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第2章 S級ハンターへの道 C級編
第35話 心配するエルフ達
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~訓練所~
「ハァァァァ!!!!!」
「判断が遅い!」
「ゴフッ!?」
ハルナは今日もダンテとギーガに剣術を学び、その身体で覚えるために全身傷とアザだらけになりながらも鍛錬を続けていた。
「………」
「………」
そんなボロボロの状態のハルナを見て、エルフの2人、ミィーナとシィーナは心配そうに見ていた。
「こんな所で何をしているんだ?」
「優斗!?」
「ご主人様!?」
そこに偶々訪れた真田も加わり、3人はハルナを見ながら話し始めた。
「何でここにいるんだ?」
「私達は今日、依頼もなくてやることがないからハルナの様子を見に来たのよ」
「ハルナさんが心配なんです、無理をし過ぎて身体を壊すんじゃないかって」
真田の質問に2人はそう答える。2人のトレーニングも一歩間違えたら死ぬくらいヤバいことをしていたのに、それを棚に上げて言っているため、真田も少し苦笑いをする。
「大丈夫だよ、ダンテもギーガも国を代表するS級ハンター達だ、そんな奴らが仲間を殺すような馬鹿な事はしないよ」
とは言え、一歩間違えたら死ぬから本当はそんな事は言えないのだが、2人を説得するためには言うしかないのだ。
「優斗がそう言うのなら仕方ないわね」
「ですが、何かあったらすぐ止めますからね?」
「何かあったらな、お互いの邪魔をし合ってハルナのトレーニングをおろそかにしたら即座に別の人に任せるからな」
仲が悪いのは仕方ないとしても、それで足を引っ張りあって邪魔をするのであれば、別のS級に頼んだ方が効率が良い。
そんな種族の問題を何の関係のない人達に押し付けないでほしいのだ。
「あと、お前達には接近禁止令も出す」
「そんな事しないわよ」
「ハルナさんの事も大事ですが、私達はご主人様の方がもっと大事なんです」
そう言ってダークエルフのシィーナは真田の腕に抱きつく。
「ご主人様の為でしたら私はどんな事でも致します…勿論下のお世話も」
「アンタねぇ、優斗は私と結婚するの、アンタみたいなのがエロフとか言われる所以を作っているのよ!」
エルフのミィーナも真田のもう片方の腕に抱きつく。
真田は「またかぁ」とため息をこぼす。
「エロフは貴女ですよ、私はご主人様の忠実なる下僕なのですから」
「何が下僕よ!下心しかない変態エロフが!」
「下心ではありません、女としての武器を使ってご主人様のご主人様をお世話するだけです」
「それを下心って言ってるのよ!」
真田自身は別に悪くないと思っている、自分みたいな人間にここまで親身になってくれる者達がいるなんて…と感謝すらしている。
しかし時と場所を弁えないでこんな事を言う時は流石に怒る。
「2人ともそろそろ静かにしてくれないか?」
「でも!」
「ですが!」
「これ以上続けるのなら他の女性に頼む事にするけど良いのか?」
さっきの2人の話からして性的な話なのは間違いない、それならばそれを利用してしまえばいいのだ。
「分かったわよ…」
「分かりました…」
「素直でよろしい、それに今日はハルナの訓練を見るのが目的だろ?」
2人は真田から離れてハルナを再び見始める、ハルナはギーガに負け続けても諦めずに立ち上がって戦っている。
強くなりたいという思いがハルナをここまで頑張らせているのだろう。
「どうだ、2人から見てハルナはどう見える」
「そうね…私達が教えていた時よりもずっと強くなっているわね」
「はい、あれだけボロボロになっても呼吸の乱れが見られません」
「やはりそうか、ハルナは確実に強くなっている、剣の腕も8ヶ月前とは全然違う」
ハルナは本当に成長している、このまま順調に成長すれば数年後にはS級ハンターへの仲間入りが出来るだろう。
そんな事を考えていると3人のスマホに着信が届く。
「相手は…ダンテからだ」
「内容は何なの?」
「えっと…『五月蝿い卑猥な話や事がしたいのならさっさと帰れ』だそうです」
「「…………」」
3人はスマホを閉じてダンテがいるであろう所に視線を向けると…
「………」
『ギロッ』とこちらを凝視するダンテが見えた、本気で怒っている様子でこのままここにいれば3人ともタダでは済まないだろう。
「…帰るか」
「そうだね」
「はい」
3人はダンテに頭を下げてそそくさと真田の部屋へと戻って行った。
———————————————————————
「ワシらの邪魔をするなら本気で殺すからな?」
「「「はい、申し訳ございませんでした」」」
後日3人はダンテに怒られた。
それも当然だ、本気でハルナに自分の剣術を教えているのに、『性』に関する全く関係のない話を近くでされていたら誰だって怒るだろう。
