異世界ファンタジーまとめ【短編集】

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七つの王冠と三つの誓約

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僕は、アルフレッド。かつては王位継承順位最下位、兄たちの影に隠れて生きてきたただの王子だった。兄貴たちは三人とも、とんでもないことやらかしてくれた。それぞれ婚約者持ちだったのに、同じ男爵令嬢に夢中になって、婚約を破棄。挙句の果てに、王位継承権を剥奪され、最前線に送られた。男爵令嬢の方は、奴隷に落とされたらしい。因果応報ってやつだ。

兄貴たちが消えた後、僕の前に三人の美女が現れた。エリザベス、マリアンヌ、セラフィナ。兄貴たちから捨てられた、元婚約者たちだ。エリザベスは、公爵令嬢で、政治の天才。マリアンヌは、侯爵令嬢で、外交のプロ。そしてセラフィナは、伯爵令嬢で、神託を受けたという少女。

「私があなたを王にします」と、エリザベスは力強く言った。

「隣国王家の血筋です。協力しましょう」と、マリアンヌは穏やかに微笑んだ。

「末っ子を助けよと神様が…私たちがあなたの妃になります」と、セラフィナは少し照れながら言った。

正直、ビビった。王になるなんて、考えたこともなかった。重圧が凄まじい。でも、この三人…実は子供の頃から憧れていたんだ。まさか、こんな形で一緒に王宮で暮らせるなんて。

最初は戸惑った。政治のことなんて何も知らない。でも、エリザベスの的確なアドバイスと、マリアンヌの巧みな外交手腕のおかげで、なんとか国を回せていった。セラフィナは、国民の心を優しく癒す存在になってくれた。

まず取り組んだのは、隣国との問題だ。兄貴たちが戦争で解決しようとしていた問題を、僕は税の免除と食料の配給で解決した。民衆の生活が豊かになれば、戦争なんて望まない。結果、隣国はあっさり併合。予想外の展開だった。

次に、教会との軋轢。教会は、絶対的な権力を持ち、民衆を支配していた。それを武力で潰すこともできたが、僕は違う方法を選んだ。教育だ。民衆に読み書きを教え、自分たちで考え、判断できる力を持たせる。そうすれば、教会の言いなりになることもなくなる。長年の時間と労力が必要だったけれど、結果、民衆は目覚め、教会の権力は弱まった。

その後も、帝国皇女との同盟、異次元の魔族との友好関係樹立など、次々と不可能を可能にしていった。武力ではなく、知恵と慈悲で、世界を変えていったんだ。エリザベス、マリアンヌ、セラフィナ、そして僕。四人で力を合わせ、王国を繁栄させた。

最初は、王になるなんて想像もしていなかった。兄貴たちが勝手にやらかしたおかげで、とんでもない場所に放り込まれた。でも、この三人の美女と出会えたおかげで、僕は、想像をはるかに超える幸せを手に入れた。

王宮での生活は、想像以上に大変だった。書類の山、会議、外交…休む暇もない日々だった。でも、エリザベス、マリアンヌ、セラフィナがいつもそばにいてくれた。三人ともそれぞれの才能を活かして、僕を支えてくれた。

エリザベスは、政治の天才だった。複雑な政治問題も、彼女の卓越した戦略と手腕で、簡単に解決してしまう。マリアンヌは、外交のプロフェッショナルだった。彼女の巧みな交渉術によって、多くの国々と友好関係を築くことができた。そしてセラフィナは、国民から愛される存在だった。彼女の温かい優しさは、国民の心を癒し、希望を与えてくれた。

三人は、それぞれ個性も違えば、得意分野も違う。だけど、三人が一つになって王国を支えてくれる。時には意見が衝突することもあった。だけど、いつも最後は、王国の未来のために、最高の結論を出してくれた。

気がついたら、僕の王国は、史上最も繁栄した王国になっていた。武力ではなく、知恵と慈悲で築き上げた、理想の王国。それは、決して一人では成し遂げられなかったことだ。エリザベス、マリアンヌ、セラフィナ、そして僕。四人で一つになって、この奇跡を成し遂げた。

王になる前は、兄たちの影に隠れて生きてきた。何の力も持たず、ただ生きていくことだけを考えていた。だけど、今は違う。僕は、この国を、そしてこの世界を、もっと良くしたいと思っている。そのために、これからも、エリザベス、マリアンヌ、セラフィナと共に、この王国を導いていこうと思う。

そして、いつか、兄貴たちに、この王国を見せてやりたい。僕たちが、どれだけ素晴らしい国を築き上げたのかを。
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