夜に散る純花

花梨姫子

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真実の深淵へ②

美津子の脳裏には、先ほどまで麗華が淀みなく語った「サービス」の数々が、忌まわしい映像となって焼き付いていた。
見知らぬ男の生唾が絡むキス、見知らぬ男の脂ぎった手が這いずり回る愛撫、そして、夫にすらしたことのない、男のものを口に咥える行為を想像しただけで吐き気がこみ上げる。
口に咥えた男のものが硬く脈打ち、熱いものが流れ込む――その生々しい光景が、まるで泥のように絡みつき、美津子の思考を鈍らせる。

「大丈夫?」

麗華の声が、遠くから聞こえる。
その優しい響きさえ、今の美津子には残酷に思えた。
何を「大丈夫」だと言うのか。
この仕事を受け入れた瞬間、自分はもう、今まで通りの「美津子」ではいられなくなる。
夫である悠一以外に触れさせたことのない肉体が、見知らぬ男たちの欲望に晒される。
その想像が、背筋を這い上がるような、ひどく恐ろしい予感となって、美津子の全身を冷たい震えが走らせた。
目の前で笑みを浮かべる麗華や桜井が、まるで別の世界の住人のように見えた。
美津子はただ、乾いた口の中で、意味のない音を小さくこぼすことしかできなかった。

桜井は目を細め、フッと小さく笑って書類に視線を戻した。
「そう、客が喜ぶように、もっとこう、蜜な空気でさ。 ミナさんなら自然にできるよ、感じるままにやればいい。」
彼の言葉は軽やかだが、その軽々しさが、かえって美津子の胸に怪しい波を広げた。

美津子の重い吐息が、部屋の空気に溶けていく。
その耳には、遠くから聞こえるトランスの低音が、ドクン、ドクンと、まるで体内で脈打つかのように響いていた。
麗華はそんな美津子に、優しく微笑みながら、そっと肩を叩いた。

「考えすぎないで、ミナさんの魅力で勝負しな!」
そう言われた美津子は、小さく頷くのが精一杯だった。
ソファの隅で、自身を覆い隠すように、ぎゅっと身を縮めていた。

肌に吸い付くように張りついたワイシャツは、美津子の動揺を映すかのように汗でじっとりと濡れ、その豊かな胸元が肌の色をあらわに透かしていた。
その下で、ブラジャーのレースが食い込むように豊かな胸を押し上げ、ホックの痕が布越しにも見て取れそうだった。
谷間には汗が滲み、濡れた光沢が妖しい陰影を描き出す。
美津子の熱を帯びた吐息は、フロアの喧騒と腹に響く重低音に絡みつき、息を吸うたびにワイシャツのボタンが悲鳴を上げそうに突っ張った。
胸の奥で高まる一方の鼓動は、ぷるんぷるんと、豊かな胸そのものが内側から脈打つかのように、ワイシャツを波打たせた。

「楽しませる……? キスしたり、身体を触られたり、果ては口で……そんなことまで本当に……?」
美津子の声は、不安で震えるほどに上ずった。
香織の「キャバクラと大差ない」という言葉と、桜井が初対面の時に言った「お仕事の内容をご存知ないままいらしたんですか?」という呆れたような問いが、頭の中でごちゃ混ぜになる。
麗華はくすっと笑って、軽く肩をすくめるだけだった。

「まあ、そんな感じ。キャバクラよりだいぶ親密だけどね。お客さんが喜ぶように、ムード作ってあげればいいんだよ。簡単だから、気楽にやんな」

「麗華の言う通りだ。とにかく客に楽しんでもらうのが、この店の仕事なんだよ。安心してください」
桜井は書類をポンと軽く叩き、言葉を続けた。
彼の声は軽やかだったが、どこか威圧感が漂い、その目には夜の世界を生き抜いてきた者特有の余裕が宿っていた。

美津子は、ワイシャツの胸元に、震える指を必死に押し当てた。
汗が首筋をひやりと滑り落ちる。
「ブース……? それって、どんな雰囲気なんですか?」

麗華はにこりと笑い、首を軽く左右に振った。
「ただの仕切りがあるだけで、個室なんかじゃないから。怖がる必要なんてないって」

美津子は目を丸くし、心臓がぎゅっと締め付けられた。
「私がこんな場所で……でも、今更『できません』なんて言えない……引き受けてしまった以上……店に迷惑をかけたくない……」
美津子の心は、義務と恥辱の間で揺れ動く。

美津子は震え混じりの吐息をつき、天井の蛍光灯を見つめた。
その時、控室のドアが小さく軋み、若い男性店員がひっそりと顔をのぞかせた。

「麗華さん、5番シート、お願いします」
店員の声は軽やかに、フロアの喧騒を背に響き渡った。

音もなく、麗華はソファから立ち上がった。
しなやかな影を引いてドアへと滑り出るその瞬間、ワイシャツは華奢な胸の膨らみを強調し、黒いスカートは細い脚を官能的に彩る。
振り返った彼女の唇からは、軽い声がこぼれた。

