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第2.5章 崩壊するゲーム
第128話 ちょっと違くない?
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~授業中~
「…なんか視線を感じる」
「私のですか?」
「お前じゃないよ、てか前を見ろ」
隣からメイディにジーと見られながらそう言われるが違う、メイディ達の視線には慣れているが今回のは違う。
「なんか邪魔よと言われている様な感じがするんだよねぇ」
「私の隣にいる奴ですか?すぐに消しますが?」
「君さぁクロウのメイドだからってボクの事舐めすぎじゃない?」
メイディの反対側、つまりクロウのもう一方の隣にはシャルが座っている、何故かシャルもクロウを見ている。
「お前らも授業舐めすぎだろ、ちゃんと授業受けろよ」
「何故ですか?テストの点数はクロウ様よりもいいですよ?」
「別に授業態度が悪くて成績さえ良ければ卒業は出来るよ?」
ゲームの世界では知能のステータスがない、また、勉強要素も(ほとんど)ない。
その為授業は真面目に受けてある程度の成績を取らないと進級できないのだ、悪役貴族として最終的には追放されるから勉強の必要性はないだろうと思っていたが
『頭の悪い馬鹿はずる賢い人達の養分になってしまいますので、しっかりと勉強してください』
と、メイディに言われてしまったし、(もうやらないかもしれないけど)悪役貴族として主人公であるリュークに嫌がらせする為にも留年は出来ない。
(留年してしまった公爵家嫡男の人なんてレッテルを貼られてしまったら今後悪いことをしても周りの連中もリュークと同調して敵対してくる可能性もある…普通の知能くらいは必要だ)
だからこそ今こうして授業を受けている、聞くだけで全部授業の内容が分かるとかそう言った能力があればメイディ達のようにしても良いのだが…
「俺は授業中は普通に受けたいんだ、頼むから前を向いてくれ」
「仕方ありませんね」
「しょうがないなぁ」
クロウの『お願い』を聞いて仕方なく前を向く2人、これで2人は良いだろう。
「さて、フィオナ、ミオ、お前達も前を向くんだ」
「え?」
「なんで?」
今度は自分の前にいる席で自分の事を見つめてくる2人を前に向かせる。
「…俺は黒板じゃないぞ?」
「知ってるよ?」
「だから何?」
いや、授業中なんだから前を向いて欲しいだけなんだが…後ろも黒板を見て欲しい。
「…今日のお昼俺1人でトイレ飯にするぞ」
「わかった」
「トイレであたくしと(自主規制音)?」
「絶対やらないから、後女の子がそんな事を言うんじゃあありません」
ミオのような正ヒロインがこんないかがわしい事を言うのは絶対におかしいが、今は授業に集中したい為黙っておく。
「…………」
「…(マジでなんでこんなにも視線が来るんだ?)」
メジーナはクロウの後ろにいるので(振り向いて確認してないので)実際は分からないが、ステータスが異常に上がった…上げたせいかなんとなくだが背後の気配とか分かるようになってきた。
「…(リュークはどう思っているんだろう?)」
この光景で『クロウに気が合って見ているのでは?』と勘違いして暴走してしまったら不味い、どうにかして2人きりの…最悪の場合はエムルの力を借りて話し合いをしたい。
そんな事を思っていると後ろから紙切れが自分のノートの上に投げられた。
「?」
なんだろう?と思いつつ紙切れを見ると『放課後クロウ様のお部屋で』と言う文字があった、この書き方はリュークだろう、クロウはノートを少しずらしてリュークに見えるように○の文字を見せた。
これでリュークと話すことが出来る、あとはメイディ達とメジーナを上手く引き離す事が出来れば良いのだが…
最悪の場合、予定を変更してエムルに協力を仰ぐ事を視野に入れなければならない。
最初はリュークは怪しかったが、ここまで来れば話しても問題ないだろう…多分
とにかく、物語を無茶苦茶にはしたくない、極力ストーリー通りに進行してゲームを終わらせて自分達の本当の物語を進みたい。
——————————————————————
