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第三章 前日譚
遠い日の記憶
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『君は学園の姫を害した悪者。俺は学園の姫を守った勇敢な騎士。』
真っ暗で何も見えない中、彼が動く音だけが檻の外から聞こえる。
今、僕がいるのは劣悪な環境の地下牢だ。僕と、この目の前のスイレン以外は、誰もいない。
芝居がかった声色と布の擦れる音から推測するに、彼はまるで舞台役者のように説明していらしい。
『……お前が、………全て仕組んだのか?』
ゴホッと血反吐を吐いて、ガラガラの声でそう尋ねる。ガラガラすぎて聞き取れないと思ったが、彼はしっかりと聞き取ったようだ。
『あったりまえ~。逆にこんな天才的な計画を俺以外が考えられると思ってるん?ははっ』
布が擦れる音と、コツンと歩く音──いや、足踏みをする音が聞こえる。
『……』
『てなわけでぇ!俺が黒幕ってわけよ!俺がした犯罪行為は全て君に擦り付ける。そして俺は悪者を退治した勇敢な騎士になり、あの子に気にいられるってわけ!まあ君には悪いと思ってるよー。少しね!ミジンコレベルだけど!』
まだ足踏みする音は聞こえてくる。
『………お前の本当の目的を当ててやる。』
先程血反吐を吐いて喉がスッキリしたおかげか、幾分かマシな声になった。ヒューヒューと喉から音はするし、マシになったと言っても死にかけの老人という感じの声だが。
『おっ!やっぱり俺のこの目的はハッタリって気づいてたか!なになに当ててみてよ!あっ!一応言っとくけどお国乗っ取り計画とかじゃないよ?』
そうやって茶化すスイレン。彼の今までの行動から推測する答え。それは、
『お前─いや、お前の裏にいる人物はこの世から魔術を消し去りたいのだろう?学園の姫を使って精霊王を呼び出してな』
静寂な空間に、僕の咳をする声が木霊する。
『……へえ。で?なんで魔術を消して精霊王を呼び出すの?』
続きを促してくるスイレン。彼の息を飲む音、呼吸の間合い、声色。その全てから察するに僕の推測は当たっていたようだな。彼が、黒幕では無い。
『お前たちはこの世界を、人間ではなく精霊王が支配する世界へと変えようとしている……からだろ?』
足踏みの音が止まっていることから、彼が動揺しているのがわかる。先程から彼は黙ったままだ。必死に言い訳を考えているのか、それとも───
『あーあ、バレちったな』
そう彼は、嗤っていた。いや、正確には嗤っていたのだろう。声色でそう判断した。声色でしか判断できない。もう、見えないから。
『で?俺達をどうしたいの?止めたいのかな?はは、まあ無理だよね。だってもう君は立つことも見ることもできない。だって目は焼かれて足はちょんぎられちゃったんだもーん。そんな君に何ができるの?ねえ、教えてよ。誰からも愛されず、誰からも嫌われたサザンカ君?そんな君に何ができるのかをさ。』
そうやって捲し立てるスイレンは、とても正気には思えないほどに魔力が高ぶっていた。
……いや、実際に彼は正気では無いのだろう。彼の背後にいる存在に、洗脳されてしまっているから。出来れば洗脳を解きたいところだが、今はそんな余裕は無い。
僕のこの推理は間違っていないことが証明され、スイレンはやはり精霊王の顕現を目論む派閥─超精霊派─の一員で間違いない。
それがわかっただけで僕が生まれてきた意味があったと言えるだろう。
『スイレン。お前たちはひとつ大きな見落としがある。分かるか?』
先程から咳が止まらず、声もガラガラだ。
『なあに?今更なにか出来ると思ってんの?君が持ってる闇属性と火属性は封じてある。土壇場で他の属性が覚醒する可能性もあるから、他の属性だって封じてある。この状況で何をしようとしてんの?』
『……では、僕が、奇跡を起こせる…といったら?』
スイレンにニヤリと笑ってみせる。
そう、僕は今闇属性と火属性の魔法を使えない。他の属性だって用心深い彼らに封じられているため、他の属性が今覚醒したとしても使えない。だが、彼らには見落としがある。
僕にはもうひとつ属性が残されているのだ。相反する光と闇は、本来ならば共存できない。だから彼らは光属性を封じていない。だが、僕は光属性も使えるのだ。
こいつは、それを、知らない。
『奇跡?面白いことを言うね。まあ億が一、君が外に出られたとしても、君はもう時期死ぬよ。誰にも知られずにね。あ、俺が知ってるか!!可哀想だね。こんなに暗いところで、恨んでやまない俺に看取られるなんてさ。』
スイレンは僕の言葉がハッタリだと思ったのか、こちらを挑発するようにお喋りをしてくる。だが、それに構わず僕は話を続ける。
『嗚呼。僕が生きてここを出るなんて、毛頭思っていない。
でも、もしもだ。この建物が崩れ、僕の死体が見つかった時。その時、僕の身体に僅かに残った魂の記憶を読み取らせば、お前たちの計画を阻止できる。魂の記憶は誰にも犯すことの出来ないものだからな。だから今ここで僕の記憶を消そうとしたところで無駄だし、お前たちの罪は暴かれる。』
僕の話を聞いたスイレンは押し黙った。見えないので、彼がどんな表情をしているのかは分からない。
『………あははっ!面白いよ、サザンカ。大道芸人になれるんじゃない?
