裏切り者達に復讐を…S級ハンターによる最恐育成計画

みっちゃん

文字の大きさ
42 / 42
第2章 S級ハンターへの道 C級編

第40話 執務室での会話

しおりを挟む
~10分後~

「と、いう事があったのよ~」

「冗談抜きで本気マジでヤバい状況じゃないですか」

執務室に帰ってきたギルドマスター桜井に何があったのか聞くと沖縄県の与那国島でS級の亀裂クラックが出現し、更に南西諸島にS級ハンターが失敗したというのだ。

「そうなのよ~だから他のギルドもみんな真面目になっちゃって~」

「そりゃあなりますよ、私たちですら攻略が厳しいんですから」

と、石田も冷や汗をかきながら答える、石田の言う通りでS級ハンターが失敗した時点でかなり厳しいのだ。

「それで、一つ気になる事があるんですが」

「どうしたの~真田君~?」

「そのS級ハンターって1人なんですか?それとも複数人参加しているんですか?」

「ん~、S級ハンターしか聞いてないわよ~?」

「いやギルドマスターが5人もいてそれすら聞いてないのかよ」

かなり杜撰な案件なのだが、それでもギルドを回せているのだからすごい所だ、と真田は思う。

「そう言えば聞いてなかったわね~電話で聞いてみる~」

「そうしてください、1人なら俺1人でも行けると思いますが、複数人参加している場合は厳しいですよ」

確かに真田は強い、しかしたった1人では出来る事は限られてくる、仲間がいて初めて出来る事もあるのだ。

「あ、電話が繋がったわ~」

『もしもし?どうしたんだ?』

「ごめんなさいね~、今回の亀裂クラックについてより詳細な話を聞きたくて~」

桜井は今回のS級亀裂クラックに挑んだ者が何人だったのか、S級ハンターは何人いたのかを聞いた。

『そう言えばアッチでは話してなかったわね、ごめんなさい』

「良いのよ~、それで~どうなの~」

『挑んだのはS級ハンターが1人、あとはA級ハンターが5人、B級ハンターが4人の計10名よ』

蓮沼の話が本当であればかなり強いメンバーが揃っている、それこそS級の亀裂クラックでも対処出来るほどの人員だ。

「他の人達は~?」

『皆な別の所で仕事をしていて行けなかった、南西諸島は移動に時間がかかるから来るのにも時間がかかるんだ』

「確かに~、それでそのメンバーで挑んだら~失敗したって事~?」

『ええ、幸い死者は出てないから怪我人だけで済んだけど…亀裂クラックは徐々に広がっていっているから急がないと化け物モンスター達が出てきてしまう』

S級ハンターが失敗した事により他に挑めるハンターがいないからだろう、このまま放置すれば本当に大惨事になってしまう。

「そこは任せて~真田君もやる気だから~」

『本当か!』

「ええ~だから挑む為に前回の編成を聞きたかったの~」

『なるほど』

さらに言えば中はどうなっていたのか、
敵はどんなタイプか、
大きさは?数は?広さは?聞きたいことや言わないといけない事が沢山あるのだが、それを忘れてしまうほど、今回の件は大変な事なのだ。

「取りあえず詳しい話は現地で聞くわ~」

『分かった、コチラも全員集めておく』

「了解~」

桜井はそう言って電話を切る、そして真田達に電話の内容を伝えた。

「なるほど、S級ハンターは1人と」

「ですがメンバー的には悪くありません、今回の件はただ単にS級亀裂クラックの難易度が想像以上に高かったというだけです」

もしS級ハンター10人全員で挑めば何とかなるかもしれないが、もしもの場合がある、だからこそ蓮沼はプライドを捨てて助けを求めたのだ。

「それで真田君は誰を連れて行くんですか?」

「ああ、取りあえず俺と石田、後は…そうだな研修も兼ねてハルナ、そしてダンテとギーガを連れて行く」

「そうなると~全員で5人って事~?」

そう言う事になるS級が4人、
Dが1人の計5人が参加することになる。
勿論桜井も行くが参加する事はない。

「はい、取り敢えずハルナ達にこの事を伝えに行きます、行く準備をしてもらわないといけないので」

「書類関係は大体終わってますので後はお願いしますね」

「了解~気をつけてね~」

真田と石田はそういって執務室から出て行く、残った桜井は書類に不備がないか確認作業を始めた。

———————————————————————
暁闇(ぎょうあん)ギルド
S級ハンターは10人北海道•東北に支部を置く
ギルドマスター S級
浅田大成(あさだたいせい)
25歳
一人称 僕様
上から目線な口調の仕方
意外と敬語を使う




しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜

サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。 〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。 だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。 〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。 危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。 『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』 いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。 すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。 これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。

ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者

哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。 何も成し遂げることなく35年…… ついに前世の年齢を超えた。 ※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。 ※この小説は他サイトにも投稿しています。

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。

克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚… スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。 いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて… 気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。 愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。 生きていればいつかは幼馴染達とまた会える! 愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」 幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。 愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。 はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?

【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?

山咲莉亜
ファンタジー
 ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。  だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。  趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?  ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。 ※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜

桜井正宗
ファンタジー
 能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。  スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。  真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

処理中です...