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サファイアとルビー
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アスガルド侯爵令嬢、サファイア・アスガルドは、15歳にしてその才媛ぶりを王都中に轟かせていた。
燃えるようなサファイアの瞳と、冷静沈着な頭脳、そして学園の首席は常に彼女のもの。
そして、彼女は国で最も尊い地位、すなわち第一王子レグルスの正式な婚約者であった。
王立学園の卒業パーティーは、華やかさと若者の熱気に満ちていた。
煌びやかなドレスとタキシードの中、サファイアはシックな紺碧のドレスに身を包み、優雅に立っていた。
しかし、その夜の主役の一人であるはずのレグルス王子の姿に、彼女はどこか違和感を覚えていた。
音楽が最高潮に達した時、レグルスは壇上に上がり、高らかに宣言した。
その表情には、奇妙な高揚と、わずかな怯えが入り混じっていた。
「皆に、伝えたいことがある!」
会場のざわめきが収まると、レグルスはまっすぐサファイアを見た。
そして、その口から放たれた言葉は、サファイアの冷たい理性をもってしても、理解しがたいものだった。
「サファイア・アスガルド! 私は、お前との婚約を、本日をもって破棄する!」
会場は一瞬、静寂に包まれた。
すぐに、驚愕と好奇のざわめきが波のように広がる。
サファイアは微動だにせず、ただ冷静に王子の顔を見上げた。
「……婚約破棄、でございますか? 理由をお聞かせ願えますか、レグルス殿下」
サファイアの声音は平坦で、感情の揺れを微塵も感じさせない。
それが、かえってレグルスを苛立たせた。
「理由? そんなもの、決まっているだろう!」
レグルスは語気を強めた。
「お前は、私よりも成績が良すぎる! いつもいつも、私が言おうとすることを先読みし、論破しようとする! その、生意気な態度が、私にはもう耐えられない!」
サファイアの瞳が、僅かに細められた。
その理不尽極まりない理由に、彼女の心底から怒りが湧き上がった。
「生意気? 殿下、そのような私的な感情論が、一国の王位継承者とその婚約者たる侯爵令嬢との盟約を破る理由になると、本気で思っておいでですか?」
彼女は一歩踏み出し、冷徹な理屈を突きつけた。
「殿下と私の婚約は、侯爵家と王家との血の誓い。
そして、この国を安定させるための、公的な取り決めです。
そのような理屈が通るわけがない! これは、一私人間の都合ではなく、国体に関わる重大事と認識なさいませ!」
サファイアの言葉は、完璧な論理でレグルスを追い詰めた。
会場の貴族たちも、サファイアの正当性を認め、ざわめきは同情と、王子の浅慮への非難に変わり始めた。
レグルスは顔を真っ赤にし、論理で打ち負かされた屈辱に震えた。
彼は、論理を振りかざすサファイアが、心底嫌悪の対象であることを再認識した。
「ほら見ろ! また、そんな理屈ばかり言うから嫌なんだ!」
レグルスは半ば叫び、サファイアから視線を逸らした。
そして、彼は隣に控えていた、控えめな薄桃色のドレスの少女を、乱暴なほどに抱き締めた。
子爵令嬢のレイピアである。
「私に必要なのは、お前のような冷たい才女ではない!