君のその自己犠牲の精神には恐れ入ったよ。でもでも、君は死体だって見つからないよ?』
はーっと息を吐いて面白かった、というその声には、完全にこちらを侮っているような気持ちが込められている。
『で?もうそろそろ限界なんじゃない?君はもう用済みだから致死量の毒を体内に入れられてた。毒に、身体を犯されている。さっきからずっと咳も血も止まってないし気道だって狭くなってヒューヒューいってるよ?
それにさー、この建物が崩れる、なんてことあるはずないんだよねー。ボロく見えるけど、魔法で補強してあるから問題ないし。まあ100年後とかなら流石にボロくなってるかも。つーまーりー!君は100年はこの建物から出られないのだ!そしてその頃には君の身体には魂の記憶は残ってるわけがないってこと!ざんねん!』
僕はほくそ笑んだ。100年でこの建物は崩壊する。
ならば、いける。
ゴホッと咳をする。血が辺りに飛び散る。
『──お前達は見落としをしている。と言っただろう?』
喋りながら、僕は今までの人生を振り返っていた。案外長生きできたな、と何処かフワフワした頭で考える。
僕を愛してくれたのに、その思い出を僕が忘れてしまった母。
僕を憎んでいるのに、その存在を忘れることのできない父。
俺を支えてくれた使用人たち。
孤独な弟妹たち。
そして、僕を救ってくれた愛する人。
『お前達は、光属性と闇属性のふたつの属性をその身に宿しているものを見たことがあるか?』
僕の言葉を一瞬理解できなかったスイレンだが、僕の言葉の意味に気づいた瞬間、檻につかみかかり、こちらに手を伸ばしてくる。
『──!!!まさか、サザンカ、君は光と闇を持っているのか!?』
ありえない、といって、歯ぎしりの音が聞こえてくる。
『これから、この建物を僕の光属性の魔術で破壊する。早く逃げた方がいいぞ?お前まで生き埋めになるかもな。』
スイレンがこちらに向かって手を伸ばすが、僕の練り上げられる魔力をみて、僕が残りの全ての魔力を使って、ここを破壊するつもりだと気づいたようだ。
このままでは巻き込まれると悟って、悔しそうにしながらも、急いで逃げていた。
───もう1分ほどで、ここは崩壊する。
最期に、初めて愛する人の役に立てた気がする。
それができただけで、僕は幸せ者だ。
僕の凄まじい魔力で、天井が崩れ始めている。頭になにか当たって、意識が失われそうになる。いや、それだけではない。もう、死期が近いから、意識が朦朧としているのだ。
死にたくなくて、死ぬ気で頑張った。
もう、痛みも感じない。苦しくもない。ただただ、愛する人のことを考えながら逝ける。こんなに穏やかな最期を迎えられて、僕は本当に、…本当に、幸せだ。
ただ、……ただ願わくば、最期くらい、愛する人に、抱きしめられてみたかった。
あの、温かな声で、名前を呼ばれたかった。
あの人に、愛していると、伝えたい。
『愛してる。』
その呟きは、建物が崩壊する音に飲まれていき、やがてやがて消えていった。
届かないとわかっていても、愛の言葉を紡ぐのを止められない。
『愛してる。愛してる、愛してるんだ。』
涙が、頬を伝っていく。
『キール。』
真っ暗で何も見えない中、彼が動く音だけが檻の外から聞こえる。
今、僕がいるのは劣悪な環境の地下牢だ。僕と、この目の前のスイレン以外は、誰もいない。
芝居がかった声色と布の擦れる音から推測するに、彼はまるで舞台役者のように説明していらしい。
『……お前が、………全て仕組んだのか?』
ゴホッと血反吐を吐いて、ガラガラの声でそう尋ねる。ガラガラすぎて聞き取れないと思ったが、彼はしっかりと聞き取ったようだ。
『あったりまえ~。逆にこんな天才的な計画を俺以外が考えられると思ってるん?ははっ』
布が擦れる音と、コツンと歩く音──いや、足踏みをする音が聞こえる。
『……』
『てなわけでぇ!俺が黒幕ってわけよ!俺がした犯罪行為は全て君に擦り付ける。そして俺は悪者を退治した勇敢な騎士になり、あの子に気にいられるってわけ!まあ君には悪いと思ってるよー。少しね!ミジンコレベルだけど!』
