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第2章 S級ハンターへの道 C級編
第41話 遠征任務
~訓練所~
「ハルナはいるか?」
「ん?何だ優斗ではないか」
「俺様達に何の用だ?」
執務室での話をハルナ達にする為に真田は訓練所に赴いていた。
「ダンテ、ハルナは何処だ?」
「ハルナならそこにいるぞ?」
ダンテは指を差して教える、その先では大の字になって倒れているハルナがいた。
「あそこか、お前達も来てくれ、話したいことがあるんだ」
「「?」」
真田はダンテとギーガを連れて倒れているハルナの所へと向かう。
呼吸は乱れていないが、かなり疲れているのだろう微動だにしなかった。
「ハルナ、今大丈夫か?」
「…優斗?」
大の字に寝ていたハルナは上半身を起こして真田の方へ視線を向ける。
「お前達もだ」
「ワシらもか?」
「別に構わねぇが…」
真田は3人が視線をこちらに向けた事を確認すると執務室での会話を3人に伝える。
「情報統制のせいかまだ知れ渡ってないが南西諸島の与那国島でS級の亀裂が発見された」
「え?」
「そして陽炎ギルドのS級ハンター1人、A級ハンターが5人、B級ハンターが4人の計10人のハンターがその亀裂に挑んだんだが失敗したそうだ」
「…死者は出たのか?」
ギーガは話の途中だが気になっていた事を質問する。
真田は首を横に振り、出てない事を伝える。
「幸い撤退が上手く行ったことで死人は出ていない、けど、このままだと与那国島の人達が皆化け物に殺されるだろうな」
「…じゃあどうすんだよ」
ハルナもおずおずと気になった事を質問する。
このままだと死者が出ることはわかっている、なら何故そんな他人事みたいに話すのだろうか?とハルナは思っている。
「簡単な話だ、俺達が行きそのS級亀裂を攻略する、その中にお前達も含まれているという事だ」
「「「え?」」」
急な話に3人は困惑する、何故いきなり自分達が参加することになったのか疑問に思っている。
真田はその事を把握した上で話を進める。
「俺と石田、ダンテ、ギーガの4人でS級亀裂を攻略する、ハルナは自分が目指しているS級ハンターがどんなものなのかをその目で確かめてもらう」
「あたしも行くのか!?」
「そうだ、俺達の戦い方を見て参考にするのも勉強の一つだ」
ハルナはD級ハンターの為普通ならば参加する事は自殺行為だが、真田達がいれば何とかなるだろう。
「でも…いきなりS級なんて…」
「大丈夫だ、ハルナ」
「ダンテ…」
ハルナは強くなりたいとは思っているが、まだD級程度の力しかない者が最高ランクのSに行くなんて素直に了承は出来なかった。
そんなハルナにダンテは声をかける。
「ワシらがお前を全力で守る、だから安心して学ぶが良い」
「だけど俺たちだけで本当にいいのか?全員で行けばハルナ程度でも余裕で行けるだろ」
「死ね」
相変わらずギーガに対しては悪態をつくハルナだが、確かにその通りで、確実を狙うのなら全員で行くべきだ。
「そうだな…でもギルドマスターが4人で十分と判断したんだ、何か考えがあるのだろう」
「だろうってそのギルドマスターへの信頼はどこから来るんだよ」
「ダンテは知らないのか?俺は知ってるぞ?」
「?」
真田が何故ギルドマスターをそこまで信頼しているのか、前にギーガは聞いた事があるのだ。
「アイツは昔ギルドマスターに助けてもらった事がある、それ以来アイツはギルドマスターの事を信頼しているんだよ」
「そんな事があったんだな…」
ギーガの言葉にハルナは驚く、S級ハンター真田優斗が昔ギルドマスターに助けてもらったなんてありえないと思ったからだ。
「昔の話だ、そんな人が俺達を死なせる為に行かせる訳ないだろ」
そんな事をすれば異世界の国々とも問題が生じる、だからこそ4人なら絶対に大丈夫だという信頼があるから4人に行かせるのだろう。
「そういう事で俺達は明日与那国島に行く、それまでに行く準備をしておいてくれ」
「優斗がそこまで言うのならワシは信じよう」
「俺は強い奴と戦えればそれで十分だ」
「あたしも優斗達の姿をしっかりと見て更に強くなってやる!」
ダンテ、ギーガ、ハルナはそう言うと訓練所から出て行った。
1人残された真田はその姿を見ながら呟く。
「…俺がお前らを絶対に死なせないから安心しろ」
