25 / 42
第1章 S級ハンターへの道 D級編
第23話 D級ボス戦
しおりを挟む
~10分後~
全ての二足歩行の狼を倒したハルナは剣を納めて一息入れる。
「ふぅ…」
「凄いな」
「はい、普通なら勝てない相手に勝ちましたね」
「本当にE級以上の力は出ているわね」
真田達はハルナの成長ぶりを見て驚愕する。
無理もない話だ、半年前までは本当にE級のハンターであり、D級の化け物を1人で5匹倒すのは不可能だからだ。
「ハルナ、身体の方は大丈夫か?」
「ええ…大丈夫よ」
真田の問いにハルナはそう答える。
いくら強くなったとは言え身体が追いついてなければ内側から壊れてしまう、だからこそ心配して声をかけたのだ。
「呼吸の乱れも見られませんし、この調子なら奥に進んでも問題ないでしょう」
「じゃあ行きましょう」
シィーナとミィーナはそう言ってハルナを前に進ませる、あくまでもいくのはハルナであり、彼女達ではないからだ。
「分かった」
「…いや、その前に片付けてから行こう」
「え?」
「さっきの戦闘の音を聞いて来たんだろうな、また狼達が襲って来るぞ」
真田の言う通り、足音が徐々に大きくなり先程と同じ化け物達が3匹襲って来た。
「さっきよりは少ないけど油断はするなよ」
「分かってるって!」
3匹の狼は左右と正面に分かれてハルナが回避できない様に攻撃を仕掛ける。
「「「!?」」」
「単純過ぎるんだよ!!!」
が、襲う場所が分かっているのならそこから少し離れれば自ずと一箇所に集まってくるものだ。
「一歩下がって3匹がぶつかるのを待っていたのか」
「単純ですけど上手いですね」
「後はどう仕留めるかだね」
狼達は仲間同士でぶつかり合い、ハルナに攻撃が当たらなかった。
その隙を狙ったハルナは気合を込めて横に一閃の斬撃を放った。
「はぁぁぁぁぁ!!!!」
狼達の首が吹き飛び、血飛沫を上げながら倒れていく。
「一瞬で首を刎ねるなんて、凄いな」
「腕力も上がってますね、毎日サボらず筋トレしてたんですね」
「これだけでもD級以上の力はあるよ」
D級ハンターが攻略できる亀裂をE級ハンターが1人で攻略する、それを踏まえて今の状況をよく観察する。
ハルナは苦戦もせずに戦っている、これならD級以上の実力があっても問題ないだろう。
「さぁどんどん行こう、ボスはまだまだ先だからな」
「分かってるよ」
ハルナは真田にそう言うと迷宮の奥地へと向かっていく。
途中、何度も何度も狼の群れに襲われたが、その都度ハルナが倒して、ついにボスがいる所まで来る事ができた。
~迷宮奥地~
「アレが今回の迷宮のボスかな」
「その様ですね」
「単純にここの群れの長みたいな感じね」
真田達は奥地にいるボスを見てそう言う。
先程まで戦っていた狼よりも2倍くらい大きい狼が立っており、見るからに「ボス」と言う感じが見られる。
「ガァァァァ!!!!!」
「仲間を殺されて怒ってるみたいだな」
「血の匂いに敏感なんですね」
「取り敢えずハルナ、アイツはハルナ目掛けて襲って来るから気をつけてな」
「分かってるよ!」
シィーナ達は戦ってない為狼達の匂いがついてないが、ハルナはここまで数多くの狼達を殺して来た、その返り血等が身体全体についており、その匂いでボスは仲間が殺された事を知り怒っているのだ。
ボスは地面を抉る様な形で蹴り、ハルナに襲い掛かる。
「!?」
それを高い跳躍で躱す。しかしボスは顔を上げてすぐにハルナを追いかける。
「跳んだ!?」
「跳躍が凄いな」
「ですね」
「さぁここからどう反撃する?」
ボスの右手の鋭利な爪が空中にいるハルナ目掛けて襲い掛かる。ハルナは剣で何とか抑えるが勢いを止めることは出来ずそのまま壁に激突する。
「かはぁ!?」
ハルナは一瞬心臓が止まり、呼吸が出来なくなるが、すぐさま呼吸を整えて剣を構える。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「おそらくボスはC級、もしくはC級に限りなく近いD級、気をつけないとあっという間にやられるぞ」
「ここからが正念場ですね」
「ハルナー頑張ってー」
敵の分析をしながらミィーナ達はこの戦いの行く末を眺めていた。
そして再び、ハルナとボスは激突する。
———————————————————————
蒼天ギルド S級ハンター
堕天使 フィリテシア•ムツ
全ての二足歩行の狼を倒したハルナは剣を納めて一息入れる。
「ふぅ…」
「凄いな」
「はい、普通なら勝てない相手に勝ちましたね」
「本当にE級以上の力は出ているわね」
真田達はハルナの成長ぶりを見て驚愕する。
無理もない話だ、半年前までは本当にE級のハンターであり、D級の化け物を1人で5匹倒すのは不可能だからだ。