「ミナさん、すぐ慣れるから、気楽にね! あたし、先に行ってるよ!」
麗華の言葉は親しみを込めているようでいて、同時に強気な響きを含んでいた。
彼女が放つ甘い香水の匂いが、美津子の鼻を刺激する。
美津子はソファで身を縮め、ワイシャツの張りが胸を締め付け、汗が谷間に光った。

「すぐに慣れるって……? そんな簡単なこと、なのかな……?」
美津子の声は震えたままだった。
麗華の軽やかな背中がドアの向こうに消えるのを見送りながら、美津子の胸の奥では不安と、麗華への理解しがたい隔たりがせめぎ合っていた。
その時、桜井は書類を脇に置き、パソコンの画面に目を移した。
その瞬間、静寂を切り裂くようにキーボードの音が響き渡った。

ソファに一人取り残された美津子。
ワイシャツのボタンが胸元に食い込み、スニーカーのソールはひんやりとしたフローリングに重くへばりついていた。
突然、フロアの奥から聞き取りにくいアナウンスが響き渡った。

「3番シート、ムーンブロッサム! 月下で花開くフィナーレを!」
アナウンスの声がトランスの低音に絡み、美津子の耳に初めて、鮮烈に届いた。
これまでの麗華や桜井との会話で意識の外にあった喧騒が、取り残された静寂の中、一気に彼女を包み込んだ。

「ムーンブロッサム……? 花開くって……何のこと……?」
美津子の心臓が激しく鼓動する。

美津子の吐息は重く空気に溶け込み、胸の中では拭いきれない不安と、この状況からの逃れられない戸惑いが入り混じっていた。
その時、桜井がキーボードから手を止め、何かを思い出したように顔を上げた。

グレーのスーツが、蛍光灯に怪しく映る。
「そうそう、ミナさん、さっきの『ムーンブロッサム』のアナウンス、あれは終了10分前の合図だから。時間内にしっかり締めてね」
桜井の声は軽妙だったが、その言葉の奥に隠された意味が、美津子の胸を深く抉った。

「それから、サービス中は全部脱ぐ必要はないよ。ワイシャツはボタンを開けて、ブラは外すように。最初からつけてないならそれでいいし、そこはミナさんに任せる。ワイシャツは一応身に着けてて。羽織るだけでもいいから。スカートはそのままで大丈夫だよ。でも、パンツは脱いでね」
桜井の視線が美津子のワイシャツに這い、谷間に光る汗を捉えた。

美津子の目は大きく見開かれ、頬には熱がこもった。
「ブラを……それから、パンツまで……?」
か細く震える声に、全身を貫くような、深い羞恥が襲いかかった。

美津子の狼狽する瞳を見た桜井は、わずかに口元を緩め、肩をすくめてみせた。

「まあ、今日は初日だし、緊張してるみたいだね。下は脱がなくていいよ。でもブラは外してね」
桜井の声は気だるげで、その目には夜の世界に染まった余裕が宿っていた。

「大丈夫だよ。完全業界未経験! 今日が初日の新人さんだから下のおさわり禁止! 優しくするようにって客には念を押すから」
桜井の声は軽快だったが、美津子の耳には全く届いていなかった。

美津子の頭は「ブラを外す」という命令と、耐え難いほどの羞恥、そして自身への罪悪感で埋め尽くされていた。
香織が言った「キャバクラと大差ない」という言葉が耳元で空虚に響き、遠くのトランス音楽とフロアのざわめきが、美津子の心臓を打ち鳴らすかのように、鼓動を早めた。

美津子の吐息は重く空気に溶け込み、胸の奥では現実から逃避したい衝動が激しくうねっていた。
突然、控室のドアが軋みを上げて開き、若い男性店員が慌ただしく入ってきた。

桜井の隣に歩み寄ると、フロアのざわめきをよそに、店員は小声で何かを伝えた。

「今どんな感じだ?」
「新人向けに落ち着いた感じのお客様を探しております」
その囁きは美津子の耳には届かず、彼女の視線は床に沈んだままだった。
店員はなにやら頷くと、静かにドアの向こうへ消えた。

キーボードに目を戻した桜井は、小さく笑みをこぼした。
「じゃあ、ミナさん、次にいい感じのお客さんがきたら行ってみますか?」
その声はどこか気さくで、しかし美津子の心臓はきつく締め付けられ、ワイシャツのボタンが肌に深く食い込んだ。

美津子の口から漏れたのは、「もうすぐ……始まるの……?」という、か細い呟きだった。
胸を締め付けるような不安と羞恥が波のように押し寄せた。
やがて数分が過ぎ、ドアが軋みを上げて再び開き、先ほどの店員が顔を覗かせた。

夜の気楽さを纏うような緩いネクタイの彼が、桜井の傍らに寄って小声で告げた。
「新人さんに最適な感じのお客様が来ています」
「よし、それじゃあミナさんに行ってもらおう」
桜井は書類を脇に置き、スーツを軽く整えて立ち上がった。

