18 / 18
第18話、最終話
新しい街が完成して住民たちの引っ越しも始まり完成した新しい街を見た住民たちは。
「綺麗な街、おとぎの国みたい、坂が無くて歩きやすい」
お年寄りは以前の 街は急な坂道ばかりで出歩けなく、新しい街は坂道もなく散歩も出来るなどと感想を言って喜んでいました。
私たちの引っ越しは使用人たちに空間カバンを貸して荷物は空間カバンに入れて運びましたが、館にあった物が全部入ったのには驚きました。
でも、荷物の整理は大変で使用人と私とアルバートも総出で整理しましたが、1週間もかかり、エレンなどはギックリ腰になり1週間は寝込んだ程です。
それから2週間もすると住民たちの引っ越しも終わり、住民の代表だと言う2人がアルバートを訪ねて来て何か話していました。
私がリビングで紅茶を飲んでいると住民の代表が私に新しい街を作ってくれてありがとうと言って帰りました。
帰るとアルバートが来て私が。
「何か問題が起きたのですか? 」
「先ほど来た住民の代表が新しい街が出来たのを祝ってお祭りをしたいと言って来たので許可をした」
この世界のお祭りは初めてなので。
「お祭りですか。楽しそうですね。どんなことをするのですか? 」
「色んな店が出て踊りなどを披露するのが普通だ」
前世のお祭りを思い出し、ダンジリや神輿があったら良いのにと思い。
「私もお祭りに参加しても良いのですか」
「勿論良いよ。皆も喜ぶだろう」
「祭りは何時するのですか? 」
「1カ月後にするそうだ」
1カ月後なら神輿もダンジリも作れるのでどちらか作ろうと思って最初なので作るのが簡単な神輿を作る事にしました。
神輿は大人用2台、子供用の小さな神輿2台を作る事にして図面を書いていると、今は少し大きくなった聖獣フェンリルのリオンが私にまつわり付いていたずらをしているので。
「リオン、図面が書けないでしょう。いたずらは止めなさい」
「最近は遊んでくれないので寂しいよ」
そう言えば街つくりや王都に行ったりでリオンを構ってあげていないので。
「リオン、散歩に行こうか」
「やったー! 嬉しい」
外に出て見ると新しい館は高台に建てたので街が一望でき、遠くには海も見えて前世の姫路城を真似て建てたので白壁の綺麗な城です。
前には人工の周囲が2kmくらいの湖があるので湖を一周出来る散歩道をリオンと散歩して帰ると、馬車が着き、グレース王太后様が来ていたので私がビックリしているとアルバートも駆け付けて来て。
「グレース様、知らせもなく来て何があったのですか?」
「何もないがこの街が新しい街になったので見に来ただけじゃ。それにしても綺麗な街になっているので驚いたわい」
その晩は長旅で疲れているのでグレース様は早くお休みになり、次の日に街を案内しました。
街を案内しながら話を聞きましたが、王族を追放されたブレンド王太子とキャシーはその後、辺境の男爵として暮らしていたが、キャシーは贅沢な暮らしに慣れていたので貧乏な暮らしが嫌になり、逃げ出して近くの街の娼館に娼婦として働いているとのことだった。
身から出た錆とは言え娼婦になっていると聞いて哀れになりました。
新しい街になったお祝いのお祭り迄グレース様は滞在して、子供がお神輿を担ぎ街を練り歩く姿に歓声を上げ、夜店では買い食いをして楽しんで帰りは私が移転魔法で王宮まで送りました。
祭りも終わり私は医療院でポーション作りと治癒魔法で患者を治す毎日を送っています。
そんなある日に、とうとうサブリ帝国が大陸の制覇にのりだし我が国に宣戦布告をして来たのです。