まだ足踏みする音は聞こえてくる。
『………お前の本当の目的を当ててやる。』
先程血反吐を吐いて喉がスッキリしたおかげか、幾分かマシな声になった。ヒューヒューと喉から音はするし、マシになったと言っても死にかけの老人という感じの声だが。
『おっ!やっぱり俺のこの目的はハッタリって気づいてたか!なになに当ててみてよ!あっ!一応言っとくけどお国乗っ取り計画とかじゃないよ?』
そうやって茶化すスイレン。彼の今までの行動から推測する答え。それは、
『お前─いや、お前の裏にいる人物はこの世から魔術を消し去りたいのだろう?学園の姫を使って精霊王を呼び出してな』
静寂な空間に、僕の咳をする声が木霊する。
『……へえ。で?なんで魔術を消して精霊王を呼び出すの?』
続きを促してくるスイレン。彼の息を飲む音、呼吸の間合い、声色。その全てから察するに僕の推測は当たっていたようだな。彼が、黒幕では無い。
『お前たちはこの世界を、人間ではなく精霊王が支配する世界へと変えようとしている……からだろ?』
足踏みの音が止まっていることから、彼が動揺しているのがわかる。先程から彼は黙ったままだ。必死に言い訳を考えているのか、それとも───
『あーあ、バレちったな』
そう彼は、嗤っていた。いや、正確には嗤っていたのだろう。声色でそう判断した。声色でしか判断できない。もう、見えないから。
『で?俺達をどうしたいの?止めたいのかな?はは、まあ無理だよね。だってもう君は立つことも見ることもできない。だって目は焼かれて足はちょんぎられちゃったんだもーん。そんな君に何ができるの?ねえ、教えてよ。誰からも愛されず、誰からも嫌われたサザンカ君?そんな君に何ができるのかをさ。』
そうやって捲し立てるスイレンは、とても正気には思えないほどに魔力が高ぶっていた。
……いや、実際に彼は正気では無いのだろう。彼の背後にいる存在に、洗脳されてしまっているから。出来れば洗脳を解きたいところだが、今はそんな余裕は無い。
僕のこの推理は間違っていないことが証明され、スイレンはやはり精霊王の顕現を目論む派閥─超精霊派─の一員で間違いない。
それがわかっただけで僕が生まれてきた意味があったと言えるだろう。
『スイレン。お前たちはひとつ大きな見落としがある。分かるか?』
先程から咳が止まらず、声もガラガラだ。
『なあに?今更なにか出来ると思ってんの?君が持ってる闇属性と火属性は封じてある。土壇場で他の属性が覚醒する可能性もあるから、他の属性だって封じてある。この状況で何をしようとしてんの?』
『……では、僕が、奇跡を起こせる…といったら?』
スイレンにニヤリと笑ってみせる。
そう、僕は今闇属性と火属性の魔法を使えない。他の属性だって用心深い彼らに封じられているため、他の属性が今覚醒したとしても使えない。だが、彼らには見落としがある。
僕にはもうひとつ属性が残されているのだ。相反する光と闇は、本来ならば共存できない。だから彼らは光属性を封じていない。だが、僕は光属性も使えるのだ。
こいつは、それを、知らない。
『奇跡?面白いことを言うね。まあ億が一、君が外に出られたとしても、君はもう時期死ぬよ。誰にも知られずにね。あ、俺が知ってるか!!可哀想だね。こんなに暗いところで、恨んでやまない俺に看取られるなんてさ。』
スイレンは僕の言葉がハッタリだと思ったのか、こちらを挑発するようにお喋りをしてくる。だが、それに構わず僕は話を続ける。
『嗚呼。僕が生きてここを出るなんて、毛頭思っていない。
でも、もしもだ。この建物が崩れ、僕の死体が見つかった時。その時、僕の身体に僅かに残った魂の記憶を読み取らせば、お前たちの計画を阻止できる。魂の記憶は誰にも犯すことの出来ないものだからな。だから今ここで僕の記憶を消そうとしたところで無駄だし、お前たちの罪は暴かれる。』
僕の話を聞いたスイレンは押し黙った。見えないので、彼がどんな表情をしているのかは分からない。
『………あははっ!面白いよ、サザンカ。大道芸人になれるんじゃない?