私をただ慕い、私の横に控えめに立つ、レイピアのような女性だ!」
サファイアは、その光景を見て、ついに怒りの感情を露わにした。
その瞳には、侮辱された侯爵令嬢の矜持と、愚かな男への軽蔑が宿っていた。
「…よく分かりました。殿下、そしてレイピア嬢。あなた方の浅はかな情に、最早付き合う気はありません」
サファイアは深く息を吐き、静かに言った。
「婚約破棄、同意いたします。
ただし、殿下。私が去ることで、どれほどの代償を払うことになるか、せいぜいご覚悟なさい」
サファイアは、もはやレグルスに一瞥もくれず、背を向けた。
優雅な立ち居振る舞いのまま、彼女は会場を後にした。
その足取りには、悲しみは一切なく、あるのは冷たい怒りと、何かが始まる予感だけであった。
---
アスガルド侯爵領、堅牢な城塞都市。
王都から帰還したサファイアは、父であるアスガルド侯爵、カーバイド・アスガルドに事の顛末を、ありのまま、冷静に報告した。
カーバイドは、武骨で厳格な歴戦の猛将であり、王国の最重要国境を守護する軍事の要であった。
娘の報告を、彼は静かに聞いていた。
しかし、その無骨な顔の下で、怒りの炎は地底のマグマのように煮えたぎっていた。
「…つまり、あの愚かな王子の理屈は、こうだ」
カーバイドは、唸るような低い声で言った。
「『私より賢く、私を論破する女は、私の愛する女ではない』。
そして、王家の盟約という国体の要を、子爵令嬢一人との情事に破った、と」
「はい、父上。全て事実です」
サファイアは、父の怒りがどれほどのものか、肌で感じていた。
それは、単なる娘への愛情だけでなく、侯爵家への侮辱、そして王家への長年の忠誠に対する裏切りに対する、武人の激怒であった。
カーバイドは立ち上がった。
その巨躯が、謁見室の空気を圧迫する。
「賢すぎるから、生意気だから、婚約破棄。…ならば、我々は武力で、その理屈の誤りを正すまで」
サファイアは、父の言葉の真意に驚き、初めて表情に動揺を見せた。
「父上、まさか…」
「そうだ、サファイア」
カーバイドの眼光は鋭く、まるで岩を砕くようだった。
「王家の愚行は、国を揺るがす。我々が守ってきたのは、愚かな王個人の座ではなく、国という秩序だ。
その秩序を乱す者が、王座にいる資格はない」
カーバイドは、城塞の窓から広がる侯爵領の平野を見下ろした。
その領地には、彼の指揮のもと、王国最強と謳われる精鋭の領軍が駐屯している。
「あの馬鹿王子と王は、侯爵家と軍の忠誠を、安っぽい情欲とプライドで貶めた。…ならば、彼らに代償を払わせる」
「全軍に布告! 領軍全てを集結させよ! 目標、王都!」
カーバイドの怒りの指令は、驚くべき速さで実行された。
侯爵軍は、国境での訓練により常に臨戦態勢にあった。
カーバイドは、一切の外交的な手続きを踏まず、宣戦布告もせずに、文字通り電光石火の進軍を開始した。
「追放された娘の復讐」という、単なる家庭のいざこざから始まった事態は、
一国の存亡を賭けた軍事クーデターへと、あっという間に変貌した。
あまりの速攻と、王国最強の侯爵軍の突然の反乱に、王軍は有効な対応を取ることも、部隊を編成することもできなかった。
王都は、瞬く間にカーバイドの軍勢に包囲された。
そして、その一週間後。
王都の中央広場には、新しい王座に座るカーバイド・アスガルドの姿があった。
その足元には、鉄血の武人たる侯爵の怒りの証として、無残にも晒し上げられた第一王子レグルスと、
それを止められなかった王の首級が、並んで転がっていた。
サファイアは、父の隣に静かに立っていた。
彼女は、自分を「生意気」と罵り、「追放」した男の末路を、冷たいサファイアの瞳で見下ろした。
彼女の顔には、勝利の笑みではなく、静かな、深い嘲笑が浮かんでいた。
ざまぁ。
国体に関わる重大事を、個人的な感情で破った男の末路。
論理を感情で破ろうとした愚か者への、血の鉄槌。
その光景を前に、サファイアはそっと呟いた。
「…ほら見ろ、殿下。私が、あなたの理屈の誤りを、武力で証明いたしました」
