンテコなことばっかりで。
でもそれってつまり、この世界の人たちにとってはわたしの方がヘンテコだったりするのかもしれない。
だったらちゃんと違う世界から来たんだってことを言えば、わたしの『じじょう』をわかってもらえるかもしれない。
変な子なんじゃなくて、この世界のことを何にも知らないんだって。
「えっと、あのね。わたし、こことはちがう世界から来たみたいで、ここのことぜんぜんわからないの。だから、そこに行っちゃいけないことも知らなくて。それに、おうちへの帰り道もわからなくて……」
勇気を出して言ってみると、二人はキョトンと顔を見合わせた。
もしかして、もっと変な子だと思われちゃったのかな。
レイくんや夜子さんが言ってたことって、もしかしてウソ?
でも、たしかにここに来てからヘンテコなことだらけだし……。
不安になってそわそわしていると、レオが難しい顔をしながらうーんとうなった。
こわい顔は『あいかわらず』だけど、でもわたしのことを変に思っているような感じには見えなかった。
「ちがう世界、か。たしか、父さんからちょっと聞いたことがあるぞ。こことは全く法則がちがう世界があるとかなんとか」
「わたしも聞いたことある。魔法がなくて『さびれた』世界だって。もしかしてアリスは、そこから来たの?」
「う、うん。たぶん……?」
わたしの心配とはちがって、二人はあっさりとわたしの言うことを信じてくれたみたいだった。
やっぱりここは、わたしが住んでいたところとはちがう世界でまちがいないんだ。
そうだよね。だって、わたしは今まで魔法なんて見たことがないし、ここで見たヘンテコなものも何にも知らなかったもん。
「こことはちがう、もう一つの世界。そこからの迷子か……まぁそういうことなら、お前のいろんな変なことも納得できるな」
「そうだね。どうしてこんなとこに一人でいることとか、西のお花畑のことを知らないこととかも、ちがう世界の子だっていうのならちょっと納得。ここのこと、何にも知らないんだもんね」
レオとアリアはなんだか二人の間で『なっとく』し合っている。
よくわかんないけど、でもわたしの『じじょう』をわかってくれたみたいでよかった。
「それでね、わたしおうちに帰りたいの。西にあるお花畑に行けばいいって言われたから、とりあえず行ってみようとおもったんだけど……」
「うーん。あそこには何があるかわからないから、もしかしたらアリスの世界への帰り道があるかもしれないけど……。でも、あそこに行かせるのもなぁ」
「わたし、どうしたらいいかなぁ?」
レオもアリアも、困った顔で首をひねってしまった。
夜子さんの言う通りに西のお花畑にいっちゃダメなんだとしたら、それじゃあわたしはどうすればいいんだろう。
「オレたちじゃ手に負えないな。街に連れてって、父さんたちに聞いてみるか?」
「そうだね。わたしたちの知識じゃ、アリスを元の世界に返してあげる方法はわからないし。そうしてあげるのが一番かもね」
『けっきょく』どうすればいいんだろうと困っていると、レオがそう切り出した。
アリアもうんうんとそれにうなずいて、わたしに向かってぱぁっと笑顔を向ける。
「それじゃあわたしたちの街に行こう。大人に聞けば何かわかるかもしれないし」
「いいの?」
「もちろん! せっかくこうやって会ったんだし、困った時はお互い様。わたしたちに頼っていいよ」
「ありがとう! アリア、レオ」
優しい顔でうなずくアリアと、その隣でしょーがないなという顔をするレオ。
神殿を飛び出してからずっと心細かったわたしは、飛び上がりそうなほどうれしくなった。
だって、やっとどうにかなるかもしれないんだから。
「ほうきに乗ればひとっ飛びだよ。あ、でもアリスの前でほうき大丈夫かな?」
「ちがう世界から来たってやつに、今更『しんぴ』の『ひとく』もクソもないだろ。それにさっき飛んできたとこ見られてるしな」
「あ、それもそっかー」
アリアとレオはまたむずかしい話をしてる。
わたしと同い年くらいなのに、二人の方がよっぽど大人に見える。
そんな二人の話を聞いて、わたしは二人がさっき竹ぼうきで飛んできたことを思い出した。
物語に出てくる魔法使いみたいに、ほうきに自転車みたいにまたがって、空を飛んでた。
それって魔法だよね。ってことはつまり……。
「アリアとレオってもしかして、魔法使いなの……?」
「そうだよ。わたしもレオも魔法使い。まだまだ勉強中なんだけどね。本当は魔法使いじゃない人の前で魔法を使わない方がいいんだけど、アリスならたぶん大丈夫。ほうきでびゅーんって街まで行こう!」
おそるおそる聞いてみると、アリアは元気よくうなずいた。
わたしはそれを聞いて思わずビクッとしてしまった。
だってずっとレイくんたちといたから、やっぱり魔法使いってなんだかこわいイメージになっちゃって。
でも二人はいい人そうだし、わたしのこと助けてくれようとしてるし。
だからわたしはビクッとしちゃったのをすぐにごまかして、二人についていくことにした。
空飛ぶほうき、乗ってみたいしね。
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