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タロットカードを新調した話

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タロット初心者あるあるとしてカードの『よれ』があると思うんですよ。

ほら、タロットのシャッフルは全部裏向きにした状態で時計回りにぐるんぐるんかき混ぜる訳でしょ?

当然ながら痛む。
端っこが曲がったり何層かになってる紙材の隙間が開いたり。

そうなると占いに集中しづらくなるんですよ。
例えば、

『あ、この端っこの折れ方はあのカード』

とか。

『あんまりかき混ぜたらもっと痛むよな』

とか。

…困る。
こちとら初心者なのでね?
あんまし余計な情報を挟まれるのはノーThank Youなのですわ。

だがしかし。
そうは言っても時は戻らない。
現実にカードはボロボロになる一方。



(そもそも、インスピレーションで選んだ安いカードだからすぐに駄目になったんだよな? それならもう少し値段の高めとか、耐久性で信頼できそうなカードなら大丈夫なのでは? そもそも最初に買ったカードはインスピレーションを優先して、説明書が付属してない商品だったし)

※タロットは感性が大切と以前にも書きましたが、その大きな理由として『時代』と『人』毎に解釈が異なるからです。
ネットで確認する限りはある程度方向性が揃っていたのですが、今回購入したタロットの付属冊子に書いてあった各種タロットの解釈はずいぶんと違っておりました。

◇◆◇

作者「と、言うわけでカード買ってもよろしい?」

妻「よろしい。けれどスリーブは買って下さいね?」
スリーブ=カード保護用の薄い包装フィルム。

作者「…えっと(あの手触りが好きなのですが)」

妻「どんなカードでも使っていたら絶対に『よれ』ますよ? よれる度に買い直すおつもりですか( ゚皿゚)」

作者「いえ…はい」

◇◆◇

そんな過程を経て手にいた新タロット一式なのですが、まず袋からして『オラクル』なのよ。

黒色の収納袋の表面にデカデカとThe Moonのイラスト入り。
(作者は購入前には袋の絵柄を知らなかった)

前回のオラクルに加えて3回目のMoonちゃん登場。
その上、中の冊子に書いてあるMoonの解説は、これまで作者が調べて得た知識とは全く違う方向性の解釈がありましてね?

『感性を信じて進むべき時』を示す。
ーーーのですって。

つまり、要約すると。

【マジでお前エッセイとか書いてる暇があったら二次小説の続き書けよぉん? 俺は楽しみにしてるんだぜ?】

的なカードの声…なんだよなぁ。

わかる。
けど、書くなら書くでそれなりに時間とって集中したいし、盆休に入ってからが勝負かな~。
なんて事をつらつら考えながらカードのお引っ越し。

旧カードを各種スートに分けて1~10とペイジ・ナイト・クイーン・キングを順番に並べます。
上段からワンド・ソード・カップ・ペンタクル的な並びだったかな?
日によって変わるんだけど、その下に大アルカナを0~21までの合計22枚を並べる。

ここまでは基本的なカードの浄化手順に則ってます。ここからの引っ越しは作者の感性(オリジナル)なんだけど、
左手の指を裏面にした新規カードの束に添えて、右手で大アルカナから順番にカードを軽く叩きました。

なんとなくですが、作者の感覚としてはカード=器であって『彼ら』はそこに住んでる住人ってイメージがある。
なので、こっちに移動して下さいという、お願いと手助けをした…感じです。

↑37歳の男性です。
 妻子持ちです。
 仕事も真面目にしてます。
 薬物とは一切ご縁がありません。
 酒類の嗜みも御座いません。
 宗教団体とは無縁の一般人です。
 よって。
 ファンシーなのは元来の性質と断定。
 (それはそれで傷深)



ーーーと。
そんなこんなで引っ越しは終了。

次にカード保護のため1枚1枚丁寧にフィルムに入れていったのですが。

「ぐぉあ!? クソが!!」

叫んだ理由は大アルカナの14番『節制』のカード。
製造過程で刃物でも折れていたのか、カード端っこが切り残され、それが原因で折り目までついている不良品。

送り返せば初期不良で対応出来そうな感じでしたが、結局は端っこをハサミで切って調えてからフィルムに封入しました。
いちいち送り返すのも面倒だし、待つの嫌だし、せっかく来てくれたカードも送り返したら廃棄されるわけやん?

そう考えるとまぁ、なんかの縁かな…と。



そんなこんなで新カード。
次回は付属の冊子からも情報を引き出してリーディングしようかと考えています。
(二次小説なぁ?)

あと友人の恋愛運を占ったので彼の許可が出たらそっちもシリーズ化する予定。
前回の予定を踏み倒した口で普通に予定を語りだす根性…ワイルドだろぅ?

それでは、ここまで読んでくださって有り難う御座いました。
まだまだ暑いですので、皆様ご自愛下さいませ。
m(_ _)m
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