最前線にあるシェバ辺境伯領の領主であるアルバートは全軍を引き連れて私の作った要塞に出陣して行きました。
私は以前から考えていたこの世界で最強のモンスターを召喚して使い魔にしようとして、今は大きくなった聖獣フェンリルのリオンに。
「リオンこの世界で最強のモンスターを召喚して戦争を止めようと思うの。どんなモンスターを召喚すれば良いと思う」
「それならドラゴンが良いよ。ドラゴンの中でも最強は黒のドラゴンで、そのドラゴンなら一回のブレスで10万の兵士を焼き殺せるよ」
「凄いわね。でも兵士を殺さないで降伏させる事も出来るでしょう」
「うん。使い魔に出来れば命令には従うので出来ると思うよ」
「召喚に失敗したならどうなるの? 」
「ドラゴンを使い魔にした人はいないので僕にも分からないけれど、黒のドラゴンはこの世界の守り神だから殺しはしないと思うよ。神獣の僕もいるから大丈夫です」
私は街から離れた海の近くに空間移転して、黒のドラゴンを召喚出来るように念じると。
空から体長が30mもある黒いドラゴンが現れ私の前に降りて来て。
「我を呼んだのはお前か。人間の分際で我を呼ぶとは良い度胸だな」
「はい、呼んだのは私です。お願いですから私の使い魔に成って戦争を止めさせて下さい」
「ほう、面白い。この世界を征服するため我を使い魔にしょうとした馬鹿な人間はいて焼き殺したが、戦争を止めさす為に呼ばれたのは初めてだ。お前の清い心と優しさに免じて使い魔になろう」
「ありがとうございます」
「それでは、お前の名から二文字を使って名前を付けて魔力をくれるか」
私はオリビアと言いますのでビックアソンはいかがでしょうか」
「ビックアソンか。良い名だ。では我の身体に魔力を流しなさい」
私がドラゴンの身体に触り魔力を流すと、黄色い光に包まれて消えると、ビックアソンが、人間の武人の姿になり。
「これで契約が整った。これからは我がオリビア様の使い魔に成って命令には服従する事を誓おう」
私はそのままアルバートのいる陣地に移転して行くとアルバートが驚き。
「オリビアどうしたのだ。もうすぐサブリ帝国軍との戦いが始まるのに帰りなさい。ん? 隣にいる武人は何者だ」
私が訳を話して使い魔のドラゴンだと言うと。
「本当か? 信じられん! 」
私は防御壁の上に行き人化を解き、黒のドラゴンの姿になったビックアソンの背中に乗ると、アルバートと兵士たちが驚いているのを構わず大空に舞い上がり。
サブリ帝国軍の上空に行くと、突然現れたドラゴンに恐怖に慄いている帝国軍に向かって魔法で声を大きくして帝国軍の皆に聞こえるように。
「サブリ帝国に次ぐ、即時降伏しなければドラゴンのブレスで全員を焼き殺すが良いか。降伏の印に武器を捨て帝国に帰り、我が国からの使者を待ちなさい。」
ビックアソンが脅しの為に空に向かってブレスを放つと、サブリ帝国軍は我先に武器を捨てて退却をしている。
私が陣地に帰ると見ていた兵士たちが歓声を上げて出迎えアルバートが。
「まさか戦争を止めるとは思わなかった。後の事は任せてくれ」
私は戦争を止めたのが嘘みたいで、何かいたずらをしたような気がしていました。
その後、サブリ帝国は正式に無条件降伏して、グレナダ王国の管理下に置かれ、奴隷を開放して平和な国になりました。
私はその後、男の子2人と女の子1人に恵まれ優しい旦那様に愛されて幸せに暮らしています。
完結
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
夫に欠陥品と吐き捨てられた妃は、魔法使いの手を取るか?
