裏切り者達に復讐を…S級ハンターによる最恐育成計画

みっちゃん

文字の大きさ
14 / 42
序章 同じ境遇の女の子

第12話 トレーニング開始

しおりを挟む
1日目

「ハァ…ハァ…ハァ…」

「どうした?まだ半分しか走ってないぞ?」

蒼天ギルドのトレーニングルームにはランニングマシンがあるがそれを使わず、外で走っている。

真田曰く、どんな環境下でも走れる様にならないと意味がない…らしい。

「ハァ…ハァ…はい!…ハァ…」

「…獣人の身体能力があるとは言え、それでもここまで息を上げるのか…」

走るペースはハルナに任せてある、いきなり速く走っても20km走り切れる訳がないし、体力がなければペースも落ちる。

「…E級ハンターになったとは言え、E級の力は加わった筈、それでもこの程度となると…」

ハルナは獣人の中でも体力が無い方なのだろう、だからこそ10kmで息を切らしているのだ。

「ハァ…ハァ…(と言うか…優斗…なんであたしと走ってるの!?)」

「俺も毎日走ってるからそのついでだよ」

「!?(なんで…あたし声出してないのに!?)」

読心術コールドリーディング、事前の情報や下調べなしに、相手の外見や話し方、何気ない会話の断片から相手の心理や過去・未来を言い当てる、言葉と心理テクニックを駆使して相手の心を読んでいるかのように見せる手法だよ」

真田は過去の出来事のせいで人の顔色を伺う様になってしまい、中学生の頃からこの術が使える様になっていた。

「毎日20km、雨の日でも雪の日でも毎日外で走って足腰を鍛える、いくら力があってもそれを使いこなせないと身体が持たないからな」

例えると
尻尾の生えた宇宙人が自身の力を2倍、3倍と上げる事ができる拳があるが、あれも自身の耐えられる倍数なら平気だが、それを超える倍数を使うと身体がボロボロになって碌に戦えていなかった。

「使いこなせて初めて強くなれる、その事を忘れるなよ?」

「ハァ…ハァ…はい…ハァ…」

ハルナは息を切らしながら返事をする、かなりキツいのだろう、走り方もどんどんと悪くなっている。

~1時間40分後~

「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」

「1km約5分のペースか…まぁ人間にしては速い方だけど獣人だと遅い方か」

一般的な人達のランニングペースは
1kmで約6分から約8分
長距離選手やマラソン選手などは
1km約3分40秒から約4分で20km走れるのであくまでも平均的に速いだけだ。

「明日から最低でもこのペースで走れ、昨日はキツかったから今日は少しペースを落とそうは許さないからな」

「は…はいぃぃぃ…ハァ…ハァ…ハァ…」

ハルナは座り込みながら息を整えている、真田は息一つも乱れずに用意していたスポーツドリンクを飲んでいる。

「ハルナ、水分補給はしておけ脱水症状になって倒られても困る」

「…はい…ハァ…ハァ…」

渡されたスポーツドリンクをハルナは一気に飲み干す、カラカラになった身体に冷たい液体が喉と身体を潤す。

「ぷハァ!…美味しい…」

「疲れた身体にはそれが1番だからな、次は筋トレに行くぞ」

500mlのペットポトルだが、直ぐに無くなったそれくらい身体が水分を欲していたのだろう。

「はい!」

ハルナはペットポトルをゴミ箱に捨てると直ぐに真田と一緒にトレーニングルームに入る。

因みに
訓練所はギーガ達の様な戦闘狂バーサーカー達が戦える様に作った戦い専用の施設で
トレーニングルームは
ランニングマシンを始め己の筋肉を鍛える為に様にしたジムの様な施設だ。

「先ずは腕立て伏せ200回、しっかりやれよ」

「はい!」

腕立て伏せのやり方は、肩より少し広めに手をつき、手首から頭・足首までが一直線になるように体を伸ばし、肘を曲げて胸を床に近づけてから床を押し体を引き上げる動作を繰り返す。

「これと違う腕立て伏せは腕立て伏せと認めないからな、それ以外はいくらやろうがカウントは0だ、いいな?」

「は…はい!…」

———————————————————————
次の日全身筋肉痛で更なる地獄を味わう事になったハルナであった。





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者

哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。 何も成し遂げることなく35年…… ついに前世の年齢を超えた。 ※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。 ※この小説は他サイトにも投稿しています。

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。

克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?

山咲莉亜
ファンタジー
 ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。  だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。  趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?  ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。 ※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!

処理中です...