そして、新王カーバイドの隣で、彼女は新たな国を統治するための、冷徹な理屈を組み立て始めた。
彼女は、王妃ではない。
だが、彼女こそが、この国の真の頭脳となるのだ。
彼女の物語は、ここから、始まるのだ。
________________________
作者から
ここ迄読んでいただき誠にありがとうございました。
よろしければ信念を貫く女性が主役の「帝都の緋」を読んでいただけると非常に嬉しいです、1話1話に魂をかけております。
また、本作は現在、執筆中の「INCANTUS!」の外伝となっております、異世界の剣と魔法物?です。テンプレの様で違うファンタジーを目指しております。
ルビーが無いとのご指摘を頂きましたのでご説明をさせて頂きます。ルビーは血の比喩です。
レイピアに「ざまぁ」が無いのも本編であるINCANTUS!にて判明いたします。
INCANTUS!の投稿時期については近々としか言えませんが既に「サファイアとルビー」の話の先まで描き終わっています。
拙作ではありますがよろしくお願い致します
燃えるようなサファイアの瞳と、冷静沈着な頭脳、そして学園の首席は常に彼女のもの。
そして、彼女は国で最も尊い地位、すなわち第一王子レグルスの正式な婚約者であった。
王立学園の卒業パーティーは、華やかさと若者の熱気に満ちていた。
煌びやかなドレスとタキシードの中、サファイアはシックな紺碧のドレスに身を包み、優雅に立っていた。
しかし、その夜の主役の一人であるはずのレグルス王子の姿に、彼女はどこか違和感を覚えていた。
音楽が最高潮に達した時、レグルスは壇上に上がり、高らかに宣言した。
その表情には、奇妙な高揚と、わずかな怯えが入り混じっていた。
「皆に、伝えたいことがある!」
会場のざわめきが収まると、レグルスはまっすぐサファイアを見た。
そして、その口から放たれた言葉は、サファイアの冷たい理性をもってしても、理解しがたいものだった。
「サファイア・アスガルド! 私は、お前との婚約を、本日をもって破棄する!」
会場は一瞬、静寂に包まれた。
すぐに、驚愕と好奇のざわめきが波のように広がる。
サファイアは微動だにせず、ただ冷静に王子の顔を見上げた。
「……婚約破棄、でございますか? 理由をお聞かせ願えますか、レグルス殿下」
サファイアの声音は平坦で、感情の揺れを微塵も感じさせない。
それが、かえってレグルスを苛立たせた。
「理由? そんなもの、決まっているだろう!」
レグルスは語気を強めた。
「お前は、私よりも成績が良すぎる! いつもいつも、私が言おうとすることを先読みし、論破しようとする! その、生意気な態度が、私にはもう耐えられない!」
サファイアの瞳が、僅かに細められた。
その理不尽極まりない理由に、彼女の心底から怒りが湧き上がった。
「生意気? 殿下、そのような私的な感情論が、一国の王位継承者とその婚約者たる侯爵令嬢との盟約を破る理由になると、本気で思っておいでですか?」
彼女は一歩踏み出し、冷徹な理屈を突きつけた。
「殿下と私の婚約は、侯爵家と王家との血の誓い。
そして、この国を安定させるための、公的な取り決めです。
そのような理屈が通るわけがない! これは、一私人間の都合ではなく、国体に関わる重大事と認識なさいませ!」
サファイアの言葉は、完璧な論理でレグルスを追い詰めた。
会場の貴族たちも、サファイアの正当性を認め、ざわめきは同情と、王子の浅慮への非難に変わり始めた。
レグルスは顔を真っ赤にし、論理で打ち負かされた屈辱に震えた。
彼は、論理を振りかざすサファイアが、心底嫌悪の対象であることを再認識した。
「ほら見ろ! また、そんな理屈ばかり言うから嫌なんだ!」
レグルスは半ば叫び、サファイアから視線を逸らした。
そして、彼は隣に控えていた、控えめな薄桃色のドレスの少女を、乱暴なほどに抱き締めた。
子爵令嬢のレイピアである。
「私に必要なのは、お前のような冷たい才女ではない!