———————————————————————
続く。
「ハルナはいるか?」
「ん?何だ優斗ではないか」
「俺様達に何の用だ?」
執務室での話をハルナ達にする為に真田は訓練所に赴いていた。
「ダンテ、ハルナは何処だ?」
「ハルナならそこにいるぞ?」
ダンテは指を差して教える、その先では大の字になって倒れているハルナがいた。
「あそこか、お前達も来てくれ、話したいことがあるんだ」
「「?」」
真田はダンテとギーガを連れて倒れているハルナの所へと向かう。
呼吸は乱れていないが、かなり疲れているのだろう微動だにしなかった。
「ハルナ、今大丈夫か?」
「…優斗?」
大の字に寝ていたハルナは上半身を起こして真田の方へ視線を向ける。
「お前達もだ」
「ワシらもか?」
「別に構わねぇが…」
真田は3人が視線をこちらに向けた事を確認すると執務室での会話を3人に伝える。
「情報統制のせいかまだ知れ渡ってないが南西諸島の与那国島でS級の亀裂が発見された」
「え?」
「そして陽炎ギルドのS級ハンター1人、A級ハンターが5人、B級ハンターが4人の計10人のハンターがその亀裂に挑んだんだが失敗したそうだ」
「…死者は出たのか?」
ギーガは話の途中だが気になっていた事を質問する。
真田は首を横に振り、出てない事を伝える。
「幸い撤退が上手く行ったことで死人は出ていない、けど、このままだと与那国島の人達が皆化け物に殺されるだろうな」
「…じゃあどうすんだよ」
ハルナもおずおずと気になった事を質問する。
このままだと死者が出ることはわかっている、なら何故そんな他人事みたいに話すのだろうか?とハルナは思っている。
「簡単な話だ、俺達が行きそのS級亀裂を攻略する、その中にお前達も含まれているという事だ」
「「「え?」」」
急な話に3人は困惑する、何故いきなり自分達が参加することになったのか疑問に思っている。
真田はその事を把握した上で話を進める。
「俺と石田、ダンテ、ギーガの4人でS級亀裂を攻略する、ハルナは自分が目指しているS級ハンターがどんなものなのかをその目で確かめてもらう」
「あたしも行くのか!?」
「そうだ、俺達の戦い方を見て参考にするのも勉強の一つだ」
ハルナはD級ハンターの為普通ならば参加する事は自殺行為だが、真田達がいれば何とかなるだろう。
「でも…いきなりS級なんて…」
「大丈夫だ、ハルナ」
「ダンテ…」
ハルナは強くなりたいとは思っているが、まだD級程度の力しかない者が最高ランクのSに行くなんて素直に了承は出来なかった。
そんなハルナにダンテは声をかける。
「ワシらがお前を全力で守る、だから安心して学ぶが良い」
「だけど俺たちだけで本当にいいのか?全員で行けばハルナ程度でも余裕で行けるだろ」
「死ね」
相変わらずギーガに対しては悪態をつくハルナだが、確かにその通りで、確実を狙うのなら全員で行くべきだ。
「そうだな…でもギルドマスターが4人で十分と判断したんだ、何か考えがあるのだろう」
「だろうってそのギルドマスターへの信頼はどこから来るんだよ」
「ダンテは知らないのか?俺は知ってるぞ?」
「?」
真田が何故ギルドマスターをそこまで信頼しているのか、前にギーガは聞いた事があるのだ。
「アイツは昔ギルドマスターに助けてもらった事がある、それ以来アイツはギルドマスターの事を信頼しているんだよ」
「そんな事があったんだな…」
ギーガの言葉にハルナは驚く、S級ハンター真田優斗が昔ギルドマスターに助けてもらったなんてありえないと思ったからだ。
「昔の話だ、そんな人が俺達を死なせる為に行かせる訳ないだろ」
そんな事をすれば異世界の国々とも問題が生じる、だからこそ4人なら絶対に大丈夫だという信頼があるから4人に行かせるのだろう。
「そういう事で俺達は明日与那国島に行く、それまでに行く準備をしておいてくれ」
「優斗がそこまで言うのならワシは信じよう」
「俺は強い奴と戦えればそれで十分だ」
「あたしも優斗達の姿をしっかりと見て更に強くなってやる!」
ダンテ、ギーガ、ハルナはそう言うと訓練所から出て行った。
1人残された真田はその姿を見ながら呟く。
「…俺がお前らを絶対に死なせないから安心しろ」
———————————————————————
続く。
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