普段仲の悪いエルフも今回ばかりは素直に謝ったのだった。
「ハァァァァ!!!!!」
「判断が遅い!」
「ゴフッ!?」
ハルナは今日もダンテとギーガに剣術を学び、その身体で覚えるために全身傷とアザだらけになりながらも鍛錬を続けていた。
「………」
「………」
そんなボロボロの状態のハルナを見て、エルフの2人、ミィーナとシィーナは心配そうに見ていた。
「こんな所で何をしているんだ?」
「優斗!?」
「ご主人様!?」
そこに偶々訪れた真田も加わり、3人はハルナを見ながら話し始めた。
「何でここにいるんだ?」
「私達は今日、依頼もなくてやることがないからハルナの様子を見に来たのよ」
「ハルナさんが心配なんです、無理をし過ぎて身体を壊すんじゃないかって」
真田の質問に2人はそう答える。2人のトレーニングも一歩間違えたら死ぬくらいヤバいことをしていたのに、それを棚に上げて言っているため、真田も少し苦笑いをする。
「大丈夫だよ、ダンテもギーガも国を代表するS級ハンター達だ、そんな奴らが仲間を殺すような馬鹿な事はしないよ」
とは言え、一歩間違えたら死ぬから本当はそんな事は言えないのだが、2人を説得するためには言うしかないのだ。
「優斗がそう言うのなら仕方ないわね」
「ですが、何かあったらすぐ止めますからね?」
「何かあったらな、お互いの邪魔をし合ってハルナのトレーニングをおろそかにしたら即座に別の人に任せるからな」
仲が悪いのは仕方ないとしても、それで足を引っ張りあって邪魔をするのであれば、別のS級に頼んだ方が効率が良い。
そんな種族の問題を何の関係のない人達に押し付けないでほしいのだ。
「あと、お前達には接近禁止令も出す」
「そんな事しないわよ」
「ハルナさんの事も大事ですが、私達はご主人様の方がもっと大事なんです」
そう言ってダークエルフのシィーナは真田の腕に抱きつく。
「ご主人様の為でしたら私はどんな事でも致します…勿論下のお世話も」
「アンタねぇ、優斗は私と結婚するの、アンタみたいなのがエロフとか言われる所以を作っているのよ!」
エルフのミィーナも真田のもう片方の腕に抱きつく。
真田は「またかぁ」とため息をこぼす。
「エロフは貴女ですよ、私はご主人様の忠実なる下僕なのですから」
「何が下僕よ!下心しかない変態エロフが!」
「下心ではありません、女としての武器を使ってご主人様のご主人様をお世話するだけです」
「それを下心って言ってるのよ!」
真田自身は別に悪くないと思っている、自分みたいな人間にここまで親身になってくれる者達がいるなんて…と感謝すらしている。
しかし時と場所を弁えないでこんな事を言う時は流石に怒る。
「2人ともそろそろ静かにしてくれないか?」
「でも!」
「ですが!」
「これ以上続けるのなら他の女性に頼む事にするけど良いのか?」
さっきの2人の話からして性的な話なのは間違いない、それならばそれを利用してしまえばいいのだ。
「分かったわよ…」
「分かりました…」
「素直でよろしい、それに今日はハルナの訓練を見るのが目的だろ?」
2人は真田から離れてハルナを再び見始める、ハルナはギーガに負け続けても諦めずに立ち上がって戦っている。
強くなりたいという思いがハルナをここまで頑張らせているのだろう。
「どうだ、2人から見てハルナはどう見える」
「そうね…私達が教えていた時よりもずっと強くなっているわね」
「はい、あれだけボロボロになっても呼吸の乱れが見られません」
「やはりそうか、ハルナは確実に強くなっている、剣の腕も8ヶ月前とは全然違う」
ハルナは本当に成長している、このまま順調に成長すれば数年後にはS級ハンターへの仲間入りが出来るだろう。
そんな事を考えていると3人のスマホに着信が届く。
「相手は…ダンテからだ」
「内容は何なの?」
「えっと…『五月蝿い卑猥な話や事がしたいのならさっさと帰れ』だそうです」
「「…………」」
3人はスマホを閉じてダンテがいるであろう所に視線を向けると…
「………」
『ギロッ』とこちらを凝視するダンテが見えた、本気で怒っている様子でこのままここにいれば3人ともタダでは済まないだろう。
「…帰るか」
「そうだね」
「はい」
3人はダンテに頭を下げてそそくさと真田の部屋へと戻って行った。
———————————————————————
「ワシらの邪魔をするなら本気で殺すからな?」
「「「はい、申し訳ございませんでした」」」
後日3人はダンテに怒られた。
それも当然だ、本気でハルナに自分の剣術を教えているのに、『性』に関する全く関係のない話を近くでされていたら誰だって怒るだろう。
普段仲の悪いエルフも今回ばかりは素直に謝ったのだった。
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