ゲームの世界に可能な限り似ているだけだが、今の所俺達は「ラグナロク•オリジン」のゲームキャラクターに過ぎないのだ。
「…なんか視線を感じる」
「私のですか?」
「お前じゃないよ、てか前を見ろ」
隣からメイディにジーと見られながらそう言われるが違う、メイディ達の視線には慣れているが今回のは違う。
「なんか邪魔よと言われている様な感じがするんだよねぇ」
「私の隣にいる奴ですか?すぐに消しますが?」
「君さぁクロウのメイドだからってボクの事舐めすぎじゃない?」
メイディの反対側、つまりクロウのもう一方の隣にはシャルが座っている、何故かシャルもクロウを見ている。
「お前らも授業舐めすぎだろ、ちゃんと授業受けろよ」
「何故ですか?テストの点数はクロウ様よりもいいですよ?」
「別に授業態度が悪くて成績さえ良ければ卒業は出来るよ?」
ゲームの世界では知能のステータスがない、また、勉強要素も(ほとんど)ない。
その為授業は真面目に受けてある程度の成績を取らないと進級できないのだ、悪役貴族として最終的には追放されるから勉強の必要性はないだろうと思っていたが
『頭の悪い馬鹿はずる賢い人達の養分になってしまいますので、しっかりと勉強してください』
と、メイディに言われてしまったし、(もうやらないかもしれないけど)悪役貴族として主人公であるリュークに嫌がらせする為にも留年は出来ない。
(留年してしまった公爵家嫡男の人なんてレッテルを貼られてしまったら今後悪いことをしても周りの連中もリュークと同調して敵対してくる可能性もある…普通の知能くらいは必要だ)
だからこそ今こうして授業を受けている、聞くだけで全部授業の内容が分かるとかそう言った能力があればメイディ達のようにしても良いのだが…
「俺は授業中は普通に受けたいんだ、頼むから前を向いてくれ」
「仕方ありませんね」
「しょうがないなぁ」
クロウの『お願い』を聞いて仕方なく前を向く2人、これで2人は良いだろう。
「さて、フィオナ、ミオ、お前達も前を向くんだ」
「え?」
「なんで?」
今度は自分の前にいる席で自分の事を見つめてくる2人を前に向かせる。
「…俺は黒板じゃないぞ?」
「知ってるよ?」
「だから何?」
いや、授業中なんだから前を向いて欲しいだけなんだが…後ろも黒板を見て欲しい。
「…今日のお昼俺1人でトイレ飯にするぞ」
「わかった」
「トイレであたくしと(自主規制音)?」
「絶対やらないから、後女の子がそんな事を言うんじゃあありません」
ミオのような正ヒロインがこんないかがわしい事を言うのは絶対におかしいが、今は授業に集中したい為黙っておく。
「…………」
「…(マジでなんでこんなにも視線が来るんだ?)」
メジーナはクロウの後ろにいるので(振り向いて確認してないので)実際は分からないが、ステータスが異常に上がった…上げたせいかなんとなくだが背後の気配とか分かるようになってきた。
「…(リュークはどう思っているんだろう?)」
この光景で『クロウに気が合って見ているのでは?』と勘違いして暴走してしまったら不味い、どうにかして2人きりの…最悪の場合はエムルの力を借りて話し合いをしたい。
そんな事を思っていると後ろから紙切れが自分のノートの上に投げられた。
「?」
なんだろう?と思いつつ紙切れを見ると『放課後クロウ様のお部屋で』と言う文字があった、この書き方はリュークだろう、クロウはノートを少しずらしてリュークに見えるように○の文字を見せた。
これでリュークと話すことが出来る、あとはメイディ達とメジーナを上手く引き離す事が出来れば良いのだが…
最悪の場合、予定を変更してエムルに協力を仰ぐ事を視野に入れなければならない。
最初はリュークは怪しかったが、ここまで来れば話しても問題ないだろう…多分
とにかく、物語を無茶苦茶にはしたくない、極力ストーリー通りに進行してゲームを終わらせて自分達の本当の物語を進みたい。
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ゲームの世界に可能な限り似ているだけだが、今の所俺達は「ラグナロク•オリジン」のゲームキャラクターに過ぎないのだ。
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