「じゃあ、ミナさん、お願いします!」
軽快な声が響き、夜の世界の余裕が部屋を満たした。
美津子は胸に渦巻く感情を押し込めるように吐息をつき、重い体を引きずるようにソファから立ち上がった。

パンパンに張ったワイシャツが胸を締めつけ、谷間には汗が滲む。
桜井はドアの脇からそんな美津子を見送り、親しげな笑みを浮かべていた。

「お客さんも新人だってわかってるから、気楽にやって大丈夫だよ! でも、しっかりイカせることは意識するんだよ!」
軽やかな声が響くも、美津子の胸は締め付けられた。
頭に「イカせる」という単語が容赦なく突き刺さり、羞恥と自身の選択に対する罪悪感が鋭く痛んだ。

ドアの脇に立つ店員が、夜の軽やかさを滲ませる口調で促した。
「ミナさん、どうぞこちらへ。フロアの入口までご案内します」
美津子は震える足取りで彼の後に続いた。

フロアの入口で店員が立ち止まり、まくった袖の腕をカーテンに添えた。

熱を持った肌にワイシャツが張り付き、息苦しさを覚える。
その湿った胸元を、フロアの妖しい光がじっとり照らし出した。

「ミナさん、こちらをお持ちください。まずはお客様にウェットティッシュで手を拭いてもらってください。その後に、そのうがい薬でうがいを。うがい後の液体と使用済みのウェットティッシュは、その紙コップへ入れてもらいます。フィニッシュは口の中でしてもらってください。その後は、まずお客様におしぼりを一枚渡し、もう一枚で股間を丁寧に拭いて差し上げて。そして、最後に別のおしぼりに口の中のもの出してください。」
彼の声は丁寧だが早口で、その説明はフロアのざわめきに溶けていった。

震える手で渡された籠を受け取りながらも、美津子は言葉の具体的な意味を深く考えることなく、ただ頷いた。
「フィニッシュ……くちの……なかで……わたす……ふく……だす……」
頭の中では、客に対して求められる行為への拭い去れない嫌悪感と、理解を超えた混乱が渦巻いていた。
それでも、与えられた手順を一つ一つ刻み込もうと、美津子の心はうつろながらも懸命にもがいていた。

「2番のシートです。奥から2列目、仕切りに番号札が貼ってありますんで。さあ、お願いします」
店員がカーテンを開けると、ピンサロの光景がむき出しに広がった。

カーテンの向こう側、フロアは赤と紫の照明に染まっていた。
低い仕切りで区切られたブースが連なり、甘い香水の匂いが鼻腔をくすぐる。
爆音のトランス音楽が耳元で鳴り響き、その重低音が床を震わせるたびに、飛び交う笑い声や喘ぎ声が、美津子の心臓を狂おしいほどに煽った。

あるブースでは、客の膝の上に跨がる女性が下卑た笑い声を上げていた。
ワイシャツの裾ははだけ、客の汚い手が彼女の腰を執拗になぞり続けていた。
隣のブースでは、男が女性の裸の胸を貪るように揉んでいた。
さらに別のブースでは、女性が客の首に腕を絡め、唾液を絡めるように唇を重ねていた。

そして、近くのブース――5番シートと思われる場所――では、男性客の股間に顔をうずめ、金髪のショートカットが激しく上下する女性の姿が見えた。
その独特な髪と肩のラインは麗華に酷似していたが、暗闇の中で確信は得られなかった。

美津子の視線は、目の前の光景に絡め取られた。
香織が言っていた「キャバクラと大差ない」という言葉は、今や一片の虚構となって消え失せる。
「これが……ピンサロ……? 私が……こんなことを……?」
唇が震える。
激しい羞恥と絶望的な恐怖が、美津子の身体中を駆け巡った。

「男のものを口に咥える」「熱いものを流し込まれる」――その言葉が美津子の思考を埋め尽くし、籠を握る手に震えが走る。
美津子は目の前の光景に立ち尽くし、足が鉛のように重かった。

店員が背後からそっと歩み寄り、優しい声で促した。
「ミナさん、どうぞ、お願いします」
その声の調子は穏やかだったが、美津子の背に添えられた手からは、有無を言わせない確かな圧力が伝わってきた。

美津子は息を呑んだ。
足がすくんで、一歩も前に踏み出せない。
「こんなこと、してしまっていいのか」という心の声は、この場における自分の責任という現実に押し潰されていく。

パンパンに張ったワイシャツが豊かな胸の谷間を深く刻みつけ、熱を帯びた汗が首筋をゆっくりと艶めかしく滑り落ちた。
フロアの喧騒が、遠い記憶の残響のように美津子の耳に届く。
その音の合間に、美津子自身の不安な呼吸が、まるで自らを追い詰めるかのごとく意識の奥底に繰り返し響いた。

「私が引き受けたんだ……もう、逃げることなんてできない……」

美津子の心臓が激しく脈打つ。
未知の世界が美津子を待ち受けていた。
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