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第2章 S級ハンターへの道 C級編
第34話 過酷な日々
~2ヶ月後~
オークのギーガとドワーフのダンテから剣術を教えてもらい始めてから約2ヶ月が過ぎようとしていた。
「フッ!ハッ!ヤッ!」
「そうだ、そのやり方を忘れるなよ」
ダンテがハルナに剣術を教えてから、ハルナは徐々にその才能を開花していった。
(最初の1ヶ月でもかなりの成長スピードだった、優斗は本当にヤバい奴を連れてきたものだ)
ダンテは心の中でそう思った、エルフのミィーナとフィーナの時もそうだったが、彼女はたった3ヶ月で呼吸法を習得し、D級ハンターにまで上がっている。
その前の真田と石田の時もそうだ、彼女は3ヶ月でS級ハンター達が鍛えても大丈夫な身体に仕上げてきていた。
「少し休憩だ、この後はワシではなくギーガに
稽古をつけてもらえ」
「分かった」
そう言ってダンテは離れる、ハルナは座り込んで息を整えている。
「やっと俺様の出番か」
「ああ、ところでギーガよ」
「あ?なんだよ」
ずっと待っていたギーガはやっと戦えることに喜びながら行こうとしたらダンテに引き止められてしまう。
少しイラつきながらも仲間の事も無碍に出来ない為に渋々話を聞く。
「ハルナについてどう思う?」
「あ?俺様達には関係ないだろ?」
「だが、ワシらの想像以上にハルナの成長速度が速い、あやつは元々E級ハンターなのだぞ?」
「だからなんだ、逆に言えばE級ハンターでもここまで強くなれると言う証拠じゃないか」
ギーガの言う通りだ、ハルナは元E級ハンターだが、そんなハンターでも今はD級ハンターになる事が出来ている。
つまり誰でも強くなれる可能性があると言うわけだ。
「落ちこぼれだって必死に努力すればエリートを超えるかもしれない」
「漫画の名言だな」
「俺様達は所謂エリートに当てはまる、ハルナはその逆の落ちこぼれだ」
「だけど必死に努力すればエリートを超える…かもしれない」
「そう言う事だ」
ギーガはダンテの肩を叩いてハルナに向かって歩く。
「アイツはエリート達を超えるかもしれない、ならそれを更に超えるまでだよ」
異世界から来たS級ハンター達はみんな最初からS級ハンターになった所謂エリートだ。
しかしハルナはE級ハンターからS級ハンターになる(予定の)S級ハンター、つまりは落ちこぼれだ。
「俺様達にとっても良い刺激になる、ハルナ」
「ああ!」
ハルナは立ち上がって呼吸を整える、ギーガはその姿を見てニヤけてしまう。
「なんだよ、気色悪いな」
「悪いな、お前の成長ぶりが楽しくてな(…たった1ヶ月でここまで成長するなんてな)」
ギーガはそう言って剣を構える、時間は有限だ、喋っていた分を取り戻さなくてはならない。
「さあ、俺様との時間だ、殺す気で来い」
「分かってるよ!」
ハルナは呼吸を整えながら駆け出す、ダンテに教えてもらった剣術でギーガと戦う。
「ハァ!!!!!」
「フンッ!」
ギーガの腕力に負けながらもそれを踏まえての剣術を使ってギーガと何とか戦っている。
「剣の受け流し方も出来る様になって来たな」
「アンタのゴリ押し戦法に勝つ為には必要な事なのよ!!!!!」
ギーガの剣術も確かにすごい、しかしそれ以上に腕力によるゴリ押しがすごいのだ。
「それ!ダンテの剣術でいいの!?」
「俺様のオリジナルだ、ダンテの剣術で押されそうになった時にそれを力ずくで変えるんだよ」
技量もそうだが、鍔迫り合い《つばぜりあい》の様に力と力がぶつかった時などにはギーガのやり方も間違ってはいない。
しかしハルナに教える立場としては間違ってはいる。
「ギーガ、ハルナの為になる様にしろよ」
「俺様の力技も必要だろ?」
「この力馬鹿が!!!」
ハルナはその力技を受け流し、なるべく身体への負担を減らしながらギーガに斬撃を繰り出す。
しかし受け流す方に力を入れてしまった為、斬撃には重みが全くなかった。
「俺様の力を受け流すのは凄い、だがそれだけに力を使っているうちはまだまだ未熟だな」
「うるせぇ!剣術はしっかり出来てるだろ!」
「剣術もまだまだだ、最後の瞬間まで気を抜くな」
「ガフッ!?」
ハルナはギーガに腹を剣先の反対側で攻撃されて悶え苦しむ。
呼吸が一瞬出来なくなり倒れてしまう。
「俺様に同じ事で倒されるなんて、本当にまだまだだな、その呼吸が整ったらまたやるぞ」
「か…かはっ…く…くそ…っ!!!」
ハルナはギーガに対して強い怒りを覚えるが、それと同時にギーガに負け続ける自分にも強い怒りを覚えた。
(今に見てろよ…あたしはアンタを超えて次はあたしがアンタを跪かせてやる!!!)