君のその自己犠牲の精神には恐れ入ったよ。でもでも、君は死体だって見つからないよ?』
はーっと息を吐いて面白かった、というその声には、完全にこちらを侮っているような気持ちが込められている。
『で?もうそろそろ限界なんじゃない?君はもう用済みだから致死量の毒を体内に入れられてた。毒に、身体を犯されている。さっきからずっと咳も血も止まってないし気道だって狭くなってヒューヒューいってるよ?
それにさー、この建物が崩れる、なんてことあるはずないんだよねー。ボロく見えるけど、魔法で補強してあるから問題ないし。まあ100年後とかなら流石にボロくなってるかも。つーまーりー!君は100年はこの建物から出られないのだ!そしてその頃には君の身体には魂の記憶は残ってるわけがないってこと!ざんねん!』
僕はほくそ笑んだ。100年でこの建物は崩壊する。
ならば、いける。
ゴホッと咳をする。血が辺りに飛び散る。
『──お前達は見落としをしている。と言っただろう?』
喋りながら、僕は今までの人生を振り返っていた。案外長生きできたな、と何処かフワフワした頭で考える。
僕を愛してくれたのに、その思い出を僕が忘れてしまった母。
僕を憎んでいるのに、その存在を忘れることのできない父。
俺を支えてくれた使用人たち。
孤独な弟妹たち。
そして、僕を救ってくれた愛する人。
『お前達は、光属性と闇属性のふたつの属性をその身に宿しているものを見たことがあるか?』
僕の言葉を一瞬理解できなかったスイレンだが、僕の言葉の意味に気づいた瞬間、檻につかみかかり、こちらに手を伸ばしてくる。
『──!!!まさか、サザンカ、君は光と闇を持っているのか!?』
ありえない、といって、歯ぎしりの音が聞こえてくる。
『これから、この建物を僕の光属性の魔術で破壊する。早く逃げた方がいいぞ?お前まで生き埋めになるかもな。』
スイレンがこちらに向かって手を伸ばすが、僕の練り上げられる魔力をみて、僕が残りの全ての魔力を使って、ここを破壊するつもりだと気づいたようだ。
このままでは巻き込まれると悟って、悔しそうにしながらも、急いで逃げていた。
───もう1分ほどで、ここは崩壊する。
最期に、初めて愛する人の役に立てた気がする。
それができただけで、僕は幸せ者だ。
僕の凄まじい魔力で、天井が崩れ始めている。頭になにか当たって、意識が失われそうになる。いや、それだけではない。もう、死期が近いから、意識が朦朧としているのだ。
死にたくなくて、死ぬ気で頑張った。
もう、痛みも感じない。苦しくもない。ただただ、愛する人のことを考えながら逝ける。こんなに穏やかな最期を迎えられて、僕は本当に、…本当に、幸せだ。
ただ、……ただ願わくば、最期くらい、愛する人に、抱きしめられてみたかった。
あの、温かな声で、名前を呼ばれたかった。
あの人に、愛していると、伝えたい。
『愛してる。』
その呟きは、建物が崩壊する音に飲まれていき、やがてやがて消えていった。
届かないとわかっていても、愛の言葉を紡ぐのを止められない。
『愛してる。愛してる、愛してるんだ。』
涙が、頬を伝っていく。
『キール。』
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