私をただ慕い、私の横に控えめに立つ、レイピアのような女性だ!」
サファイアは、その光景を見て、ついに怒りの感情を露わにした。
その瞳には、侮辱された侯爵令嬢の矜持と、愚かな男への軽蔑が宿っていた。
「…よく分かりました。殿下、そしてレイピア嬢。あなた方の浅はかな情に、最早付き合う気はありません」
サファイアは深く息を吐き、静かに言った。
「婚約破棄、同意いたします。
ただし、殿下。私が去ることで、どれほどの代償を払うことになるか、せいぜいご覚悟なさい」
サファイアは、もはやレグルスに一瞥もくれず、背を向けた。
優雅な立ち居振る舞いのまま、彼女は会場を後にした。
その足取りには、悲しみは一切なく、あるのは冷たい怒りと、何かが始まる予感だけであった。
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アスガルド侯爵領、堅牢な城塞都市。
王都から帰還したサファイアは、父であるアスガルド侯爵、カーバイド・アスガルドに事の顛末を、ありのまま、冷静に報告した。
カーバイドは、武骨で厳格な歴戦の猛将であり、王国の最重要国境を守護する軍事の要であった。
娘の報告を、彼は静かに聞いていた。
しかし、その無骨な顔の下で、怒りの炎は地底のマグマのように煮えたぎっていた。
「…つまり、あの愚かな王子の理屈は、こうだ」
カーバイドは、唸るような低い声で言った。
「『私より賢く、私を論破する女は、私の愛する女ではない』。
そして、王家の盟約という国体の要を、子爵令嬢一人との情事に破った、と」
「はい、父上。全て事実です」
サファイアは、父の怒りがどれほどのものか、肌で感じていた。
それは、単なる娘への愛情だけでなく、侯爵家への侮辱、そして王家への長年の忠誠に対する裏切りに対する、武人の激怒であった。
カーバイドは立ち上がった。
その巨躯が、謁見室の空気を圧迫する。
「賢すぎるから、生意気だから、婚約破棄。…ならば、我々は武力で、その理屈の誤りを正すまで」
サファイアは、父の言葉の真意に驚き、初めて表情に動揺を見せた。
「父上、まさか…」
「そうだ、サファイア」
カーバイドの眼光は鋭く、まるで岩を砕くようだった。
「王家の愚行は、国を揺るがす。我々が守ってきたのは、愚かな王個人の座ではなく、国という秩序だ。
その秩序を乱す者が、王座にいる資格はない」
カーバイドは、城塞の窓から広がる侯爵領の平野を見下ろした。
その領地には、彼の指揮のもと、王国最強と謳われる精鋭の領軍が駐屯している。
「あの馬鹿王子と王は、侯爵家と軍の忠誠を、安っぽい情欲とプライドで貶めた。…ならば、彼らに代償を払わせる」
「全軍に布告! 領軍全てを集結させよ! 目標、王都!」
カーバイドの怒りの指令は、驚くべき速さで実行された。
侯爵軍は、国境での訓練により常に臨戦態勢にあった。
カーバイドは、一切の外交的な手続きを踏まず、宣戦布告もせずに、文字通り電光石火の進軍を開始した。
「追放された娘の復讐」という、単なる家庭のいざこざから始まった事態は、
一国の存亡を賭けた軍事クーデターへと、あっという間に変貌した。
あまりの速攻と、王国最強の侯爵軍の突然の反乱に、王軍は有効な対応を取ることも、部隊を編成することもできなかった。
王都は、瞬く間にカーバイドの軍勢に包囲された。
そして、その一週間後。
王都の中央広場には、新しい王座に座るカーバイド・アスガルドの姿があった。
その足元には、鉄血の武人たる侯爵の怒りの証として、無残にも晒し上げられた第一王子レグルスと、
それを止められなかった王の首級が、並んで転がっていた。
サファイアは、父の隣に静かに立っていた。
彼女は、自分を「生意気」と罵り、「追放」した男の末路を、冷たいサファイアの瞳で見下ろした。
彼女の顔には、勝利の笑みではなく、静かな、深い嘲笑が浮かんでいた。
ざまぁ。
国体に関わる重大事を、個人的な感情で破った男の末路。
論理を感情で破ろうとした愚か者への、血の鉄槌。
その光景を前に、サファイアはそっと呟いた。
「…ほら見ろ、殿下。私が、あなたの理屈の誤りを、武力で証明いたしました」
そして、新王カーバイドの隣で、彼女は新たな国を統治するための、冷徹な理屈を組み立て始めた。
彼女は、王妃ではない。
だが、彼女こそが、この国の真の頭脳となるのだ。
彼女の物語は、ここから、始まるのだ。
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作者から
ここ迄読んでいただき誠にありがとうございました。
よろしければ信念を貫く女性が主役の「帝都の緋」を読んでいただけると非常に嬉しいです、1話1話に魂をかけております。
また、本作は現在、執筆中の「INCANTUS!」の外伝となっております、異世界の剣と魔法物?です。テンプレの様で違うファンタジーを目指しております。
ルビーが無いとのご指摘を頂きましたのでご説明をさせて頂きます。ルビーは血の比喩です。
レイピアに「ざまぁ」が無いのも本編であるINCANTUS!にて判明いたします。
INCANTUS!の投稿時期については近々としか言えませんが既に「サファイアとルビー」の話の先まで描き終わっています。
拙作ではありますがよろしくお願い致します
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