神の食卓 ――ディナー・ハンターは食料格差をのし上がる――

草野瀬津璃

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世界観など

登場人物紹介

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 主人公

・カサネ 15歳 女

 ウルフカットの黒髪、目つきが悪い悪人面で赤い目、武術を鍛えている荒地育ちの狩人。
 初対面では必ず男だと思われる。粗野な口調をしているが、一人称は「私」。
 馬鹿で、本を開くと寝てしまうので、そんなに知識は無いが、祖父の教えのせいでやたら達筆。
 動物的感と観察眼に優れている。身体能力がものすごく良い。素直なので他人の話をよく聞く。前へぐいぐい突き進んでいくが、無謀ではない。
 槍を使うが、投石や、削った石のナイフを投げたりと、多才。
 アイゼンを家族であり相棒、親友として深く信頼している。(今のところ、恋心はいっさい無い)
 おいしいものをたくさん食べたいが、一人で幸せになりたくないので、ディナー・ハンターとなって村を支援しながら、ごちそうをたらふく食べるのが夢。明るくて快活で、すぐに人と仲良くなる。


・アイゼン 15歳 男

 胸まである灰色の髪を一つに結んでいる。青い目。
 理知的な優男で、魔法使い。最初は初級魔法だけしか使えないが、ほとんど独学で網羅している。
 魔法の媒介のため、魔法陣を刻み込んだ木の板を首から提げている。
 杖は殴るために持っているが、予備の媒介板も結びつけている。投石、投げナイフの腕は良い。
 六花魔法のうち、火と水、風が得意。生活でよく使っていたため。
 大の読書好きで、幼い頃からカサネの家に入り浸っていた。
 カサネを家族であり相棒、親友として深く信頼している。(今のところ、恋心はいっさい無い)
 自分と母を捨てた、顔も知らぬ父を憎み、名を上げて見返すのが夢。
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