「ハルナ、身体の方は大丈夫か?」
「ええ…大丈夫よ」
真田の問いにハルナはそう答える。
いくら強くなったとは言え身体が追いついてなければ内側から壊れてしまう、だからこそ心配して声をかけたのだ。
「呼吸の乱れも見られませんし、この調子なら奥に進んでも問題ないでしょう」
「じゃあ行きましょう」
シィーナとミィーナはそう言ってハルナを前に進ませる、あくまでもいくのはハルナであり、彼女達ではないからだ。
「分かった」
「…いや、その前に片付けてから行こう」
「え?」
「さっきの戦闘の音を聞いて来たんだろうな、また狼達が襲って来るぞ」
真田の言う通り、足音が徐々に大きくなり先程と同じ化け物達が3匹襲って来た。
「さっきよりは少ないけど油断はするなよ」
「分かってるって!」
3匹の狼は左右と正面に分かれてハルナが回避できない様に攻撃を仕掛ける。
「「「!?」」」
「単純過ぎるんだよ!!!」
が、襲う場所が分かっているのならそこから少し離れれば自ずと一箇所に集まってくるものだ。
「一歩下がって3匹がぶつかるのを待っていたのか」
「単純ですけど上手いですね」
「後はどう仕留めるかだね」
狼達は仲間同士でぶつかり合い、ハルナに攻撃が当たらなかった。
その隙を狙ったハルナは気合を込めて横に一閃の斬撃を放った。
「はぁぁぁぁぁ!!!!」
狼達の首が吹き飛び、血飛沫を上げながら倒れていく。
「一瞬で首を刎ねるなんて、凄いな」
「腕力も上がってますね、毎日サボらず筋トレしてたんですね」
「これだけでもD級以上の力はあるよ」
D級ハンターが攻略できる亀裂をE級ハンターが1人で攻略する、それを踏まえて今の状況をよく観察する。
ハルナは苦戦もせずに戦っている、これならD級以上の実力があっても問題ないだろう。
「さぁどんどん行こう、ボスはまだまだ先だからな」
「分かってるよ」
ハルナは真田にそう言うと迷宮の奥地へと向かっていく。
途中、何度も何度も狼の群れに襲われたが、その都度ハルナが倒して、ついにボスがいる所まで来る事ができた。
~迷宮奥地~
「アレが今回の迷宮のボスかな」
「その様ですね」
「単純にここの群れの長みたいな感じね」
真田達は奥地にいるボスを見てそう言う。
先程まで戦っていた狼よりも2倍くらい大きい狼が立っており、見るからに「ボス」と言う感じが見られる。
「ガァァァァ!!!!!」
「仲間を殺されて怒ってるみたいだな」
「血の匂いに敏感なんですね」
「取り敢えずハルナ、アイツはハルナ目掛けて襲って来るから気をつけてな」
「分かってるよ!」
シィーナ達は戦ってない為狼達の匂いがついてないが、ハルナはここまで数多くの狼達を殺して来た、その返り血等が身体全体についており、その匂いでボスは仲間が殺された事を知り怒っているのだ。
ボスは地面を抉る様な形で蹴り、ハルナに襲い掛かる。
「!?」
それを高い跳躍で躱す。しかしボスは顔を上げてすぐにハルナを追いかける。
「跳んだ!?」
「跳躍が凄いな」
「ですね」
「さぁここからどう反撃する?」
ボスの右手の鋭利な爪が空中にいるハルナ目掛けて襲い掛かる。ハルナは剣で何とか抑えるが勢いを止めることは出来ずそのまま壁に激突する。
「かはぁ!?」
ハルナは一瞬心臓が止まり、呼吸が出来なくなるが、すぐさま呼吸を整えて剣を構える。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「おそらくボスはC級、もしくはC級に限りなく近いD級、気をつけないとあっという間にやられるぞ」
「ここからが正念場ですね」
「ハルナー頑張ってー」
敵の分析をしながらミィーナ達はこの戦いの行く末を眺めていた。
そして再び、ハルナとボスは激突する。
———————————————————————
蒼天ギルド S級ハンター
堕天使 フィリテシア•ムツ
10
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?
山咲莉亜
ファンタジー
ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。
だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。
趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?
ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。
※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