呼吸を整えて再び立ち上がる、全身の筋肉が悲鳴をあげているが、このまま負ける訳にはいかない為、剣を構える。
「さぁ…俺様との特訓再開だ」
「ハァァァァ!!!!!」
そうして訓練所では日が暮れるまで剣の音が響き渡り、ハルナは全身ボロボロになりながら次の日のために自室に戻るのだった。
———————————————————————
あけましておめでとうございます。
オークのギーガとドワーフのダンテから剣術を教えてもらい始めてから約2ヶ月が過ぎようとしていた。
「フッ!ハッ!ヤッ!」
「そうだ、そのやり方を忘れるなよ」
ダンテがハルナに剣術を教えてから、ハルナは徐々にその才能を開花していった。
(最初の1ヶ月でもかなりの成長スピードだった、優斗は本当にヤバい奴を連れてきたものだ)
ダンテは心の中でそう思った、エルフのミィーナとフィーナの時もそうだったが、彼女はたった3ヶ月で呼吸法を習得し、D級ハンターにまで上がっている。
その前の真田と石田の時もそうだ、彼女は3ヶ月でS級ハンター達が鍛えても大丈夫な身体に仕上げてきていた。
「少し休憩だ、この後はワシではなくギーガに
稽古をつけてもらえ」
「分かった」
そう言ってダンテは離れる、ハルナは座り込んで息を整えている。
「やっと俺様の出番か」
「ああ、ところでギーガよ」
「あ?なんだよ」
ずっと待っていたギーガはやっと戦えることに喜びながら行こうとしたらダンテに引き止められてしまう。
少しイラつきながらも仲間の事も無碍に出来ない為に渋々話を聞く。
「ハルナについてどう思う?」
「あ?俺様達には関係ないだろ?」
「だが、ワシらの想像以上にハルナの成長速度が速い、あやつは元々E級ハンターなのだぞ?」
「だからなんだ、逆に言えばE級ハンターでもここまで強くなれると言う証拠じゃないか」
ギーガの言う通りだ、ハルナは元E級ハンターだが、そんなハンターでも今はD級ハンターになる事が出来ている。
つまり誰でも強くなれる可能性があると言うわけだ。
「落ちこぼれだって必死に努力すればエリートを超えるかもしれない」
「漫画の名言だな」
「俺様達は所謂エリートに当てはまる、ハルナはその逆の落ちこぼれだ」
「だけど必死に努力すればエリートを超える…かもしれない」
「そう言う事だ」
ギーガはダンテの肩を叩いてハルナに向かって歩く。
「アイツはエリート達を超えるかもしれない、ならそれを更に超えるまでだよ」
異世界から来たS級ハンター達はみんな最初からS級ハンターになった所謂エリートだ。
しかしハルナはE級ハンターからS級ハンターになる(予定の)S級ハンター、つまりは落ちこぼれだ。
「俺様達にとっても良い刺激になる、ハルナ」
「ああ!」
ハルナは立ち上がって呼吸を整える、ギーガはその姿を見てニヤけてしまう。
「なんだよ、気色悪いな」
「悪いな、お前の成長ぶりが楽しくてな(…たった1ヶ月でここまで成長するなんてな)」
ギーガはそう言って剣を構える、時間は有限だ、喋っていた分を取り戻さなくてはならない。
「さあ、俺様との時間だ、殺す気で来い」
「分かってるよ!」
ハルナは呼吸を整えながら駆け出す、ダンテに教えてもらった剣術でギーガと戦う。
「ハァ!!!!!」
「フンッ!」
ギーガの腕力に負けながらもそれを踏まえての剣術を使ってギーガと何とか戦っている。
「剣の受け流し方も出来る様になって来たな」
「アンタのゴリ押し戦法に勝つ為には必要な事なのよ!!!!!」
ギーガの剣術も確かにすごい、しかしそれ以上に腕力によるゴリ押しがすごいのだ。
「それ!ダンテの剣術でいいの!?」
「俺様のオリジナルだ、ダンテの剣術で押されそうになった時にそれを力ずくで変えるんだよ」
技量もそうだが、鍔迫り合い《つばぜりあい》の様に力と力がぶつかった時などにはギーガのやり方も間違ってはいない。
しかしハルナに教える立場としては間違ってはいる。
「ギーガ、ハルナの為になる様にしろよ」
「俺様の力技も必要だろ?」
「この力馬鹿が!!!」
ハルナはその力技を受け流し、なるべく身体への負担を減らしながらギーガに斬撃を繰り出す。
しかし受け流す方に力を入れてしまった為、斬撃には重みが全くなかった。
「俺様の力を受け流すのは凄い、だがそれだけに力を使っているうちはまだまだ未熟だな」
「うるせぇ!剣術はしっかり出来てるだろ!」
「剣術もまだまだだ、最後の瞬間まで気を抜くな」
「ガフッ!?」
ハルナはギーガに腹を剣先の反対側で攻撃されて悶え苦しむ。
呼吸が一瞬出来なくなり倒れてしまう。
「俺様に同じ事で倒されるなんて、本当にまだまだだな、その呼吸が整ったらまたやるぞ」
「か…かはっ…く…くそ…っ!!!」
ハルナはギーガに対して強い怒りを覚えるが、それと同時にギーガに負け続ける自分にも強い怒りを覚えた。
(今に見てろよ…あたしはアンタを超えて次はあたしがアンタを跪かせてやる!!!)
呼吸を整えて再び立ち上がる、全身の筋肉が悲鳴をあげているが、このまま負ける訳にはいかない為、剣を構える。
「さぁ…俺様との特訓再開だ」
「ハァァァァ!!!!!」
そうして訓練所では日が暮れるまで剣の音が響き渡り、ハルナは全身ボロボロになりながら次の日のために自室に戻るのだった。
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あけましておめでとうございます。
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