里見
恋愛
リュシアーナは、公爵家の生まれで、容姿は清楚で美しく、所作も惚れ惚れするほどだと評判の妃だ。ただ、彼女が第一皇子に嫁いでから三年が経とうとしていたが、子どもはまだできなかった。
そんな時、夫は陰でこう言った。
「完璧な妻だと思ったのに、肝心なところが欠陥とは」
立ち聞きしてしまい、失望するリュシアーナ。そんな彼女の前に教え子だった魔法使いが現れた。そして、魔法使いは、手を差し出して、提案する。リュシアーナの願いを叶える手伝いをするとーー。
リュシアーナは、自身を子を産む道具のように扱う夫とその周囲を利用してのしあがることを決意し、その手をとる。様々な思惑が交錯する中、彼女と魔法使いは策謀を巡らして、次々と世論を操っていく。
男尊女卑の帝国の中で、リュシアーナは願いを叶えることができるのか、魔法使いは本当に味方なのか……。成り上がりを目論むリュシアーナの陰謀が幕を開ける。
***************************
本編完結済み。番外編を不定期更新中。
ようやく自由にしてくださって感謝いたします
一ノ瀬和葉
恋愛
華やかな舞踏会の夜、突然告げられた婚約破棄。
誰もが涙と屈辱を予想する中、令嬢の唇からこぼれたのは――思いがけない一言だった。
その瞬間から、運命は静かに、しかし決定的に動き出す。
※ご都合です、小説家になろう様でも投稿しています。
王子に婚約破棄されて国を追放「魔法が使えない女は必要ない!」彼女の隠された能力と本来の姿がわかり誰もが泣き叫ぶ。
佐藤 美奈
恋愛
クロエ・エルフェシウス公爵令嬢とガブリエル・フォートグランデ王太子殿下は婚約が内定する。まだ公の場で発表してないだけで、王家と公爵家の間で約束を取り交わしていた。
だが帝立魔法学園の創立記念パーティーで婚約破棄を宣言されてしまった。ガブリエルは魔法の才能がある幼馴染のアンジェリカ男爵令嬢を溺愛して結婚を決めたのです。
その理由は、ディオール帝国は魔法至上主義で魔法帝国と称される。クロエは魔法が一番大切な国で一人だけ魔法が全然使えない女性だった。
クロエは魔法が使えないことに、特に気にしていませんでしたが、日常的に家族から無能と言われて、赤の他人までに冷たい目で見られてしまう。
ところがクロエは魔法帝国に、なくてはならない女性でした。絶対に必要な隠された能力を持っていた。彼女の真の姿が明らかになると、誰もが彼女に泣いて謝罪を繰り返し助けてと悲鳴を上げ続けた。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
今、私は幸せなの。ほっといて
青葉めいこ
ファンタジー
王族特有の色彩を持たない無能な王子をサポートするために婚約した公爵令嬢の私。初対面から王子に悪態を吐かれていたので、いつか必ず婚約を破談にすると決意していた。
卒業式のパーティーで、ある告白(告発?)をし、望み通り婚約は破談となり修道女になった。
そんな私の元に、元婚約者やら弟やらが訪ねてくる。
「今、私は幸せなの。ほっといて」
小説家になろうにも投稿しています。
「通訳など辞書で足りる」と追放された令嬢——三国会談で、婚約者は一言も話せなくなった
歩人
ファンタジー
宮廷通訳官エレノーラは五つの言語を操り、婚約者クラウスの外交を陰で支えてきた。
だがクラウスは言った。「通訳など辞書で足りる。お前は要らない」
追放されたエレノーラは隣国で新たな道を歩み始める。
一方、クラウスは三国会談の場で辞書片手に立ち往生。
誤訳が外交問題に発展し、窮地に陥ったその場に、隣国の通訳官として現れたのは——。
「その言葉は、もう翻訳できません」
【完結】冷遇され続けた私、悪魔公爵と結婚して社交界の花形になりました~妹と継母の陰謀は全てお見通しです~
夢喰るか
恋愛
名門貴族フォンティーヌ家の長女エリアナは、継母と美しい義妹リリアーナに虐げられ、自分の価値を見失っていた。ある日、「悪魔公爵」と恐れられるアレクシス・ヴァルモントとの縁談が持ち込まれる。厄介者を押し付けたい家族の思惑により、エリアナは北の城へ嫁ぐことに。
灰色だった薔薇が、愛によって真紅に咲く物語。
「犯人は追放!」無実の彼女は国に絶対に必要な能力者で“価値の高い女性”だった
佐藤 美奈
恋愛
セリーヌ・エレガント公爵令嬢とフレッド・ユーステルム王太子殿下は婚約成立を祝した。
その数週間後、ヴァレンティノ王立学園50周年の創立記念パーティー会場で、信じられない事態が起こった。
フレッド殿下がセリーヌ令嬢に婚約破棄を宣言した。様々な分野で活躍する著名な招待客たちは、激しい動揺と衝撃を受けてざわつき始めて、人々の目が一斉に注がれる。
フレッドの横にはステファニー男爵令嬢がいた。二人は恋人のような雰囲気を醸し出す。ステファニーは少し前に正式に聖女に選ばれた女性であった。
ステファニーの策略でセリーヌは罪を被せられてしまう。信じていた幼馴染のアランからも冷たい視線を向けられる。
セリーヌはいわれのない無実の罪で国を追放された。悔しくてたまりませんでした。だが彼女には秘められた能力があって、それは聖女の力をはるかに上回るものであった。
彼女はヴァレンティノ王国にとって絶対的に必要で貴重な女性でした。セリーヌがいなくなるとステファニーは聖女の力を失って、国は急速に衰退へと向かう事となる……。